第46回2012総選挙情勢

 (最新見直し2012.12.05日)

 参考サイト「阿修羅政治版」、「宮地健一の共産党問題」、「ザ・選挙立候補予定者」その他

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、2012衆院選の選挙情勢を解析しておくことにする。どうも、こたびの選挙はガラガラポンの選挙になりそうな気がする。何党が出てくるのか、何党が生き残るのか、これを見守りたいと思う。

 2012.11.17日 れんだいこ拝


【党派別立候補数】
 党派別現有議席数は次の通り。
  公示前 選挙区 比例区 重複 合計 女性 序盤予想 終盤予想
民主 230 264 267 264 267 37 *** (、) *** (、)
自民 118 288 326 277 337 27
未来 62 111 119 109 121 28
公明 21 45 54
維新 11 151 172 151 172 12
共産 299 35 12 322 80
みんな 65 68 64 69
社民 23 33 23 33
大地
国民新
新日本
改革
諸派 25 42 67 22
無所属 10 49 49
479 1294 1117 1504 225 300、180)
合計 480(欠員0) 480
与党と野党の一騎討ち選挙区206 (民主21対自公170)
未来と民主、自民、共産との競合選挙区*** (未来**対民主、自民、共産
未来と民主、自民、維新、共産との競合選挙区47 未来**対民主、自民維新、共産
未来と民主、自民、みんな、共産との競合選挙区11 未来**対民主、自民みんな、共産
未来と民主、自民、維新、みんな、共産との競合選挙区*** 未来**対民主、自民維新、みんな、共産
維新とみんなの競合選挙区16 (維新**対みんな**)

 (選挙結果)自民、民主二大政党が激突した256選挙区の戦績は自民党が212議席、民主党の27議席。日本維新の会、みんなの党、日本未来の党の「第三極」は204選挙区で二大政党対決に絡んだが、議席を得たのは岩手4区(未来の小沢一郎氏)や大阪10区(維新の松浪健太氏)などの15選挙区。「自民・第三極」対決となった20選挙区では、栃木3区や大阪15区など4選挙区で第三極が勝利した。自民、民主両党が候補擁立を見送った熊本4区でも、維新候補が議席を獲得。この結果、第三極が小選挙区で得たのは20議席。自民党は、民主党との事実上の一騎打ちとなった52選挙区で44勝。民主党は玄葉光一郎外相の福島3区や岡田克也副総理の三重3区など7勝。都道府県庁所在地の「1区」対決でも、前回8勝だった自民党は41勝。民主党は5勝。現行の小選挙区比例代表並立制で5連勝していた北海道1区や徳島1区、福岡1区でも議席を失った。民主党離党組は小選挙区で71人が出馬したが、勝敗結果は1勝70敗。民主党を離れて他の政党や無所属の候補として衆院選に出馬したのは参院議員からのくら替えも含め78人に上ったが、当選者は14人。特に小選挙区で議席を得たのは、日本未来の党の小沢一郎氏ただ1人。民主離脱組で未来から立候補したのは小沢氏に近い前職を中心に62人に上ったが、当選は小沢氏を含め7人。閣僚経験者の山岡賢次元国家公安委員長と山田正彦元農林水産相は落選した。比例の東北、北関東、東京、東海、近畿、九州の6ブロックで1人ずつ復活させるのがやっとだった。日本維新の会へ移ったのは7人で、うち5人が当選したが、いずれも比例復活。小選挙区では5人とも自民党候補に2万票以上の大差をつけられ、議席獲得には遠く及ばなかった。みんなの党には3人が移り、1人が当選。新党大地からは2人が出馬したが、当選したのは1人だけで、松木謙公幹事長は落選した。大阪14区の長尾敬氏は当初、無所属で臨み、公示後に自民党から追加公認を得たものの及ばなかった。国民新党から比例単独で出馬した1人と、無所属で戦った2人も議席を得られなかった。

【2012総選挙獲得議席予想】

 定数480過半数の241議席が勝敗ラインとなっている。既に予想が出されている。それによると、議員定数は480、現有議席は民主党***、自民党***、未来***のところ、週刊文春*月**日号は「民主、自民***、未来***」。週刊ポスト*月**日号は「民主、自民***、未来***」。。週刊現代*.*日号は「民主、自民***、未来***」。追って、れんだいこが予想することにする。


【各党の責任数値と選挙見通し】
 「2009.7.17日現在の各党の責任数値と選挙見通し」は次の通り。 
政党名 現有議席 予想  責任数値と選挙見通し
自民党 249→304 132  自民、公明両党での過半数獲得を目指す。麻生政権は、「自公で過半数(241)割れなら退陣」必死の局面。8.17日、麻生首相(自民党総裁)は、「与党で過半数ということになれば政権を維持する」と述べ、続投に強い意欲を示した。
民主党 175→112 284  政権交代を掲げ、実現できるかどうかが勝敗ライン。下回れば敗北になる。連立政権への参加を見込む社民、国民新両党と合わせて過半数を獲得することも目標に掲げている。実現できなければ鳩山-岡田執行部の信認問題が発生する。
公明党 34→31 24  現有31議席の死守と自公両党での過半数獲得を目指す。執行部の責任数値を打ち出すかどうか。
共産党 9→9  相変わらず執行部の責任数値言明せずの選挙戦に突入する公算大。8.3日、志位委員長は、広島市内で記者会見し、「(比例代表中国ブロックで)37万票の獲得を達成し、定数11のうち1議席を奪還する」と述べた。
社民党 6→7 11  執行部の責任数値を打ち出すかどうか。結果次第で福島党首の信認問題が絡む。
国民新党 4→5 11  健闘して選挙後は無所属組などと組み政局のキャスチングボート獲得を狙う。
新党日本 3→0
新党大地 1→1
みんなの党  8.13日、渡辺喜美代表は日本外国特派員協会で講演し、「少なくとも現有議席は上回らなければならない」と述べ、党所属国会議員5人(衆院前職4人と参院1人)を上回る議席を目標に掲げた。そのうえで「我々の基本的立場はバラマキをしない民主党だ」と述べ、政権交代を求めつつ、バラマキ政策に抵抗を感じる有権者の支持獲得を目指す考えを示した。

