日本在地型社会主義その5、先行社会主義実験失敗考

 (最新見直し2006.7.7日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 れんだいこは、ロシア10月革命以降の先行社会主義実験は、マルクス主義の破綻を証明したというより、その面も多分にあるようには思われるが、実は、失敗するように仕組まれ、その方策に随うことで約定的に失敗せしめられたのではないかと思っている。故に、先行社会主義実験の失敗は必ずしもマルクス主義の理論的破綻を証明していないと考えている。

 マルクス主義の理論的破綻を云う場合にも、マルクス主義そのものの未熟な面と、マルクス主義の名を借りた似て非なるマルクス主義即ち通俗マルクス主義批判の両面からの考察が必要と思っている。この認識は、戦後日本の在地型社会主義実験の成功論が媒介している。そういう意味で、戦後日本の在地型社会主義実験成功を論ずる意義は高い。

 しかし、れんだいこの見るところ、このように論を立てる例が無い。そういう意味で未踏の分野となっている。れんだいこは、怖じず挑んで行こうと思う。

 2,006.7.7日 れんだいこ拝




(私論.私見)