菅政権史6

 (最新見直し2010.12.22日)

 (れんだいこのショートメッセージ)

 ここで、「菅政権史6」を確認しておくことにする。

 2010.11.29日 れんだいこ拝



Re::れんだいこのカンテラ時評861 れんだいこ 2010/11/29
 【森の石松曰く「だれかもう一人お忘れじゃないでせうか」考】

 政権末期の様相を確実にしつつある菅政権を総評しておく。ネットサイト「木村愛二の憎まれ口」で「偽の友は公然の敵より悪い」(A false firiend is worse than an open enemy)、「公然の敵の方が偽の友より良い」(An open enemy is better than a false friend)と云う言い回しを教えてもらった。これは実にその通りで、公然の敵なら身構えることができるが、味方ヅラした仲間は背後から裏切るので余計に質が悪い、始末に困ると云う意味と解している。

 これが、れんだいこの日共批判の視点になっている。ここでは日共批判は差し控える。ここで為すのは現下の民主党執行部批判である。この連中も、明らかに「偽の友」の正体を晒しつつある。ここまでヒドイとは思わなかったが、かなり性格の悪い御用聞き集団である。彼らには、歴史に申し訳ないと云う意味での歴史責任の自覚がないみたいである。あれば恥ずかしくてできない裏切りを平然と重ねつつある。

 れんだいこは、菅政権の出航に当たって、「管政権出航に当たってのれんだいこ評」、「菅政権に対するれんだいこ書簡-和魂洋学に立ち戻れ。その1-5」を捧げている。現在、荒らし対策で「カンテラ時評総集版」を設け、「カンテラ時評25(721~750)」、「カンテラ時評26(751~780)」にサイトアップしている。確認していただければ有り難い。

 この声が届こうが届くまいが構わないのだが、問題は、れんだいこの危惧した通りに菅政権がシオニスタン政治に邁進していることにある。菅と云えば、2009年の政権交代前に「何としてでも、とにかく一度、民主党に政権取らせてくれ。そのデキを見てほしい。期待を裏切らない」と訴え続けていた映像が脳裏に残っている。その菅がいざ政権をとって、やっていることがこのザマだ。これをどう評するべきだろうか。

 今、菅は、支持率が1%になってでもやり抜く、政権にしがみつくと嘯いている。それは食事の席での支持者の発言だと云い換えようとしているが、そんなことはどうでも良い。その場で発言を否定せず許容する雰囲気であったとすれば、菅が云ったも同然だろう。下手に逃げの手を打たぬ方が良い。菅政権にはこうした卑怯な論法や対応が目に付き過ぎる。中国の首相と対談する際に、のっけからメモを読み下を俯いていたのも然りである。正々堂々としたところがなさすぎる。

 菅政権になって、鳩山政権より更にヒドいシオニスタン政治に傾斜している。そんな政治を期待していた訳ではないのに、しゃにむに突進すると云うのが「支持率1%宣言」である。こうなると居直りも度が過ぎていよう。防衛費増強、自衛隊派兵、武器禁輸解禁、原子力発電推進、消費税増税、農産物全面自由化、憲法改正云々。一体どこに「官僚側ではない国民側政治」があると云うのだろう。人気を取った事業仕訳も次第にお里が知れつつある。

 菅及び菅政権にタムロする連中が、ここまでヒドイとは思わなかった。その怒りが各地の選挙戦での民主党候補落選に表われている。一々挙げないが、岡田幹事長には民主党候補を当選させようとする意志がそもそもないみたいである。バカの一つ覚えで小沢問題を繰り返し続けている。反論されるなら、いつでも再反論してみせよう。問題は、菅政権のツラの皮の厚さが尋常でないところにある。参院選の敗北の時もそうだった。何の責任も取らない、落選閣僚まで居残りさせた。そして代表選に向かったが不正投票の疑惑が残った。不自然に民間委託業者に開票させ、その後の再精査もしていない。外交も、自公政権時よりヒドイ米国追随、日米運命共同体論、日米安保体制強化論、北朝鮮制裁強化論で明け暮れている。

 それでも評論家は、学生運動上がり政権だと云い左傾化していると評している。れんだいこにはとんと分からない。菅、仙石、枝野に学生運動歴があるのかも知れない。しかしながら、どこのセクトでどういう働きをしていたのか問わなければ意味がない。履歴だけで云えば、ナベツネも元共産党員である。しかし、その履歴は、共産党にあって共産党の左傾運動に反対する右派系新人会運動による撹乱を企み、資金源疑惑を衝かれて除名された曰くつきのものでしかない。この眼で洗うと、菅、仙石、枝野の学生運動歴も似たようなものだったのではなかろうか。そういう履歴でも、学生運動上がりの左派政権だと批判する者の見識が疑われよう。

 本当の問題は、学生運動歴にあって共通しているのは右派系運動に位置していたところであり、その後共通してシオニスタンとして取り込まれているところである。菅政権を左派政権などと評するのはピンボケ甚だしく正しくは自公よりも露骨なシオニスタン政権とみなすべきだろう。つまり、菅政権も菅政権だが、これを評する方が輪をかけて愚頓な評をしていることになる。多少ともマシな学生運動歴の者は怒らねばならない。我々にも未熟な面は多々あったが、当時の世の中に良かれと思って議論し行動した精神に偽りはない。一身の己の利益の為に精神を売り売国したことはない。一緒にされるのは迷惑至極である。

 もとへ。菅政権のトンデモ性が明らかになった以上、どう成敗すべきか。これが問われている。マスコミメディアが頻りに誘い始めている衆院選に向かうべきだろうか。れんだいこは、金毘羅参りからの帰参途次、大坂から京都へ向かう千石舟に乗った森の石松の文句を思い出す。「誰か一人お忘れじゃないでしょうか。頼むから胸に手を当てて思い出して下せえ。飛びっきり強いのが後一人居るでせうが」。この方の政権を見ない限り、民主党を見限る訳には行かない。

 そうさせない包囲網が敷かれている。菅政権とは、この方を登場させない任務を帯びて秘密活動している癖のある政権である。やらせてみたが全くなっていないので後は引き際を見るだけである。最強政権にバトンタッチするなら引き際として納得できるが、衆院解散に向かうことになろう。まさに「偽の友は公然の敵より悪い」の面目躍如ではなかろうか。伸子夫人もそろそろエエカゲンに連れて帰らねばなるまい。せめて立つ鳥の足跡だけは間違わないように。

 2011.11.29日 れんだいこ拝

【鳩山前首相が来年選挙の可能性を示唆】

 鳩山由紀夫前首相は28日、茨城県守谷市などで講演し、仙谷由人官房長官らへの参院問責決議により厳しい政権運営を強いられるとの見通しを示し、「このままいくと来年選挙かもしれないという状況になりつつある」と述べ、菅直人首相が早期解散を決断する可能性を示唆した。

 また、首相が27日の鳩山氏との会談で「支持率が1%になっても辞めない」と語ったとの報道について、「首相が言ったのではない。友達から『1%になっても辞めるな』と激励されたという話を首相から聞いた」と説明。「私が首相のときに『0%になっても辞めないでくれ』と言ったのはあなたですよ」と激励したことも明かした。


【小沢元代表:「最後のご奉公」…地元で改めて強調】

 2010.12.1日、民主党の小沢一郎元代表は、岩手県奥州市の農地整備事業関連の式典であいさつし、「私も政治活動40年を超え、これから先、何十年もやっていけるわけではない。民主主義の定着と日本国中が安定した生活が送れる社会を何としても築き上げることが最後のご奉公だ」と改めて強調した。10月の検察審査会による起訴議決後、初の地元入り。「政治は国民の生活を守ることだという理想の旗を高く掲げ、実現のため抜本的な改革を進めていきたい」と強調。「地方の人が自分たちの知恵を生かしたふるさとづくりをやっていくことが私の夢だ」と語った。

 1日夜、小沢氏は、支持グループ「一新会」のメンバー36人と会食。各テーブルに酒をついで回り、「鳩山政権のときも内閣支持率は落ちたが、党の支持率は自民党よりよかった。それが今では自民党よりも悪い」と菅内閣の体たらくを厳しく批判。そのうえで、「党大会が行われる来年1月13日がポイントだ」と意味深な指摘を行った。また、「せっかく政権をとったんだ。国民の期待に応えなきゃ。党を割るのはダメだ」と即座の離党や新党は否定したものの、同席した田中真紀子元外相(66)は「小沢先生のような経験豊富な方をもっと活用して、日本のこれからあるべき姿をみんなが力を合わせ築くべきだ」と述べ、小沢氏中心の新勢力の結集を促した。


 2010.12.1日付け日刊ゲンダイネットの「自民よりヒドイ! 菅政権 ロコツな対米従属外交」を転載しておく。

 内部告発サイト「ウィキリークス」でバレた

 ●米国が武器輸出“解禁”を日本に要請

 内部告発サイト「ウィキリークス」に米政府の機密文書25万点以上が流出した問題で、菅政権がピリピリしている。前原外相が「言語道断。勝手に公開するのは犯罪行為だ」と非難し、北沢防衛相も「影響を検討しなければ」と深刻顔だ。そりゃそうだろう。流出した情報は日本関係だけで6700点。その中には、米政府から民主党政権への“対日圧力”ともとれる要請文書が存在した。30日流出が発覚したのは、米ヒラリー国務長官が日本など関係国の大使館にあてた「シークレット」扱いの電報だ。文書の日付は民主党政権が発足した翌日の昨年9月17日で、日米共同開発中の弾道迎撃ミサイルについて、欧州への輸出解禁を日本に求める内容が含まれていた。「日本の決断に協力したい」と言葉は丁寧だが、早い話が脅しである。

 折しも、民主党は外交・安全保障調査会で「武器輸出3原則」見直しの提言をまとめ、菅首相も安保会議で「国会審議に耐えられるものにしてくれ」と了承したばかり。永田町では「民主党政権が3原則の見直し議論を加速させたのは、アメリカの圧力に屈したのが原因じゃないか」と大騒ぎになっている。外交・安全保障調査会会長の中川正春衆院議員は「自民党時代から議論されている問題で、民主党政権になってスピードアップしたわけではない。それに、米国の要請は政府に対するものであり、党へのものではない」と否定したが、菅政権の米国へのスリ寄りはロコツだ。

 北沢大臣はゲーツ米国防長官と会談した10月、輸出3原則の見直しについて「年末にまとめる防衛大綱でぜひ見直したい」と確約ともとれる発言をした。仙谷官房長官も「議論はこれからだ」と前向きだった。それからわずか1カ月余りで、トントン拍子に見直しが決まりそうな展開なのだ。元外交官で評論家の天木直人氏が言う。「はっきり言って菅政権の対米従属外交は、自民党時代よりもヒドくなっています。民主党が掲げていた『対等な日米関係』というフレーズも、菅政権になってから聞かなくなりました。米国ベッタリの前原氏が外相であることに加え、外交をまったく理解していない人物が首相ではどうしようもない。それにしても、マニフェストで国民に約束した公約はほとんど放り出しておいて、米国の要求には猛スピードで応える。この政権には呆れます」。ブッシュ前大統領のポチといわれた小泉純一郎とソックリ。さしずめ菅は“第2の小泉”か。

 12.2日、菅首相は、小沢氏が「陸山会」を通じ、昨夏の衆院選で小沢系議員ら91人に総額4億4900万円を配ったことに「小沢氏にも、国民に理解できるような説明をしていただきたい」と表明。資金提供の流れなどを解明するよう党役員会などで指示する意向を固めた。不透明な資金提供は政治不信を招きかねないというのが理由だ。 先に小沢氏の政治倫理審査会(政倫審)出席について、議決決着も辞さない構えを示唆していた岡田克也幹事長も同日、小沢氏の資金提供は不適切との認識を示し、小沢包囲網を着々と敷いている。

 11月30日に公開された2009年の政治資金収支報告書によると、小沢氏の資金管理団体「陸山会」が昨年の衆院解散から総選挙公示までに、小沢氏自らが擁立にかかわった新人候補や側近らに200万~500万円を提供。その際、94年の新生党解党時に残った資金が活用されていた。

 首相は9月の党代表選で、小沢氏の政治手法をめぐり、周辺に「政党の資金を握り、党内に派閥を作るようなことは許されない」と指摘。小沢氏を党幹事長に起用しない意向を固め、「脱小沢」路線をとった。

 今回の資金提供でも、周辺は首相の心情について「カネで賛同者の歓心を買う手法は許されないという思いがある」と話している。
http://www.asahi.com/politics/update/1202/TKY201012010523.html


