別章【日韓政治史考】

 (最新見直し2006.3.29日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 「拉致事件」の解析から急遽「日朝政治史」を素描してみようと思い立ちましたが、これも又奥行きが深くて一筋縄ではいかないですね。でも、誰かがやらないとリレーできないからねぇ。梁山泊掲示板管理人・金国雄氏の「考察」、「在日の眼」宮地健一氏の「共産党問題・社会主義問題を考える」「6、北朝鮮・中国問題」を参照させていただきました。でもまだ読みきれません。れんだいこオリジナルは、日共党中央の徳球から宮顕への宮廷革命により何がどう変わったのか解読するところかな。でもまだ纏めきれません。皆さんご協力ください。

 2002.11.20日 れんだいこ拝
 日朝(日韓を含める)は相互に一衣帯水の国である。日中、中朝然り。台湾まで含め、この四国は西欧から見れば極東アジアとなる。れんだいこが解析するのに、思った以上に連動している。但し、この連動は、もぐら叩きのような形で連動しているように見受けられる。つまり、一方が伸びれば他方が沈む。沈んだ方は食い物にされる。近世以降はこのような関係に立ち、日本が盟主的地位に立った。それは明治維新の賜物であった。

 しかし、第二次世界大戦でその盟主日本が倒され、中国が人民民主主義革命を成功させ建国に成功した。朝鮮は南北に分断され固定された。そうした中国、両朝鮮の歩みは遅々としており経済建設に失敗する。逆に、戦後日本は奇跡的な復興を遂げ、再び盟主的地位に辿り着いた。しかし、中国は文革という貴重な教訓を経て経済建設を重視し始める。韓国も懸命に経済建設に向かう。北朝鮮もこれに向かうが相対的に停滞に陥る。そういう四国関係が続く。

 ところが、日本はバブル経済に飛び込み、その自縄自縛が解(ほど)けず、遂に国家的破産状況に陥る。これが今日の状況だ。それに比して、中国、韓国が着々と成長しつつある。北朝鮮は相変わらず厳しい。この新事態が明確になるのにはもう暫くの時間を要する。日本の自惚れが砕ける瞬間が近づいていることだけが確かだ。いずれにせよ、協調しつつ競り合っていく関係は今後も変わらない。

 以上の構図を踏まえて、日朝政治史を追跡してみたい。

 2003.1.30日 れんだいこ拝


 只今情報貼り付け段階です。ご自由にご意見聞かせてください。追ってれんだいこ流で纏めたいと存じます。

目次

「日韓条約」締結を廻って
「日韓条約」締結後の流れ
Re青瓦台事件に対する日共見解の破廉恥なすり替え考(宮顕論)
Re別章【朴正煕(パク・チョンヒ)非業の名宰相考】(角栄)
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