「東京地検特捜部長・佐久間達哉、最高検検事・大鶴基成」考

 (最新見直し2010.03.02日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 「小沢キード事件」を陣頭指揮している「東京地検特捜部長・佐久間達哉氏の経歴」とは何者かにつき調査してみたところ、今のところ「ウィキペディア佐久間達哉」が作成されていない。「東京地検特捜部長・佐久間達哉氏の経歴に関する抜書き」等を参照し、履歴を確認しておく。

 2010.01.17日 れんだいこ拝


【東京地検特捜部長の佐久間達哉氏の履歴】
 神奈川県横浜市出身。東大法学部入学。東大アメフト部でクオーターバックとして活躍したという。卒業後、1983年に任官し、1980年代に在米日本大使館1等書記官として駐米日本大使館に勤務した。当時の駐米日本大使は大河原良雄。大河原は、太平洋戦争当時から中曽根康弘とは戦友で、駐米大使当時も中曽根首相と二人三脚で親米外交に傾斜した。退任後に「財団法人世界平和研究所」の理事長に就任。この法人は、外務省管轄ではなく防衛省の管轄であり、主な目的として「日米関係を良好なものとし、中国の軍事戦略について研究する」というもの。名誉会長に中曽根康弘、ブレーンにナベツネの名が連ねられている。ナベツネ&中曽根-大河原-佐久間は生粋の親米反中ラインであり、さらには同団体の研究主管の薬師寺泰蔵は竹中平蔵とツーカー、柿澤弘治も理事になっている。

 東京地検特捜部検事、法務省人権擁護局調査救済課長、刑事局公安課長、刑事課長や東京地検特捜部副部長などを歴任。佐久間の上司は岩村某。この二人が、旧日本長期信用銀行の粉飾決算事件で元頭取ら旧経営陣を次々と逮捕した。岩村が特捜部副部長、佐久間が主任検事だった。この事件は最高裁判所の判決により被告人全員の無罪が確定した。特別捜査部が手がけた大規模な経済事件において無罪が確定するのは極めて異例とされる。

 この岩村が、「将来の特捜部を背負うのは佐久間しかいない」と登用を促している。東京地検特捜部副部長時代、佐藤栄佐久前福島県知事汚職事件や防衛施設庁の談合事件などを手掛けた。福島県知事汚職事件の控訴審では検察側の主張が次々と覆され、収賄容疑での立件にもかかわらず、判決で賄賂として認定された金額はゼロ円という異例の事態となった。この判決は限りなく無罪に近いと評されており、東京地方検察庁特別捜査部で部長を務めた宗像紀夫は、「検察側の主張の中核が飛び、中身のない収賄事件ということが示された」と厳しく論評している。防衛施設庁汚職事件では守屋元事務次官夫妻を逮捕、妻のほうは処分保留で釈放した。「家族や親しい人間を人質にとるのはこの男の得意技と見える」と評されている。その後、東京地検総務部長を務める。

 2008.6.23日、法務・検察当局は、八木宏幸・東京地検特捜部長(52)を福井地検検事正とし、後任に佐久間達哉・東京地検総務 部長(51)を充てる人事を内定し、7.14日付で発令した。この時、次のように評されている。

 「東大法卒の佐久間氏は典型的な“赤レンガ派”。特捜部に在籍したヒラ検事の頃は経済事件を担当し、旧長銀経営陣の立件に関わった。そのため、大型経済事案の摘発を視野に入れたトップ人事といわれていますが、そのあおりで防衛汚職はタナ上げされそうです」(司法関係者)
 「一般的に特別捜査部の部長には特捜検察に長年在籍し捜査に精通した検事が任命されるが、佐久間は法務省での勤務が長く特別捜査部での在籍歴も僅かなため、近年ではやや異色の人事である」(「東京地検特捜部という日本の病巣」)。

 同日、東京・霞が関の法務・検察合同庁舎で記者会見し、「悔いのないよう、いい事件をやっていきたい」、「放っておけば政治のシステムを腐らせる事件を暴きたい」と抱負を述べた。「特捜部勤務は1年半ぶりで、通算4回目」。佐久間は中曽根や大河原の薫陶よろしく、検事就任直後から田中角栄直系にターゲットを絞って捜査している。

