菅政権史9

 (最新見直し2011.02.17日)

 (れんだいこのショートメッセージ)

 ここで、「菅政権史9」を確認しておくことにする。

 2011.02.17日 れんだいこ拝



 2011.2.17日、親小沢の原口前総務相が、地域主権を推進する「日本維新の会」「佐賀維新の会」を結成する考えを明らかにした。橋下大阪府知事、河村名古屋市長らと連携をも視野に入れている。

 民主党内ではここ数日、にわかに分裂含みの動きが広がっており、そんな中、16人が離脱を宣言したのである。永田町は一気に液状化してきており、菅首相の退陣が秒読みになってきた。「別の党をつくる必要はない。(大阪などの)地域政党との連携はあっても、私自身が地域政党をつくるつもりはない。最後まで民主党を抜けるつもりはなく、今月中にも民主党衆院議員を中心に日本維新連合という政策集団を立ちあげたいと思っている」、「2月中に佐賀維新の会、3月上旬には日本維新の会を立ちあげたい。佐賀維新の会は首長や議員、NPOなどに幹事に入ってもらいたい。結成大会も考えているが、統一地方選もあるので、大会は選挙後になるだろう」。

菅政権退陣秒読み 小沢系議員16人が会派離脱(日刊ゲンダイ)「菅はオシマイ」「執行部が突っ張れば、党分裂」
http://www.asyura2.com/11/senkyo107/msg/699.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 2 月 17 日 17:06:54: igsppGRN/E9PQ

菅政権退陣秒読み 小沢系議員16人が会派離脱
2011年2月17日 掲載 :日刊ゲンダイ
http://gendai.net/articles/view/syakai/128929

 衆院再可決は絶望

 国民の期待を裏切り続ける菅・民主党に対して、ついに身内から“クーデター”の火の手が上がった。17日午前、小沢系の衆院議員16人が岡田幹事長宛てに会派離脱届を提出したのである。
 行動を起こしたのは2009年の衆院選で比例ブロックから当選した議員らで、16人はただちに横路衆院議長に対し、新会派「民主党政権交代に責任を持つ会」の届け出も行った。新会派は渡辺浩一郎衆院議員(前列左から3人目)が会長に就任、豊田潤多郎氏が会長代行、幹事長には笠原多見子氏が就いた。16人は〈本来の民主党の姿とはかけ離れた今の菅政権にはもう黙ってはいられない。みすみす旧来からのしがらみにはまり込み、無原則に政策の修正を繰り返す菅政権に正当性はない。我々は今こそ、「国民生活が第一」の政策を発信し、国民の信頼を取り戻していかなければならない〉とのペーパーを配ったあと、記者会見に応じた。
 質疑では予算案への対応などの質問が飛んだが、「現時点では未定」「党と別の判断もありうる」(渡辺会長)とし、造反をにおわせた。
 新会派は民主党は「マニフェストの実行が目的」とし、「離党は国民のためにならない」としているが、ここまで言い切った以上、除名覚悟の確信的行動と見るべきだ。
 16人が離脱すれば、民主党はたとえ社民党の協力を得られても衆院で3分の2の勢力を確保できなくなる。ねじれ国会で衆院再可決の道は閉ざされ、菅政権は完全に追い詰められることになる。
 岡田幹事長は「驚いている。党の所属議員だけに会派離脱できないのは明白であり、理解に苦しむ」と言うのが精いっぱい。会派離脱は認めず、説得作業に乗り出すつもりだが、永田町では「ついにサイは投げられた」「菅はオシマイ」「執行部が突っ張れば、党分裂」との見方が飛び交っている。
 折しも小沢元代表は地域政党「減税日本」を立ち上げた河村たかし名古屋市長らと面談するなど、動きが急。親小沢の原口一博前総務相は橋下大阪府知事、河村名古屋市長らと連携、「日本維新の会」の設立を表明した。
 民主党内ではここ数日、にわかに分裂含みの動きが広がっており、そんな中、16人が離脱を宣言したのである。永田町は一気に液状化してきており、菅首相の退陣が秒読みになってきた。

●約束を果たす民主党への回帰宣言(要旨)

