イギリスに於ける慣習法考

 (最新見直し2009.5.19日)

 (れんだいこのショートメッセージ)

 太田龍・氏の「時事寸評」の2009.5.18日付け「デーヴィッド・アイク ニューズレター 2009年5月10日号(テキスト版)」を転載しておく。
 デーヴィッド・アイク ニューズレター 2009年5月10日号(テキスト版)

※この翻訳はデーヴィッド・アイクの許可をもらって翻訳しています。著作権はアイクに属します。 更新 平成21年05月18日10時30分


 陸の法律?

 ・・・それとも海の法律?

 こんにちはみなさん、

 私は今週、長年の友人であるジャスティン・ウォーカーの書いた記事を通読していた。私が1980年代国民的スポークスマンになったとき彼は、英国緑の党で突出した人物だった。1991年まったく異なる世界観を示し公表した私を非難しなかった与党内の「緑」の一人だった。

 彼は個人的な旅行から戻って以来、緑の活動家から集団管理の強制に対する平和的非協力運動「合法的反逆」のキャンペーンを展開するようになった。 簡単にいえば、私が何年もの間、強調し続けてきたように「我々」が協力しないなら「奴ら」は管理できないということだ。

 忘れないでほしい。「我々」はほんの少数派の「奴ら」と比較すれば大多数である。ジャスティンのその記事が完成されたあかつきには私のヘッドラインに掲載されるだろう。しかし大事な点で、「わら人形(ストローマン)論法」詐欺を暴露することを集中的に研究していた二人についてここで言及する。私は長年に亘ってこのことについて書いて来た。そして世界的陰謀の面で決定的な事実、非常に重大なことを暴露するために命を捧げている世界中のたくさんの研究者に合った。

 その陪審員に対する忌避は、頭が白旗を上げて降参することなくお母さんに助けを求めることなくすべて簡単な用語で説明できる研究者たちを探し続けている。私は、全く正しくないかもしれない法律用語、雪崩のように殺到する言葉を放つ「わら人形(ストローマン)論法」専門家と長い会話をした。だけど、ちょっと、「古典派時代における中世の教会法(the History of Medieval Canon Law in the Classical Period, 1140-1234)」 、もしくはそんなものに、首を突っ込んで人生を費やさないようみんなに伝えなくっちゃ。

 ジャスティンが言及した研究者は、ヴェロニカ・チャップマンとジョン・ハリスだ。あるいは、より的確な根拠からVeronica: Chapman と John: Harrisとする。名前が何だと言うんだ?どうやら法律に関しては万事そのようである。

 「わら人形(ストローマン)論法」詐欺の説明を読んだところなので、誰でも複雑な適法用語を簡単な言葉にに変換できるというある人物がちょうど目に入った。ハレルヤ、ありがとう閣下、そしてみなさん。ヴェロニカの詳細な仕事はここで読めます。 ...ジョンのはここ。

 基本的な物語はこうです:

 イルミナティの血流家系は法律を乗っ取った。英国でなく、特に世界中の大英帝国の旧植民地と北アメリカにおいてだ。世界的奴隷状態の計画は、慣習法で知られている本当の人間の法律によってではなく、偽装によってできたイルミナティ自身の法律を課したのだ。

 人々が「陸の法律(現行法)」について話すとき、大部分は慣習法(コモン・ロー)を実感することなく照会している。これは、習慣と慣例によって数千年に亘って発展したものだ。ヴェロニカはこう書いている:

 「その昔ケルトの時代には、イギリス諸島はたくさんの種族が住んでいた。彼らは伝統と習慣を持っていた。何事も書きとめられていなかったけれど、誰もが知って居た規則に沿って生活していた。これは全く世界中の状況を反映している。全部が同族だった時、各人生活を治める掟(オキテ)を知っていた。もし誰かがこの掟を破るなら何らかの種族会議が開かれ、族長もしくは聖人が議長を務めた。両者から出された論証にもとづいて出された判決によって、その通り実行された。」