 小沢民主党党首の周辺への「国策捜査」の陣頭指揮をとったのは「佐久間達哉特捜部長」と「樋渡利秋検事総長」の二人と云われている。佐久間達哉特捜部長を走狗として「国策捜査」せしめている仕掛け人、黒幕は誰なのか?。
 2008.6.24日、新しい検事総長に東京高等検察庁の樋渡利秋ひわたり・としあき)検事長を起用する人事が24日の閣議で決まった。 この人事は、最高検の但木敬一検事総長(64)が2008年、定年退官を迎えることにともなうもの。 樋渡検事長は兵庫県出身。62歳。1968年、東京大学卒業後、1970年、検事になり、東京地検特捜部にも所属したことがある。法務事務次官、広島高検検事長、東京高検検事長等を歴任している。

 「東京地検特捜部という日本の病巣は次のように結んでいる。

 「佐久間達哉が、検事としての職業的良心もプロとしての能力も持ち合わせていないのは明らかである。これまでにも何度か書いてきたが、検察庁による法務省支配の在り方を変えなければならない。法務省と検察庁を完全に分離することが絶対に必要である。検事に必要なのは行政能力ではなく、法律の知識と運用力、そして何より職業人としての良心である。

 最高裁判所の人事は実質的には法務省が仕切っているらしい。その法務省は検察庁に支配されている。検察庁の支配は最高裁判所にまで及んでいるのである。99.9%というこの国の異常な有罪率も当然だろう」。

 2010.1.23日、週刊新潮が、特集で検察関係者の次の言を記事にしている。

 「法務省に限らず、官庁の局長以上の役職は閣議了解が必要です。西松事件で小沢さんに目の敵にされた佐久間特捜部長は、このままでは出世は絶望的。ですから、“殺さなければ殺される”と周囲に漏らし、とことんまで小沢氏を追い詰めると意気込んでいます。そうしないと自分の将来がないわけですよ」。

(私論.私見)

 これはきわめて重要な証言である。これが裏付けられれば、佐久間特捜部長は、己の出世欲の為に小沢キード事件を捏造していることになる。それは検察権力の私物化であり、無期懲役刑に値しよう。

 2010.2.2日 れんだいこ拝

【大鶴基成・最高検検事の履歴】
 各種情報によると、小沢キード事件の陣頭指揮をしているのは、東京地検特捜部長の佐久間達哉以外にも、大鶴基成・最高検検事が控えているらしい。「植草一秀の『知られざる真実』」の2010.1.27日付けブログ「検察リークの実態を鮮明に示す週刊朝日記事」その他を参照する。

 「ここまでが「日々坦々」様掲載記事の転載部分」として次のように記している。
 「実はこの関係者、先週も本誌にこんな情報をもたらしていた。いま捜査の指揮棒を振っているのは、特捜部長の佐久間(達哉)さんじゃなくて大鶴さん、大鶴さんは本気だから、弱腰の〝上〝に活入れて、石川(知裕衆院議員)逮捕にもってったんだ。石川は任意じゃウソばっか言ってたからな。週刊朝日もどうせまた検察の悪口書くんだろうけど、早めに路線変更しないと恥かくぞ。ゼネコンもベラベラ話している。石川もパクられて完オチだし。小沢も、もう完全にアウトだ。在宅でもなんでも起訴して有罪にすれば、公民権停止で、もう議員などやってられない。