 2010.11.25日、最高裁が、小沢一郎氏行政事件最高裁特別抗告を棄却決定した。全文は次の通り。
  主 文

 本件抗告を棄却する。抗告費用は抗告人の負担とする。

 理 由
 1 本件申立ては,原々審以来,検察審査会法41条の6第1項所定の検察審査会による起訴をすべき旨の議決の取消しを求める訴えを本案として,上記議決の効力の停止を求める趣旨のものと解される。

 2 平成22年(行ト)第63号事件について

 抗告代理人則定衛,同阿部泰隆,同南裕史の抗告理由について

 民事事件について特別抗告をすることが許されるのは,民訴法336条1項所定の場合に限られるところ,本件抗告理由は,違憲をいうが,その実質は原決定の単なる法令違反を主張するものであって,同項に規定する事由に該当しない。

 3 平成22年(行フ)第4号事件について

 抗告代理人則定衛,同阿部泰隆,同南裕史の抗告理由について検察審査会法41条の6第1項所定の検察審査会による起訴をすべき旨の議決は,刑事訴訟手続における公訴提起(同法41条の10第1項)の前提となる手続であって,その適否は,刑事訴訟手続において判断されるべきものであり,行政事件訴訟を提起して争うことはできず,これを本案とする行政事件訴訟法25条2項の執行停止の申立てをすることもできない。したがって,上記議決の効力の停止を求める本件申立ては,不適法として却下を免れない。これと同旨の原審の判断は正当として是認することができる。論旨は採用することができない。よって,裁判官全員一致の意見で,主文のとおり決定する。

 (裁判長裁判官白木勇  裁判官宮川光治  裁判官櫻井龍子 裁判官金築誠志  裁判官横田尤孝)

 弁護団は、最高裁決定を受けて、11月30日付で行政訴訟本体そのものを取り下げた。この取下は、最高裁が、執行停止を斥けるに当たって、起訴議決の当否は刑事訴訟手続きで争うべきで行政訴訟で争うべきではないとの判断を示したことによる。残された行政訴訟の結論も同じになることが予想され、不毛な訴訟を避けることにした。

 この訴訟の経緯で明らかになったことは、強制起訴制度には起訴の基準も審理の準則も定められおらず、証拠を検討すべきことすら義務化されていない。噂・風聞による感覚で判断することを抑制する手だてもない。審査会の実体の存否すら確認する手だてがない密室の議決手続きである。検察審査会制度や起訴議決には、適正手続きが全く保障されていないことがあからさまになった。 

 最高裁決定が公表されたお陰で、覆面弁護団の名前が判明した。

 小沢一郎氏の刑事弁護団は、弘中惇一郎弁護士を中心に組むことが決まった。
陸山会事件:小沢氏主任弁護人、弘中氏に正式決定

 検察審査会の議決に基づき、政治資金規正法違反で強制起訴される小沢一郎・民主党元代表の主任弁護人に、郵便不正事件で無罪が確定した元厚生労働省局長の弁護人を務めた弘中惇一郎弁護士(65)=東京弁護士会=が就任することが決まった。弘中氏は取材に対し「自分の事務所の弁護士を含め数人で弁護団を編成したい」と語った。裁判では無罪を主張するとみられる。

 弘中氏はロス銃撃事件で無罪が確定した故三浦和義氏や、薬害エイズ事件の1審で無罪を言い渡された故安部英・元帝京大副学長(控訴審中に死去)らの弁護人を務めたことで知られる。小沢氏側から弁護団入りを要請されており、小沢氏が審査会の起訴議決取り消しを求めた行政訴訟を30日に取り下げたことから、受諾することを正式に決めたという。 (毎日新聞2010年12月1日朝刊)

Re::れんだいこのカンテラ時評862 れんだいこ 2010/12/03 19:03
 【菅政権のお粗末政治考】

 2010.12.3日、第176臨時国会が閉会した。どういう法案が可決され何が先延ばしになったのか、これを詮索するのも一興であるが割愛する。どうせ、肝心なことが何一つ着手されないピエロ政治であることは論をまたないから。際立つことは、菅政権政治がいよいよ露骨にシオニスタン政治の正体を見せつつあることであろう。菅政権の取り巻きを見よ、よりによってシオニスタンばかりを寄せたもんだ。これって正気だろうかとさえ思う。

 米国16代大統領リンカ―ンのゲチスバーグ演説の一節「人民の、人民の手による、人民の為の政府」(government of the people, by the people, for the people)に比して、「日本の、日本の手による、日本の為の政府」ならぬ「シオニスタンの、シオニスタンによる、シオニスタンの為の政府」になっている。この疑惑を論証しておきたい。

 2010.12.1日、菅政権は、民主党の政権交代目玉マニフェストの一つである高速道路の原則無料化を廻って、当面の無料化社会実験を続行し、2011年度予算案での計上額を最大1200億円程度として2010年度予算の1000億円とほぼ同水準とする方針を固めた。これにより同マニュフェストが更に先送り引き延ばしとなった。れんだいこは、これを殊のほか重視する。ここに、菅政権の反動的本質が顕著に認められるとして、既に指弾の段階ではなく倒閣を指針させたい。

 高速道路の原則無料化マニュフェストの先延ばしが如何に反動的であるか。それは、やろうと思えばできるのにやらないことにある。最も容易なことをしなければ、他のことがおざなりにされるのは必至であろう。何度も述べているが、無料化でなくとも、長年煩わされて来ている宝の持ち腐れと化している高額制の3分の1ないしは5分の1料金減額でも良い。どれもやらず引き延ばし続けるところが臭い。これは鳩山政権下でもそうだった。結局やらないまま退陣した。そろそろそれが何故か問わねばなるまい。

 れんだいこが思うに、これは意図的故意の国策不況政策である。国策不況政策とは何か。それは、国策で不況化させる政策を云う。まさか政府がそんなことをする訳がないと思うのは甘過ぎる。普通には信じられないが、そう受け止めないと理解できないのがバブル経済崩壊以来の長期不況である。これは政治の無能無策によってそうなっているのではなく、政治が逆に不況化政策を強いることで招いている事象と看做さなければならない。

 こう理解することで初めて民主党政権の高速道路の原則無料化政策の不履行が理解できる。何とならば、高速道路の原則無料化政策は日本経済の好況化を起爆する可能性が強いからである。本来ならば、イの一番に実験的に施行すべきところ、鳩山政権下の前原国交相は頑として拒否し続けたまま外相に転じた。世間からの批判が高まるや、最も経済効果の低い形で部分的に実施したのが例の「僻地限定の無料化社会実験」だった。最も経済効果の高い期待でもってマニュフェスト化されたものが最も経済効果の低い形で部分実施されると云う逆のものに転じさせられたことになる。そのまま今日に至っている。

 問題は、鳩山政権下の前原国交相が、何故にそういう変調政治に拘り続け、菅政権が引き続き、そのような政策を継続しようとしているのかであろう。これを、国策不況政策論を媒介せずに説ける者がいたら説いてみよ。れんだいこが、即反論してみせよう。ことほどさように政府の意図的故意の国策不況政策を浮き彫りにするのが「高速道路の原則無料化反故政策」に他ならない。それ故に、れんだいこは強く指弾する。

 これを補強する次のような知見を得た。議論してほしいと思う。経済学者の泰斗として知られる宇沢弘文氏は早くより指摘している。宇沢弘文・内橋克人著「始まっている未来」(岩波書店、2009.10.14日初版)は次のように記している。

 「日米構造協議の核心は、日本のGNPの10%を公共投資にあてろという要求でした。しかもその公共投資は決して日本経済の生産性を上げるために 使ってはいけない、全く無駄なことに使えという信じられない要求でした。それを受けて、海部政権の下で、10年間で430兆円の公共投資が、日本経済の生産性を高めないような形で実行にうつされることにになったのです。その後、アメリカから、それでは不十分だという強い要求が出て、1994年にはさらに200兆円追加して、最終的には630兆円の公共投資を経済生産性を高めないように行うことを政府として公的に約束したのです。まさに日本の植民地化を象徴するものです」。

 「日米構造協議が開かれましたが、実はアメリカの商工業者の団体が原案を作成し、アメリカ政府がそれに基づいて日本政府に要求と交渉をするというとんでもないもので、一番の焦点は経常赤字と財政赤字が膨らみ、非常に混乱した時代のなかで、日本政府に対して10年間で430兆円の公共投資をしろという要求でした。しかもその公共投資は日本の経済の生産性を上げるために使ってはいけない。まったく無駄なことに使えという。信じられない要求でしたが、中曽根政権はその要求をそのまま、日本政府のコミットメントとするわけです。次の政権で実行に移されますが、国は財政節度を守るという理由の下に地方自治体に全部押し付けたわけです。地方自治体は地方独自で、レジャーランド建設のような形で、生産性を上げない全く無駄なことに計430兆円を使う。そのために地方債を発行し、その利息の返済は地方交付税でカバーするという。ところが、小泉政権になって地方交付税を大幅に削減してしまったために、地方自治体が第三セクターでつくったものは多く不良債権になって、それが自治体の負債となっていまだに残っているわけです。430兆円ですからものすごい負担です。そのときから、地方の、たとえば公立病院は非常に苦しくなっていくわけです」。

 宇沢氏は専ら政府の放漫財政への警鐘として述べているが、それは穏和な受け止めようであり、正しくは「政府の意図的故意の国策不況政策」として看做すべきではなかろうか。その一手法として、わざわざ役に立たない形での公共事業への冗費政策が導入されたと知るべきではなかろうか。その上で、公共事業そのものの撲滅論へと誘導する。阿諛追従派が同論を奏でる。お陰で日本はますます立ち遅れてしまう。そういう悪の循環に乗せられているのではなかろうか。

 政府がそういうことをするとは俄かには信じられまいが、れんだいこが云っているのではない。明日のノーベル学者として評価されている宇沢氏の弁であることを知ってたじろげ。れんだいこが冒頭で、「シオニスタンの、シオニスタンによる、シオニスタンの為の政府」云々した所以である。

 2009年の政権交代は、この政治と決別しなかった。否それどころかますます深のめりしている。そのように正体を露わにした菅政権を越年させ、新年を迎えそうであるが、バカげた話である。恐らく反転攻勢しようが、それまでは日本の先行きは暗い。

 菅首相は、雇用雇用とバカの一つ覚えを繰り返すが、景気を回復させ、企業が前向きになれば自然と雇用が回復するではないか。相変わらず経営を難しくさせ続け失業者を生む。それに対して雇用対策費を注ぎ込む。これを繰り返せば、仮に幾ら財源があっても二乗で足りなくなるではないか。分かり切っているのに雇用一途論を説くのは政権犯罪ではなかろうか。角栄政治を見よ、小泉政治、菅政治の反対のことばかりしている。逆は逆である。

 れんだいこには、角栄が角栄政治が批判される所以が分からない。学問すれば角栄政治の非が分かると云うのであれば、そんな学問はいらんわい。

 2010.12.3日 れんだいこ拝

 2010.12.*日、 菅首相と国民新党の亀井代表が首相官邸で会談し、1・郵政改革法案について、今の国会での審議入りを見送ったことを受け、来年の通常国会で来年度予算案を成立させたあと速やかに審議に入り4月中の成立を目指す方針を確認する。2・月に1回程度、党首会談を行い、重要な政策決定で両党の意見を一致させる。3・今後の国会運営にあたっては社民党との協力を重視する必要があることを確認した。党首会談は、両党の幹事長が冒頭の10分足らずで席を外し、菅首相と亀井代表の2人だけで凡そ40分間、意見を交わした。亀井氏は「日本は今最大の危機を迎えているともいえる状況だが、危機はチャンスでもある。大胆なことを英断を持ってやるべきだ」と述べた。

 12.4日、国土交通省は、普通車の料金の上限を2000円とする新しい高速道路料金制度を来年4月から導入する方針を固めた。現在の料金制度では、経済対策として実施されている休日1000円割引など、ETC車を対象とした複数の割引制度がありますが、来年3月末で、これらの割引が期限を迎えます。政府は、今年4月に割引を全て廃止した上で、普通車の料金の上限を2000円とする新料金制度の導入を決めましたが、 民主党内から「実質的な値上げになる」などの批判が相次ぎ、6月に予定していた制度の実施が先送りとなっていました。

 3日、臨時国会が閉会することで、割引のための財源を道路整備にも使えるようにする法案は廃案になることが決まりましたが、料金制度については法律の改正を必要としないため、国土交通省は来年4月に制度を導入する方針を固めたものです。

 現在、国交省内では今年4月に発表した案について、普通車の料金の上限を2000円とするほかは、大型車は距離別制にする、本州四国連絡高速の料金を下げる、現在の割引制度を一部残すなどの見直しが検討されています。

