蓮舫議員の国籍喪失許可証ニセモノ騒動考



 2017.7.18日、二重国籍問題を抱える蓮舫代表が民進党本部で戸籍謄本の一部と中華民国(台湾)政府が証明する「国籍喪失許可証書」のコピーを公開した。台湾国籍を抜き日本国籍を取得していることを証明するためである。蓮舫氏は17歳の時に父親が自分の台湾国籍を抜いてくれたものと思い違いをしていたという。実際は2016年9月13日に台湾国籍を正式に喪失し、同年10月7日、国籍選択の宣言をした。(国籍取得は1985年1月21日。蓮舫氏17歳である)。「戸籍の公開は私で最後にしてほしい」。

 2017年07月19日、民進党代表の蓮舫議員の国籍喪失許可証はニセモノだった?
ネットで物議。「やっちまったな」の声
」。蓮舫の国籍離脱証明書に偽造疑惑が喧騒さ
れている。もし本当なら公文書偽造の大問題に発展する可能性がある。その根拠は、
#蓮舫の台湾国籍喪失許可証の顔写真が民進党のポスターの写真と同じとする疑惑
である。少なくとも台湾の公的な写真用ではない。公文書の書式に則っていない。中華民国105年(2016年)月日がはっきり見えないようにされている。許可証号010269もぼかされている? 日付が申請から1週間しか経っていない(通常2か月)。偽造疑惑があり、事と次第によっては議員辞職という結果になりかねない。

 「★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK229」の真相の道氏の2017 年 7 月 19 日付投稿「
舫、国籍法・公選法違反の疑いが限りなく濃厚に
」参照。
 蓮舫自身がこれまで「台湾籍を抜いている」、「18歳で日本人を選んだ」と発言していた。ところが、発表に従うと、蓮舫は昨年10月7日に国籍選択宣言をした。ということは、実際は台湾籍を離脱していなかった、 二重国籍の状態でその時期までいたということになる。つまり2004年の「1985年、台湾籍から帰化」は虚偽記載ということになる。蓮舫のケースが悪質なのは、1990年代にいくつかの雑誌、新聞で自分は二重国籍だと断言していたことである。自分は二重国籍だと断言する一方で、選挙時には「1985年、台湾籍から帰化」と虚偽記載していた。

 国籍法第14条により、蓮舫のような二重国籍者は22歳までに国籍選択宣言をしなくてはならない。ところが蓮舫は昨日の会見で、国籍選択宣言をしたのは昨年10月と説明した。つまり、国籍法第14条違反の疑いが濃厚ということになった。

 蓮舫は、二重国籍だったにもかかわらず、例えば2004(平成16)年の選挙公報に「台湾籍から帰化」、「1985年、台湾から帰化」と記載していたのは公職選挙法第235条の「虚偽事項の公表罪」虚偽になる。

 「国籍法に関しては、手続きを怠っていたのは事実だが、故意に怠っていたわけではない。17歳の時に日本国籍を取得してからずっと台湾籍が放棄したものだと思っていた。思ったままだった。その中で2004年から政治家をさせていただいたときに公報に書かせていただいた部分は、台湾から日本人になったという部分で、日本国籍取得を『帰化』として使わせていただいたという認識で、それ以上深いものではなかったと思っている。そこに故意性はないとご理解いただければ」。

 蓮舫は1985年までは台湾(中国)籍だった。1985年、日本政府はその蓮舫に日本国籍を与えた。許可したのは日本の法務省。


 2017.7.21日、「橋下氏、民進・有田議員に激怒「議員辞めろ」 蓮舫氏「二重国籍」問題で場外乱闘」。

 蓮舫氏の資料公開に絡んで、有田氏は14日、言論ニュースサイト「リテラ」で「蓮舫代表に個人情報の開示を求めるのは、出自による差別を禁止している憲法第14条や人種差別撤廃条約の趣旨に反する差別そのものである」などと指摘した。これに猛反発したのが橋下氏だった。19日に「プレジデントオンライン」(プレジデント社)の寄稿で「こいつだけはほんと許せないね」と有田氏を痛烈に批判した。

 橋下氏は、2012年に週刊朝日が自身の出自問題を取り上げた際について、「普段は『人権を大切にしろ!』とかっこつけて叫んでいる自称リベラルのインテリたちに限って『橋下は権力者なんだからそれくらい我慢しろ』と言ってたな。メディアでも僕を擁護する声はほとんどなかった」と指摘。

 その上で、有田氏がツイッターに「これは面白い」と投稿したにもかかわらず、蓮舫氏の問題では「人権問題の歴史的逆行」になると反対したことについて、「自分が嫌いな相手(僕)の出自が公になることは面白く、自分の所属する党の代表の、ちょっとした戸籍情報が開示されることはプライバシー侵害になり、人権問題にもなるから許されないと言うんだ。典型的なダブルスタンダード!」と猛然と罵倒。ツイッターでも「有田、早く辞職しろ。自称人権派は有田を責めないのか?」とかみついている。

 一方、有田氏はツイッターで「何を面白いと書いたのかをあえて隠した文脈無視の言いがかり」と反論している。





(私論.私見)