 この東京地検関係者によると、大阪、京都などの関西の各地検からも敏腕検事6人を呼び寄せ、さらに〝小沢立件〝に向け応援が増える可能性もあるという。法務省や最高検は、こうした現場の先走りをかなり気にしているが、「もう、そんな段階ではない」(同関係者)ようだ」。
 「この後、記事はキーマンの最高検検事でありながら、東北ゼネコンの事は検察内の誰よりも詳しいとして樋渡検事総長に直訴して東京地検の次席検事として大鶴検事が指揮をとっている、との法務省関係者からの話を載せている。」。
 「その大鶴検事は例の福島県のダム談合事件で、現場が乗り気でなかったにもかかわらず「これができるかどうかに俺の出世がかかっている」とハッパをかけたと言われ、知事だった佐藤栄佐久氏を逮捕・起訴したが、二審で検察側の主張がことごとく覆されて〝実質無罪"判決となり、このとき検察が頼りにしたのが今回と同じく三重の水谷建設元会長の証言だった。大鶴氏にとって〝小沢立件"は汚名返上の最後のチャンスでもある。・・・・」。
 「日々坦々」の2010.1.29日付けの「大鶴基成という人はどんな検事なのか?」を参照する。
 大鶴基成・最高検検事が東京地検特捜部長時代に法務省のサイトの検事志望者向けのページで「闇の不正と戦う」と題して次のように述べている。05年4月8日の東京地検特捜部長就任時にも同じようなことを会見で語っている。
 「特別捜査部の役割は,社会の公正を確保するため,その闇の部分に光を当て,腐蝕を切除することにあります。もちろん,腐蝕に巣くう人たちは狡猾であり,簡単に摘発されるような愚かな真似はしていません。捜査機関に手掛かりをつかまれないように,二重三重に防御手段を講じ,関係法令も十分検討し,処罰法規をすり抜けるようにした上で動いているのが常であり,この闇を暴き出して刑事訴追に持ち込むのは至難の連続です。

 このような困難を打開して捜査を進めるのは,悪いことを悪いと感じることのできる素朴な正義感と,実直に生活している人々の生活と利益を守ることに対する熱意と法律適用を多角的に検討し駆使する能力です。「捜査してみても証拠が得られるかどうかわからない」とか,(専門的な言い回しになりますが)「事件の筋が悪い」とか,「法令の趣旨からは違法であろうが,判例がないのでどのようにしたものか」などの理由で,摘発を躊躇しがちにもなるのですが,しかし,そもそも腐蝕に利益を貪ろうという人たちは摘発されないように巧妙な仕組みを作っているのですから,多少の困難を前にして捜査をあきらめたのでは彼らの思うつぼです。額に汗して働いている人々や働こうにもリストラされて職を失っている人たち,法令を遵守して経済活動を行っている企業などが,出し抜かれ,不公正がまかり通る社会にしてはならないのです。

 闇を覆っているものがどのような社会的勢力であろうと,どれほど困難な障害が立ちふさがっていようとも,ひるまず,たじろがず,あきらめず,国民のために,社会のために,この闘いに一身を投げ打ってもよいという検察官と検察事務官の団結によってのみ難局を打開して進むことができます。このような志を抱く若い人たちが,私たちの後に続いてくれることを待っています。 東京地方検察庁特別捜査部長 大鶴 基成

 大鶴基成検事が手がけた事件を見ていくと、主な担当事件として「ゼネコン汚職事件」、「第一勧業銀行総会屋事件」、「日歯連闇献金事件」、「ライブドア事件」がある。

 ここで、日歯連闇献金事件を確認しておく。日歯連闇献金事件とは、東京都内の料亭で平成研(橋本派)会長の橋本龍太郎、野中広務元自民党幹事長、青木幹雄自民党参院幹事長の3名が日本歯科医師会の臼田貞夫会長から1億円の小切手を受け取ったとされる事件で、逮捕された会計責任者の証言で、その場にいなかった村岡兼造氏が領収書を不発行とすることを主導したとして在宅起訴された事件を云う。これにより、橋本派は壊滅的打撃を蒙った。
 ( 参照 http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-240.html)  

 村岡氏は、2002.3月の派閥幹部会で、日本歯科医師連盟からの献金1億円の処理を話し合った際、日歯連あての領収書を発行せず、政治資金収支報告書にも記載しないよう指示したとして起訴された。村岡氏は容疑を否認し、裁判で争うことになる。