「今の菅政権は、国民との約束を果たす本来の民主党政権ではない」
 今、民主党議員の多くがそう感じている。総選挙では「国民生活が第一」の政治理念、「予算のムダを徹底的に削り、新たな政策の財源に充てる」としたマニフェストを掲げ政権交代を実現した。
 しかし菅政権は消費税に関し「来年度末までに法的な対応をしなければいけない」と増税の意欲をあらわにし、国民との約束、マニフェストを捨てた。政治主導で日本を立て直すはずが、国家戦略局の設置法案も実現せず、公務員制度改革も反古にし、政治主導の御旗も捨てた。
 我々は国民との約束の上に存在する比例代表の議員だからこそ、衆議院での民主党・無所属クラブとは分かれ、新たに院内会派を設立する。「国民の生活が第一」の政策を実行すべく今後、行動を展開していくこととする。

▽会長/渡辺浩一郎/比例東京(2)
▽会長代行/豊田潤多郎/比例近畿(2)
▽副会長/三輪 信昭/比例東海(1)
 熊谷 貞俊/比例近畿(1)
 菊池長右ェ門/比例東北(1)
 高松 和夫/比例東北(1)
▽幹事長
 笠原多見子/比例東海(1)
▽幹事長補佐
 水野 智彦/比例南関東(1)
▽副幹事長
 渡辺 義彦/比例近畿(1)
 石田 三示/比例南関東(1)
 川口  浩/比例北関東(1)
▽事務局長
 石井  章/比例北関東(1)
▽事務局次長
 大山 昌宏/比例東海(1)
 小林 正枝/比例東海(1)
 相原 史乃/比例南関東(1)
▽事務局補佐
 川島智太郎/比例東京(1)

民主党比例選出議員 が 新会派旗揚げ宣言! 国民生活が第一だ! 菅政権に大打撃!  (書に触れ、街に出よう) 
http://www.asyura2.com/11/senkyo107/msg/716.html
投稿者 純一 日時 2011 年 2 月 17 日 21:43:20: MazZZFZM0AbbM

http://nicoasia.wordpress.com/

Posted on February 17, 2011 by nico

[国民生活派議員が新会派結成を宣言!「国民との約束を果たし「国民生活が第一」を実行する!」]

2月17日、民主党比例区選出の衆議院議員16人が「民主党・無所属クラブ」から会派を離脱し、新会派「民主党政権交代に責任を持つ会」(会長・渡辺浩一郎衆院議員)の旗揚げを宣言した。

新会派結成に加わった議員は以下の通り。

渡辺浩一郎(比例東京)、大山昌宏(比例東海)、小林正枝(比例東海)、菊池長右ェ門(比例東北)、三輪信昭(比例東海)、石井章(比例北関東)、豊田潤多郎(比例近畿)、石田三示(比例南関東)、水野智彦(比例南関東)、相原史乃(比例南関東)、渡辺義彦(比例近畿)、高松和夫(比例東北)、熊谷貞俊(比例近畿)、川島智太郎(比例東京)、笠原多見子(比例東海)、川口浩(比例北関東)


菅政権・現民主執行部が国民との約束である09マニフェストを反故にし、ひたすらマスコミを筆頭とした従米既得権益勢力のいいなりになって新自由主義に走り、政権交代に失望した国民が怒りの声を上げていることに呼応したものであると言える。

新会派の名称も「民主党政権交代に責任を持つ会」という頼もしい名前が付けられ、「国民生活が第一」の原点に立ち返ることを謳っている。


「菅政権は国民との約束、マニフェストを捨てたのである。」

「菅政権は政治主導の御旗も捨てたのである。」

「菅政権は、民主党の理念、そして「国民の生活が第一。」という国民の皆様への約束をも捨て去ったのである。」

「みすみす旧来からのしがらみにはまり込み、無原則に政策の修正を繰り返す菅政権に正当性はない。」

「我々は今こそ「国民の生活が第一。」の政策を発信し、国民の信頼を取り戻していかなければならない。」

発表された宣言文も、政権交代を支持し、国民を裏切った菅政権に失望した民衆の言いたいことを代弁してくれており、痛快である。民衆が電話・FAXを送り、デモで訴えてきたことは彼らに届いているのだということが実感できる。彼らは比例選出議員であるからこそ、党の公約違反を続ける菅政権にもはや黙っていられないと宣言文で述べている。