 しかし、数多くの割引が実施されている現在の料金と比較した場合、ほとんどのETCユーザーにとって実質的な値上げとなることに変わりはなく、今後、民主党内や世論の激しい反発が予想されるため、新料金制度の行方はきわめて不透明です。


Re::れんだいこのカンテラ時評866 れんだいこ 2010/12/07
 【れんだいこの2009政権交代史試論】

 2010.12.7日現在の政治動向を素描しておく。昨年の政権交代による民主党連合政権は鳩山政権、菅政権と移行し現在に至っている。これをどう総括すべきだろうか。そろそろ確認しなければならないのではなかろうか。これについて愚考しておく。

 「2009政権交代」は、二つの意味で重要な示唆を与えたと思われる。一つは、自公政治と民主党政治に革命的な対立を見出し、民主党政治に期待した政権交代派にとっては「裏切られた革命」になった。政権交代後の一番手政権として鳩山政権、二番手政権として菅政権へと至っているが、自公政権と何ら変わらない否それよりヒドイ国際金融資本帝国主義追随政治を見せ続けている。これにより、「革命的な対立」が幻想であったことを教えられた。

 民主党政権下の政治は、外交は無論のこと軍事防衛然りで自公政治と何ら変わらない。或いはより御用聞き性を強めている。内治の諸政策然りで、重要法案の郵政再改革法案、有料高速道路無料化マニュフェストは共にサボタージュにより先送りされ続けている。これを簡単に云えば、意図的故意の国策不況化政策を敷いており、その下での「片や増税、片や放漫」の二律背反型の財政再建論で事に処しつつある。これは財政再建どころか財政破綻政策である。本来は「景気回復による財政再建」を目指すべきで、その為に施策せねばならないことは山ほどあるにも拘わらず逆走政治に耽っている。国際金融資本帝国主義の要請する政治であり、それを請け負うことで権力安泰を図ると云う願う魑魅魍魎政治にシフトしている。

 もう一つは、この間の自公政治、民主党政治過程に於いて小沢パッシングが根強く仕掛けられており、これを通じて、この国の政治が「自公政治対民主党政治」の対決にあるのではなく、国際金融資本帝国主義追随派のシオニスタンと日本政治の自由、自主、自律を求める在地土着派のハト派政治こそ真の抗争軸であることを教えつつある。この問題こそが戦後史の本質であると思われるが、これまでさほど指摘されていない。この抗争軸が紛れようのない形で露骨に浮上して来た意味は大きい。

 考えようによれば、「2009政権交代」は、この二つのことを教えた重要な政治的事件であったのではなかろうか。こう捉えることにより、「2009政権交代」の意義を踏まえることができよう。このことは、日本政治が単に饒舌に流れているのではなく、政治の対決軸の構図をはっきりさせつつ次の時代の展望と課題を求めつつあると云う意味で「進歩」と云えるのではなかろうか。物事は、問題のありかを定めることで対処される。これを正しく認識すれば半ば解決されたも同然であろう。問題のありかの設定を間違えると、如何に戦闘的に闘ったにせよ徒に消耗するばかりとなる。これは学生運動史の教訓である。今、この教訓を活かすべきだろう。

 以上が「れんだいこの2009政権交代史論」の要諦である。付け加えるとするならば、「2009政権交代」は元の木阿弥に戻るのか、不可逆的で戻らず「2009政権交代」線上のドラマへと移行するのかと云う興味深い読みが問われていると云う意味もある。これについて、れんだいこは、後者の不可逆的説を採りたい。もとより、それは今後の政治史が立証する訳で、元の木阿弥説が成り立たないと云う訳ではない。しかしながら、歴史と云うものは序々に進歩するものであり、序々の進歩であるが故に却って流れが強固とも云える。「2009政権交代」は現に為された以上、消しゴムで消すような訳にはいかない。歴史にはそういう重みがあり、そう簡単には崩れないだろう。れんだいこは、そう読みとっている。

 留意すべきは次のことである。我々はそろそろ鳩山政治、菅政治、小沢政治の政治史的位置の確認において、その評価を正しく持つべきであろう。どうもここに大きな誤解があるように思われるので触れておきたい。この三者の政治関係を左右指標で評すると、凡庸政治家の論に従うと、左から学生運動、市民運動上がりの菅政治、次に八方美人型の鳩山政治、右に新帝国主義的な小沢政治と看做している説が流布されている。この観点から菅、仙石、枝野辺りの学生運動歴が問われ、その上で批判すると云う変則にして陳腐な構図が罷り通っている。

 ところが、この俗説が謬論であることが次第にはっきりしつつある。れんだいこ論に従うと、左から角栄政治の継承者である小沢政治、次に八方美人型の鳩山政治、右に小泉政治的な菅政治と云うことになる。つまり、鳩山政治を中間として、菅政治と小沢政治の評価が正反対に分かれていることになる。菅政治が小泉政治の継承であることは驚きであったが、シオニスタン論を媒介すればいとも容易く理解できる。ここまで正体を明らかにした以上、今後の菅派の運命は小泉派との一蓮托生性を強めざるを得ない。これが吉と出るか凶と出るか、凶と出ると託宣しておこう。

 で、俗説とれんだいこ説のどちらが正しいのかと云う問題になる。これは、れんだいこが一方的に力説しても無駄であろうから、いっそのことネットゴングにでもお任せしたい。そこで議論すべきではなかろうか。これには日本左派運動の見識が問われているようにも思われる。興味深いことは、れんだいこの確認では、小沢政治批判をヒステリックに叫ぶ党派であればあるほど左派運動史上、胡散臭い働きをしている史実を見せていることである。それは、その党の党中央が国際金融資本帝国主義に媚薬を嗅がされており籠絡されていることを意味している。こうなると、世上の左派系名称党派は偽りのカンバンであり、カンバンに騙されてはならないと云うことになる。この見立ての是非をも問うて貰いたい。

 さて、こうなると、右派だとか左派だとかの仕切りが無意味になってしまう。れんだいこは、それで良いと思い始めている。肝心なことは、先ほど再考察したハワイ史にも露骨にでてくるが、民族と国家が自由、自主、自律的に事を処せるのか、国際金融資本帝国主義の思惑通りに併合され州化、省化されるのかが問われているのであり、左右対決はコップの中の政争に過ぎないと確認することではなかろうか。そう思わない階級闘争論一本槍の左派もんが居たとしたら、恐らく歴史に暗い「経文読みの経文知らず」の類であろう。

 以上が、れんだいこの2009政権交代史試論である。役に立ったと云われれば本望である。

 2010.12.7日 れんだいこ拝

 韓国朝鮮政治の瑕疵は何か。それは民族統合理念の遺伝子が欠けているところにある。これ故に幾世代も不毛な民族対立に耽り続けている。韓国朝鮮人民は、この閉塞から抜け出る叡智を持つのだろうか。それが問われている。

 2010.12.7日 れんだいこ拝

 「★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK101」の赤かぶ氏の2010.12.8日付け投稿「小渕優子は非難せず 大メディアの「小沢献金」批判は支離滅裂(newsポストセブン)」を転載しておく。

 それにしても、大メディアの陸山会献金報道は論理が支離滅裂という他ない。読売新聞は、〈「小沢部隊」カネで形成〉(12月1日付)と、小沢氏が昨年の総選挙前に91人の候補に4億4900万円を配ったこと自体を批判した。しかし、選挙時には、自民党各派の領袖が所属議員に選挙資金を配り、民主党でも、小沢氏だけでなく菅首相はじめ各グループが傘下の候補者に資金を配って支援している。小沢氏だけが選挙でカネを配れば悪になり、受け取った側まで批判されるのはなぜか。最も倒錯している批判は次のくだりだろう。

 〈通常、「表に出ないカネでやる」(自民党関係者)と言われてきた、有力政治家から議員、候補者への軍資金提供。なぜ、小沢氏は今回、表に出したのか〉

 小沢氏が寄付を政治資金報告書で公表したことさえ批判の対象なのだ。社会の木鐸なら、むしろ「裏金でやっている」と語る自民党関係者を追及するのが当然ではないのか。

 大新聞は、先の北海道補選で「クリーン」を掲げて当選した町村信孝・元官房長官が政治資金で不動産を購入していたことは批判しなかったし、西松建設の政治団体から寄付を受けた自民党議員の問題には口をつぐんでいる。また、小渕優子・代議士の政治資金収支報告書に記載の日付間違いが判明したが、これは大メディアがこぞって批判してきた小沢問題の「期ずれ」と全く同じ“重大犯罪”なのに、批判する報道は何もない。

 ※週刊ポスト2010年12月17日号
 http://www.news-postseven.com/archives/20101208_7517.html

07. 2010年12月08日 13:18:05: oT0llUvG7w
小沢氏は政治にしか使っていない。それに引き換え・・・
政治資金からキャバクラ代 自民・今村議員の管理団体
2010年12月5日20時50分http://www.asahi.com/national/update/1205/SEB201012050036.html
10. 2010年12月08日 13:43:47: rBC2eGyydQ
収支報告には普通選挙資金を議員に渡したのは載せない!って新聞に書いていた。内緒のカネをわたす!ってね。書かなかったらそれって虚偽報告ではないの?新聞は収支報告に書く方がおかしい!って言ってましたがこれって「虚偽の勧め」って感じですね(笑)

マスコミは何がいいたいのか??????書いたら虚偽の勧め書かなかったら記載がない!って叩く材料(笑)

まるで税務署が会社に税務調査にやった来て1円も違ってなかったら、完璧な帳簿は怪しい!→追徴税 多額の差額があったら、完璧な帳簿でないとおかしい→追徴税 これって現実の調査でありましたよ(笑)だからマスコミはマスゴミって言われるのよね!

12. 2010年12月08日 14:17:50: gNyOGb4YLU
何はともあれ、「志」だけでは政治は出来ない。やはり、「資金」が重要な要素になるのは古今東西どこも同じ。期待と信頼がある政治家には「資金」が流れ込むものだ。口だけ政治家は「表」では偉そうなことを言っているが、「裏」にまわれば何でも有りのだろうことは容易に想像がつく。小沢さんへのヤッカミは惨めなものだ。

Re::れんだいこのカンテラ時評867 れんだいこ 2010/12/11
 【政界徘徊ボケ老人の御用聞き菅政権シオニスタン派を一網打尽に放り出せ】

 2010年末の政治情勢に鑑み、れんだいこの私信を発表しておく。

 昨年の2009政権交代は、長年の自民党体制、その補完としての自公体制を突き崩し、民主党政権を誕生させた。ところが、一番手政権の鳩山政権がもたもたし続け、その後継として菅政権が登場したが小泉政権以来のシオニスタン政治に耽り続けている。これでは国が危うい。もはや一国の猶予もならない。かく共認したい。

 菅首相は、無能を隠すイチジクの葉として小沢パッシングを政治利用し年末を乗り切ろうとしている。どうせ、民主党政権に幻滅を与えるよう指令している「その筋」のシナリオに基づくものであろうが、それにしても、これを請負う菅政権の魂胆がサブい。愚劣と云うほかない。菅派の小沢派に対する態度は同じ政党の者のものではない。敵を見る眼差しである。そういう者に政権を与らしめるのは政治犯罪である。これ、れんだいこが云い渡しておく。

 明日の茨城県議選は、開票を待つまでもなく民主惨敗の八卦が出ている。なぜなら、人民大衆がお灸を据え続けているから。菅政権は、これを、小沢どん問題のせいにして逃げ切りを図ると思われるが、我々は断固として受け付けない。各地の地方選で民主惨敗が相次いでいる現象は、鳩山政権以来の「上からの逆走政治」に対する怒りであって他の理由によるものではない。人民大衆は今、反吐(へど)が出るほどマニュフェスト詐欺政権に対して怒り失望している。何度も云うが、一度試して手直しした結果の不履行ではない。やるやると云いながらやらずに、やらないままに反故にして恥じないヤルヤル詐欺に対する怒りが充満している。

 菅政権が、我々の失望と怒りを小沢どん問題のせいにするなら、もはや退陣あるのみである。問題をそのようにしか受け止められない政治能力の者に、一国の政治を与る資格と資質がないことを意味するからである。政権運営するなど無茶な話である。なぜなら一事万事であり、内政も外交も軍事防衛も須く「その程度の粗脳」で遣り繰りしていることになるからである。もはや日本にはそういう余裕はない。