れんだいこのカンテラ時評№1078  投稿者:れんだいこ 投稿日:2012年12月 5日

 第46回衆院選の構図考

 2012.12.4日、現行憲法下で23回目となる第46回衆院選が公示された。16日投開票までの12日間、全国300の小選挙区と比例代表11ブロック(180議席)の計480議席を争う。現行制度で過去最多となる12党が候補者を擁立し1504名が立候補している。これを、本選挙戦で問われているものは何か及び政党構図、選挙情勢、選挙検証に分けて分析してみたいと思う。本稿はその1、本選挙戦で問われているものは何か及び政党構図を探ることにする。

 早速だが、公示日翌朝の今朝のテレビニュースについて触れておく。NHK、朝ズバは第46回衆院選をそれなりに報道していた。ところがモーニング、特ダネは逝去した中村勘三郎とトンネル事故報道その他に終始し何と衆院選は全く無報道であった。許されることであろうか。容易に新規参加できない免許制として存在するテレビ局は半ば公共的存在であろう。このことを考える時、民放と雖も無報道は容認できない。制作スタッフ、現場責任者は始末書を要しあるいは更迭されるべきだろう。

 モーニング、特ダネが何故に第46回衆院選を報道しなかったのか。これまで大阪維新の会、東京太陽の会につき第3極の動きとして提灯報道に明け暮れ、逆に現実に第3極である生活第一党、その発展的結党である日本未来の党については批判的報道もしくは関心が高まることを恐れるかのようにスル―させて来た。この経緯を思えば、モーニング、特ダネが報道しなかった良からぬ思惑が透けて見えてくる。それを思うと余計に本総選挙の意義と意味についた語らない訳には行かない。

 本総選挙の主な政策的争点は1・原発再稼働、2・消費税増税、3・TPPである。これに関連して景気対策、公共事業振興、財政再建、社会保障、憲法改正等々諸政策が絡んでいる。各政党の政策は絵に描いたように連動している。全体的に極右翼的に対応するのが日本維新の会であり、それに準じて右翼的に対応するのが自民党、公明党、民主党、みんなの党、国民新党、改革党、その他である。これを簡略にいえば自公民連合と見なすことができる。対するに左翼的に対応するのが日本未来の党、大地党、社民党、共産党、日本新党である。

 ここで問題は、共産党が政策的には最も近いはずの未来の党の実力者・小沢どんに対して最も戦闘的な訴追派として立ち現われており、ここ4年間執拗に展開されている小沢バッシング派の先鋒的役割を果たしていることにある。大地の党の代表である鈴木宗男バッシングの仕掛け人でもあったことは衆知の通りである。社民党がこれに追随していることも衆知の通りである。。これにより、反小沢反鈴木包囲網では、自公民、維新の会、みんなの党、改革、共産、社民が連合していることになる。政策的に自公民連合と対立する部分がかく分裂させられており、これが為に極めて分かりにくい政界構図となっている。

 もとへ。本総選挙の眼目は、2009衆院選で政権与党になった民主党三代政権の信認を問うことにある。次に、衆院解散時に15党前後が乱立し公示日現在で12党に収斂している乱立の帰趨にも注目が集まる。維新の会とみんなの党の撹乱変数があるので現時点で選挙結果を予想するのはいつになく難しいが敢えて挑んでみる。但し票読みは投票直前情勢に譲り遠景から俯瞰することにする。

 民主党は、政権交代後の鳩山、菅、野田の三代政権で示した民主党政治の審判を受ける。三代政権で最も奇妙なことは、政権交代の立役者でありマニュフェスト推進派であり党内を二分する勢力を持つ小沢派を政権に寄せつけなかったことである。むしろ排除し続け、与野党連携して小沢バッシングに勤(いそ)しみ、最終的に離党せしめた。そういう片肺政権たる反小沢政治を敷いてきたところに特徴が認められる。民主党政治は、党内のマニュフェスト遂行派である小沢派を掣肘することにより、政権交代前に国民に約束したマニュフェストを次から次へと反故にしてきた。それどころかマニュフェストでは行政改革後とされていた消費税増税が菅政権時代に指針され、野田政権に至っては政治生命を懸けるとして自公民連合で法案を可決させた。これにより2009政権交代の意味と意義が海の藻屑とされてしまった。そればかりか、三代首相の言葉の軽さ、要職閣僚の資質と能力のお粗末さが次から次へと露呈しており完全に食傷されている。

 これにより「自公こりごり、民主がっかり」なるまことに的確な評が生まれている。2009総選挙では自公がお灸を据えられたが、2012総選挙では民主に大げんこつがお見舞いされることが必至である。この流れはもはや如何ともし難い。これにより、本総選挙の最大構図は、民主党壊滅により消えた議席がどこへ向かうのかに移っている。民主三代政権初代の鳩山は引退を余儀なくされ、菅は落選の危機に喘(あえ)いでいる。共に辞任前の往生際の悪さが評判を落としており同情する者はいない。現首相の野田は千葉4区での当選がおぼつかず重複立候補で当選を図ろうとしている。現役の首相が比例担保するのは2000年の森首相以来であり、前例がない訳ではないがブザマなことには変わりない。

 民主党三代首相に共通する惨(みじ)めさに象徴されるように民主党は崖淵から奈落の底へ落されようとしている。それも尋常の敗北ではなく党そのものが壊滅する自体まで予想される。通常これは党中央の責任であるが、奇妙なことに野田政権派は一向に痛痒に感じていない節が見受けられる。むしろ自公民政権を企図しており、その為の道筋として歓迎している風がある。紛れもない上からの反革命であるが党内は不思議なほどに穏やかである。そういう訳で得心しながらこぞって死の船出に出向いている。滅多と見られない集団自殺劇となるであろう。

