小沢パッシング考その9、小沢不起訴後の流動3 |
(最新見直し2010.04.28日)
(れんだいこのショートメッセージ) |
ここで、第6ラウンド、「小沢不起訴後の流動その2」を確認しておくことにする。 |
Re::れんだいこのカンテラ時評701 | れんだいこ | 2010/03/28 |
【小沢パッシングの政治的考察】 2010年3月現在の政局に於いて、小沢パッシングが引き続きやまない。この背景をどう読みとるべきだろうか。誰か、これを的確に捉えられる者が居るだろうか。れんだいこは、れんだいこ史観を媒介せずには解けないと思っている。れんだいこ史観は、それほどに時代を捉えている。とまぁ自画自賛しておこうふふふ。れんだいこはこれまで何度か言及しているが再言及し公にしておく。 小沢パッシングの背景には実は、戦後日本政治の二大基調即ち現代世界を牛耳る国際金融資本帝国主義配下の戦後系タカ派と、大東亜戦争敗戦後の戦後日本再建過程で台頭した在地土着的権力型の戦後系ハト派との抗争がある。前者を最も代表するのが中曽根-小泉派であり後者を代表するのが角栄-小沢派である。歴史の摩訶不思議なところで、角栄と中曽根、小沢と小泉は同年ないしはそれに近い。こう述べると、小沢パッシングの政治的背景は既に半ば回答されたようなものである。 この観点からトレースすると、小沢パッシング派の震源地は国際金融資本帝国主義ということになる。太田龍史観によれば、ロスチャイルド派国際金融資本こそが司令塔と云うことになる。自民党は既に国際金融資本の走狗の巣窟になってしまっている。民主党内の約半数も誼(よしみ)を通じている。新聞テレビの報道系も然りで、言論大砲と位置づけられて呼応している。テレビに登場するコメンテーターの多くは言論売春派であり、為にする批判を性懲りもなく続けている。東京地検特捜部を先頭とする検察司法も然りである。なぜこういう現象が起こるのかというと、己の能力器量を弁えぬ自己顕示的立身出世主義による。そうとしか考えられない。俗に売国奴と云う。小沢を評する視角は実際にはもっと多義的であろうが、れんだいこは、上述の観点こそが核心であると思っている。 中曽根-小泉派的シオニスタン政治には興味ないので割愛し、角栄-小沢派の在地土着的政治の真髄を確認しておく。小沢は衆知の通り角栄の一番弟子であるからして、小沢政治を語るには角栄政治を語った方が分かり易い。角栄政治とはどういうものだっのか、これを確認しておく。 戦後日本は大東亜戦争の敗戦から始まった。当然のことながら、戦勝国側の国際金融資本は、戦後日本の籠絡を策した。戦後日本が国際金融資本に二度と立ち向かうことのないよう軍事、政治、経済、文化戦線にあらゆる仕掛けを施した。この限りで、右翼が云うところの民族主義基盤の喪失は当たっている。しかし、その右翼も過半は国際金融資本に金で久しく飼われている。これが戦後系右翼の実態である。児玉-笹川ライン系にその色が強い。暴力団系も然りである。 他方、この仕組みながら、戦後日本は奇跡的な復興を果たし、続いて高度経済成長の波に乗り、自主国家の道を歩み始めた。1960年代後半がこれに当たる。全共闘運動の華やかな頃である。あれは日本型紅衛兵運動であった。裏で操っていたのは在地土着的政治派だったかも知れぬ。この頃のアメリカはベトナム戦争に足を取られ、国力を疲弊させつつあった。その間、日本はほぼ無傷で経済成長を謳歌しつつあった。日本の奇跡的な戦後復興を、ネオシオニズム派シオニスタンは日米軍事同盟のお陰と評しているが、れんだいこは違うと見立てている。戦後日本は、日米軍事同盟のくびき下にも拘わらず、その従属構造を突き破る勢いで目覚ましい発展を遂げたと評するべきではなかろうか。 その政治は、1970年代初頭の田中角栄政権の誕生でもって頂点に達した。田中政権は、戦後日本史上初めて国際金融資本のコントロールの効きにくい政権として登場した。なぜなら、首相の角栄自身が在地土着生粋型の有能政治家であり、その政権ブレーンがことごとくその類(たぐい)であったからである。案の定、田中政権は就任早々日中国交回復に向かい、その勢いでソ連との経済交流にも向かい始めた。田中政権時代の日本は、日米同盟下ながらアジアの雄としての日本型共栄圏を形成して行く動きを見せていた。