政治災害論

 (最新見直し2013.07.30日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、政治災害について考察することにする。

 2013.07.30日 れんだいこ拝


 ここで、政治災害について考察することにする。この論考の必要を思いついたのは、福島原発事故に関する一連の政治貧困による。被災民に政治災害論に対する心得がないことが相まって政治災害が野放しにされ、今や政治公害の域に達しているのではなかろうか。この観点から言及してみたい。

 2013.7.30日、甘利経済再生担当大臣が新潟県の泉田知事と会談し、東京電力が柏崎刈羽原子力発電所の安全審査を国に申請することを容認するよう求め、泉田知事が「安全審査には不備がある」などと反発し、会談は平行線に終わった云々。これなぞが政治災害の決定版である。政治が本来あるべき方向に向かわず逆方向に働きかけ、本件の場合には、これに対し新潟県知事が抵抗しているという図である。





(私論.私見)