 菅首相には、不徳の致すところとして三番手政権に下駄を預けるしかない。物事とか事象を客観的に受け止める意思と能力がない卑劣漢の延命は許されない。いっそのこと首相不在のままの年明けの方が清々として気持ち良い。この道を開かずに延命を図る菅政権は、小沢政治阻止を指令された請負政権でしかない。長引けば長引くほど、そのことをあからさまにしてエンドするであろう。

 それにしても、菅政権に群がるシオニスタンの面々を見よ。どいつもこいつもアポヅラしている。身も心も国際金融資本帝国主義に売った見返りに出世と権力を得て、一時の栄華に酔いしれているドアホウばかりである。それぞれが、叩けば埃の出る脛に傷を持つ身の売国奴ばかりである。身売りのお陰で叩かれないのを良いことに手前たちは免責の云いたい放題政治論を奏でているが、追ってブーメランが戻って来るだろう。

 それにしても余りに露骨過ぎて、国際金融資本帝国主義が如何に小沢政権を煙たがっているか、恐れているかがよく分かる。政財官学報司警の七者機関+軍の八者機関を総動員させて小沢政権阻止の悪知恵を働かせているが、世の中は既にインターネット時代である。汚い手口はまたたくうちに暴かれる。公然白昼の下手な芝居に対する観客の飽きは早い。そうは易々と問屋が卸さない。

 日本は今、経済再生、財政再建に叡慮を寄せて手を打たねばならない大事な時期である。何事も時機を失すると対価が高くなる。れんだいこ史観によれば、1980年代初頭の中曽根政権の登場と共に日本は正常な国家機能を失い始めた。あれから30年にもなろうとしている。さすがの日本も沈没寸前である。あらゆる指標で日本の先行きの暗さが出ている。それでもまだ我々は忍耐せねばならないのかが問われている。一生懸命に舵を取っても大変な折柄なのに、これ以上の逆走政治を許すわけにはいかない。これを許せば、許した方も狂人と云われるであろう。

 中曽根とナベツネがまたぞろ登場しつつある。ウンザリすべきのところ、政界とマスコミメディアの提灯が続いている。これをどう評すべきだろうか。れんだいこには、政界徘徊ボケ老人の言に唯唯諾諾する御仁の恍惚ぶり共々が痛々しい。これを解決するには新しい皮袋しかない。新年の話はまだ早いが皮袋だけは用意しておきたい。後二十日しかないが、政界ボケ老人と、これに群がる菅政権シオニスタン派のサマを見させられることになりそうだが、いい機会だ、一網打尽にして放り出せ。罪状証文付けて好きな本国へ強制送還させればよい。

 2010.12.11日 れんだいこ拝

【民主党内の意図的故意のゴタゴタ演出】
 2010.12.10日、岡田克也幹事長は、12.13日の役員会で小沢氏の国会招致の流れを確定させたいとして「離党勧告カード」までもちらつかせ始めた。10日午前、岡田氏は渡部恒三党最高顧問を訪ね、こう語った。「週末まで待っても小沢氏が政倫審出席を申し出てこなければ、役員会で取り上げます…」。渡部氏は「何も心配することはない。思い切ってやれ。国会に出る方が小沢君にとってもいいんだ」と背中を押した。10日夜、菅首相は、首相官邸で記者団に「岡田氏が進めていることは報告を受けているし、了解している」と語った。

 小沢氏に近い政務三役は岡田氏がこれ以上強行すれば、集団辞任も辞さない。かつ12日の茨城県議選で民主党が大敗すれば、一気に執行部を追い込む構えを見せる。10日、小沢氏側近の高嶋良充元参院幹事長(今夏引退)は、国会内で輿石東参院議員会長に怒りをぶちまけた。「小沢氏を国会に引っ張り出すのは暴挙だ。北朝鮮とかわらない!」。小沢氏が国会招致されれば小沢系の政務三役が集団辞任し、内閣は機能不全に陥る。ある政務官は「すでに辞表は作った。親方(小沢氏)がうんと言えば…」と明かした。分裂が現実味を増す中、小沢氏は10日、都内で脳科学者の茂木健一郎氏と対談し、「政倫審は事件にならないものを扱うところ。私の問題は法廷の場に移っている」と徹底抗戦を宣言。夜には、東京・赤坂のしゃぶしゃぶ店で、岩手県の達増拓也知事や県議らと2時間近く会食した。「民主党が勝てばいいんだが…」。小沢氏はおもむろに茨城県議選に話題を振った後、こう断じた。≪「結果が最大の関心事だ」≫ 県議選で民主党が大敗すれば、小沢氏に近い議員は両院議員総会の開催を求める構え。そこで問責決議を可決された仙谷由人官房長官の更迭要求が出るのは確実だ。首相の退陣を求める動議が提出されることも十分ありえる。「もはや落としどころはない」と嘆くベテラン議員。党分裂はカウントダウンが始まった。
 12.12日夜、民主党の小沢元代表は、鳩山由紀夫前首相、輿石東参院議員会長と都内のホテルで会談し、小沢氏の国会招致問題で対立が深まる党内情勢について意見交換した。出席者によると、「誰も党を分裂させるようなことをしてはならない」との認識で一致。衆院政治倫理審査会で議決して招致実現を目指す岡田克也幹事長をけん制した形だ。岡田氏は13日の党役員会で、政倫審での議決を党の方針として意見集約する構え。しかし、輿石氏ら参院側には反対論が強く、紛糾する可能性がある。 

【茨城県議会議員選】

 2010.12.12日、来春の統一地方選の前哨戦として注目される任期満了に伴う茨城県議会議員選挙(定数65、36選挙区、立候補者106名)が行われ、12日、無投票の8選挙区をのぞく28選挙区の即日開票の結果、新議員65人(うち無投票当選者8人)が決まった。投票率は49・00%で、前回の47・94%を1.06ポイント上回った。無投票区を除く当日有権者数は211万9683人。

 党派別では、自民党が公認33人(無投票当選6人を含む)のほか、推薦の無所属6人が当選。民主党6人、公明党4人(公認4)、共産党1人(公認5)、みんなの党2人(公認3)、無所属は自民推薦を含め19人(無投票当選2人を含む)だった。

 昨年、政権交代を果たした民主党は、菅内閣の支持率が低迷する中、現有6議席に対し現職5人と新人19人(推薦1人を含む)の公認23人、推薦1人を擁立し過去最多の候補者を擁立したが、改選前と同じ6議席にとどまり惨敗した。ひたちなか市区と那珂市区で現職が落選し、新人の当選はわずか3人だった。菅内閣の支持率が急落する中、国政選並みに閣僚級の大物議員を続々と投入したが、テコ入れは実らず、地方選でも厳しい結果となった。県議会最大会派の自民党は現有45議席に対し、公認36人、推薦8人の計44人と候補者を絞り込んだ。選挙戦で27人が当選し、無投票当選の6人を含めて33議席となり過半数を確保した。公明は4選挙区に擁立した公認4人(現職3、新人1)が全員当選を果たした。初参戦のみんなの党は公認3人(現職1、新人2)を擁立し2議席を確保する健闘を見せた。共産は、代表質問権を獲得できる4議席の確保を目指し、5選挙区に公認5人(現職2、新人3)を擁立したが、つくば市区で現職1人が落選し、当選は現職1人と後退した。

 
昨年の政権交代後初の都道府県議選で、民主党は政権与党として勢力拡大を目指したが、尖閣諸島問題や閣僚の相次ぐ失言による菅内閣支持率低迷などが逆風となった。小沢一郎元代表は同県議選について「惨敗したら4月の統一地方選は戦えなくなる」と指摘しており、菅直人首相の政権運営に新たな不安材料が加わった格好だ。民主党は自民党系候補との一騎打ちとなった4選挙区で全敗した。候補者2人を擁立した4選挙区で2人当選は日立市のみ。新人候補も19人中、当選は3人だった。

 2010.12.14日付け赤旗は、「茨城県議選 水戸で大内さん当選 山中さん(つくば)及ばず 改選時比1減 民主は「惨敗」」記事を掲載している。それによると次のように報道している。

 「日本共産党は水戸市区(定数7)で現職の大内くみ子氏が1万2081票を獲得し5位で当選しました。改選前2議席から1議席になりました。つくば市区(定数4)の現職、山中たい子氏は9003票を獲得しましたが、議席を守れませんでした。取手市区(定数3)の高木あきら氏は1273票差と健闘し、筑西市区(定数3)の鈴木さとし氏は476票差まで迫り、いずれも次点でした。日立市(定数5)の小林まみ子氏は及びませんでした」、「立候補した5選挙区すべてで今夏の参院比例の2倍以上の得票率を得ました」。

 他党の動向を次のように評している。「民主は公認・推薦24人を立てて大幅増を狙いましたが改選前6議席の維持にとどまり、現職2人などが落選しました。自民は公認・推薦39人が当選し無所属の当選者が会派に入ることで改選前の勢力45を維持すると見られるものの、政党(公認)別得票率を12ポイント減らし現職3人を落としました。メディアは「民主現有6止まり 惨敗」「第1党自民 6減」(「毎日」号外)と二大政党への厳しい批判が示されたことを報じました。公明は4議席、みんなの党は2議席、無所属は19議席(うち自民推薦6人)でした」。


 この評をどう評すべきか。日共は伝統的に「政治とカネ問題」で最も戦闘的に批判する政党として知られているが、「選挙と結果責任」と云う指標で計れば、最もズルイ政党と云うことになりはすまいか。「改選前2議席から1議席」になったことを冷厳に総括せず、1名は5位当選を誇り、「立候補した5選挙区すべてで今夏の参院比例の2倍以上の得票率を得ました」などとヌケヌケと居直っている。「公明の4議席全員当選」、「みんなの党の2議席当選」を馬耳東風とする分析は科学的社会主義屋のエエ加減さを示して余りあるのではなかろうか。一体、こういう二枚舌詭弁舌野郎の「政治とカネ問題」での正義ヅラ許すべきだろうか。しかも、これはこたび始まった現象ではない。このところの選挙の度に下降曲線を描いており、その都度聞かされる云い訳でしかない。これで咎めを受けない党中央は日共の専売特許であり、今菅政権がそのマネをし始めている。悪弊は伝染し易いと云うことではなかろうか。

 それにしても、こういう云い訳を許す日共の組織は一体どうなってるのだろうか。決してマトモではない。そのマトモでない政党が「政治とカネ問題」で国会で最も戦闘的に魔女狩りに耽っていると云う痴態に気づくべきではなかろうか。こういう風に考えると、日共党中央を背後でコントロールしている闇勢力をついつい考えたくなるのも道理ではなかろうか。不破の道理論とれんだいこの道理論とどちらが正しく使っているのだろうかと云うことにもなる。

 2010.12.18日 れんだいこ拝


Re::れんだいこのカンテラ時評868 れんだいこ 2010/12/13 19:51
 【菅政権の醜悪な越年闘争を粉砕せよ】

 2010.12.12日、茨城県議会議員選挙で又もや惨敗した夜、菅首相は、東京都内であった支持者との年末交流会で、「これまでいろいろあったが(首相就任から半年間の)仮免許を経て、これからが本番だ。自分がやりたいことを出していきたい」などとあいさつしたと云う。要するに、「石にしがみつく(かじりつく)」ことを何度も表明していることになる。これが菅式越年闘争論である。

 翌13日午前、自民党の石原伸晃幹事長は、首相の「仮免許」発言について、党本部で記者団に対し「そんな人たちに(政権を)お任せするわけにはいかない。一刻も早く辞めていただきたい。衆院解散・総選挙を目指す」と反発した云々。これは出来レース漫談である。

 菅政治の問題性はどの辺にあるのだろうか。もう一度確認しておく。れんだいこは、鳩山政治が八方美人型の遊び人性にあったのに比して私物化型の遊び人性にあると見立てている。どちらも遊び人政治ではあるが若干質が異なる。悪質さで云えば、私物化型の方が八方美人型を上回ることは云うまでもない。補足すれば、菅政権の官邸政治とは政治の私物化を意味しており、それは即ち議会政治を内部から壊すものでしかないことも云うまでもない。政治の子供化とも云い換えることができよう。要するに相当レベルが低いと云うことである。

 菅政治の問題性はもう一つ、手の内が読め過ぎるところにある。諸事ごり押しを特徴としているが、これが何故問題なのか。それは国際金融資本帝国主義の指令のままに蠢いていること、内政、外交、軍事とも露骨な云いなり政治に忠勤していることを意味しているからである。脳に汗を掻いていないので政治が扁平になり、それが手の内を晒し続けることになる。その代表例が延々と続く小沢どんパッシングである。その裏で、次から次へと対日攻略請負政治が進められている。目指すところは一日も速い日本の溶解、解体の如くである。