日本左派運動は、この動きを日帝の新たな海外侵略と評して批判的に捉える向きがあるが、色メガネが濃過ぎよう。事実は、それほどまでに旺盛な経済活動をし始めていたと云うことであろう。経済進出は必ずしも帝国主義化するとは限るまい。 田中政権時代、そういう外交外治のみならず国内政治においても日本列島改造政策で更なる国土の均衡的発展に向かいつつあった。今から思えば立派な都市と農村の共存政策である。間違っても地方切り捨てに派向かわない。貧富の格差も縮小傾向に向かい始めていた。更に世界が羨望する流通ネットワークを構築し始めていた。党人派系の角栄派は、官僚派の大平派と提携して政界をますます壟断しようとしていた。こうなるとコントロールの効かない日本が生まれることが必至であった。 こう解けば、角栄政治が何故にパッシングされたのかはっきり見えて来よう。国際金融資本帝国主義&ネオシオニズム派は角栄の指導能力を恐れ、これ以上日本の台頭を許さない戦略を練った。田中政権は、立花隆-文芸春秋連合による金脈批判で狼煙を上げ、外人記者クラブでの執拗な追及で加速させ、フォード大統領訪日の儀式を経て退陣を余儀なくされた。しかし、角栄がその能力のしからしめるところ、その後も隠然とした権力を保持し続けたことにより、これを葬る戦略が練られた。こうしてロッキード事件が勃発する。 では、角栄政治とはどういうものであったのか、これを確認しておく。れんだいこは、吉田学校系譜の政治のうち、特に池田-角栄-大平政治の流れを、日共、社会-社民、新左翼らの表見左翼と違い、本質的に左派政治と見る。つまり、丁度、日共の偽装左翼とは真反対になるが、自民党と云う保守系政党を基盤にしていながら本質的に左派政治を特徴していたと見る。政治のねじれであるが、政治が高等な故にこういう現象はまま起こり得ると思う。 角栄政治の実際は、左派政治と云うよりも伝統的な大和王朝前に善政を敷いていたと思われる出雲-三輪王朝時代の大国主命政治になぞらえた方がよりピッタリする。角栄派は、はるか昔の大国主命政治を戦後日本政治史に具現化させようとした。それは、戦後憲法と相俟(ま)って馬力を増した。戦後憲法は、その制定過程でとかくの論議があるが、結果的に日本古来よりの伝統的合議制政治と調和しており、世界史上に稀なる秀逸な憲法足り得ている。角栄政治は、戦後憲法の指針する政治を誰よりも強く目指し、これを与党的責任政治の立場から遂行した。ここに角栄政治の白眉性がある。国内的には池田政治以来の高度経済成長路線を、国外的には日米軍事同盟のくびき下ながら国際協調路線を切り開いた。これを仮にハト派系自民党政治と命名する。 ここに真っ当な歴史家が居れば、ハト派系自民党政治は絶賛されるべきものであった。日本政治史上稀なる在地土着的な左派系政治であり且つ責任与党政治であった。この政治は、吉田学校から出自し、池田政権を経て角栄政権の時に絶頂に達した。日本は「ツモローイズ№1」の域まで成長発展した。これを、世界は日本型社会主義の成功と評価する向きがある。その後、ソ連邦、東欧社会主義が崩壊しても、社会主義の理想が崩れなかったのは、戦後日本の成功事例による。今失って分かることは、教育、登用、雇用、保険、年金、医療等々、これみな日本型社会主義の賜物ではなかったか。 時の米国政権を牛耳っていたキッシンジャー国務長官は、日本のこうした自立化を許さなかった。当然、国際金融資本帝国主義奥の院の指令によるものであろうが、再度日本籠絡シナリオを組み立て直した。彼らの走狗と化し、日頃手なづけていた勢力を糾合総動員し、角栄政治の解体一掃に向かわせた。世にこれを対角栄金権批判、ロッキード事件と云う。これがまんまと成功し、以来、当時の保守本流主流派であった与党系ハト派が掣肘され始めた。 この時、日本左派運動は左から呼応している。それは、日本左派運動も又国際金融資本帝国主義の走狗でしかないという裏舞台を垣間見せたことになる。もう一つ、日本左派運動各派は手前らの表見左翼ぶりが露見し無用の長物とされることを危惧したのかも知れない。特に日共が出張り続けたことが記憶に新しい。こう問う者が少ないが、れんだいこはこの見方に自信を持っている。 