予算案はこのままでも成立するだろうが、関連法案を成立させるための衆議院 3分の2に届く可能性は著しく低くなった。
公明党も民主党と対決姿勢を強調しており、また自民党の逢沢国対委員長も、今回離脱した議員たちとの部分協力の可能性に言及しており(政策的にありえないとは思うが)、さらには原口前総務相が近く発売される月刊誌に「菅政権は打倒せねばならない」とする論文を寄稿し、菅政権批判を展開しているとのことである。菅政権は四面楚歌の状態に陥ったと言えるだろう。
いつ崩壊してもおかしくない状況になったと思う。あと一押しである。

全力でこれら国民生活派議員を支援しようではないか。

そして2月20日(日)の東京デモには、これら国民生活派議員を支援する意味も込めて、ぜひとも多くの方々に参加していただきたいと心より願う。


以下宣言文を全文掲載する。

——————————

<約束を果たす民主党への回帰宣言>

「今の菅政権は、国民との約束を果たす本来の民主党政権ではない」 
今、民主党議員の多くが強くそう感じている。「国民の生活が第一」の政治理念は、おととしの衆議院総選挙での、民主党と国民との最大の約束だった。しかし今の菅政権ではどんな事態が進行しているだろうか。

総選挙では、予算のムダを徹底的に削り、新たな政策の財源に充てるとしたマニフェストを掲げ、政権交代を実現した。しかし、「予算の総組み替えなどを行う」と主張していたのに、ほぼ手つかずの一方で、先週、菅総理大臣は、「衆議院の任期中上げない」としていた消費税については、「来年度末までに法的な対応をしなければいけない」と発言し、増税への意欲をあらわにした。

菅政権は国民との約束、マニフェストを捨てたのである。
また、政治家主導で日本を立て直すはずが、目玉とされた国家戦略局の設置法案は実現せず、公務員制度改革も反古にされている。官僚に頼り放しだが、尖閣問題や北方領土問題など、もっとも政治主導であるべき案件で失敗すると官僚のせいにする。

菅政権は政治主導の御旗も捨てたのである。
菅政権は、民主党の理念、そして「国民の生活が第一」という国民の皆様への約束をも捨て去ったのである。
菅政権が本来の民主党の政策を捨て、本来の民主党の政治主導を捨て、本来の民主党の国民への約束を捨て去って省みないならば、それは国民が願いをかけた本来の民主党そのものを捨て去ることになる。
そして、このことは、本来の民主党への支持の上に比例代表で当選した我々の存在意義すらも打ち消すことになる。

我々は民主党と国民との約束の上に存在する比例代表の議員だからこそ、本来の民主党の姿とはかけ離れた今の菅政権にはもう黙ってはいられない。みすみす旧来からのしがらみにはまり込み、無原則に政策の修正を繰り返す菅政権に正当性はない。我々は今こそ「国民の生活が第一」の政策を発信し、国民の信頼を取り戻していかなければならない。

しかし、我々は、民主党に対する信頼が地に落ちた今となっても民主党を捨てるつもりはない。歯を食いしばっても、国民との約束であるマニフェストの実現に取り組む我々こそが、本来の、そして真の民主党であるからだ。

従って、我々は、国民との約束を果たす議員集団であることを、改めて国民の皆様に行動で示すために、衆議院での民主党・無所属クラブとは分かれ、新たに院内会派を設立する。そして同志一同が結束して、「国民の生活が第一」の政策を実行すべく今後、行動を展開していくこととする。

2月17日 民主党・衆議院比例代表 単独議員有志一同

 


【国民の生活が第一!】

小沢頑張れ

小沢を応援しよう

小沢どんは無実だ

ムネオも無実だ

石川知裕も無実だ

検察・検審は冤罪やめろ

小沢起訴は無効だ

冤罪被害議員を守るぞ

ムネオは冤罪被害者だ

ムネオをを国会に帰そう

菅はやめろぅ  

菅こそ議員をやめろ  

前原誠司出てこい

メール事件はどうした

前原はアメリカのいいなりだ

日本のための政治をせよ

[小沢一郎応援篇]

