1票格差問題考 |
総務省は28日、衆院選公示前日(27日現在)の選挙人名簿登録者(有権者)数をまとめた。300小選挙区の「1票の格差」は、有権者が最も多い東京6区と最も少ない徳島1区の間で最大の2.155倍となった。1票の格差は小選挙区制導入後、拡大を続けてきたが、格差是正のために区割りを見直す改正公選法が02年7月に成立したのを受け、00年6月の前回衆院選の最大2.471倍より縮まった。
全国の有権者数は、1億253万6507人(男性4968万6828人、女性5284万9679人)。初めて1億人を突破した前回衆院選からさらに182万5552人増えた。
有権者数が最も多かった東京6区は46万1774人で、続いて千葉4区、兵庫6区、静岡6区、北海道1区の順。最も少なかった徳島1区は21万4327人だった。【坂口佳代】
[毎日新聞10月28日] ( 2003-10-28-20:32 )
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