 慣習法は、1215年ジョン王が署名を強要されたマグナカルタ(大憲章)の原本に記録されている。[訳注;ジョン王の権限を限定する法である。63か条から成る。すべての条文はその後廃止されたが前文は廃止されずに現行法として残っており、成文法を持たない]あなたが平和に違反するとか、他人にとって損失を引き起こすとか、あなたの協定に被害をもたらしたとしても慣習法の信条を冒涜していない。慣習法の発動は常識を使用する時だ。各人の状況によって、彼または彼女は事情を説明しなければならず「成文法(statutory)」を使わずその真価によって判断される。現代の定義のひとつはこれだ:

 「慣習法は、決義する制度としてイングランドで始まった。そして、後になって、米国で採用された。慣習法は成文法どころか先例(法理学は初期の判例法から発達した)に基づきます。これは個々の論争や判例を決定する裁判官によってつくられた地区または地域の伝統的な法律です。慣習法は時間と共に変わります。」

 そらみろ、慣習法にはルミナティ家族がほとんど使えなかった最大の理由があった。時間がたてば変わる。そうだろう。しかし、ある時は早く、ある時はものすごくちょっと。そして、人々は彼ら自身の慣習法を作ることができるとヴェロニカ:チャップマンは明らかにする。

 現実の時間の尺度から世界的収容所を速く造りたい法律が必要なら早く導入することが出来るし、アジェンダに合うように自由に変えられる。そしてもちろん、我々は彼ら自分自身の法律を作るかもしれない人々を必要としないはずだ。

 そして、イルミナティ血流家系は、慣習法を奪って、成文法(海の法律)を人間の活動の主要な最高権威とした。これは、他の条件下において、海法(Maritime Law)、海事法(Admiralty Law)、商法(Commercial Law)、民法(Civil Law)、とも呼ばれている。要するに、イルミナティ家族は、船便での輸送と貿易取引の法律を奪ったのだ。そして、陸上では成文法と呼ばれるものをもたらした。もともと、これは「商法」、契約の法律だ。これらの「法律」は、政府と議会によって導入された。彼らは数時間以内でこれを作ることができる。―奴隷状態にとどめたいなら完璧である。

 9年間というトニー・ブレア元首相による英国政府の間だけでも成文法3000条という新しい刑法犯をつくった。―ブレアは事務所にいたから毎日一個新しい犯罪ができた。成文法(海の法律)でこうすることが出来るが、決して慣習法(陸の法律)では出来ない。

 しかし、問題があった。成文法が契約の法律であるのに対し、生きて呼吸する人間に言及するのは慣習法だ。成文法の提唱者たちは、偽の「法律」が当てはまることができる偽の「人」(企業、法人、株式会社)を発明しなければならなかった。

 これは「わら人形(ストローマン)論法」、合法的捏造だ。それはすべてあなたの名前の大文字から作られる。それで、david icke と他のバリエーションDavid: IckeとかDavid-Vaughan: of the Icke family(アイク家のデーヴィッド−ボーン)は、慣習法に従って生活し、呼吸し、魂を持つ人間だ。そしてDAVID ICKEは、成文法の管轄権に入るために作られた法的擬制会社を信頼するものだ。

 政府、警察、金融機関その他であなたに接するものに注意するように。彼らがいつもすべての名前を大文字で書けということは、生きている存在であるあなたに書いているのではない。それは、あなたが生まれる時、偽の「わら人形(ストローマン)論法」によって文書が作成されるからだ。

 そのトリックとは、人生を通じてdavid ickeと DAVID ICKEが同じものを意味すると信じ続けさせることだ。そうじゃないかい。政府、地方議会、法定、警察、その他の私企業と株式会社を理解することはきわめて重要だ。世界中に会社と商売の信用情報を提供しているダンアンドブラッドストリートTSR株式会社を使って調査すれば、このことが確かめられる。

 ヴェロニカ:チャップマンの研究によれば、「アメリカ合衆国株式会社と大英帝国株式会社:THE UNITED STATES OF AMERICA CORPORATION and THE UNITED KINGDOM CORPORATION」;はいわゆる連邦倒産法第11章にある。 破産のありさまはこれだ・・・
「... 特定の重荷となる賃貸と契約の元から抜け出ることと負債の再構成の機会を与えて彼ら自身で再編成させる営業や商売を許す。一般的に企業は破産法を適用中でも営業活動を許されている(連邦倒産法第11章)。しかし、破産裁判所と指定受益者たちの監督のもとでなされる。」