 彼らが何故に意図的故意の日本の溶解、解体政策を請け負うのだろうか。れんだいこには、特殊なカルトに被れている故にとしか思えない。近現代の代表的な結社はフリーメーソン、イルミナティーを主流としているが、町が居なくこれに繋がっていると推定している。その特殊な教条を優先させることにより日本の自律的主体的な政治を売り渡している。こうなるとこれはれっきとしたカイライ政治である。菅政権の愚劣さはここにある。ここまで露骨な動きを見せるのは小泉政権以来であろう。

 こう云えば、自称識者は好んで陰謀論だと云う。れんだいこが反論すれば、そのもの云いで事足れりとしているところが粗脳である。粗脳なのに識者ぶっているところが可笑しい。我々は、現に今、菅政権のカルト政治を見ている。このカルト政治は裏からの仕掛け人に操作されている。普通、これを陰謀と云う。ならば陰謀論で良いではないか。堂々と陰謀論をぶってどこがオカシかろう。見ても見えず聞いても聞こえずの者に漬ける薬はない。

 こうなると、同じ陰謀論を廻って、これを実在とする者と非実在とする者に見解が分かれていることになる。ならば実証的に解析すれば良いだけの話である。ところが、自称識者はこの解析に入ろうとするのを阻止しようとする。こうなると、陰謀論非実在論者は陰謀論側の廻し者でしかあるまい。そういう眼で見ると、連中が就職的に陰謀側陣営に与していたり近いところに居ることが分かる。存在が意識を決定するとするなら、そういう意味で、この連中の性根は治らないと割り切るべきだろう。

 もとへ。秘密結社の陰謀政治が今、民主党政権の登場によって着々と押し進められていることを厳然として見つめねばならない。秘密結社の陰謀政治の総本山中枢は国際金融資本帝国主義であるが、昨年の2009政権交代を彼らなりに上手に操っていることが分かる。彼らは今、民主党政権を、自公政治より云う事をよく聞き、何でも云いなりになる粗脳集団と看做して操作している。これが民主党政権登場のもう一つの歴史的意味であったことになる。

 こうなると、民主党政権登場に期待しエールした我々の歴史責任が問われねばならないのではなかろうか。我々は今、民主党政権に期待した政治の反対物を目にしている。これを指をくわえて見過ごすことができるだろうか。断じてできない。こういう政権をこれ以上のさばらせるのは恥以外の何ものでもない。既に小泉政権を史上3位の長期政権とさせた不名誉を遺しているが、菅政権の延命はこれに続く不祥事である。

 れんだいこは、そういう意味で、民主党三番手政権を期待している。これを引き受けるのは小沢-亀井-田中真紀子-原口辺りに収斂しつつあるように思われる。誰が首相、副首相、幹事長、官房長官になっても構わない。この三番手政権による政治を見ずんば日本政治の夜明けはない。このことがますますはっきりして来ているのが現下の政治情勢である。菅政権の仙石、前原、岡田を前面に押し立ててのシオニスタン政治が露わな分、却ってやり易い。

 菅政権下の各地での選挙戦での惨敗は、人民大衆が三番手政権を期待してのエールと解したい。それは至極真っ当な政治感性ではなかろうか。問題は、三番手政権登場が何故に執拗に妨害されるのかにある。結論は、国際金融資本帝国主義の意向があり、これをを挺する者が居るからである。してその正体は、政財官学報司警軍の八者機関上層部である。政治危機が深まればその分、彼らは余裕をなくし正体を露わにする。却ってやり易くなったと思うべきだろう。

 対策は至って簡単である。売国奴どもをリスト化し、彼らの論法をそのまま彼らに当て直せば良い。政治資金で云うのなら彼らの政治資金を暴露すれば良い。政治倫理で云うのなら彼らの政治倫理を問えば良い。小沢どんを追撃する同じ物差しで、彼らに当てるだけで良い。陰謀論者の致命的欠陥は常に少数というところにある。故に八者機関上層部とその郎党を炙り出し本国へ強制送還すれば良い。

 問題は、暴力革命の前には言論戦が大事と云うところにある。衆知のように、言論メディアが国際金融資本帝国主義に取り込まれており、彼らの走狗ばかりが売文売弁し続けており、人民大衆の一部が洗脳、マインドコントロールされている。まずは、ここから転換せねばならない。迂回のようではあるが言論戦に勝利することが突破口となるだろう。幸いなことにネット言論が生まれ、ウェブテレビが生まれ、ニコニコ動画が生まれと云うように次第に言論メディア規制が及びにくくなりつつある。どこからでも良い、我々の言論メディアを立ち上げれば良い。案ずるより産むが易しではなかろうか。機は熟しつつある。

 2010.12.13日 れんだいこ拝

 2010.12.17日、民主党・小沢一郎元代表は、「政倫審出席の合理的理由ない」とする岡田幹事長の要請に対する回答を差出し、公開した。これを確認しておく。
 

 岡田幹事長の要請に対するご回答

 先般、岡田幹事長から以下の通りの要請を受けました。まず第一に、自らが判断して自主的に政治倫理審査会において説明をしていただきたい、第二に、もしそれが実現しない場合には党において政倫審出席を決めなければならなくなる、この二点について面談をしたいということでありましたので、お答えいたします。

 現在、私の問題は検察審査会の起訴議決により司法手続きの段階に入っており、近々東京地裁での公判が開始されます。そのような裁判を今後行うことが確定している私が、国会の政治倫理審査会に自ら出席しなければならない合理的な理由はありません。なぜなら政治倫理審査会の審査や調査は、立法府の自律的な権能であり、司法府への介入を避けるなど慎重なものでなければならないからです。しかも既に指定弁護士が起訴状の作成に入っており、間もなく始まる刑事裁判の中で、私は清々粛々と検察審査会の起訴議決の可否も含めて闘い、事実を明らかにし、潔白を証明して参ります。

 今は、民主党政権が初めて本格的に取り組む予算編成・税制改正の真最中であります。国民の負託にこたえるため「国民の生活が第一」の政策実現のための予算・税制づくりに全力を傾注すべき時であります。私は一貫して、挙党一致体制の重要性を誰よりも主張いたして参りました。今後も私は、「国民の生活が第一」の政策とそれを実行していく政治主導の確立、議会制民主主義の定着の大いなる目標に向かって、最大限の努力を傾ける所存でございます。最後に、私に対して面談をしたいというご要請でありましたが、私の思いを正確にお伝えするため、書面にてご回答いたしました。なにとぞご理解賜りますようお願い申し上げます。

 平成22年12月17日 衆議院議員 小沢一郎

 ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK102」の 小沢内閣待望論氏の2010.12.17日付け投稿「米CIA情報員「ジェラルド・カーティス」と繋がる菅首相、ライジング・サン(フルオープンのニコニコ会見を設定すべきです)

 http://ameblo.jp/kriubist/entry-10579295902.html
 2010年07月02日 posted by kriubist
 米CIA情報員「ジェラルド・カーティス」と繋がる菅首相
 テーマ:菅直人(菅内閣)

 一昨日、今後大きな問題に発展するようなことが、副島隆彦氏のサイト「学問道場」の広報ページ(1138番)に、お弟子さんである中田安彦氏(アルルの男・ヒロシ)によって書かれていた 。
それは米国と財務省らに取り込まれた日本のトップである菅首相が、CIA(米中央情報局)の情報提供者「ジェラルド・カーティス コロンビア大教授」と官邸で会っていたことだ。 ジェラルド・カーティスは副島氏らによってすでに、ジャパン・ハンドラーズ(日本操り部隊の主要の1人)として認知されていたが、これがお弟子さんである中田安彦氏によって、とうとうカーティスの正体が暴かれた。

 ジェラルド・L・カーティス

 CIAとは(ウィキぺディアから1部抜粋)

 (転載貼り付け開始)

 カーティスも大学教授というのが表向きの活動であり、正体は日本に長年住み続け(奥さんは日本人)、TVや新聞、講演などに出演しながら印象・情報操作や日本の政界・財界などの情報を米国CIAに提供してきたエージェントであるということである。すでに知られれいることだが、上のウィキにも書いてある通り自民党結成において資金を提供したり、日本の親米政治家や操り人形にしやすい者に近づいて、米国の意向に基づいた政治を行わせる。その間にCIA局員や日本の暴力団・ごく普通の人のふりした日本人などを利用し暗殺や謀略をしかけてくる。

 イランやフィリピン、最近のタイでの政府と民衆(反政府)の争いも、このCIAが関与していると見ていいだろう。そのCIAの過去長官だったのが、普天間問題で鳩山首相のことを「ルーピー」発言したロバート・ゲイツや父ブッシュである。このような人物と菅首相が官邸で1時間も会って話をしていたのだが、おそらく親米内閣としての「講義」をカーティス教授から受けていたのだろう。(国会審議の時と同様、途中居眠りしていたのかもしれない)

 中田安彦氏の書いた「広報ページ」(1138番) から1部転載する。

 (転載貼り付け開始)

 直近のこの参院選の期間内に起きている米国側の「選挙介入」ともとれる動きについて述べなければならない。6月21日に首相官邸にあのコロンビア大学教授のジェラルド・カーティス教授が菅直人首相を訪問している。これは21日づけの「首相動静」である。記事は『産経新聞』からの引用である。

 (引用開始)

 【菅日誌】21日

 【午前】9時49分、公邸発。 50分、官邸着。執務室。 10時10分から38分、内閣府の大島敦副大臣、田村謙治政務官。 39分から11時6分、植松信一内閣情報官。 7分から34分、荒井聡国家戦略担当相、平岡秀夫内閣府副大臣。 44分、首相会議室。45分、白川方明日銀総裁、仙谷由人官房長官が入った。

 【午後】0時22分、白川、仙谷両氏が出た。 23分、執務室。3時3分、仙谷官房長官、古川元久、福山哲郎両官房副長官、阿久津幸彦、寺田学両首相補佐官が入った。 49分、寺田氏が出た。 52分、阿久津氏が出た。  4時8分、古川氏が出た。 10分、仙谷、福山両氏が出た。 5時から43分、記者会見室で記者会見。 44分、執務室。6時1分、小ホール。 国と地方の協議に出席し、あいさつ。 9分、執務室。32分、大会議室。地域主権戦略会議開始。 7時2分、同会議終了。3分、執務室。7分から40分、福山官房副長官。 57分、官邸発。59分、公邸着。 8時、ジェラルド・カーティス米コロンビア大教授が入った。9時16分、カーティス氏が出た。

 『産経新聞』(2010年6月21日)

 (引用終わり)

 ごらんの通り、あのジェラルド・カーティスが首相官邸に直接乗り込んできて、午後8時から9時15分まで菅首相と話し込んでいる。また、カーティスはこの前後に米「ウォールストリート・ジャーナル」のウェブサイトの動画インタビューに出演し、日本にとって良いシナリオとして「一つの政党が両院で過半数を持っていることで国民が次の選挙の時にその政党が何をやったのか分かる」と言っている。「民主党の過半数越えが良い」としながらも、それでも「10議席くらい足りなければ、みんなの党という、リベラルな政党があるが、それと組むことでより市場経済を重視する政権になればセカンドベストだと思う」と述べている。(動画:http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_74604

 そして、カーティスがこの発言をしたとたん、民主党の現在の執行部が次々とみんなの党との連携を臭わせるようになった。27日に衛星放送での番組の発言として、枝野幸男幹事長は次のように発言している。読売新聞の記事から。

http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/news2/20100627-OYT1T00551.htm

 ただ、それだけならまだ良くある話なのだが、カーティス教授はじつは「CIAに対する情報提供者」のリストに名前が載っている人物である。かつてのCIA上級オフィサーだった、ロバート・クロウリーという人物が2000年に死去したときに残していったものだ。(このリストをウェブサイトに掲示しているグレゴリー・ダグラス氏によれば、情報の更新は1996年で止まっているという)

 クロウリー・ファイル:http://cryptome.org/cia-2619.htm

 上にリンク先を示したこのリストはアルファベット順に2619人の「CIAの情報源」とされる人物の名前をリストアップしているが、この中の「C」の項をみると、この中にジェラルド・カーティス(Curtis, Gerald L. :Columbia University, New York, NY 10027)の名前がある。つまり、カーティスはCIAにきわめて近い人物だったということだ。(写真上)

 そのような不穏な人物が定期的に首相官邸に出入りしたり、「時事放談」というTBSの番組に出演して、小沢一郎批判を展開していた、ということなのだ。

 (転載終わり)