 こうした民主の歴史的大敗北が自公を政権復活させることになる。問題は、自民が何議席まで回復するのか、公明党がじり貧傾向を止めることができるのかにある。これを読むに、自民の政権奪還は民主の自滅によりもたらされる棚から牡丹餅式の僥倖であり、自民の党的能力が再評価された訳ではないと云うことである。自民は、2009衆院選で大敗北を期した当時の公約をそのまま提げて臨んでおり、常識的にはあり得ないがあり得ている。それどころか更なる親国際金融資本、対米御用聞き路線を露骨化させている。2009衆院選大敗北を何ら教訓化していないことが分かる。

 公明は既に長らく自民と一蓮托生運動して来ており改めて功罪の審判を受けることになる。ひと頃の全員当選はおぼつかずひき続き退潮することになるだろう。これにより、この党が賢明であるなら、このところの保守化路線の総括を迫られることになろう。

 民主の喪失議席の過半が自民に流れるとしても残りは第3極に向かうことが予見される。そういう意味で第3極に注目が集まっている。現在の第3極は、生活第一、減税日本、亀井新党、みどりの風を合同せしめたオリーブの木運動派の日本未来の党である。順調に推移すれば2極になる可能性が高い。してみれば、こたびの総選挙は第1極として自公民、第2極として日本未来の党と云う新たな政界構図を生み出しそうである。これを日本未来の党から云えば、こたびの選挙は第2極を賭けた闘いであり、生き残ることで次回の政権取り戻しを視野に入れる為の党の橋頭保化の闘いであると云うことになる。そういう意味で負けられない選挙になっている。

 衆院解散以来、マスコミによる鳴り物入りで登場した第3極騒動の主役の日本維新の会はどうだろうか。大阪維新と東京太陽が合同して日本維新の会が生まれたが、公示日前に既に自公民連合より更に右翼的な親国際金融資本体質を露呈して食傷されている。口では愛国を云うが国際金融資本御用聞きの先取りを打ち出しており、単に子供じみた政権狙いだけの野合であることが露呈している。選挙戦でこのことが更にはっきりし取らぬ狸の皮算用に終わるものと思われる。

 もう一つの政党としてみんなの党が存在する。この党は当初は大阪維新の会との連合を策して失敗し、その後、未来との合同も考えられたが拒否し、結果的に単党的に小選挙区制の壁に挑むことになった。善戦するのか埋没するのか帰趨が注目される。

 共産党、社会党は相変わらずの独りよがりの正義運動に耽っている。もはや政権展望そのものを放棄しており、無用な正義弁で政治責任事足れりとしているように思える。云うからには政策を実現する責任があるとする観点が微塵もなく、政策の元祖的地位を云うことで他党との差別化を図っている。加えて、自公民体制の裏からの補完に過ぎないガス抜き的本質が認知されつつあり更に退潮を余儀なくされるであろう。その他の諸党として国民新党、新党日本、改革等があるが、衆議院からは姿を消す可能性が強い。北海道に特化して候補者を擁している大地は未来と提携しており着実に議席を伸ばすであろう。

 各党議席は、こういう按配(あんばい)が予想される。その要因をどこに求めるべきだろうか。この本筋が解明されるべきであろうが、マスコミ各社はこれを論評することなく、徒に議席予想、面白選挙区を取り上げてお茶を濁すこのところの傾向がこたびも続くであろう。既にそれぐらいの能しかないということである。以下、れんだいこが素評しておく。

 こたびの選挙戦の貧相さは二大政党の争点のなさに起因している。与党の構図で云えば、民主党の政策が自公のそれと同化してしまっており、政権交代を求めた2009衆院選と比較してみて面白みに欠け単にイス取りゲーム化している。それも民主の方から旧政権派の自公と連合して自公民政権作りに向かおうとしており、そう云う意味で何とも奇妙な構図となっている。これに反発する動きとして第3極が生み出されているが、勝ち上がるのは日本未来の党であろう。歴史の女神は弱き正しき側に微笑む習性を持つからである。マスコミはこの間、その日本未来の党を殊更スル―させ、未だ政党としての態を為していない日本維新の会を持ちあげ第3極であるかのように囃してきた。今もその傾向が続いているが、本来なら選挙後に然るべき報道責任が問われることになるであろう。甚だ簡単ではあるが以上を本選挙戦で問われているものは何か及び政党構図考とする。

 補足として、こたびの選挙戦で見えてきたもう一つの興味深い点に言及しておく。小選挙区比例代表並立制の経験則によりもたらされたものであろうが、比例保険による惜敗率による復活当選狙いが全盛化している。これがこたびの選挙の特徴である。但し各党に微妙な違いが認められるので確認しておく。

 全体に現役議員全員が比例保険を掛けている。一見合理的であるように思われるが現役優先、新人不利の新陳代謝を抑制する対応でしかなかろう。その昔は党の代表ないしは閣僚的要職の者、実力者は選挙区候補としてのみ登場し、当選に自信を示していたが様変わりしている。政権与党の民主党は、首相、閣僚始めとして全員が比例保険に加盟している。首相の比例担保は例がない訳ではないが珍しい。これに対して自民総裁の安倍、幹事長の石破、小泉青年局長ら5名が重複立候補を辞退している。自民党の比例単独候補は49人に上るのに対し民主党はわずか3人であり、民主党が現役優先に大きく傾斜していることが分かる。他にも未来の一兵卒の小沢どん、みんなの党代表の渡辺が選挙区のみ候補として落選の危険を引き受けている。