 それで、アメリカ合衆国とイギリスの「政府」株式会社の現在の「監督者」である「破産裁判所と指定受益者」を誰がコントロールしているのか?ロスチャイルド家と国際的銀行秘密結社を当ってみたらどうだい。

 政府は株式会社であり、企業だ。大統領、首相、王族と官僚達そして内閣は各国の頭取たちまたは女性たちの地球観測衛星委員会(CEOS)の取締役会である。インサイダーの知識者(少数)は、このことを知っている。そしてもちろん英国女王はこのことを知っているだろう。しかし彼らのほとんどは、まさしくそのシステムについて無知か、彼らは部分的に統治を任されているだけか、ただそこにいるだけだ。

 会社の株主は、あなたと私のような一般民衆です。権威者が我々に言うのを忘れただけです。すべての赤ちゃんが生まれる時、会社の一つの株券のようにすべて大文字の名前が支給される。しかしこの事実が組織的に隠されるので、我々はお金と人間株券のどちらに価値があるか尋ねることはしない。

 その代わりにすべての配当金の支払い期日は、それに付属する参政権として株券は政府によって委託され保管される。受託者(政府株式会社)は、会社の将来を決定するのにこれらの「票」を活用するかどうか。例えば、北アメリカ連合、欧州連合ような会社合併を作ることに同意するのに使われるだろう。

 人々から彼らの本当の法的身分を隠すことによって奴らは株主を企業の従業員もっと正確に言うと奴隷に変えている。そして彼らが何故こうするのかという重要な方法は全住民に意味を持たせた言葉を使用するということともう一つは法律だ。

 「合法」という言葉は法的であるという意味ではない。そういうわけで、銀行業は強盗を合法化したと呼ぶ。それは成文法では「合法的」であるが、それはやはり強盗による違法犯罪だ。慣習法は、合法的である; 成文法は、我々が「合法的」であると自分で言っているようなものだ。

 我々は、「人」は人間であると考える。しかし成文法の「法的」定義では「人」は会社であり、海事法の基準を満たすためのものである。実質的には「人」が船の代わりとなる。「人」が裁判で争うとき、現実の海洋法廷で「人」はドックに立っているのはそんな理由からである。

 日常で使われる海洋法を見てくれ。特に政府においてと所有権や市民権のような法律用語に関してだ。我々が結婚証明書を通して政府株式会社と契約を結ぶ時、結婚という会社合併に同意する前は、求愛をする。

 次のように言っている海事法の定義を見た。「この法は、陸上を基準としていて、もしくは完全に陸上で用いられているが、特性において海事である多くの商業活動を包括している。」

 我々がこの「世界」に到達したら何が起こるのだろう?我々は、出産/出生証明書を出す。それからこうなる:

 リーダシップ;統治者の支配権;閣下;政治的手腕;首相職;議長の支配権;役員職;知事職;独裁;親族関係;協力;教授職;奨学金;見習、販売特約権;販売代理権;組合団体;友好;後見人;検閲;管財人、読者層;後援会;居住区;信託統治;さらに崇拝。(これら全てには『Ship』という接尾辞がつく)

Leadership; rulership; lordship; statesmanship; premiership; chairmanship; directorship; governorship; dictatorship; relationship; partnership; professorship; scholarship; apprenticeship, dealership; distributorship; fellowship; friendship; guardianship; censorship; receivership, readership; sponsorship; township; trusteeship; even worship.

