アメリカ建国史に纏わるアメリカン精神について |
(最新見直し2005.6.12日)
(れんだいこのショートメッセージ) |
1.進取の気性 トマス・ペインは、『コモンセンス』の中で、『手頃な木の下を公会堂に見立てて、公共の問題を討議することにこそ民主主義の精神は宿る』と論じた。アメリカは、トマス・モアがユートピアを構想した新大陸において、『自由のかがり火』と同時に『人類の避難所』を世界に与え、アレクシス・ド・トクヴィルが驚嘆した平等と民主主義の聖地として発展した。多様な民族を受け入れ、国家として能力も高く、人類に対して特別の使命を抱いているという立場で、右派・左派を問わず見られる認識であると著者は指摘する。(五十嵐武士「覇権国アメリカの再編」)日経2001.9.23日「読書」欄・上智大学教授・猪口邦子) |
(私論.私見)