 栃木3区から立候補する渡辺みんなの党代表は次のように自負している。「重複立候補はしない。生きるか死ぬかの選挙だ。落ちれば当然、政治家を辞めるし、落選して党首もやってられない」。こういう美学に選挙民が応えるであろう。

 公明党は選挙区議員と比例区議員を分け、選挙区議員全員が背水の陣を敷いている。公明が重複を認めないのは03年以降、4回連続となる。敢えてそういう厳しさを引き受け伝統化させていることが分かる。これに対して何とも甘い対応をしているのが維新の会代表の石原と共産党の志位である。維新の会は他にも中田前横浜市長、東国原前宮崎県知事を比例ブロック単独1位にしている。これらの者は比例区専任で選挙区に出馬しない。端から御身安泰を図っている姑息さが分かる。党の要職者が選挙区からはいあがり、当選するかどうかの危険を賭けて率先垂範する美風はない。妙なところで悪知恵が一致しているが、選挙通から見ると咬ませ犬の裏の習性が透けて見えてくる。

jinsei/


れんだいこのカンテラ時評№1080  投稿者:れんだいこ  投稿日:2012年12月 8日

 第46回衆院選の選挙情勢考

 「第46回衆院選の構図考」を受けて、本稿では選挙情勢を解析する。選挙運動も後一週間になった。げんこつを振り下ろす先は民主。ここまでは決まっている。その先を間違ってはいけないのに早くも「「自民、驚愕の293議席獲得」なる」卦が出ている。こうなると元の黙阿弥に戻ったことになる。振り下ろしたげんこつを開いてエールの手を振らねばならない。その先はマスコミの云うが如くの維新なのか。みんななのか。未来ではないのか。これを論ずる。

 2012衆院選は、小選挙区300の殆どの区で主要6党が争っている。主要6党とは、議席数順に民主、自民、未来、公明、維新、みんなを云う。立候補者数では共産党も入るが当選見込みのない出ただけ候補なので加えない。2012衆院選は2009衆院選の政権取り対決に比して大きく様変わりしており、政権取った民主側からの政権返しとなっている。野田と云うのはそういう役割で首相の座に送りこまれた奥の院エージェントと思えば良い。民主党の相当数が飼われていると見て良い。通りでよく国内では財源がないと云う舌の根の乾かないうちに国際絡みにお供えする訳だ。

 予想として自民280、民主55、未来50、維新30、みんな15、公明24のそれぞれ前後と推定される。これは序盤情勢であり終盤には幾分変動があろう。

 自民は、2009衆院選の大敗北に対して捲土重来した。棚から牡丹餅式のヤラセ勝利にせよ結果が見事である。元職も新人も相当数が恩恵に浴している。他方、大敗北を期した民主には立ち直す意志も能力もない。恐らくこのまま消失していくことになるだろう。野田派はお役目ご苦労さんでなでなでしてもらうのか用済みにされるのかは分からない。

 踏ん張った未来は次期総選挙の足がかりを作り、次期の飛躍を期すであろう。維新は反小沢、未来潰しの役目を終え自民に先祖返りするだろう。みんなはかっての民社党のような役目を果たしていくことになるだろう。共産、社民は現党中央体制が続く限り歴史博物館入りして行くことになるだろう。大地は地域政党として生き残り、新党日本、新党改革はなくなるだろう。政局の溜まり場として無所属数名と云う構図になろう。

 政党連合を検証するのに、小選挙区制の特徴を科学的に分析し、自民と公明がうまく提携している。その他の政党は中選挙区時代と何ら変わらない相変わらずの子供の対応に終始しており、選挙協力どころか激しく鎬(しのぎ)を削っている。強い方が結束し、弱い方が分裂して勝てる試しはないのに、そうなっているからには、そう為すような奥の院の糸の操りがあるからだろう。かくて自公の勝利が約束されている。

 小選挙区制の意味をリアリズム的に認識し逸早くオリーブの木連合を呼び掛けていたのが小沢どんであったが、オリーブの木連合の産みの親であるイタリア共産党と最も近い政党である日本共産党が鼻であしらい、そのオリーブの木連合に対抗的に生み出された日本維新の会がマスコミに持て囃されると云う按配で、これでは勝てない。今後は自公民連合になるであろうから余計に勝てない。そういうことがはっきりしたのが2012総選挙であり意義であろう。

 この構図はもはや覆せないと云う意味で勝負の帰趨ははっきりした。ならばせめて一太刀と云うのが人情だろう。そこで、こたび投票要領を記す。誰に入れて良いか分からないと云う泣き言を云う人の為に提供する。
 1、必ず投票に行く。投票に行かずに開票速報見ても面白くない。やはり一票の投票一揆してから開票速報見るべし。
 2、期日前投票は票の入れ替え等の不正が考えられるので、極力投票日の投票にする。
 3、選挙区が自民党、共産党の場合。どちらの党に入れるも良し、あるいは任意の尊敬する政治家を記すのも良し。
 4、選挙区が自民党、民主党、共産党の場合。民主党候補者が小沢どんに近い履歴を持つ場合、彼に投票する。他は前項同様とする。
 5、選挙区が自民党、民主党、第3極、共産党の場合。未来の党の候補者が居る場合には一も二もなく投票する。

 いない場合には、生活第一党から見て近い候補に投票する。あるいは反自公民体制側の当選見込みある者に投票する。維新対みらいの場合、みらいに投票する。
 6、極力死に票にならないよう状況判断する。
 7、比例区は、無条件に未来の党に投票する。

 有権者が上記のれんだいこ式投票要領を守ってくれれば、マスコミの事前予想を覆す痛快な投票一揆ができる。これが、世界的に稀な従順なる資質を持つ日本国民の平和革命の道である。残念ながらこたびは政権取りではない。