 村岡氏のブログは、この時の検察の捜査手法を批判している。村岡氏の担当検事が大鶴基成検事で、都内のホテルで初めての事情聴取を受けた時、大鶴検事から「マスコミに事情聴取のことはしゃべらないで欲しいと」念を押されたのに、ホテルの部屋を出ると既にエレベーターに記者が待っていたことがあった。翌日からは自宅に記者が20人も詰め掛けるようになっていた云々と述べ、検察-マスコミ連合による国策捜査ぶりを告発している。次のように述べている。
 「朝はいなかったマスコミが昼過ぎから家の前に殺到すると、検事たちは『家宅捜査に来たことは秘密にしてください』といって、玄関にあった靴を持って裏口に回り、記者に見つからないようにこっそりと出ていったのです。ところが夕方になって、今度は朝と同じ検事がこれ見よがしにマスコミの前を通って玄関から入ってきた。捜査に入るところをカメラに撮らせるためにわざわざそんなことをしたのでしょう」。

 その夜、村岡氏が大鶴検事に電話を入れると、こういわれたという。「明日、在宅起訴です。裁判で戦ってください」冷ややかな口調だった。次のように述べている。
 「その時初めて、検察がマスコミを操作して私のことを“この男は悪いことをしている”と印象付け、生贄にしようとしているとはっきりわかった。それまでまさか起訴されると思ってなかったから、弁護士も頼んでいませんでした」。

 村岡裁判は1審は無罪となった。検察側は当初、問題の幹部会は午前11時半から正午まで約30分間開かれたと主張していた。ところが弁護側の調べで、その日は午前11時39分まで参院本会議が開かれており、幹部会は11時50分ごろから10分程度しか開かれなかったことが判明した。裁判所は「そんな短時間で領収書の不発行を決定したというのは理解しがたい」などと検察を厳しく批判し、村岡氏に無罪を言い渡した。参院本会議の閉会時間という基礎的な事実の確認を怠った特捜部のミスだった。

 この事件で検察側立証の柱となったのは「幹部会で村岡氏に指示された」という派閥の会計責任者の証言だった。だが判決は、1億円は派閥会長の橋本元首相あて献金だった疑いがある。領収書不発行など一連の献金処理は自民党の事務局長を通して行われた可能性がある・・・と指摘した上で、「会計責任者の証言は橋本元首相や自民党本部事務局長に累が及ぶのを避けるための作り話で、とうてい信用できない」と断じた。判決は、特捜部の政界捜査を根本から否定した。だが2審は有罪となり、最高裁棄却となり有罪が確定されている。

 ロッキード事件以来、検察OBが政府機関のトップに次々起用されるようになった。預金保険機構理事長、公正取引委員会委員長、証券取引等監視委員会委員長、金融監督庁長官・・・検察は我が世の春を迎えた。90年代後半から、司法官僚の驕りとポピュリズムがないまぜになった国策捜査が本格化した。99年の長銀・日債銀事件も破綻銀行の法的処理を促進する金融再生法に基づく国策捜査だった。このとき刑事責任を問われた銀行幹部の多くは破綻の原因をつくったバブル時代の経営陣ではなく、その尻拭いをした後任者だった。捜査の目的は破綻の原因と責任の所在を明らかにすることではない。国民の前に”生け贄のヒツジ”を差し出すことである。皮肉にもと言うべきか、それとも当然にもというべきか、国策捜査が繰り返されるにつれ、特捜部の捜査能力は落ちていった。日歯連闇献金事件はその最たる例であろう。

 こうした捜査能力の低下以上に深刻なのが検察中枢部で起きているモラルハザードである。検察の裏金づくりを内部告発した三井環大阪高検公安部長は、逆に逮捕された。容疑は、三井氏が購入したマンションの登録免許税を免れるため、住んでもいないマンションに住んでいるとした虚偽申請をした、職務上の必要がないのに暴力団関係者の前科調書を取り寄せたという、取るに足らないものだった。誰の目にも明らかな口封じ逮捕であった。