その結果、角栄政治は、左右両翼から攻撃され続け、直接的には東京地検特捜部の法を曲げてまでの強権立件国策捜査によりはがい締めされ、公判闘争に耽らざるを得なくなった。ここに、国際金融資本の鉄の意思を見てとるのは、れんだいこだけだろうか。国際金融資本の思惑通りに三木-福田を経て1980年代初頭、中曽根政権が誕生し与党系タカ派の主流派時代へと転じることになった。そのなれの果てが森-小泉-安倍-福田の清和会政権であった。以降の日本の姿が今日の日本の姿である。このタカ派系譜によって、国債が刷り抜かれ、今日的惨状を呈していることも見ておく必要がある。角栄は、何度も大蔵大臣を務めているが国債発行に手を染めていない。この禁を犯したのは福田蔵相である。三木が加速させ、中曽根が今日の垂れ流しの遠因を作っている。軍事防衛費の流れもほぼこれに即応している。 小沢は何故に執拗にパッシングされ続けるのか。既に述べた中に答がある。小沢は、失われたハト派系自民党政治の再興を夢見ている。ここに小沢の有能さがあり、ここに小沢パッシングの真因がある。こう窺うべきではなかろうか。してみれば、小沢パッシングはまさに政治そのものであり暗闘していることが分かる。政治資金規正法違反云々なぞ口実に過ぎず、小沢潰しの一材料に過ぎぬ。口をきわめてののしるコメンテータを見つけたら、売文売口芸者と思えば分かろう。 その小沢は、1990年代半ば細川政権を樹立し、国際金融資本帝国主義の走狗政治に闘いを挑んでいる。但し、この時は内部瓦解させられた。以来雌伏20年、昨2009年政変で鳩山政権を樹立した。自民党の余りにもお粗末にして小粒な政治家ばかりという貧相化に助けられ、且つ直前の余りにもお粗末な清和会政治に助けられた面があるが、こたびは圧倒的な衆議院議席差となり勝利を呼び込んだ。昨年の衆院選は歴史の摩訶不思議の一つに挙げられるに値する。 しかしながら、鳩山政権は、選挙前の公約を空証文化させつつある。それもその筈で、当の鳩山首相自体が国際金融資本帝国主義の御用聞きに向かっているのか、小沢政治と一蓮托生しているのか見定めがたいところがあり、これにより民主党政権を誕生させた人民大衆は困惑と失望を余儀なくされている。普天間基地問題その他その他で、まもなく鳩山政治の本質が露呈しよう。「トラストミー」が国際金融資本に対してのものか日本人民大衆に向けてのもかが否応なくはっきりしよう。 この折柄、国際金融資本帝国主義は、次にどういう手を打ってくるのだろうか。もはや自民党は見限られた感がある。なぜなら、長年のシオニスタン化後遺症で総理総裁の器の者は居ない。そういう理由で、何とかして民主党の母屋を乗っ取ろうとする戦略に出てくる筈である。その障害になるのが小沢であり、小沢潰しのためなら何でもありの強権発動することは十分考えられる。目下進行形は、東京地検特捜部を使っての金権批判且つ政治資金訴追の動きである。しかし第一ラウンドは失敗した。次の手として、民主党内の走狗を結集させ小沢追放を執拗に策動しつつある。これに失敗すると次はどういう手で来るのだろうか。我々は固唾をのんで見守るしかない。これが小沢パッシングの政治的背景である。れんだいこはかく考えている。これを小沢政治論の基軸に据えたい。以上、簡略に説明しておく。 しかし、こう捉えない評論家の一人に森田実が居る。このブント右派は昔もそうだったが今も変わらない。人と云う者は幾ら勉強しても知識を増すだけで、れんだいこも含め一度確立した観点はなかなか変わらないものだとつくづく思う。れんだいこ的には、同じブントでも、島さんなら生田さんならどう対応するのだろうかと思う。島さんはそこそこ生きたが、生田氏の変な死に方が気になってしようがない。それはともかく、ブントの頭脳が老いても意気盛んなのが面白い。若いころデモで鍛えたので今も健脚揃いだとかふふふ。 2010.3.28日 れんだいこ拝 |
Re::れんだいこのカンテラ時評719 | れんだいこ | 2010/04/28 |
【たすけあい党緊急声明 執拗な小沢政治訴追運動を粉砕せよ】