【小沢一郎に仕事をさせろ】

【小沢一郎は仕事ができる】

【民主党議員は小沢を守れ】

【09年マニフェストを守れ】

小沢一郎で日本を変えよう 

小沢一郎と日本を変えよう

小沢コール×10回

【消費増税反対】

【国民との約束を守れ】

【TPPに反対】

【アメリカのいいなりにならないぞ】

【小沢一郎を応援します】

【亀井静香を応援します】

【鳩山由紀夫を応援します】

【森ゆうこを応援します】

【川内博史を応援します】

【原口一博を応援します】

★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK108 > 308.html  
[小沢氏弁明全文(上)(下)] 「検審の起訴議決自体に手続き違反ある」「なぜ私だけが処分を受けるの
http://www.asyura2.com/11/senkyo108/msg/308.html
投稿者 七転八起 日時 2011 年 2 月 22 日 15:37:56: FjY83HydhgNT2

[小沢氏弁明全文(上)(下)] 「検審の起訴議決自体に手続き違反ある」「なぜ私だけが処分を受けるのか」 ( MSN産経ニュース)

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110222/stt11022213200010-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110222/stt11022213230011-n1.htm

民主党の小沢一郎元代表が22日の党倫理委員会(委員長・渡部恒三最高顧問)で読み上げた弁明の全文は次の通り。



[小沢氏弁明全文(上)]

 「倫理委員会の皆さんへ私の主張」

   平成23年2月22日

     衆議院議員 小沢一郎

 党倫理委員会の皆様、このような機会をいただいたことに心から感謝申し上げます。

 一昨年来、私の政治資金管理団体にかかわる件について、国民の皆様、同志の皆様にご心配をおかけしていることを、まずもってお詫び申し上げます。

 さて2月14日の民主党役員会、15日の常任幹事会において、元秘書が逮捕・起訴された事実について、私に対し検察審査会により起訴手続きがなされたことは「倫理規範に反する行為」に該当すると判断したとのことですが、本日は倫理委員会の皆様に私の考えをお伝えし、また委員の皆さんのご所見を伺いたく参りました。どうぞよろしくお願い申し上げます。

一、検察審査会の起訴と、通常の検察による起訴との違いについて

 役員会・常任幹事会は、私が、収支報告書の虚偽記載につき共謀したという容疑が事実であるか否かにかかわらず、単に起訴されたという事実をもって処分の根拠としていますが、今回の検察審査会による起訴を通常の起訴と同視することはできないと考えます。

 一連の問題に関し、一年余にわたる東京地検特捜部の徹底した捜査により、多数の書類を押収され、秘書・元秘書は身柄を拘束された上で取り調べを受け、私自身も四回にわたって事情聴取に応じてきました。結果、私については不起訴処分、さらに、一回目の検察審査会の起訴相当議決後の再捜査でも再び不起訴処分となりました。
検察審査会の議決にある通り、検察審査会制度は「国民の責任において、公正な刑事裁判の法廷で黒白をつけようとする制度である」とのことです。検察審査会の議決による起訴は、検察の起訴のように有罪の確信があって行うのではなく、法廷で「白黒」をつけるために行う、つまり迷ったから裁判の手続きに乗せようと、当の検察審査会自身が述べているわけです。

 また今回、検察官役を担われる指定弁護士も、記者会見において「有罪だと確信したから起訴したのではない。議決があったから起訴した」「私たちの職務は必ずしも有罪だと確信したから起訴するのではなく、法令上、起訴しない条件がなかったから起訴した」と述べたと聞いており、今回の起訴の性格を指定弁護士自身の発言が物語っております。

 この点について、倫理委員会の皆さんは、検察審査会による起訴手続きと、検察による通常の起訴の違いについて、どのようにお考えになっているのか、お伺いします。

二、検察審査会の起訴議決が有効であるか否かについて

 役員会・常任幹事会は、今回の検察審査会の起訴議決に基づく起訴が有効であることを前提に処分の判断を行っていますが、そもそも検察審査会の起訴議決自体に手続違反があります。

 東京第五検察審査会の二度目の議決には、不起訴になった事実以外も議決の対象になっております。つまり一回目の議決と二回目の議決の内容が異なっているのです。被疑事実でもないことについて審査の対象になるのであれば、いかなる無辜の民であっても審査の対象となり、いわれなき容疑によって強制的に起訴されることとなりかねません。公人中の公人であり公選による衆議院議員によっては尚更であり、到底認められません。