 これが、福島原発被災民が現に泣いている傍で原発再稼働を唱えて恥じないこの国の為政者を懲らしめる方法である。原発なければ電力が供給できない論に対しては、原発事故直後に脱原発を決めていれば今頃はエコエネによる供給体制ないしは見込みが立っている筈、手をこまねいていて何を云うか、眠い眠い帰れこの外道め、この原発賊めがと云い返してやれば良い。他の書き方もあったが、こういう論になった。日本列島津々浦々に、この声が届くよう念じる。

 2012.12.08日 れんだいこ拝

 jinsei/


れんだいこのカンテラ時評№1081  投稿者:れんだいこ 投稿日:2012年12月13日

 第46回2012衆院選、終盤情勢考

 第46回2012衆院選は、いよいよ大詰めを迎えた。序盤情勢は、与党民主党野田政権の上からの反革命解散より旧政権側の自公にフォローの風を吹かせた。基本的にはこの構図が終盤に至っても変わらないまま投票日を迎えることになった。

 この構図安定化の為か、第3極の未来の党に対する関心を生まさせない為にか、特にテレビで顕著だが前代未聞の報道抑制が続いている。朝のニュース番組の三羽ガラスの朝ズバが少し触れ、特ダネがかする程度に触れ、モーニングが未だ無報道である。夕方、夜のニュース番組では採り上げているのかも知れないが異例中の異例な不祥事が続いている。当然のことながら恒例の激戦区、接戦区、面白選挙区等を廻る報道さえない。マスコミのこのような報道姿勢が厳しく問われるべきだろう。

 だがしかし、そういう報道管制を突き破り、未来の党が着実に支持を広げている。最終盤で当選見込みへと駆け込みそうな気配が認められる。この声がこだまとなるには時間がないが、切迫した時間に合わせて次第に響きつつある。

 逆にマスコミ鳴り物入りで登場した維新の会は急速に失速し、既に息切れしている。既に石原と橋下の二人の間のみならず、特に比例での天下り候補の不正を廻って党中央と立候補者間で内紛模様でさえある。マスコミ各社がなお幻想を振りまいているが、本物の未来の党が輝きを増しているのに比してニセモノのメッキが剥げつつある。

 思えばマスコミは2009総選挙でも人民大衆の選挙熱を冷まそうと躍起になって様々な事件、事故、芸能報道に明け暮れた。こたびも同様のそらし報道を続けている。申し渡しておくが日本人民大衆はそうは馬鹿ではない。既に目くらましの術を見破り未来を見据えている。

 残念なことは、未来の党が勝利の方程式までは生み出していない。しかしこれは何も未来派の責任ではない。未来派は、小沢系生活第一党、亀井・山田系新党、河村系減税党、社民の阿部を合同せしめ小選挙区選挙制対応した。しかるに合同すべき余地が十分に考えられる共産、社民が相も変わらず背を向け、それどころか投票分裂を誘う乱立戦略に打って出た。共産の場合には2009総選挙にも増して選挙区候補を立て相変わらずの唯我独尊に耽っている。度重なる供託金没収を意に介さないこの党の財政の仕組みが解せない。いずれこの仕掛けも検証せねばなるまい。

 共産、社民の対応は単に党利党略では説明できまい。投票分裂を企図する奥の院の働き掛けがあり、共産、社民の党中央がこれに呼応していると云うことではあるまいか。この闇こそ指弾されねばなるまい。大阪維新の会、東京石原新党の合同による日本維新の会の役割もそのようなものであり、野党側の投票分裂シナリオに沿うものとして了解すべきであろう。それが証拠に、日本維新の会の石原代表、橋下代表代行の舌鋒は自公民に対してよりも未来の党攻撃の際に激化する。推して知るべしであろう。みんなの党は、大阪維新の会との共闘に失敗し、且つ未来の党とのそれをも拒否し共産、社民並の単党主義を貫いた。吉と出るか凶と出るか分からないが渡辺代表の責任が重い。

 そういう結果として、旧政権派の自公大勝の構図となっている。これを突き崩すには我々の投票一揆しかない。2009衆院選の投票一揆は民主党フォローに向かった。2012総選挙では未来の党に向かう。今のところ爆発的なうねりにまでは至っていないが恐らく最終盤で未来の党へとなだれ込むことになるのだろう。その結果、未来の党の中核である小沢派が日本政治の一角に引き続き橋頭保を築くものと思われる。2009政権交代は当たり前の政治に戻す元年と為すべきところ、なり損ねた。その宿題を果たすべく未完の挑戦に向かうことになるだろう。

 以上の判断に従い2012衆院選の最終局面のれんだいこ予想をしておく。選挙区比例区総合で自民230(←118)、未来100(←)、民主60(←62)、維新30(←11)、公明15(←21)、みんな25(←8)議席前後が予想される。小政党は、大地6(←3)共産5(←3)、社民5(←3)、日本1(←1)、国民新0(←2)、改革0(←0)、無所属3(←10)議席見当が予想される。自民、未来、大地が大健闘したことになる。相関関係的には未来の議席が減ずれば自民に加算される。自民の議席が減ずれば民主か維新に加算される。自民の大勝の原因は、小沢派を欠いた民主候補者のタマが悪過ぎることにある。興味深いことは、民主党内に残存した親小沢系候補に限って善戦していることである。菅、野田派は閣僚級を除き全滅するように思われる。

 この予想が当るか当らないか。当るも八卦当たらぬも八卦となる。その意味では参考でしかない。脱原発ベクトルが大きく働くとして未来100議席を予想したれんだいこ評が胸を張ることになるのか恥をかくことになるのか。マスコミ各社の意図的故意の自公+維新誘導報道よりは正確ではなかろうかと自負している。さあて、16日には早朝に連れ合いをけしかけ投票に行き、夜にはテレビ漬けとなってみよう。

jinsei/


 「★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK70」の月読氏の2009.8.29日付け投稿「【注目選挙区の終盤情勢】 マスコミの報道表現に秘められた真意から当落を読み解いてみると…」を転載しておく。