 ノーマルカントリー(正常な国。普通の国という訳ではない)を目指す小沢一郎氏(米国=デヴィッド・ロックフェラーの意向に素直に従わない=米国や米国留学帰りの多い霞が関高給官僚の敵=国民の味方)が検察やマスゴミに攻撃され続けた理由も、この菅首相になってからカーティスが官邸まで来て1時間以上も話合っていることでわかるだろう。 また現在、菅首相側近であり鳩山政権時にも官邸にのさばっていたのが古川元久議員であり、これもカーティスのいるコロンビア大学を出ている。  また普天間問題で鳩山首相に反していた長島昭久議員は、マイケル・グリーン=ロックフェラーの手先であり、小泉進次郎とおなじくマイケル・グリーンの所属するCSISを出ている。

 このまま菅内閣が続いてしまえば、昨年国民の手で政権交代を成し遂げたのも束の間、日本は再度米国の指示に従わなければならない「ライブ・ストック=家畜」となり、米国留学高給官僚の手で日本は「官僚による統制国家=官僚ファシズム」になってしまうだろう。

 今後納税者番号制度や様々な規制や法律が実施されれば、国民全員の納税監視・物品購入監視、資産監視、行動監視などが行われる。  いやすでに始まっている。

 それはATMでのお金の引き出しや振り込み時の金額制限、街中や駅の防犯カメラなど、あれは犯罪や事故を阻止するというのが国民に対する表向きの理由だが、その裏の本当 の意味は、時期がくれば官僚組織がいとも簡単に国民の全てを監視できるようにするためである。ともかくこの大学教授なりすましCIA情報員である、ジェラルド・カーティスと接触している菅内閣を打倒しなければならない。  完(菅)全に菅首相は米国の傀儡総理大臣である。やはり米国の属国から独立し、正常な国(ノーマル・カントリー)になるためには、小沢一郎氏を与党の代表に復活させ、もちろん総理大臣になり日本全体を引っ張っていってもらうしかない。



【衆院政治倫理審査会(政倫審)】

 政倫審は本人の希望のほか、委員の3分の1以上で開催を申し立てることが可能で、過半数の賛成で開催できる。委員は25人で民主党17人、自民党7人、公明党は1人。小沢氏側とみられる委員は幹事の川内博史氏ら6人いる。執行部側は議決を確実にするため、小沢氏側の委員の差し替えを検討している。

◆衆院政治倫理審査会の民主党委員は次の通り。

 会長 土肥隆一(菅)、以下幹事 横光克彦(菅)、川内博史(鳩)★、郡和子(社)、白石洋一、村越祐民(菅)、以下委員 辻恵(小)★、井戸正枝(前)、石山敬貴、江端貴子★、岡田康裕(野)、柴橋正直(野)、道休誠一郎、中野渡詔子(小)★、橋本勉★、平山泰朗、三宅雪子(小)★。

★は代表選で小沢氏に投票したとみられる議員。(菅)=菅グループ、(小)=小沢グループ、(鳩)=鳩山グループ、(前)=前原グループ、(野)=野田グループ、(社)=旧社会党グループ。http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101219k0000m010062000c.html


Re::れんだいこのカンテラ時評871 れんだいこ 2010/12/19 21:54
 【2010.12.19日前後の政局動向考】

 2010.12.18日、民主党の鳩山前首相は、苫小牧市のグランドホテルニュー王子で開かれた自身の総連合後援会役員会に出席し、政界引退表明を撤回し次期衆院選に出馬する意向を示した。鳩山前首相は、6月の首相退陣時に「首相経験者が影響力を行使しすぎてはいけない」などとして、次期衆院選には出馬せず、今期限りで政界を引退する方針を表明していた。これに対し、後援会から引退撤回を要請されると、7月には再検討する意向を示し、10月には議員を続けることを示唆していた。

 鳩山氏は支援者に対し次のように述べている。「(後援会の)皆さんには『総理だけが政治家じゃないだろう』、『総理の時にできなかったことを地域のためにもっと尽くすべきではないか』、『これから故郷のために恩返しをしてほしい』との言葉をいただいた。皆さんの声は(政界引退を)真剣に考え直さなければならない大きな点だと思った。国益に資する政治を行うため、鳩山自身、皆さんの期待をいただけるなら、次の衆院選でも行動を共にしたいと感じている」、「もとより政治家の言葉が軽くなってはならない」、「国益に応えられないような存在であるならば、長居をするべきではないという気持ちは変えるつもりはない」。

 これについて、れんだいこも含め多くの者は鳩山の軽さにあきれる思うが、今のれんだいこの考えは少し違う。菅派シオニスタン同盟が民主党中興の祖である小沢前代表バッシングを猛攻している折柄、鳩山派の中和作用は大きいと思われるからである。鳩山派の態度は、海江田万里経済財政担当相の12.19日のフジテレビの次のような番組発言に見て取れる。「とにかく今は大事なとき。党が割れるとかそんなことをやっていたら、もう二度と民主党に政権は戻ってこない」、「(党執行部の動きに対して)次の絵が描けているのか」、「小沢さんも次の絵がちゃんと描けているなら、犠牲になるとかそういう気持ちはあるのではないですか」。

 これによると、鳩山派が、菅派シオニスタン同盟の民主党分裂策動に対し、待ったを掛けている格好となる。何が起こりつつあるのか極めて的確に認識し、分裂阻止の役割を果たそうとしていることになる。鳩山の政界引退撤回が、この役目を引き受ける決意表明だとすれば、それはそれで意味のあることである。事情が変わって来たと云うことであろう。

 それにしても、菅派シオニスタン同盟の「上からの民主党分裂策動」が臭過ぎる。この連中は、2009政権交代以来、良からぬ企みに耽り続けている。何として政権交代効果を御破算にせしめようとしてのみ暗躍している。現代日本政治を裏から操る例の勢力の指令に従い、恥も外聞もなく民主党破壊、民主党と国民新党と社民党、日本新党の提携関係解体に狂奔している。片や国策不況、片や放漫財政により税収不足へと誘導し、日本経済に致命的な打撃を与えようとして消費税10%化の状況づくりに勤しんでいる。菅政権は今や、これを請け負うことでのみ政権の安泰が保証されており、それだけ反動的な動きを強めざるをえない仕掛けに陥っている。自業自得とは云え底なし沼の政権維持策にしがみついている。哀れな末路ではある。

 お陰で、民主党内のシオニスタン勢力のメンツが晒されることになったのは幸いであった。小沢派のメンツが晒されても支持を増すことあれども、菅派シオニスタン同盟の場合には売国奴的動きばかりに専念しているので致命的になる。そういう意味で、せんだっての民主党代表選は党内絵地図を明らかにした大きな意味を持つ選挙戦となった。れんだいこの閻魔帳にはしっかりとノ―トとされている。いつか役に立つ時があるだろう。

 12.18日夜、菅首相、仙谷官房長官、岡田幹事長、枝野幹事長代理ら党執行部が首相公邸に集まり対応を協議している。国際金融資本帝国主義のシナリオと振り付け通りの芝居をする打ち合わせをし意思統一したと思えば良かろう。

 明日の12.20日午前、首相官邸で、小沢元代表と菅首相、岡田幹事長との会談が実現する。菅首相は小沢どんをどうあっても西郷どんにしたいらしい。政倫審出席を求め、応じなければ政倫審での招致議決に踏み切る考えだと報道されている。民主党倫理規則による「処分権」を振り回し、党員資格の停止、離党の勧告、除籍の3種類のうちの離党勧告処分を打ち出すものと観測されている。蓮舫行政刷新担当相が、静岡県掛川市内の会合でこう言い放った。「みんなが好き勝手なことを言っていたら組織の意味がない。それならバラバラになればいい」。つまり、とにかく小沢を斬って、後は野となれ山となれとけしかけていることになる。そろそろ蓮舫の正体を洗う必要がある頃になって来たと思う。普通ではない。

 菅派シオニスタン同盟が「国民の声を聞く」と云う場合、「国際金融資本帝国主義の指令」通りに動くことを意味する。なぜなら、国際金融資本帝国主義がマスコミメディアを押えているから容易に「国民の声」が偽造され、この御旗の下に「国際金融資本帝国主義の指令」が貫徹されることになる。何の事はない、ロッキード事件で見てきたことが再演されるだけの話でしかない。

 連中は、ロッキード事件の喧騒で田中角栄を葬った蜜の味が忘れられないらしい。問題は、あの時はネット言論がなかった、今はあると云う違いがあり、そうは易々と問屋が卸さないのに軽く見ている節が見て取れる。かの時は、立花隆と日共が異常にはしゃいだが、あれから30有余年、立花の正体がバレ、日共の名ばかりのエセ共産党ぶりが知られ各地の選挙戦で後退に継ぐ後退を余儀なくされ続けている。相も変わらず耳タコの言い訳ばかりしている。そういう訳で、往年の力がない。代わりの言論士が掃いて捨てるほど居るには居るが役に立たない。こういう違いがあることを甘く見ている節が見て取れる。

 さて、明日の小沢会談はどうなるだろうか。れんだいこは、在地土着派と売国シオニスタン派の正面衝突の場となると見る。もはや互いが同じ党の者ではなく敵と見て容赦のない喧嘩になると見る。小沢はとうの昔に腹を括っている。腹を括っている者と御用聞きでは勝負にならない。菅首相の捨てセリフのみがカンカラカンと響く場になるであろう。ヨロヨロと出てくるか小泉張りの威勢良さで出てくるかは分からないが、どうせしょうもない奴には違いない。

 その後、政局はどう動くのだろうか。年末だからこのまま新年へと雪崩れるのだろうか。れんだいこ的には、首相不在の新年を迎えたい。菅首相の下での正月は不愉快でならない。思えば、菅は、代表選の際の不正選挙からして首相資質に欠けるている。歴代首相で不正選挙で首相になった者が他に居るだろうか。如何に首相になりたいとしても、やって良いことイケナイことぐらいのケジメを持つのが処世の仁義ではなかろうか。菅にはこれがない。何をするか分からない点で小泉同様であり、共に半ば狂っているサイコパスと思えば良い。サイコパス首相をいただかない新年こそが、れんだいこの最低限の望みである。後釜がきまらなくても良い、首相が居ないままの新年の方が却って清々しい。

 2010.12.19日 れんだいこ拝

Re::れんだいこのカンテラ時評872 れんだいこ 2010/12/20 21:35
 【政局催眠術と手品解析】

 案の定、2010.12.20日の菅首相と小沢どん会談は決裂した。但し、二人は首相官邸で約90分間会談している。90分はかなり長い。一体、何をやり取りしていたのだろうか。漏れ伝わるところでは、菅首相が政倫審への出席を求めたのに対し、小沢どんが「刑事裁判の中で潔白を証明していきたい。出席しなければならない合理的理由がない」。菅首相が「『国会で決めれば協力する』と言っていたではないか」と述べたのに対し、小沢どんが「そのときは強制起訴の手続きに入っていなかった。自分が出ることで国会がうまくいくなら別だが、閣僚の問責決議の問題が打開される見通しはあるのか」などと述べ、会談は決裂し物別れに終わったと云う次第である。

 こんな会話なら5分で終わる。しかも想定されていた話でしかない。何しろ90分も会談しているのだからして、それ以外の会話の中身が気になろう。まさか囲碁を一局していたのではあるまい。そうであれば実に痛快なのだけれども、会談後の菅首相の表情からして有り得ない。してみればどういうやり取りしていたのかが気になる。これは「国家機密」になりそうである。

 これを受けての民主党の役員会も締まらない。「政治倫理審査会での議決に向けて自民党や公明党の協力を求めるべきだ」、「本人が政倫審に出ないなら、喚問ということもある」という意見も出されたが、小沢氏に近い輿石東参院議員会長の「政倫審に野党も本人も出ないのに、議決したら滑稽だ」との反対意見もあり、引き続き調整することになった。岡田幹事長は、相変わらず「国会に出ないという選択肢はないと思う」と一本槍の構えを見せている。

 さて、今後どうなるかを推理する。闇勢力指令は、衆院解散である。とにかく2009衆院選の民主党勢力の300議席超の議席が煩わしくて仕方ない。これを料理する為の戦略戦術が仕掛けられている。故に、衆院解散に向けて誘導しながら、その前に徹底的に民主党にダメージを与えるよう細工することになる。菅派には小沢どんパージを指令を云い渡している。政治倫理審査会の次は証人喚問であり、次から次へ揺さぶるよう指示している。極力小沢派が出て行くよう誘導するようにと云い渡している。こうして内分裂策動を仕掛けさせる。これは党内ダメージ戦略である。