2010.4.26日、東京第4検察審査会は、鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」をめぐる偽装献金事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載など)容疑で告発された首相と元政策秘書(55)を東京地検特捜部が不起訴(嫌疑不十分)とした処分について、「不起訴相当」とする議決をした。これにより、鳩山首相絡みの偽装献金事件の捜査は終結することになった。 他方、2010.04.27日、東京第5検察審査会(検審)は、民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、東京都の市民団体から政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で告発され、嫌疑不十分で不起訴処分となった件について「起訴相当」と議決した。これを受け、東京地検特捜部は再捜査を行うことになる。 これが黙っていられようか。検察審査会のこの議決は明らかにオカシイ。政治資金規正法の趣旨に照らせば逆裁定であることが明白であろう。この問題の要点は、収支報告書の記載不記載問題にこそある。法の趣旨に照らせば、収支報告書不記載が一番咎められるべきである。その次に故人等の架空記載が咎められるべきである。記載してあれば、よほど悪質でない限り免責されるべきである。悪質か悪質でないかは資金調達の仕方と使途の二面で問われる。こう順序づけるべきであろう。 ところが、検察審査会の判断によれば逆になる。収支報告書に記載した方が咎められ、「天の声」まで詮索される。今後は、赤い羽根募金でも誰から貰ったか相手側の詮索が必要となりそうだ。故人献金が酌量され、不記載は不問にされる。こういうことでは法秩序が壊れよう。頭がオカシクなるような話である。子供が、こういうことを鵜呑みにし始めたら、日本の将来はよほどいびつなものになるに違いない。 そういう意味で、検察審査会とは何者か、どういう風に人選され、審査され、議決されるのかの情報開示が必要となろう。法に基づく機関であるからして公正さが求められるは当り前で、秘密主義こそ咎められるべきであろう。こたび特に問題なのは、小沢幹事長に対する「起訴相当議決の論旨」がかなり政治主義的なところである。「政治不信が高まっており市民目線からは許し難い。裁判所で真実と責任の所在を明らかにすべきだ」と判断しているが、「市民目線」を持ち出せば「小沢クロ」にもっていけるとする論法が臭い。「れんだいこ的市民目線」を持ち出せば「小沢シロ」になると云うのに。 それはともかく、検察司法は、民主党政権になるや「政治とカネ問題」で時の首相と幹事長を槍玉に挙げ始めたが、これは自公政権、自民党政権時には「政治とカネ問題」がなかったと云うことだろうか。有り得ないので、検察司法の動きそのものが臭いと云うべきだろう。検察審査会の結果、「鳩山首相捜査終結、小沢幹事長再捜査」と云う結果になったが、これも臭過ぎよう。 このところ国策捜査の乱脈、乱造ぶりが激しい。あまり多用すると食傷され、魂胆ばかりが透けて見えてくると云うのに。一体、誰がこれを指揮しているのだろうか、こういう風に関心が向かうのが避けられない。これを詮索すると陰謀論だと云う声が為されるが、れんだいこには陰謀が存在するとしか考えられない。陰謀論否定論者は、どうやって否定しようとするのだろう。 小沢を執拗に追撃する裏に、現代世界を真に牛耳っている裏国家たる国際金融資本の意思を窺わずして説明できるだろうか。れんだいこは、この裏国家を、国際金融資本帝国主義又はネオシオニズム又はロスチャイルド帝国等々と命名している。こういう権力が存在するとして近現代史を紐解けば、この裏国家が世界を席巻していることが分かる。この権力体は西欧から始まり、植民地政策を通して世界に支配を拡げ、世界各国の政治、経済、文化、精神を支配していると考えている。この支配に迎合する勢力をシオニスタンと命名している。現代世界政治は、彼らによって操られているとみなすべきではなかろうか。 彼らは、独特の宗教観、社会観、歴史観の下に世界を支配し秩序づけようとしている。その理論たるや超闘争的、権威的、独裁的なもので、そのイデオロギーの下に各国を組み敷き、人民大衆を手なづけけようとしている。これを統合するのが拝金主義であり、途方もない財貨、資本を貯めこんでなお飽きない。