 マスコミが選挙報道をする場合、さすがに「当選は不可能」なんて表現は使えないから、別の表現をしたり、他にも、自社調査における候補者の優劣を文章配置で工夫したりしてます。そこで、小生が抜粋してみた以下の表現事例を踏まえてやるとマスコミ報道の真意がある程度読めてくると思います↓

 〇〇と◇◇が互角の戦い  →  〇〇が誤差範囲で優勢

 ※同じような表現例 
 〇〇と◇◇が横一線
 〇〇と◇◇が接線
 〇〇と◇◇が互いに一歩も譲らぬ戦い
 
 〇〇に◇◇が猛追  →  ◇◇の当選は厳しい
 〇〇を◇◇が追う  →  ◇◇の当選はかなり厳しい

 ※同じような表現例
 〇〇に勢い◇◇が猛追
 〇〇が先行◇◇が懸命に追い上げ
 〇〇がやや優勢◇◇が懸命に追い上げ
 〇〇がややリード◇◇が続く
 〇〇が僅かに優勢

 ◇◇は苦しい戦い  →  ◇◇が当選するのは奇跡に近い

 ※同じような表現例
 ◇◇は苦戦
 ◇◇は独自の戦い
 ◇◇は伸び悩む
 〇〇は◇◇に水をあける
 〇〇は◇◇に優勢を保つ
 〇〇が有利な戦い◇◇は巻き返しに懸命
 〇〇が優位な戦い◇◇は巻き返しに懸命

 ※その他、新聞等記事の見出しで「〇〇と◇◇が横一線」と書いてあるのに本文では◇◇が先にくる場合、本社調査では〇〇だけど、地元の詳細調査で◇◇が誤差範囲で優勢だという意味が隠れてる。

 ※他には、例えば政党支持では、自民支持は若干多めに出る傾向があり、公明・共産支持層は調査に支持政党を答えない傾向がある。(事実、得票数と支持率に相当開きがある)

 ※尚、現在のマスコミ世論調査が固定電話所有率の低い20~30代の世論を軽視してることも考慮する必要があるように思う。


【民主党内親小沢グループ一覧表】
 一新会(会長・ 鈴木克昌、事務局長・ 岡島一正(「小沢グループ#一新会倶楽部」元会長) 、一新会倶楽部所属議員も含める。 
【衆院】 代表選 現在 会派 履歴
羽田孜 14 長野3区
中井洽 11 三重1区 自由党
藤井裕久 南関東ブロック 自由党
山岡賢次 栃木4区 自由党
赤松広隆 愛知5区
古賀一成 福岡6区
海江田万里 東京1区
東祥三 東京15区
滝実 奈良2区
山田正彦 長崎3区 自由党
原口一博 佐賀1区
川内博史 鹿児島1区
三井辨雄 北海道2区
黄川田徹 岩手3区 自由党
武正公一 埼玉1区
松原仁 東京3区
中山義活 東京2区
細野豪志 静岡5区
牧義夫 愛知4区
松本剛明 兵庫11区
松野頼久 熊本1区
吉田公一 東京ブロック
松木謙公 北海道12区 自由党
仲野博子 比例北海道
吉田泉 福島5区
津島恭一 比例東北
田名部匡代 比例東北
神風英男 埼玉4区
小宮山泰子 埼玉7区 自由党
高山智司 埼玉15区
青木愛 東京12区
中津川博郷 東京ブロック
内山晃 千葉7区
中塚一宏 神奈川12区
樋高剛 神奈川18区
菊田真紀子 新潟4区 自由党
篠原孝 長野1区
村井宗明 富山1区
松宮勲 北陸信越ブロック
鈴木克昌 愛知14区
奥村展三 滋賀4区
山口壮 兵庫12区
吉良州司 大分1区
佐々木隆博 北海道6区
横山北斗 青森1区
階猛 岩手1区
橋本清仁 宮城3区
太田和美 福島2区
渡辺浩一郎 比例東京 自由党
福田昭夫 栃木2区
石関貴史 群馬2区
岡島一正 千葉3区 自由党
糸川正晃 比例北陸信越
若泉征三 北陸信越ブロック
梶原康弘 兵庫5区 自由党
豊田潤多郎 近畿ブロック
古賀敬章 福岡4区 自由党
宮島大典 長崎4区
畑浩治 岩手2区
京野公子 秋田3区
石原洋三郎 福島1区
高松和夫 東北ブロック
中野渡詔子 東北ブロック
石森久嗣 栃木1区
三宅雪子 北関東ブロック
柳田和己 北関東ブロック
川口浩 北関東ブロック
黒田雄 千葉2区
奥野総一郎 千葉9区
木内孝胤 東京9区
木村剛司 東京14区
川島智太郎 東京ブロック
岡本英子 神奈川3区
橘秀徳 神奈川13区
本村賢太郎 神奈川14区
坂口岳洋 山梨2区
金子健一 南関東ブロック
中後淳 南関東ブロック
水野智彦 南関東ブロック
石田三示 南関東ブロック
相原史乃 南関東ブロック
加藤学 長野5区
佐藤夕子 愛知1区
杉本和巳 愛知10区
森本和義 愛知15区
小林正枝 東海ブロック
大山昌宏 東海ブロック
笠原多見子 東海ブロック
近藤和也 石川3区
田中美絵子 北陸信越ブロック
萩原仁 大阪2区
村上史好 大阪6区
長尾敬 大阪14区
大谷啓 大阪15区
高橋昭一 兵庫4区
大西孝典 近畿ブロック
室井秀子 近畿ブロック
渡辺義彦 近畿ブロック
橋本博明 広島3区
空本誠喜 広島4区
菅川洋 中国ブロック
高橋英行 四国ブロック
福田衣里子 長崎2区
福嶋健一郎 熊本2区
玉城デニー 沖縄3区
瑞慶覧長敏 沖縄4区
皆吉稲生 九州ブロック
野田国義 九州ブロック
石川知裕 北海道11区 無所属 小沢秘書
河上満栄 1元 京都4区
前田雄吉 3元 愛知6区
達増拓也
【参院】
西岡武夫 13 比例 自由党
石井一 12 比例 自由党
前田武志(2010年) 比例
輿石東(2010年) 山梨
一川保夫(2007年) 石川 自由党
羽田雄一郎(2007年) 長野
田中直紀(2010年) 新潟
中村哲治(2007年) 奈良
佐藤公治(2007年) 広島 自由党
平野達男 岩手 自由党
森ゆうこ(2007年) 新潟 自由党
主濱了 岩手
尾立源幸(2010年) 大阪
室井邦彦(2007年) 比例 自由党
岩本司(2007年) 福岡
大久保勉(2010年) 福岡
広野允士(2007年) 比例 自由党
平山幸司(2007年) 青森
姫井由美子(2007年) 岡山
相原久美子(2007) 比例
藤田幸久(2007年) 茨城
大久保潔重(2007年) 長崎
牧山弘恵(2007年) 神奈川
舟山康江 山形
植松恵美子(2007年) 香川
武内則男(2007年) 高知
川崎稔(2007年) 佐賀
外山斎(2007年) 宮崎
田城郁 比例
行田邦子(2007年) 埼玉
谷亮子(2010年) 比例
徳永エリ(2010) 北海道
江崎孝(2010年) 福岡
那谷屋正義(2010年) 比例
小見山幸治(2010年) 岐阜
安井美沙子(2010年) 愛知
川上義博 鳥取
藤原良信
米長晴信
谷岡郁子
平野貞夫
土田龍司
高嶋良充
喜納昌吉
犬塚直史
工藤堅太郎 自由党