私は、検察審査会の議決の有効性についても行政訴訟によって争ってまいりました。この点につき、最高裁は、「刑事裁判の中で主張しうる」との判断を示しており、今後の刑事裁判の中で起訴議決の有効性自体についても争ってゆくこととなります。

 さらに、起訴議決に至った最大の証拠である石川議員の供述調書についても、再捜査の取り調べの際に担当検事の誘導等があったことを示す録音が存在しており、この供述調書の任意性、信用性が否定されれば公訴取り消しも十分にあり得ます。

 また検察審査会自体、議事録も公開されておらず、第一回目の議決の際と第二回目の議決の際の構成委員の平均年齢が、本来入れ替わっているはずであるにもかかわらず34・55歳と同じであって、そもそも1000万人都民の中から無作為抽出によって委員を選任した場合に、平均年齢が34・55歳となる確率はほとんどゼロであることに加え、二度の審査委員会委員の平均年齢が同じになることなど、偶然にしてもあり得るはずもないこと、審査補助員の弁護士に支払われた旅費の日付が、報道による審査補助員就任時期以前のものまで含まれており、ルールに則った審査が行われたかどうか疑わしいこと、議決前には担当検事による不起訴理由の説明が必要ですが、ほんとうに担当検事が議決前に検察審査会に出席したかどうか定かではないことなど、その経過も内容もまったく公開されておらず、全て秘密のベールにつつまれております。1000万人都民のなかから無作為で選ばれたとされる11人の検察審査会委員の素性はもちろん、審査の過程も明らかにされていないのであります。果たして検察審査会による議決が、「国民の責任」といえるだけの正当性を有しているのか、はなはだ疑問であります。

 倫理委員会の皆様は、検察審査会の起訴議決の有効性について、どのように判断されているのか、お伺いします。

[小沢氏弁明全文(下)]

「なぜ私だけが処分を受けるのか」

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110222/stt11022213230011-n1.htm


三、元秘書3名が逮捕・起訴されたことについて

 役員会・常任幹事会は、元秘書3名が逮捕・起訴されたことを処分の理由としていますが、これまでは秘書がその容疑を認めた場合がほとんどであり、しかも秘書の逮捕・起訴を処分の理由にした例はないと記憶しております。

 他方、私の元秘書3名は、一貫して無罪を主張して参りました。無罪を主張しているからこそ、他の秘書の件とは異なり、強制捜査の対象となり、現在は公判廷において無罪を争っているのであります。この中で先にも申し述べた通り、取り調べの際に担当検事の誘導等があったことを示す録音が証拠として採用され、証拠のねつ造したとされる検事による調書の証拠採用が見送られるなど、裁判の今後の成り行きが注目される中、自らの罪を認めた秘書の事例と同列に私の問題を論ずることには違和感を憶えざるを得ません。

 この点についての倫理委員会のみなさんのご所見をお伺いいたします。

四、衆議院政治倫理審査会への出席について

 私は、昨年12月末に政治倫理審査会への出席を言明いたしました。

 私の弁護団は、刑事裁判中に政倫審に出席して自己に不利益な供述を求められることは、場合によっては裁判において不利益を被りかねず、憲法の人権保障の趣旨に反するとの意見でしたが、私は、国民生活に不可欠な予算の成立に必要であれば、党のために政治倫理審査会に出席すると申し上げたところであります。出席を拒否してはおりません。

 政治倫理審査会が未だに開催されていないのは、国会運営上の都合によるものと思います。

 倫理委員会の皆さんのご所見をうかがいます。

五、党員資格停止の不利益遡及について

 私はもとより処分を受けるいわれはありませんが、今回の党員資格停止処分の期間について、「党員資格停止期間中の権利制限等の指針」によれば、最長6カ月とされているものを、一般職公務員の起訴休職を類推して「判決確定までの間」とされている点についても、前例はなく理解に苦しむところであります。

党において規約や指針があるにもかかわらず、定められた以上に不利益を適用することは、法治国家のあり方からしても、また民主主義の国の政党のあり方としても、著しく不穏当であります。これでは規則や指針を定めている意味がありません。