 この十数年で検察組織の劣化は急激に進んだ。強大な権限を与えられているがゆえの抑制精神が失われ、検察権力を尊大化させるようになった。松尾邦弘検事総長の「我が国が規制緩和・事後救済型社会への転換を図る諸改革を推進している中で、司法の役割は益々拡大していく」発言は、これを証している。これと共に検察組織の暴走が始まった。大鶴基成・最高検検事は、この時代の花形検事の役目を務めている観がある。
 「★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK79」のクマのプーさん氏の2010.1.31日付け投稿副島隆彦:大鶴基成(おおつるもとなり)という発狂(パラノイド)した検察官が、小沢一郎の逮捕を絶叫していた」を転載しておく。(原文は、「副島隆彦の学問道場」http://soejima.to/

 [1491]大鶴基成(おおつるもとなり)という発狂(パラノイド)した検察官が、小沢一郎の逮捕を絶叫していた。 投稿者:副島隆彦投稿日:2010/01/31(Sun) 22:20:18

 副島隆彦です。 今年になった1月15日に、小沢一郎の秘書だった、そして衆議院議員になった石知裕(いしかわともひろ)が逮捕される前日の、14日に、大鶴基成(おおつるもとなり)という検察官が、子分の、特捜部長の”キャメルのコートの男”の、佐久間達哉(さくまたつや)の尻を叩いて、地検特捜部の部屋で、車座になって、(差し入れられた)日本酒を飲み交わしながら、(検察官たちはこういう風にやる)、「小沢一郎を逮捕するぞ」と絶叫していた。この狂った者たちを、日本国民は、政治家(国民の代表)たちと共に、正しく処分しなければならない。  さあ、このあとどうなるか。

 以上の事態を、2月5日号(1月29日発売)の、週刊朝日が、1月27日に、以下のように書いて、ネットに載せた。 副島隆彦拝

 (転載貼り付け始め)

 「週刊朝日が書いた。 大鶴(おおつる)検事 「これができるかどうかに俺の出世がかかっている」(もはや狂気であり、指揮権発動が必要です)」

 「 週刊朝日、検察リーク認める! 」

 日々坦々  2010年1月26日

 本日発売、週刊朝日2/5号でついに「本誌にリークされた?検察情報?」と題し、検察リーク情報があったことを認めた。

 (週刊朝日2/5号&記事)(以下引用&要点)

 「・・・ところが? 小沢聴取"の直前、編集部にこんな情報が寄せられた。 ニュースソースは明かせないが、東京地検特捜部の「関係者」からのリークである。

 「小沢は、何があっても必ずやるよ。強硬派筆頭の大鶴(基成・おおつるもとなり 最高検検事) さんは「証拠は揃った。 あとは何でやるかだ」と話している。狙いはあっせん収賄だが、ダメでも政治資金規正法違反の「共犯」であげられる。 脱税でだってできるからね。ただ、最後は議員辞職と引き換えに手を打つという方向も残している・・・・・」

 実はこの関係者、先週も本誌にこんな情報をもたらしていた。

 「いま捜査の指揮棒を振っているのは、特捜部長の佐久間(達哉 さくまたつや)さんじゃなくて大鶴さん、 大鶴さんは本気だから、 弱腰の?上? に活入れて、石川(知裕衆院議員)逮捕にもってったんだ。石川は任意じゃウソばっか言ってたからな。週刊朝日もどうせまた検察の悪口書くんだろうけど、早めに路線変更しないと恥かくぞ。ゼネコンもベラベラ話している。石川もパクられて完オチだし。小沢も、もう完全にアウトだ。 在宅でもなんでも起訴して有罪にすれば、公民権停止で、もう議員などやってられない」

 この東京地検関係者によると、大阪、京都などの関西の各地検からも敏腕検事6人を呼び寄せ、さらに? 小沢立件? に向け応援が増える可能性もあるという。

 法務省や最高検は、こうした現場の先走りをかなり気にしているが、「もう、そんな段階ではない」(同関係者)ようだ。 「相手が民主党なんで、大鶴さんも法務大臣の指揮権発動の可能性もちゃんと視野に入れている。  発動させないためにも、もっとマスコミを使って風を強く吹かせないと。  場合によっては、国会に逮捕許諾請求を出させないといけないかもしれない」(同)