好んで戦争を起こし、赤字国債を発行させ、財政的コントロールを通じて忍び寄る。各国に配下のエージェントを育成し、政治目的の下僕として利用する。代価は立身出世による地位と権力である。こういう機会主義者ばかりが登用され、政財官学報司の六者機関を牛耳っている。れんだいこは、この連中をシオニスタンと命名している。 この連中が、小沢民主党幹事長の政治訴追、議員辞職運動を画策し、引きずりおろしに躍起になっている。ということは、「小沢的なるもの」が、彼らの政治支配に邪魔になっていることを示している。この手法は、去る昔の1976年、ロッキード事件で稀代の有能政治家・田中角栄前首相を葬った時にも使われた。今その二の舞を演じようとしている。その意味で、小沢キード事件がロッキード事件化しつつある。 これにどう対応するのか、それが問われている。残念ながら、日本左派運動は、かのロッキード事件の時、全く無能ぶりを示した。というより、社共は率先して角栄退治に興じて手柄を誇り合った。新左翼も又各派とも社共ほど興じなかったが角栄批判のスタンスを執った。「角栄的なるもの」が葬られてより、日本は転落への道が敷かれ、今日へと至っている。代わりに台頭してきたのは「中曽根的なるもの」、「小泉的なるもの」である。この両者は共にホワイトハウスから名宰相として覚えがめでたいことでも知られている。ホワイトハウスに褒められている間に日本は国富をむしり取られてきた。経済成長が逼塞せしめられ、優良企業が外資の傘下に収められてきた。そういう経緯が明白なのに、日本左派運動は再びその愚を犯すのだろうか。それが問われている。 出てくる結論は次のことではなかろうか。国際金融資本帝国主義-日本シオニスタン同盟の言論大砲、司法大砲に抗すべく我々のそれを立ち上げねばならない。国際金融資本帝国主義-日本シオニスタン同盟の誘導する道が、日本属国化のみならず日本解体への道であることを明らかにしつつ、民族の自立自存を賭けた救国共同戦線を構築せねばならない。このせめぎ合いが今後暫くの政治局面となるであろう。 よって、たすけあい党は次の如く声明する。 今日本は、憲法改正による自衛隊の恒常的武装派兵、消費税の更なる値上げによる重税、原子力開発推進政策による取り返しのつかない日本づくりへとワナを仕掛けられている。鳩山政権は、この道を歩みつつある。政策的に国内不況を持続化させ、多くの中小零細業者が死の行進させられつつある。小沢に対する執拗な政治訴追は、これを為す為の地ならしであり、それが国際金融資本帝国主義-日本シオニスタン同盟の鉄の意志である。我々は座して待つ必要はない。幕末維新以来続いている日本の独立か植民地化か、国の在り方が問われている。二股の道のいずれを選ぶのか、それを問う頭脳戦の闘いである。心して参ろう。 以上、緊急声明しておく。 2010.4.28日 れんだいこ拝 |
「★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK85」の官からアメリカ人へ氏の2010.4.29日付け投稿「【日本は法治国家ではない:まさに証拠は無いが犯罪者に違いないw】小沢一郎の検察再捜査は自民党政治復活を狙う右派勢力の策謀」を転載しておく。
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2010.4.26日、鳩山首相は、首相官邸で記者団に対し、民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体の政治資金規正法違反事件で、検察審査会が小沢氏に「起訴相当」を議決したことについて、「政府の中にいる人間として、検察審査会の判断に関してコメントは差し控えなければならない。逃げるつもりはないが、私のコメントが検察の判断に影響を与えてしまいかねない」と述べた。その上で、「(民主)党の立場の方からは何らかの判断がなされる可能性があると思う」と述べた。記者団の「小沢氏の進退は」との問いかけには無言だった。 自民党の谷垣禎一総裁は、「議決では小沢氏を『絶対権力者』と呼んでいる。東京地検は絶対権力者に対し、真実解明を目指す姿をみせなければならない」と述べ、起訴に向け再捜査を進めるよう求めた。