【民主党内親菅グループ一覧表】
菅直人支持議員名(あいうえお順) 選挙区
衆議員
阿久津幸彦    東京都 24区
安住淳      宮城県 5区
阿知波 吉信   岐阜県 5区
網屋 信介    九州ブロック
荒井 聰 北海道 3区
池田 元久 神奈川県 6区
石井 登志郎  兵庫県 7区
石毛 えい子 東京ブロック
泉 健太 京都府 3区
磯谷 香代子  比例東海
井戸 まさえ 兵庫県 1区
稲富 修二 福島県 2区
稲見 哲男 大阪府 5区
生方 幸夫 千葉県 6区
打越 明司 九州ブロック
枝野 幸男 埼玉県 5区
大串 博志 佐賀県 2区
逢坂 誠二 北海道 8区
大西 健介 愛知県 13区
岡田 克也 三重県 3区
岡田 康裕 兵庫県 10区
岡本 充功 愛知県 9区
小川 淳也 香川県 1区
小原 舞 近畿ブロック
海江田 万里   東京都 1区 TPP推進派 監視要
柿沼 正明 群馬県 3区
加藤 公一 東京都 20区
金森 正 東海ブロック
神山 洋介 神奈川県 17区
菅 直人     東京都 18区
菊田 真紀子 新潟県 4区
工藤 仁美 北海道ブロック
黒岩 宇洋 新潟県 3区
桑原 功 北関東ブロック
玄葉 光一郎 福島県 3区
後藤 祐一 神奈川県 16区
小宮山 洋子 東京都 6区
小室 寿明 中国ブロック
近藤 昭一 愛知県 3区
近藤 洋介 山形県 2区
斉木 武志 東海ブロック
斉藤 進 静岡県 8区
齋藤 勁 南関東ブロック
阪口 直人 和歌山県 2区
笹木 竜三 北陸信越ブロック
篠原 孝 長野県 1区
柴橋 正直 岐阜県 1区
城井 崇 福岡県 10区
末松 義規 東京都 19区
首藤 信彦 神奈川県 7区
仙谷 由人 徳島県 1区
高井 崇志 中国ブロック
高井 美穂 徳島県 2区
高橋 昭一 兵庫県 4区
高邑 勉 中国ブロック
竹田 光明 東京ブロック
武正 公一 埼玉県 1区
田島 一成 滋賀県 2区
田嶋 要 千葉県 1区
田中 慶秋 神奈川県 5区
玉木 朝子 北関東ブロック
玉木 雄一郎 香川県 2区
田村 謙治 静岡県 4区
津川 祥吾 静岡県 2区
津村 啓介 岡山県 2区
手塚 仁雄 東京都 5区
寺田 学 秋田県 1区
土肥 隆一 兵庫県 3区
中川 治 大阪府 18区
中川 正春 三重県 2区
長島 昭久 東京都 21区
中島 政希 北関東ブロック
長妻 昭 東京都 7区
仁木 博文 四国ブロック
西村 智奈美 新潟県 1区
野田 佳彦 千葉県 4区
橋本 博明 広島県 3区
鉢呂 吉雄 北海道 4区
花咲 宏基 中国ブロック
平岡 秀夫 山口県 2区
平山 泰朗 東京都 13区
藤井 裕久 南関東ブロック  小沢を逆恨み
藤田 一枝 福岡県 3区
藤田 大助 東海ブロック
藤田 憲彦 東京都 4区
藤村 修 大阪府 7区
古川 元久 愛知県 2区
古本 伸一郎 愛知県 11区
細川 律夫 埼玉県 3区
本多 平直 埼玉県 12区
前原 誠司 京都府 2区
牧野 聖修 静岡県 1区
松本 大輔 広島県 2区
馬淵 澄夫 奈良県 1区
三日月 大造 滋賀県 3区
三谷 光男 広島県 5区
三村 和也 南関東ブロック
宮崎 岳志 群馬県 1区
村越 祐民 千葉県 5区
森岡 洋一郎 埼玉県 13区
森本 哲生 三重県 4区
谷田川 元 千葉県 10区
山井 和則 京都府 6区
山尾 志桜里 愛知県 7区
山崎 誠     神奈川県 8区
山田 良司 東海ブロック
柚木 道義 岡山県 4区
湯原 俊二 中国ブロック
横粂 勝仁 南関東ブロック
横光 克彦 大分県 3区
吉川 政重 奈良県 3区
渡部 恒三 福島県 4区
渡辺 周 静岡県 6区
参議員
石井 一 比例区 参
石橋 みちひろ 比例区
江田 五月  岡山県
大河原 まさこ  東京都
大野 元裕 埼玉県
岡崎 トミ子 宮城県
小川 勝也 北海道
加賀谷 健 千葉県
風間 直樹    比例区
金子 恵美 福島県
北澤 俊美 長野県
今野 東  比例区
芝 博一  三重県
榛葉 賀津也  静岡県 鳩山と行動 △
高橋 千秋  三重県
谷 博之  栃木県
辻 泰弘  兵庫県
ツルネン・マルティー ツルネン マルテイ 比例区
徳永 久志  滋賀県
直嶋 正行 比例区 
長浜 博行  千葉県
難波 奨二 比例区
白 眞勲 比例区
林 久美子  滋賀県
広田 一  高知県
福山 哲郎  京都府
藤末 健三 比例区
藤本 祐司  静岡県
前川 清成  奈良県
松浦 大悟  秋田県
松野 信夫  熊本県
柳澤 光美 比例区
山根 隆治  埼玉県
蓮 舫  東京都