 倫理委員会の皆さんはこの点についてもどのようにお考えか、お聞かせください。

 以上申し述べて参りました通り、私に対して発議されている今回の処分はいずれも前例がなく、なぜ私だけがこのような処分を受けるのか、合理的な理由は見当たりません。

 倫理委員会におかれましては、ただ今申し上げました私の主張について、書面によりご回答下さいますようお願い申し上げます。

 今後私は全国民に開かれた法廷の場において、これまで通り真実を述べて参ります。

 そして、何よりも、従来から様々な機会で申し上げてきたとおり、何一つ私自身やましいことはありません。これからの裁判において、私が無実であることは自ずと明らかになります。

 私は、この20年間、一貫して政権交代の必要性を主張してまいりました。そして国民の皆様のお力で、ついに民主党政権が誕生しました。しかしながら、「国民の生活が第一。」の政治は未だ実現しておらず、何千万もの国民の皆様とのお約束を中途半端にすることはできません。

 今後は、弘中惇一郎弁護士を始めとする弁護団とともに、一刻も早く無罪判決を獲得して参ります。そして、引き続き民主党の国会議員として、「国民の生活が第一。」の政治を実現すべく、私の座右の銘である「百術は一誠に如かず」の言葉の通り、誠心誠意取り組んで行く決意であります。

 何卒倫理委員会の皆様のご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る
01. 2011年2月22日 15:40:42: p75dV2wG02
すばらしい文章ですね。
委員はまともに反論できるのだろうか。
ぜひ委員会の議事録を公開してほしい。
02. 2011年2月22日 15:42:30: 9oDyJXSLLo
類似投稿です。

http://www.asyura2.com/11/senkyo108/msg/291.html

03. 2011年2月22日 15:52:05: qqCNcK3o9g

 小沢さんの弁明全文、要約されており、語りつくせぬ心中はあっても、この弁明文を理解出来るなら、当然、処分など出来ない筈。最初に、処分ありきの流れになっているのだろうから、成り行きは、知れた事かも。そうなれば、菅政権殲滅、第二段が炸裂するのだろう。
04. 2011年2月22日 16:00:31: 8HikxGtgtU

 こんな難しい質問をしやがって

 答えられるわけ ね~~だろう  by ニセ黄門
 

05. 2011年2月22日 16:13:31: 5cXvYeoMpU
即刻に削除依頼を出されたし。
06. 2011年2月22日 16:15:58: WhkKmJI7fI

小沢君、反論なんて、おれに書けるわけないだろう。
だから、今回は許してあげる


「菅政権は打倒せねば…」原口氏、民主分党提唱

読売新聞 2月17日(木)22時4分配信

 民主党の小沢一郎元代表に近い同党の比例選出衆院議員16人が17日、岡田幹事長宛てに、衆院の同党会派からの離脱願を提出したことで、同党は事実上の分裂状態に陥った。

 これに関連し、元代表に近い原口一博前総務相は月刊誌のインタビューで、「政権交代の原点に回帰しようとするグループ」を「民主党A」、首相を支える勢力を「民主党B」と分けた上で「『民主党A』の力を糾合したい。我々と志を同じくするものは(他党を含めて)力を合わせていく」と訴え、「分党」を提唱した。

 河村たかし名古屋市長や橋下徹大阪府知事らとの連携にも意欲を示した。インタビュー記事は「菅政権は打倒せねばならない」との題で近く掲載される。

 2011.2.23日、小沢元代表に近い松木農林水産政務官は、22日の小沢氏への党の処分など、菅総理大臣の政権運営に反発し、細野総理大臣補佐官に、菅総理大臣宛ての辞表を渡し正式に辞表を提出した。小沢氏に近い16人の衆議院議員による会派離脱届提出に続く騒動となった。
 「TPP=環太平洋パートナーシップ協定は推し進めてほしくない。政権交代した時に考えていなかったことを一生懸命やるのはどうしても納得できない。予算案に反対するつもりでやっているわけではない」、「小沢氏にはまだ連絡していない。小沢氏は、『役職に就いた人間はしっかりと全うするように』と言っていたので、申し訳ない」。

















(私論.私見)