自民党本部で記者団に語った。谷垣氏は「(審査員)11人中8人が賛成しなければ議決できず、『起訴相当』の意味は重い」と強調。「『市民目線からも許し難い』という指摘もしており、小沢氏は検察だけでなく、国会と国民に対しても説明責任を果たさなければいけない」とも述べ、民主党が小沢氏と起訴された元秘書らの証人喚問に応じるよう改めて求めた。 公明党の山口代表は国会内で、「小沢氏は政治倫理審査会で自発的に説明するのも一つだ」と述べた。 自民党の川崎二郎国会対策委員長は27日、民主党の山岡賢次国対委員長と会談し、衆院予算委員会で「政治とカネ」に関する集中審議を行うよう求めた。与党はこうした要求に一切応じず、6月16日の会期末をにらんで、郵政改革法案や国家公務員法改正案などの処理を淡々と進める構えだ。これに対し、自民党の大島幹事長と川崎国対委員長は電話で会談し、予算委が開催されなければ、国会審議の拒否も検討する方針を決めた。 国民新党代表の亀井静香郵政改革・金融相は同日、鳩山政権への影響について「花も嵐も乗り越えて、鳩山政権は国家と国民のために突き進んでいく。それに尽きます」と述べた。小沢氏の進退については「私から言うことじゃありません」とした。国会内で記者団に語った。 共産党の市田書記局長は、「もともと、地検の不起訴処分自体が、国民の納得を到底得られるものではなかった。今回の審査会の決定は、国民の常識を反映した当然のものだ。(検察は)ただちに厳正な捜査を再開すべきだ」と表明した。続いて、検察審査会の議決書について、「『秘書に任せていた』と言えば、政治家本人の責任は問われなくて良いのか」「近時、『政治家とカネ』にまつわる政治不信が高まっている状況下にもあり、市民目線からは許し難い」「被疑者を起訴して公開の場(裁判所)で真実の事実関係と責任の所在を明らかにすべきである」「これこそが善良な市民としての感覚である」と明記されていることを紹介。「まさにその通りだ」と述べた。その上で、小沢氏の疑惑は、公共事業という国民の税金の使い道にかかわる疑惑だと強調。司法的刑事的な責任の有無にかかわらず、国会の場で真相を究明し、政治的道義的責任を明らかにする必要があるとして、小沢氏の国会での証人喚問を改めて求めた。 みんなの党の渡辺喜美代表は、「こういう決定が出た以上、重く受け止めるべきだ。辞めないという理屈が立たない」と幹事長辞任を求めた。その上で、「鳩山由紀夫首相と小沢幹事長は切っても切れない関係で、共同責任だ」と述べ、首相も連帯責任を取って辞任すべきだとの認識を示した。また、小沢氏に対し「検察の捜査とは別に、国会できちんと説明をする(ため)、証人喚問に応じるべきだ」と述べた。 新党「たちあがれ日本」の平沼赳夫代表は、、「責任を取り潔く職を辞することが必要だし、場合によっては(国会)議員たることまで考えなければいけない」と述べ、小沢氏は幹事長を辞任した上で議員辞職するべきだとの認識を示した。また、「民主党の内部でも相当意見が出てきて幹事長にとどまるのは厳しい状況になるのではないか」との見通しも示した。都内の個人事務所で記者団の質問に答えた。 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体の政治資金規正法違反事件で、東京第五検察審査会が27日、小沢氏に「起訴相当」を議決したことについて、小沢氏周辺は同日、「検察が再捜査しても起訴は非常に難しいだろう。小沢氏は徹底的に主張を貫き通す。だから進退はない」と述べ、小沢幹事長の辞任はないとの見方を強調した。同党の小沢氏に近い議員グループ「一新会」の松木謙公事務局次長は同日、「(小沢幹事長は)辞めないで頑張ってほしい。参院選が近いし、手腕を発揮してもらいたい」と強調した。国会内で記者団に語った。 民主党鳩山グループ会長の大畠章宏衆院議員は同日、国会内で、「事実は事実として冷静に受け止め、そしてまた冷静に対処するしか…」と述べた。小沢氏の進退論につながるかどうかの質問には「いやあ…いろいろみんなでよく考えるということが重要じゃないですか。それだけですね」と語るだけだった。 民主党の渡部恒三元衆院副議長は同日、「民の声は天の声だ。こういう判断が出たことは重く受け止めないといけない。具体的なことは(小沢氏)本人や鳩山由紀夫首相が判断することだ」と述べ、小沢氏が幹事長を辞任することに期待感を示した。国会内で記者団に語った。 小沢氏に批判的な民主党「七奉行」の1人は同日、「予想通りの結果だ。参院選に大きな影響がある。小沢さんがどう判断するかだ」と述べた。 |