 次に政策ダメージ戦略の手を打つ。消費税増税により日本経済を最終的に失速させるのが狙いである。その環境づくりとして国策不況と放漫財政、税収不足の又裂け政策に向かわせている。軍事防衛費は引き続き出費させ続ける。これは先だって「思いやり予算5年継続」で示されたところである。この線からマニュフェストを検討し、国策不況と放漫財政、税収不足に繋がるものを施行し、逆のものを後回しにするか政策転換させ骨抜きにする。そう云い渡しているからそうなる。

 国民の愛想が尽き果てたところを見計らって衆院解散に打って出る。菅派は、この対日アジェンダシナリオに乗らない限り明日でも放逐されるケッタイな政権になっている。それでも政権にしがみつくうまみがどこにあるのか分からないが、何かあるのだろう。それともカルト宗教に入っているのだろうか。そう思える節もある。

 それにしても民主党議員の能力が低過ぎる。既に問題が意図的故意の「内輪もめ演出」と御用聞きシオニスタン政治にあることがはっきりしているのに、指をくわえて見守っているのは幼稚園児のそれでしかない。現に進行中の連戦連敗の責任問題こそ由々しきことで議論対象とするべきではないか。日共のように落選してもやれ投票数は伸びていただの、逆風だったの、僅か1名の当選議員は順位5位だから大健闘しただのと総括して勝った気分になれるのなら良いが、気持ち悪い。

 そういう意味で目下の、連戦連敗中の菅派がかって連戦連勝の小沢どんの首切りに首ったけな姿ほどアホらしい話はない。会社で云えば、業績悪化社長派が責任取るのではなく、よりによってそういう連中が、かっての好業績派の役員、社員一同を駆逐している姿になる。政界以外のどこの世界にそったらことが通用するだろう。そったらモンに国を任すなどと云うことが有り得てたまるか。変な犯罪が増える筈である。

 2010.12.20日 れんだいこ拝

 「2010.12.20菅首相-小沢元代表直接会談」の様子が漏れつつある。かなり重要な意味を持つことが判明したので確認しておく。

 結果的に、両者は政権奪取前のトロイカ体制時まではキープされていた「党の同志」としての絆を完全に断ち切り、特に菅首相が感情むき出しで小沢氏を批判するなど「激しい応酬」となった模様である。「一説によれば怒鳴り声が部屋の外にまで聞こえてきたそうだ」とある。互いの主張は平行線で物別れに終わった。

 漏れ伝わる会談内容は次の通りである。会談は、20日午前11時過ぎ、官邸5階の執務室で始まり、1時間半に及んだ。首相と小沢氏の会談が民主党本部ではなく首相官邸で行われたのは首相側の希望だった。小沢氏側もこれを受け入れたとのことである。会談冒頭、菅首相は単刀直入に「政倫審に自ら出てもらいたい」と切り出した。小沢どんは、子供をあやすようにおもむろに茶封筒から2枚のペーパーを取り出し、「裁判を今後行うことが確定している私が、政倫審に自ら出席しなければならない合理的な理由はない」との文面を読み上げた。その後、菅首相は小沢氏のウソを暴きにかかった。小沢氏が「(政倫審に)出ると言ったのは起訴議決前の話だ」と主張すると、菅首相は秘書官を呼び、起訴議決公表後3日後の10月7日に、小沢氏が記者団に「国会で決めた決定に私はいつでも従う」と語っていた発言記録を示した。小沢氏が「司法手続きに入っているから、出席できない」というと、菅首相は「加藤紘一(自民党元幹事長)も、鉄骨加工会社共和からのヤミ献金事件の捜査中に政倫審に出ている」などと過去の事例を示して反論した。

 ここまでで判明することは、菅首相が用意周到な応酬話法シナリオを作っていた様子である。推理するのに、菅首相は事前に1・腰を落ち着けて腹を割った話をしない、2・妥協しない、3・言い負かされない、4・攻めまくることの4点を云いきかされ、このレクチャー通りに菅流喧嘩腰話法で押しまくったと云うことになる。政治役者ぶりを如何なく発揮していることになる。

 小沢どんは、「国会運営や選挙への影響は、『政治とカネ』以外の影響が大きい」として、この間の地方選挙での連戦連敗を問題にした。このままでは民主党が持たないと危機を訴え、挙党一致体制を求めたものと思われる。これに対し、菅首相は、鳩山政権時代からの考課表を持ち出し、選挙戦での相次ぐ敗北は今に始まったことではないと反論した。要するに、聞く耳を意図的故意に持たない様子が透けて見えてくるだけの話である。小沢どんが、「仙谷氏の問責決議はどうするんだ。この問題を先に解決すべきではないか」と述べたところ、菅首相は「小沢氏の政治とカネの問題もマイナスだ」、「国会の決議なんていっぱいある。問責もその一つに過ぎない」と述べた。続いて、予算可決を見込んだ国会対策にも話が及んだと思われる。しかし、小沢どんが何を云っても、端から聞く耳を持たない姿勢で臨んでいる菅首相には通じない。菅首相は最後に、「政倫審に出ないなら、次の手段を取らせてもらう」と言い捨てて席を立ったという。

 こういうやり取りだった模様である。もっとも、これだけでは90分間の会談にはならない。間にいろんなやり取りが為されている筈である。これを知りたいと思うので、いっそのこと「2010.12.20菅首相-小沢元代表直接会談」テープの公開が望まれる。官邸側は、会談テープが存在するのかしないのか明らかにしなければならない。会談テープが存在しないのなら、なぜ記録しなかったのかを釈明させなければならない。存在するのなら両者の意思を確認し公開させねばならない。小沢が可とするなら、菅が可としない理由を釈明させねばならない。菅が受け入れるかどうか、己の痴態を晒すのが恥ずかしいのならカラ元気せぬことだがもう遅い。こういう新たな政治問題が発生したと思う。マスコミメディアが健全であれば衝くべきであるが、こういうメディアは居ないのだろうか。各党はこれを要求すべきである。

 会談後、菅首相は、やや上気した興奮調で記者会見に臨み、言い負かされなかったこと、小沢どんを政治訴追で追い詰めたことを誇った。5人組の周囲も「よくヤッタ」との評価を下した模様である。しかし、れんだいこの受け取り方は違う。菅首相がレクチャー通りに話を進め、喧嘩腰話法で押しまくった結果、却って稀代のお粗末首相ぶりを晒した場になったと解する。テープが公開されれば、子供が駄々をこねるかの如く一方的に述べまくる菅首相の余りのお粗末ぶりに、とても越年させる訳には行かないと云うことになるものと思われる。シオニスタン側の小沢どん政界排除の魂胆のみが透けて見えて来ているが、情況は今後ますます菅派の空回りを示しだすことになるだろう。相変わらず国策不況政策を舵取りし続ける菅政権の正体が次々と露呈し、且つ小沢退治に狂奔する狂態が総スカンを喰らうことになるだろう。

 会談終了後、小沢どんは関係各方面に報告している。多少意訳するが、鳩山前首相に対しては「首相は感情的だった。離党勧告どころか、証人喚問の勢いを示して吠えまくった」云々。鳩山前首相もあきれ果て、「ともかく冷静に臨みませう」と感情的にならぬよう助言した。輿石東参院議員会長には「同じ話を何度も繰り返され閉口した、話にも何もならなかった」云々。輿石氏は、「首相の話は壊れたテープレコーダーみたいでしょう」と同調。「(首相側は)困ったものだ。『脱小沢』をやって、支持率を上げようとしている」とも述べた。別の議員への報告では、「会談での首相の顔つきは厳しかった。野党の証人喚問要求に応じる魂胆が見え見え、離党を迫ってくる勢いだった」云々。

 翌日の新聞論調が各社一斉に小沢パッシングの号砲を挙げたことは衆知の通りである。例の日共さんは早くも「証人喚問しか道はない 民主党は決断すべきだ」と市田書記局長に言わさせている。「政倫審出席と言っていたのが不可能になったわけだから、小沢氏に国会で説明してもらおうと思えば証人喚問しか道はない。その決断を民主党はするべきだ」だと。相も変わらず「国会には真相解明と政治的・道義的責任を明らかにする責務がある。司法は司法で、国会は国会でそれぞれ任務を果たしてこそ事態の解決にすすむ。司法の場でやるから国会には出なくて良いという言い分は成り立たない」と述べ、「権力が首根っ子を抑えている間に急所を蹴り上げる」なる、どこかで聞いたセリフを繰り返している。

 れんだいこが何度も指摘しているが、日共の証人喚問好きは困ったものである。やがてブーメランが舞い戻り、例の宮顕査問リンチ致死事件でお立ち台に立たされることになろう。宮顕査問致死事件とは、戦後長らく同党の最高指導者として君臨した宮顕が、戦前に最高幹部同志の査問致死事件の主犯として逮捕されたものであるが、入獄下の様子に縷々当局優遇の不審が認められ、戦後の出獄過程にも不審が認められ、その後「復権証明書」を手に入れたものの、最高幹部同志をスパイ呼ばわりし続けており、その死因を急性心臓マヒ模様によると勝手に云いまわし、今日に至るまで公然と居直り続けている事件を云う。この間、宮顕は参議院議員をも確か二期務めている。

 こうなると、日共には、査問リンチ殺人に手を染めた者を長らく公党の最高責任者としていただいていたことの責任、そういう履歴の者を国会議員にさせていたことの責任、その宮顕が民社党の告発により証人喚問寸前まで追い詰められていた矢先にロッキード事件が勃発し、以降、角栄政治訴追運動に精力的に取り組む過程で宮顕の証人喚問が有耶無耶になり今日まで至っており、当人は先年死亡したものの、この間一貫して宮顕弁明的正義を吹聴して来ている日共の公党としての政治責任、道理責任、倫理責任が問われている。その党が、手前の党の不祥事を棚に挙げたまま、在地土着系の有能政治家を掴まえては次々と証人喚問要請のの急先鋒を務めている痴態下にある。これをどうするつもりなのだろう。党中央が答えないなら、党員が答えるべきである。

 2010.12.22日 れんだいこ拝


 日共が、今や公然と自公共体制でシオニスタン政治を翼賛している折柄、社民党の役割が大きくなっている。ところがイケナイ。2010.12.20夜、つまり菅-小沢会談のその日のこと、社民党の福島瑞穂党首は、都内のホテルで菅首相と会談した際、小沢どんの衆院政治倫理審査会への出席を改めて要求している。この会談には民主党の岡田幹事長、社民党の重野の両幹事長が同席している。

 れんだいこは思う。やはり福島党首も賞味期限化している。見通しのいる政治に、見通しの効かない党首をこれ以上居させるべきではない。社民党は早急に党首を変えるべきだろう。オトコオンナの問題で云えば、今や政界は決闘局面で有り、荒仕事を要する。こういう情況状況下た政治にオンナでは無理ではなかろうか。

Re::れんだいこのカンテラ時評873 れんだいこ 2010/12/22
 【「2010.12.20菅首相-小沢元代表直接会談」考】

 「2010.12.20菅首相-小沢元代表直接会談」の様子が漏れつつある。菅首相の粗脳ぶりが如何なく露呈した首相資質失格事変足り得ていることが判明したので確認しておく。

 会談は「激しい応酬」となった模様である。「一説によれば怒鳴り声が部屋の外にまで聞こえてきたそうだ」とある。互いの主張は噛み合わぬまま物別れに終わった。両者間には政権奪取前のトロイカ体制時まではキープされていた同志的絆は見る影もない。漏れ伝わる会談内容は次の通りである。

 会談は、20日午前11時過ぎ官邸5階の執務室で始まり1時間半に及んだ。会談が民主党本部ではなく首相官邸で行われたのは首相の希望だった。小沢どんもこれを受け入れたとのことである。会談冒頭、菅首相は単刀直入に「政倫審に自ら出てもらいたい」と切り出した。小沢どんは、子供をあやすようにおもむろに茶封筒から2枚のペーパーを取り出し、「裁判を今後行うことが確定している私が、政倫審に自ら出席しなければならない合理的な理由はない」との文面を読み上げた。

 その後、菅首相は小沢どんの論拠潰しにかかった。小沢どんが「(政倫審に)出ると言ったのは起訴議決前の話だ」と主張すると、菅首相は秘書官を呼び、起訴議決公表後3日後の10月7日に小沢どんが記者団に「国会で決めた決定に私はいつでも従う」と語っていた発言記録を示した。小沢どんが「司法手続きに入っているから、出席できない」というと、菅首相は「加藤紘一自民党幹事長は鉄骨加工会社共和からのヤミ献金事件の捜査中に政倫審に出ている」などと過去の事例を示して反論した。