 この後、記事はキーマンの最高検検事でありながら、 東北ゼネコンの事は検察内の誰よりも詳しいとして樋渡(ひわたり)検事総長に直訴して東京地検の次席検事として大鶴検事が指揮をとっている、 との法務省関係者からの話を載せている。

 副島隆彦拝


【大鶴基成最高検検事の履歴】

 wikipediaより抜粋 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%B6%B4%E5%9F%BA%E6%88%90 
 
 大分県生まれ。ラ・サール中学校・高等学、東京大学法学部卒業後1980年4月東京地検検事に任官。1981年福岡地検、1983年大阪地検、1985 年釧路地検1992年4月東京地検特捜部へ異動。交通部長を経て2005年春特捜部長に就任。その後函館地検検事正、現在最高検察庁検事。ゼネコン汚職事件、第一勧業銀行総会屋事件、日歯連闇献金事件、ライブドア事件、福島県佐藤前知事収賄容疑事件(東京地検特捜部長のとき)等々を担当している。

 捜査手法に関して次のように証言されている。 大鶴と一緒にゼネコン汚職事件で特捜検事として働いた元同僚は次のように述べている。

 「あらかじめ決められたストーリーに沿って『こういう供述を取って来い』と命じられると必ずやり遂げる男だった」。
 「大鶴はゼネコン汚職事件の梶山静六ルートでこのような見込み捜査の失敗を犯したことがある。ゼネコンの元幹部から梶山に現金が渡されたという調書がとられたが、実は梶山には現金は渡っておらず、ゼネコンの元幹部が個人的に着服していただけであった。法務大臣を務めたこともある梶山にたいする捜査としてはあまりにも荒っぽかった。大鶴は手柄を焦っていたのではないか、彼の取調室からはいつもすごい怒鳴り声が漏れていた」。

  大鶴の元上司だった高検検事長経験者は次のように述べている。

 「自分の内面の弱さを隠すために権力を笠に着て取り調べ、事件を作ってしまうという大鶴の捜査手法を何度もたしなめた」。

 他にも次のように証言されている。

 「大鶴は日歯連闇献金事件では後ろめたいことがありそうな人物を重要証人に仕立てて、狙った獲物を撃つという捜査手法を使ったことがあり、ライブドア事件でも宮内亮治をライブドア元社長の堀江貴文を有罪にするための証人にし、見返りとして宮内の横領疑惑を不問にしたのではないか」。

 「福島県佐藤前知事収賄容疑事件」は、大鶴最高検検事が東京地検特捜部長、佐久間東京地検特捜部長が特捜部副部長の時に二人が手がけた事件であり、全くのでっち上げであった。福島県前知事佐藤栄佐久氏は、「日刊ゲンダイ」に掲載された二回のインタビュー記事の中で、取り調べ中の検事が「知事は日本にとってよろしくない。抹殺する」と言ったと述べている。「小沢幹事長土地資金疑惑」も同様のノリででっち上げられた可能性か強い。佐藤栄佐久前福島県知事は記事の中で次のように述べている。

 「特捜部長の出世と引き換えに、私の政治生命は絶たれ、弟の会社は廃業し、100人以上の社員が路頭に迷うハメになった。今後、私の無実が証明できても自殺した人々は戻りません。検察と一体化したマスコミも共犯です」。

【最高検刑事部の大鶴基成検事が東京地検ナンバー2の次席検事に昇格】

 http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-327.html

 法務・検察当局は23日までに、4月に控えていた新年度人事の前倒しを決め、東京地検ナンバー2の次席検事に最高検刑事部の大鶴基成検事を起用する方針を固めた模様だ。着任は3月1日付けの予定。

 2.24日、小沢キード事件追及の急先鋒を務めている大鶴基成最高検検事が次席検事に昇格した。次席検事というポストは、特捜部長を直接指揮する立場にある。これにより「小沢潰し」続行気配が濃厚となった。東京地検特捜部長の佐久間達哉検事の処遇が注目される。






(私論.私見)