【2012代表選】

 2012.9.10日、民主党代表選が告示され、21日の投開票。立候補者は、再選を目指す野田佳彦首相(55)、鹿野道彦前農相(70)、赤松広隆元農相(64)、原口一博元総務相(53)の4名。党員投票を行う本格的代表選は2010年9月以来3回目。現時点で、輿石東幹事長、前原誠司政調会長、岡田克也副総理、玄葉光一郎外相ら有力者が相次いで首相支持を表明している。菅直人前首相グループや旧民社党グループも首相の再選支持を決めている。

 ■各候補の推薦人(届け出順、敬称略)

【野田佳彦】石田勝之(衆、埼玉2区)、稲富修二(衆、福岡2区)、江端貴子(衆、東京10区)、勝又恒一郎(衆、神奈川15区比例)、神山洋介(衆、神奈川17区)、郡和子(衆、宮城1区)、笹木竜三(衆、福井1区比例)、田島一成(衆、滋賀2区)、田中慶秋(衆、神奈川5区)、牧野聖修(衆、静岡1区)、三日月大造(衆、滋賀3区)、向山好一(衆、兵庫2区)、本村賢太郎(衆、神奈川14区)、森本哲生(衆、三重4区)、山本剛正(衆、福岡8区比例)、江田五月(参、岡山)、加賀谷健(参、千葉)、風間直樹(参、新潟)、北沢俊美(参、長野)、鈴木寛(参、東京)、直嶋正行(参、愛知)、福山哲郎(参、京都)、前川清成(参、奈良)、牧山弘恵(参、神奈川)、水岡俊一(参、兵庫)

【赤松広隆】海江田万里(衆、東京1区)、桑原功(衆、群馬)、近藤昭一(衆、愛知3区)、佐々木隆博(衆、北海道6区)、首藤信彦(衆、神奈川7区)、富岡芳忠(衆、栃木5区比例)、初鹿明博(衆、東京都16区)、皆吉稲生(衆、鹿児島4区)、山花郁夫(衆、東京22区)、吉川政重(衆、奈良3区)、吉田統彦(衆、愛知1区)、石橋通宏(参、東京)、江崎孝(参、東京)、大河原雅子(参、東京)、神本美恵子(参、福岡比例)、今野東(参、宮城比例)、斎藤嘉隆(参、愛知比例)、武内則男(参、高知)、ツルネン・マルテイ(参、神奈川)、那谷屋正義(参、神奈川)

【原口一博】小沢鋭仁(衆、山梨1区)、川内博史(衆、鹿児島1区)、筒井信隆(衆、新潟6区)、仲野博子(衆、北海道7区)、村井宗明(衆、富山1区)、福田昭夫(衆、栃木2区)、辻恵(衆、大阪17区)、中川治(衆、大阪18区)、梶原康弘(衆、兵庫5区)、野田国義(衆、福岡7区比例)、橋本勉(衆、岐阜2区)、空本誠喜(衆、広島4区)、山口和之(衆、東北比例)、杉本和巳(衆、愛知10区)、阪口直人(衆、和歌山2区)、山岡達丸(衆、北海道比例)、橘秀徳(衆、神奈川13区)、尾立源幸(参、大阪)、川崎稔(参、佐賀)、田城郁(参、栃木比例)

【鹿野道彦】荒井聡(衆、北海道3区)、池田元久(衆、神奈川6区)、生方幸夫(衆、千葉6区)、大泉博子(衆、茨城6区)、大西孝典(衆、奈良4区比例)、大畠章宏(衆、茨城5区)、川村秀三郎(衆、宮崎1区)、古賀一成(衆、福岡6区)、小山展弘(衆、静岡3区)、篠原孝(衆、長野1区)、田名部匡代(衆、青森3区)、中山義活(衆、東京2区)、橋本清仁(衆、宮城3区)、樋口俊一(衆、大阪比例)、平岡秀夫(衆、山口2区)、吉田公一(衆、東京比例)、和嶋未希(衆、東北)、大島九州男(参、全国)、小川敏夫(参、東京)、前田武志(参、全国)、増子輝彦(参、福島)


 時事通信社より
 2012.11.15日、新党「国民の生活が第一」と新党きづなは15日の合同議員総会で、きづなを解党した上で合流することを決めた。ただ、きづなの内山晃代表は当面は加わらず、無所属で活動する。これにより、生活の所属議員は衆院45人、参院12人の計57人となる。






(私論.私見)