 判明することは、菅首相が用意周到に遣り取りを想定し、応酬話法シナリオを作って臨んでいる様子である。推理するのに、菅首相は事前に1・腰を落ち着けて腹を割った話をしない、2・妥協しない、3・言い負かされない、4・攻めまくることの4点を云いきかされ、このレクチャー通りに菅流喧嘩腰殺法で押しまくったと云うことになる。菅の政治キャリアはこういうところのみ磨いてきたと云うことであろう。

 小沢どんは、「国会運営や選挙への影響は、『政治とカネ』以外の影響が大きい」として、この間の地方選挙での連戦連敗を取り上げて民主党の危機を訴え、挙党一致体制を求めた。これに対し、菅首相は、鳩山政権時代以来の戦績表を持ち出し、選挙戦での相次ぐ敗北は今に始まったことではないと反論した。小沢どんが、「仙谷氏の問責決議はどうするんだ。この問題を先に解決すべきではないか」と述べたところ、菅首相は「小沢氏の政治とカネの問題もマイナスだ」、「国会の決議なんていっぱいある。問責もその一つに過ぎない」と述べた。続いて予算可決を見通す国会対策にも話が及んだと思われる。菅首相は最後に、「政倫審に出ないなら、次の手段を取らせてもらう」と言い捨てて席を立ったという。

 こういうやり取りだった模様である。結果的に小沢どんが何をどう云っても、端から聞く耳を持たない姿勢で臨んでいる菅首相には通じなかった。聞く耳を意図的故意に持たない菅首相の様子が透けて見えてくる。問題は、誰がそのように指示しているのかにある。菅首相は振り付け通りに振る舞うピエロ役者の役割を果たしているに過ぎない。こうなると、カルト宗教にでも入っているとしか考えられない。 

 もっとも、これだけでは90分間の会談にはならない。間にいろんなやり取りが為されている筈である。これを知りたいと思うので、いっそのこと「2010.12.20菅首相-小沢元代表直接会談」テープの公開が望まれる。官邸側は、会談テープが存在するのかしないのか明らかにしなければならない。会談テープが存在しないのなら、なぜ記録しなかったのかを釈明させなければならない。存在するのなら両者の意思を確認し公開させねばならない。小沢が可とするなら、菅が可としない理由を釈明させねばならない。己の痴態を晒すのが恥ずかしいのならカラ元気せぬことだがもう遅い。こたびの会談で、こういう新たな政治問題が発生したと思う。マスコミメディアが健全であれば衝くべきであるが、こういうメディアは居ないのだろうか。

 会談後、菅首相は、やや上気した興奮調で記者会見に臨み、言い負かされなかったこと、小沢どんを政治訴追で追い詰めたことを誇った。5人組の周囲も「よくヤッタ」との評価を下した模様である。しかし、れんだいこの受け取り方は違う。菅首相がレクチャー通りに話を進め喧嘩腰で押しまくった結果、却って稀代のお粗末首相ぶりを晒した場になったと解する。テープが公開されれば、子供が駄々をこねるかの如く一方的に述べまくる菅首相の余りのお粗末ぶりが判明しよう。とても越年させる訳には行かないと云うことになるものと思われる。

 こうして、シオニスタン側の小沢どん政界排除の魂胆のみが透けて見えて来ているが、情況は今後ますます菅派の空回りを示しだすことになるだろう。相変わらず国策不況政策を舵取りし続け、他方で軍事防衛予算を垂れ流す菅政権の正体が次々と露呈し、小沢退治に狂奔する狂態が総スカンを喰らうことになるだろう。この政権は既にゾンビであり態を為していない。

 会談終了後、小沢どんは関係各方面に報告している。多少意訳するが、鳩山前首相に対しては「首相は感情的だった。離党勧告どころか、証人喚問の勢いを示して吠えまくった」云々。鳩山前首相もあきれ果て、「ともかく冷静に臨みませう」と感情的にならぬよう助言した。輿石東参院議員会長には「同じ話を何度も繰り返され閉口した、話にも何もならなかった」云々。輿石氏は、「首相の話は壊れたテープレコーダーみたいでしょう」と同調。「(首相側は)困ったものだ。『脱小沢』をやって、支持率を上げようとしている」とも述べた。別の議員への報告では、「会談での首相の顔つきは厳しかった。野党の証人喚問要求に応じる魂胆が見え見え、離党を迫ってくる勢いだった」云々。

 翌日の新聞論調が各社一斉に小沢パッシングの号砲を挙げたことは衆知の通りである。例の日共さんは早くも「証人喚問しか道はない 民主党は決断すべきだ」と証人喚問の動きを見せている。相も変わらず「国会には真相解明と政治的・道義的責任を明らかにする責務がある。司法は司法で、国会は国会でそれぞれ任務を果たしてこそ事態の解決にすすむ。司法の場でやるから国会には出なくて良いという言い分は成り立たない」と述べ、「権力が首根っ子を抑えている間に急所を蹴り上げる」なる、どこかで聞いたセリフを繰り返している。

 れんだいこが何度も指摘しているが、日共の証人喚問好きは困ったものである。やがてブーメランが舞い戻り、例の宮顕査問リンチ致死事件でお立ち台に立たされることになろう。宮顕査問致死事件の概要説明は省くが、日共は、この問題で、査問リンチ殺人に手を染めた者を長らく公党の最高責任者としていたことの責任、そういう履歴の者を国会議員にさせていたことの責任、党中央が宮顕弁明をそのままオウム返しにしてきたことの責任が問われている。そういう疑惑を持つ党が手前の党の不祥事を棚に挙げたまま、有能政治家を掴まえては次々と証人喚問要請の急先鋒を務めていることになる。

 社民党の福島党首も菅派シナリオに乗りつつある。どの党も裏でコントロールされていることになる。この局面で我々は何をすべきか。それはそれとして菅派の自転びも十分考えられる。年末までの局面が面白そうだ。

 2010.12.22日 れんだいこ拝

★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK102 > 676.html  
グアム整備に370億円 来年度予算、海兵隊移転で負担
http://www.asyura2.com/10/senkyo102/msg/676.html
投稿者 スタン反戦 日時 2010 年 12 月 22 日 08:06:11: jgaFEZzEmIsYo

産経新聞 12月22日(水)7時57分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101222-00000119-san-pol

 日米両政府は21日、沖縄県の米海兵隊のグアム移転に伴うインフラ整備費用として、日本側が約370億円(約4億2千万ドル)を出資することで合意した。日本政府は24日に閣議決定する平成23年度予算案に出資金を計上する。政府が国際協力銀行(JBIC)に出資し、JBICが現地の上下水道や電力の整備事業を行う事業体に融資する。

 日米両政府は平成18年の米軍再編に関する「ロードマップ」で、沖縄駐留海兵隊約8千人とその家族約9千人を26年までにグアムに移転することで合意。移転に伴うインフラ整備の経費102億7千万ドルのうち日本政府は60億9千万ドルを分担することになっている。

 日本側負担のうち7億4千万ドルはインフラ整備の融資に充てられ、今回の出資も含まれる。グアム移転に伴うインフラ整備費計上は初めて。24年度以降については改めて検討する。

 グアム移転は沖縄の負担軽減策の柱で米軍普天間飛行場(同県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古への移設と一体で進めるとされている。日本側は海兵隊移転計画を推進することで、普天間飛行場の県内移設に反発する沖縄側の理解を得たい考えだ。  

01. 2010年12月22日 08:17:23: a05Yfjgk42

まさか・・・、残りの費用を全て日本が持てと言い出しかねない。


米海兵隊グアム移転費70%削減 両院合意、整備遅れで2010年12月17日

 【ワシントン共同】米上下両院が審議中の2011会計年度の国防予算案で在沖縄米海兵隊グアム移転費について、政府原案の約4億5200万ドル(約380億円)から約70%削減することで合意したことが16日、分かった。複数の議会筋が明らかにした。
 国防総省は既にグアム移転に関する環境影響評価書で、上下水道や電力関連施設の不足から14年までの移転完了予定が遅れると事実上認めており、議会側が予算面でも対応した形だ。
 議会筋は「グアムでの基盤整備の遅れから、移転予算を認めても執行できないと判断された」とカットの理由を語った。
 米軍普天間飛行場移設についても地元の反対でめどが立たず、日米それぞれが合意を守れない内政事情を抱えたことになる。
(共同通信)

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-171301-storytopic-53.html

02. 2010年12月22日 08:34:24: KLT08CD8lU
 これが「戦争に負けた国家」と云うことの証明である。
しかし、65年間を経ても、日本国民の税金にたかり続けるアメリカを同盟国と呼ぶことは、もはや無理だろう。「思いやり予算」はヤクザの「みかじめ料」と同じものだが、これを5年間も延長した上に、さらに諸々の金をよこせと云うアメリカに、腹立たしく思わない日本人が多くいることに愕然とする。
それが日本の売国マスコミである。

★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK102 > 716.html  
魔境「検察審査会」の暗部が半分見えた (田中龍作ジャーナル)
http://www.asyura2.com/10/senkyo102/msg/716.html
投稿者 pochi 日時 2010 年 12 月 22 日 22:13:09: gS5.4Dk4S0rxA

2010年12月22日
魔境「検察審査会」の暗部が半分見えた
http://tanakaryusaku.seesaa.net/article/174537718.html


写真
【ビフォー】最高裁が提出した「審査事件票」。名前と事件名以外すべて真っ黒けだ。


 検察審査会の闇を追及している民主党の森ゆう子議員(参院法務委員会)が、最高裁に命じて「審査事件票」を提出させた。「審査事件票」とは検察審査会の会議を開いた回数や立ち会った検察官の人数など基本的なデータをまとめたものだ。

 最初に最高裁から提出された「同事件票」は1度目の議決に関するもので、「被疑者:小沢一郎」と「被疑事件:政治資金規正法違反」の2件以外はすべて真っ黒に塗りつぶされていた(写真・上段)。申し立てを受理した日までが塗りつぶされていることに驚く。

写真
【アフター】森議員が厳しく指摘して再提出を求めたところほとんどの黒塗りが外された。


 「個人情報でも(捜査の秘密でも)何でもないではないか?」あまりにも不誠実な最高裁の対応に憤慨した森議員が再提出を厳しく求めたところ、約2週間後に「黒塗り」がほとんど外された「事件票」が出てきた(写真・下段)。

 8回にわたって会議を開き、検察官延べ1名が立ち会ったことなどが分かる。

 だが、強制起訴を決めた2度目の議決に関する『審査事件票』はまだ提出されていない。肝心要の方はまだ闇の中なのだ。

 森議員は「『1度目の議決に関する審査事件票』を出した以上、『2度目の事件票』を拒否する理由はなくなった」と話す。2度目の事件票の提出は近いとの見通しを示した。

 森議員の調査により検察審査会の暗部が明るみに引きずり出されている。検察審査会委員を選ぶソフトは恣意的にプログラムを操作できることが実験で明らかになった。平均年齢が34・55歳(最初は30・9歳)という若い審査会委員を選び出すのはいとも簡単だ。

 新聞・テレビで朝から晩まで「小沢はクロだ」と喧伝すれば、社会経験が浅い委員たちの柔らかい脳には「ほとんどクロ」と擦り込まれる。当然議決もクロつまり起訴相当となる。

 「嫌いな人間を検察審査会に申し立て、TBSの『朝ズバ』で煽れば刑事被告人にされる。私は小沢さんのことだけを言ってるのではない。検察審査会というものがある限り誰でも刑事被告人にされる恐れがある。法改正で検審を廃止する必要がある」。森議員は検察審査会とマスコミに対する不信感を露にした。

 森議員ならずとも両者への疑念や反発は国民の間に渦巻いている。ここを読めない政治と記者クラブメディアは早晩、国民から見放されるだろう。

03. 2010年12月22日 22:44:10: HHOlhFODLg
審査会は月二回のペースだと思っていたが、8週間(3月9日から4月27日)で8回の審査を行ったのか。ほんとかよ?
06. 2010年12月22日 23:33:50: OsOdUazNIo
>>04さんへ

検察審査会の正体を洗い出しているのです。
小沢氏の2度目の検察審査会での年齢詐称問題で、実は行なわれていない架空の審査会だったのでは?との憶測も飛び交っている。

そして「検察審査会」は三権分立の立法〈立法権〉、行政〈行政権〉、司法〈司法権〉この中のどこが責任者で管理しているのか不明だったという事で、第四の権力ではないのか!という疑惑が出ていています。違法権力の組織なら違法なので解体しなければなりません。その確認を各方面から行なっているのです。これは小沢氏だけの問題ではなく、日本国民に起こりえる「えん罪行為」を防止する為にも必要な行動なのです。













(私論.私見)