2012.1.10日公判

 (最新見直し2012.01.10日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、2010.1.10日小沢公判を確認する。

 2012.01.10日 れんだいこ拝


 
 2012.1.10日、政治資金を巡る事件で強制的に起訴された民主党の小沢元代表(69)本人への被告人質問が東京地方裁判所であった。10日から2日間にわたって東京地方裁判所で行われる。裁判所によりますと、一般の傍聴席48席に対して1052人が並び、倍率は21.9倍でした。裁判は、午前10時に弁護側の尋問から始まりました。小

 小沢一郎被告は、資金管理団体が土地を購入する際に提供した4億円を巡り、元秘書らと共謀して収支報告書にうその記載をしたとして、東京地検の強制捜査に合い、不起訴。検察審査会に持ちこまれ、その議決によって、政治資金規正法違反の罪で強制的に起訴され、公判を迎えている。去年10月の初公判で「うその記載には当たらず、共謀したことは断じてない」と述べて無罪を主張し、全面的に争う姿勢を示している。小沢元代表は、4億円の出どころについて、当初は「政治資金」と説明していましたが、その後は「銀行からの融資」、「個人の資産」と説明を二転三転させており、この点についてどう説明するかも注目されていた。

 秘書との関係、秘書の役割、活動、土地取引の実態、秘書寮建設用地としての世田谷区深沢8丁目の土地購入の経緯、4億円の貸付の経緯、その原資の入手経緯、収支報告書のチェックの実態、西松建設事件について、平成16年分と17年分の収支報告書に関してお尋ねします。平成16年分と17年分の収支報告書の作成につき、協議、陸山会
平成16年の土地購入以前に陸山会が所有していた不動産について

 秘書たちとの日頃の関係について聞かれると、「会社の上司と部下のような関係ではなく、人間の信頼関係で成り立っている。政治活動の手足となって働いてもらうなかで秘密を知ることにもなるので、お互い信頼関係のなかで仕事をしている」と述べました。そのうえで、「政治以外のことはすべて秘書に任せていた。任せた仕事をいちいち検証したり干渉したりしていたら仕事が回らなくなるし、私の関心は天下国家の話であって、それに全力を集中している」と述べ、収支報告書の作成にも関与していなかったと改めて主張しました。弁護側の質問に対し、落ち着いた様子で「私の仕事は天下国家の話で、経理は秘書に任せていた。収支報告書は今まで一度も見たことはない」、土地の購入についても「実務的なことは秘書に一切、任せていたので分からない」「資金を用立てたところで私の作業はすべて済んでいる」と述べ、容疑を改めて否定した。土地を購入する際に提供した4億円の出どころについて、「多くは、両親からの不動産と現金の相続によって取得したものだ。印税や議員報酬も得ていて、それなりの現金を持っていた」などと説明したうえで、収支報告書について元秘書らから報告を受けたことも否定し、改めて無罪を主張した。自らがサインしている銀行融資の手続きなどについては「分かりません、覚えていません」と繰り返した。検察が、秘書たちがゼネコンから裏金を受け取ったと主張していることについては、「おかしな、ばかげた推論だと思う。水谷建設を含め、ゼネコンやその他のところから不正な金は一切もらっていない」と述べて、強く否定した。

 裁判は10日午後5時前に終了した。11日も引き続き指定弁護士による質問が行われる。




(私論.私見)