【小沢幹事長の緊急記者会見要旨】 | ||||||
小沢一郎幹事長は、党本部で緊急に記者会見し、検察審査会が小沢氏の資金管理団体をめぐる土地取引事件で起訴相当の議決をしたことに関し、「与えられた職務を淡々と全力でこなしていく」と述べ、幹事長職を続ける考えを示した。党本部で記者団に語った。小沢氏はまた、「意外な結果で驚いている」と述べる一方で、「何も不正な献金は受け取っておらず、脱税などもなかったと検察の強制捜査で明らかになっている。最終的に検察が適正な判断をしてくれれば、国民も納得してくれる。最終的には検察当局の適正な判断がなされるだろう」と語った。小沢氏は、進退については「私は検察の捜査で不起訴になっているし、何もやましいことはしていないので、与えられた職務を淡々と全力でこなしていく」と述べ、幹事長を続投する考えを示した。 小沢氏の会見は次の通り。
――検察審査会は、「石川議員を信じた」という小沢氏の供述を、「きわめて不合理で不自然」と言っているが?
――今回の結果を受けて、進退を問う声がでているが?
――二度目の審査の結果、強制起訴になった場合でも判断は変わらないか?
――参議院選挙への影響が進退に影響することは?
――今日の結果をめぐり、政治とカネをめぐる政治不信の声が起きているが、そのことについてどう思うか?
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検察審査会に不服申し立てをしている「市民団体」とは、在特会の桜井に、元国民新聞勤務の西村某、新風の瀬戸を加えた三人が頭目と目されている。 「★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK85」のtk氏の2004.4.30日付け投稿「東京第五検察審査会から受理通告書が届きました【桜井誠】」を転載しておく。元サイトは、「東京第五検察審査会から受理通告書が届きました」(http://ameblo.jp/doronpa01/entry-10455665539.html#main) 受理通知書を公開した後、次のようにコメントしている。
「検察審査会へ不起訴不当の審査申し立てを行いました」で、次のようにコメントしている。
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検審は検察官の不起訴処分が妥当かを国民が審査する機関。有権者の中からくじで選ばれた11人の審査員で構成され、起訴相当の場合は11人中8人以上の議決が必要とされている。 1回目の起訴相当議決を受けて、検察官が再び不起訴としたり、3カ月以内に結論を出さなかったりした場合には、審査会が再審査を行ない。再び起訴相当の議決が出ると、審査会の議決に法的拘束力をもたせた改正検察審査会法に基づき、強制的に起訴される。 昨年5月の改正法施行後、兵庫県明石市の歩道橋事故で明石署元副署長が、同県尼崎市のJR福知山線脱線事故でJR西日本の歴代3社長が、検審の2度目の起訴相当議決をへて強制起訴された例がある。 |
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「★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK85」の加藤氏の2010.4.28日付け投稿「【検察審査会「存在しない小沢問題」起訴相当の対論整理および今後の選挙】」を転載しておく。
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「★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK85」のニューニュー氏の2010.4.28日付け投稿「小沢氏起訴相当の議決書全文(政治とカネ212) (弁護士阪口徳雄の自由発言)」が「議決書」を掲載している。これを転載しておく。
