左派諸党派の鳩山政権論考

 (最新見直し2009.9.12日)

 (れんだいこのショートメッセージ)

 ここで、左派系各派の鳩山政権論を確認しておくことにする。

 2009.9.20日 れんだいこ拝



鳩山新政権の新たな反動攻撃粉砕!

笑顔のネオ・ファシズム@ヮ^の「連合」指導部・日共中央を弾劾せよ


 九月十六日、国会での首相指名選において民主党代表・鳩山由紀夫が選出され、ここに民主党主力政権の成立が画された。社民党・国民新党両党をつきしたがえて成立したこの民主党主力政権は、「国民の生活が第一」などという偽善的な看板を掲げた「家計支援」などの選挙公約をともかく第一に実施することを宣明すると同時に、こうした諸政策を実施していくために、「政治主導」「内閣一元化」の名のもとに首相=内閣官房専決の強権的な政治支配体制の確立をみずからの使命としている。また、この政権は、安保・外交政策上の基本指針としては対米自立≠フ旗幟を鮮明にしているのだとはいえ、「日米地位協定の改定」や「米軍再編の見直し」という主張にたいするオバマ政権の強硬な恫喝と圧力を受けて当座の現実的対応としてはアメリカ政府の対日要求に応えていこうとしている。
 それだけではない。労使運命共同体イデオロギーに染まりきり労資協議路線を運動路線としている「連合」労働貴族どもを、政使労協議の定着化・恒常的実施をつうじて深々と搦(から)めとり、もって「連合」をこの政権を下支えする基盤たらしめようと策している。「連合」会長・高木は、総選挙での民主党の大勝に欣喜雀躍(きんきじゃくやく)し、政権立ちあげの過程からの「人的支援」の意向を表明し、この政権を内と外から積極的に支えていこうとしているのだ。
 日共の不破=志位指導部もまた「建設的野党」を自称して閣外協力≠フ姿勢を鮮明にしている。
 まさに今、われわれはこと改めて警鐘を乱打しなければならない。既成反対運動指導部の右のごとき腐敗のゆえに、労働者・人民がこれを許してしまうならば、日本階級闘争とりわけ労働運動は、まさに鳩山新政権を下支えするものへと変質せしめられ、完全に窒息死させられかねないのである。
 たたかう労働者・学生諸君! いまこそ、「民主党鳩山政権」への幻想を煽りたて、この新政権が笑顔≠ふりまきつつ仕掛けようとしている新たな形のネオ・ファシズム反動攻勢への翼賛運動に突進する「連合」指導部や「建設的野党」を標榜する日共・不破=志位指導部、彼らのこの腐敗と犯罪性を断固として暴きだせ! 鳩山新政権の笑顔≠フベールをひきはがし、首相=内閣官房専決体制を確立するための「政治主導確立法」案の臨時国会上程、国家公務員人件費二〇%削減の策動、「臨検法」制定、MDシステム拡大配備、ソマリア沖・ジブチ共和国への自衛隊の派遣継続などの反動諸攻撃を打ち砕く闘いに各学園・各職場から全力で決起せよ!






(私論.私見)