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返信 8.13日小泉首相参拝とネットゴング分析について。 れんだいこ 2001/08/13 20:27
 れんだいこネットゴングがその最初に設問した「8.15日小泉首相は参拝するか」という問いは、見事にうっちゃりを食った。さすがに「熟慮」しただけのことはあり、小泉首相の寝業師的側面が垣間見られる結果となった。これを総評としてカラバさんの要請に答えて少し分析してみる。(なんせ奥方がお気に入りのテレビを見ており、その雑音の中での指押し運動であるので最も言いたいだけのことになるのは許されよ)

 回答は16人にのぼりというかしか為されず、れんだいこネットゴングの人気のなさを露呈したが、これはれんだいこの設問が悪かったとは考えない。16人という人士には熱く御礼申し上げるが、その他大勢と云うかある部分は単に非協力的であつたということを意味している。これは日本人の情緒に深く関係している面であって、それを矯正し得る力はさすがにれんだいこにも無い。

 回答のうち 1、 参拝する 13人(81.3%)、2、 参拝しない 3人(18.8%)となったが、設問は8.15日としていたので妙なことになった。参拝するとした者たちは8.15日を前提にしてのことであるので正解とはなり得ない。参拝しないとした者たちにとっては8.15日には参拝しなかったと言う点で予見正しきを得たので一応の正解としたいが、8.15日より早くの13日の参拝までは視野に入れてなかったと思われるがどうなんだろう。結局、設問が不充分であったことになる。それはそれとして、小泉首相が熟慮した結果としてある意味で見事な対応をしたと云うことでもあるように思われる。この点、れんだいこの方が肩透かしをくったというか手玉に取られたことになり、笑止を禁じえない。

 さて、以下けれんだいこ節を奏でる。この熟慮技に対する各界の反応が面白い。中国は、8.15日の参拝を避けたという点を評価し日中友好促進に首を繋いだと観ているようである。中国指導部のメンツも立ったということである。他方で、韓国は、小泉首相が参拝したと言う点に拘り、あくまで批判の論調に終始している。ここに両国の見解の差があるが、れんだいことしては政治的に大人になり得ているのかいないのかの差と見る。

 山崎幹事長は苦汁の選択であり英断であったとコメントしている。事実その通りであるからして極めて常識的なコメントで職責を果たしたと観る。民主、自由、公明党のコメントは聞いていないので分からない。社共両党があいも変わらず韓国調コメントと軌をいつにした批判を声明している。とにかく靖国神社に参拝すること自体がけしからんことであり、8.15日を8.13日に変更しようが何ら事態は変わらないと言う。

 この社共両党の頑迷さ、口先だけの無力な批判に食傷するのはれんだいこだけであろうか。小泉首相は、8.15日に参拝しなかったことに加えて貴重なコメントを発した。「口は一つ、耳は二つ」という例えを使って諸見解に配慮したことを語っている。公約を反故にしてまでの苦衷なる寝技を使ったことを明らかにしている。こうした熟慮の一切を評価せず型どおりの批判を浴びせてすまし顔している。話が通じない連中であり、単にそういう役目を引き受ける商売人でしかないことを暴露している。一掃されるにしくはない。

 小泉首相は、れんだいこの思いが通じたかどうか貴重なコメントを発している。毎年繰り返されるこういう事態に対処すべく、新しい慰霊の仕方を模索せねばならないと指摘している。これこそ切に望まれていることであり、この言を受けて、明治維新以来大東亜戦争の敗北に至る史的総括と英霊への祀り方と関係諸外国への謝罪を、「不戦の誓い」の観点からの国家的意思を作り上げる方向に向かわねばならない。これこそが一刻も早く望まれており、国旗・国歌問題、歴史教科書問題、その他今後起こり得るもろもろの事態に賢明に対処しうる道筋だと思われる。

 お話にならない連中は相手にしないで宜しかろう。中国、韓国、台湾等々諸国家の見識者を集めてアジアEC的な総括にまで向かえればなお宜しかろう。アメリカさんが不満ならこれもまじえれば宜しかろう。東京裁判以来の空白を埋める事業として取り組めば宜しかろう。以上、簡単ながらコメントさせていただきました。