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Re::れんだいこのカンテラ時評720 | れんだいこ | 2010/04/29 |
【情けないほど酷い朝日新聞の低脳化考】 2010.4.28日付けの朝日新聞社説「起訴相当―小沢氏はまだ居直るのか」にコメントしておく。 この社説士に申しておく。題名からしてケシカラン。「起訴相当―小沢氏はまだ居直るのか」の弁には、「検察不起訴―朝日はまだ小沢を叩き続けるのか」とお返ししておこう。いずれ、「朝日はまだ居直るのか」と我々が突き上げる日が来よう。じつとして待っておれ。 社説士よ、「無作為で選ばれた審査員」と書いているが本当かな。ネットでは既に滅茶苦茶な人選ぶりであったと口コミされているぞ。お前は調べてものを言っているのか。社説責任があるのだから、知らぬでは済まされぬぞ。ここのところを説明してみ。公平な人選、公平な議論を経て、満場一致の議決だったと云うなら、それを実証報道してみ。それがお仕事だろうが。 「先の鳩山由紀夫首相に対する検察審査会の議決同様、国民の声を代弁するものだ」と異なことを書いているが、これはどういう意味だ。「鳩山シロ、小沢クロ」の結果となったが、これが本当に国民の声かや。オカシナ判定として燻っているのではないかな。お前のオツムはかなり曲がっていようぞ。 「このいら立ちや閉塞(へいそく)感を生んだのはほかならぬ小沢氏である」もオカシイ。国民は何も、小沢起訴不起訴に対して「いら立ちや閉塞」を感じていまい。もうエエカゲンニセンカイと云う声の方が多かろうに。鳩山政権政治に対する「いら立ちや閉塞」はある。しかしそれは党務の小沢の方の責任ではなく政務の鳩山の方の問題だろうが。 「国会での説明を求められても一切応じない」とも云うが、政治資金収支報告書に記載した内容の「天の声」まで、国会で逐一吟味し質疑させるのか今後は。国会つうところは政策の審議をしてくれんと困るがな。高い税金払っているのだし、互いに先生呼ばわりして談笑するのもエエ加減にして貰いたいわな。それともなにか、国会を議員同士の吊るしあげ査問機関にしたいんかやちみは。インテリつうのはそういう風に考えるのかや。 「民意に正面から向き合おうとせず、居直りというほかない態度をとることへの拒否感、嫌悪感が、政策の迷走とあいまって、鳩山内閣や民主党の支持率を押し下げている。時がたてば忘れられるのではなく、時がたっても手を打たず、自浄作用を働かせないことへの不信が深まっているのだ」。これに文句つけたらキリがないので止すが、朝日らしいイヤラシイ言い回しではある。 社説士は云う。「政治家が資金管理団体や政党支部など数多くの『財布』を持ち、見えにくくしている資金の流れを透明にするにはどうすればよいか。審査会が問題提起している政治家本人と秘書の関係をどう整理し、責任をいかに果たすのか」。この問いはもっともだ。れんだいこが答えておこう。小沢幹事長のように入出金を全て収支報告書に記載することだ。記載しなかったり故人献金を記載するのが一番悪い。分かったかな。 社説士は次のように結んでいる。「議決を受けて小沢氏は幹事長続投の考えを示したが、大局に立った判断をすべきだ。一刻も早く国会で説明する。それができないのであれば、幹事長職を辞し、民主党の運営から手を引く。無駄にできる時間は、もうない」。 要するに、これが云いたかったのだろう。小沢を幹事長職から降ろせ、これがご主人様からのご命令なんだろう。これが云いたい為に、いろいろ胡椒をかけて手を替え品を替え論じていたに過ぎない。そういう裏舞台が透けて見えてくる。こういう論調して居れば、いつでも御身安泰、高給にありつけるという訳か。 朝日が、読売、産経とは物言いが少し違う、しかしながらご主人様のご命令の忠実さでは何ら違わない、日頃小難しく云う癖のある言論機関であるのは知れている。それにしても寂しいものがある。これが云いたい為に採り上げている。しかし、この手の社説士に聞かせてもムダだろうから、何せ聞く耳を持たない者には漬ける薬がない。だから云うまい。寂しさだけを遺しておこう。 2010.4.29日 れんだいこ拝 |
(私論.私見)