 あらゆる連邦の建物、法廷、学校の米国の国旗もしくは金か黄色の縁飾りのものは何でも同じ理由がある。大統領がテレビで演説する時や連邦の建造物で話すときはいつでも、金/黄色の縁のついた「アメリカ」の国旗を彼の後ろに見るだろう。

 もう一度、これは海洋法/海事法だ。旗の国際法では、船に掲げられる旗のタイプはその船に乗船して適用される法律が命じられる。船に乗船して行くことは、その旗に適用された法律の管轄権を承認したということだ。同じことは、外国の大使館でも起こる。彼らが確実に揚げる旗により彼らが代表する国の大使館の範囲内の法律に当てはまる。

 金を縁取りした旗は、海事法を示す。そして普通に旗を揚げている法廷に出頭する時、あなたにではなく法的擬制に当てはまる成文法(海の法律)に同意している。同じ記事はusa-the-republic.comにある:

 「金か黄色の縁取りの旗を掲げている法廷に入る場合、ちょうど外国から入国するときのように、長い間自由な土地に戻れないのでパスポートを持っていた方が最善である。裁判官は、金か黄色の縁取りの旗の下に座って主船か飛び地の「キャプテン」もしくは「支配者」になっている。そして、規則を作って彼が実行する絶対権力を持っている。金か黄色の縁取りの旗は、法定のドアの外の部屋で憲法上安全が保障された権利を放棄したという、あなたへの警告だ。」

 イラクのようなところどころにいる米軍を見るといい。そのユニホームに旗の周りに金の縁取りがあるのを見つける。それは、株式会社の軍隊である証拠だ。彼らがそうであろうと思っている国や人々のではない。

 私はこういうことの専門の弁護士と話した。地元の法廷の従業員とさえ話した。それで彼らは本当に成文法が何であるか全く分からなかった。しかし、全世界の法律専門家の上層部は間違いなく知っているし、主要な政府行政官、裁判官達も知っている。大部分のすぐさま移り変わる政治家たちは、手がかりの糸口も持ち得ない。

 幸いにも、このゲームは暴露され始めている。そしてあなたが何をするのかわかっているなら法規奴隷制度を切り離すことは可能だ。課税と信用−負債を含んでいるものはどちらも成文法の作り話である。

 すべての通信手段の言い回しは、国が慎重に作る必要がある。少なくともあなたの名前は。DAVID ICKE かDavid Ickeか接頭辞にMr, Mrs, Miss, か Msをつけるのを認めると成文法は勝つだろう。しかし、David: Icke か David-Vaughan: of the Icke family(アイク家のデーヴィッド‐ボーン)ならば、もはや成文法には従わず、慣習法(陸の法律)のみになる。

 これは、成文法が集団的にひっくり返され、コモン法が人間に関する諸事でその正当な場所に返されるからといって、皆が自由に犯罪を犯しても良いということを意味するのではない。あなたが平和に違反するとか、他人にとって損失を引き起こすとか、あなたの協定に被害をもたらしたとしても、私は繰り返えす。あなた自身何と呼ぼうと関係なく、あなたは慣習法に従うことになる。

 私はVeronica: Chapman とJohn: Harrisのウエブサイトの情報を読むように誰にでも急きたてるだろう。詳細に問題を説明しているし、州が無理強いしない成文法の外側で合法的に生活できる「土地の自由人'Freeman-on-the-land'」をどのように始められるのか現わしている。

 David-Vaughan: of the Icke family(アイク家のデーヴィッド‐ボーン)は:「土地の自由人」に大賛成だ。「キャプテン」、いやそれより、「さようならキャプテン」、いい厄介者だったよ。

 【翻訳:週刊日本新聞編集部】
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 私が二週間前にニューズレターで言っていたことだ(この数字さえ低すぎる)

 参照:「回復の明るい兆し」?…冗談に違いない(絶対に)。
   http://www.davidicke.jp/blog/20090501/

◆Stress Tests Show 10 Big Banks Must Raise
ストレス‐テストにおいて10大銀行は総額750億ドルに上げなければならないことを示した。

 (抄訳)三か月におよぶ厳しい期限前処分.が木曜日に終わったときオバマ政権はストレス‐テストで分かったと言った。アメリカの大手銀行10社は、総額750億ドルを不況の深刻さから来る損失に備える為に集金しなければならないと。

 Bank of Americaは、339億ドル;Wells Fargoは137億ドル;GMACは、115億ドル;シティグループは55億ドルを次の六か月のうちに集めなければならないだろう。国の金融資産の三分の二をコントロールするトップ19の銀行をテストするために政府によって先例のない審査を完了させた結果である。




(私論.私見)