山崎行太郎氏の竹中平蔵研究その4

 更新日/2020(平成31→5.1栄和改元/栄和2).7.1日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、山崎行太郎氏の竹中平蔵研究その2を確認しておく。

 2020.7.1日 れんだいこ啓



 「山崎行太郎、2020.6.20」。
 竹中平蔵研究(20)

●以下に、参考資料として、「アゴラ」に掲載されている原英史自身の文章を引用しておく。原英史が、「誹謗中傷」と看做している記事をTwitterに投稿している「匿名氏」は、私と同様に、いわゆる「持続化給付金スキャンダル」に興味を持ち、原英史批判や、原英史が社長を勤める「政策工房」への調査やその調査に基づく批判を始めたらしい。

●原英史は、SNSによる「誹謗中傷」を理由に自殺したと言われる女子プロレスラー「木村花事件」以来、話題になっている「SNSの誹謗中傷」という言葉に便乗して、SNSの言論活動や批判投稿を、廃除、抑圧、隠蔽しようとしているようにしか、私には見えない。多分、原英史に言わせると、私の、この「竹中平蔵研究(連載)」も、「事実無根の誹謗中傷」であって、人権侵害、名誉毀損ものだということになるだろう。

●たとえば、原英史は、下記の引用文の中で、こう書いている。
《 これ以外にも、ツイートないしリツイートで、(私などの顔写真の掲載された同じ図を示して)「レントシーカー達」、(不正な利益誘導がなされているとの文脈で)「政策工房スキーム」、「政策工房の利益誘導うぜえ」、「政策工房をぶっ壊す!」などと誹謗中傷が繰り返されている。 》
なるほど、原英史は、自分や自分たちに対する「批判」を、ことごとく「誹謗中傷」と看做しているようだ。原英史の言い分が、正しくて、そのまま通るならば、あらゆる「原英史批判」は不可能に近い。日本国家の将来や運命にかかわるような重要な政策決定に関わっている人間を、日本国民の一人として、その政策決定過程や方法等に疑問に思ったり、厳しい批判を浴びせたりすることが、許されないとすれば、それこそ問題であろう。

●毎日新聞や森ゆうこ篠原孝亀井亜紀子、そして「無名の匿名氏」等は、「原英史」を、怪しい人物と看做し、詳細な調査、分析の元に、激しい批判を行っている。当然だろう。原英史は、自分は「一民間人」だと言うが、安倍首相を議長とする「国家戦略特区諮問会議」なるものの民間議員として、「スーパー・・・有識者会議」の「座長代理」まで勤めている男が、「一民間人」なはずはないだろう。

●今や、情報機関として 、あるいはジャーナリズムの一翼を担うに至った巨大な情報空間としての「SNS」等の 言論活動を否定し、排除 、弾圧することは、誰にも出来ない。「SNS」等の 言論活動を恐れ、怯え、それを裁判闘争で抑え込もうなどと考える人間は、さっさと表舞台から去るべきである、と私は思う。「SNS」等の言論活動は、趣味や娯楽でもあるが、それだけではない。一般大衆が、初めて手に入れた表現手段であり、発言手段である。

●以下の原英史の文章は 、一見、「正論」のように見えるが、実はよく読むと、時代錯誤も甚だしい、歴史に残るような粗雑な悪文である。「SNSの誹謗中傷」が、そんなに気になるなら、原英史自身が、「Youtube動画」や「アゴラ」などSNSによる、ネットウヨ総動員のバッシング活動(森ゆうこ・参議院議員バッシング)をやめろよ、と言いたい。

参考資料⑴
〓〓〓〓以下引用〓〓〓
ネット誹謗中傷を扇動した権力者の責任をどう問うか
2020年06月08日 20:00
原 英史 政策工房 代表取締役社長

 政策工房は髙橋洋一氏が代表取締役会長、私(原英史)が代表取締役を務める会社だ。これをツイッター上で誹謗中傷した匿名アカウントがあった。6月8日、東京地裁に仮処分申立てを行い、発信者情報開示請求の手続きに入った。このアカウントでは5月27日、持続化給付金の業務委託問題と絡め、「何か#政策工房みたいですねー。経産省案件ですし」と述べた。文面上も引用記事の文脈(持続化給付金に関して、経産省と業務受託した協議会の不適切な癒着関係を追及する内容)からも、政策工房が不正や経産省との癒着により不当な利益を得ているとしか読めない。また、同じアカウントの6月2日のツイートでは、私や高橋氏の名前・写真、会社の住所などを記載した図を掲載した。この図は、国家戦略特区を巡り、私、高橋氏、政策工房などの関わる壮大な利権構造があると示そうとするものらしい。ツイート文面では「一民間人の分際で国の切り売り/国民窮乏化政策にせっせと加担して利益を稼ぐような人間が政策決定に携わっている」とも記載している。これ以外にも、ツイートないしリツイートで、(私などの顔写真の掲載された同じ図を示して)「レントシーカー達」、(不正な利益誘導がなされているとの文脈で)「政策工房スキーム」、「政策工房の利益誘導うぜえ」、「政策工房をぶっ壊す!」などと誹謗中傷が繰り返されている。事実無根の誹謗中傷を行ってはいけない。発信者情報が開示された後、この匿名アカウント主には法的責任をとってもらう。ただ、このアカウントが無用に攻撃されて炎上するようなことは本意ではない。事実無根の誹謗中傷はダメだが、批判を含む言論活動は今後も大いにされたらいい。このため、アカウント名は敢えて明らかにせず、黒塗りした。匿名アカウントの誹謗中傷は問題だ。だが、もっと重大な問題は別にある。ネット上の誹謗中傷がなぜ起きたかというと、これを扇動した人がいるからだ。私が不正行為を行っているとの虚偽情報をばらまき、実質的に誹謗中傷を扇ってきたのは、森ゆうこ参議院議員と毎日新聞だ。森議員は、昨年10月の参議院予算委員会で、私の顔写真を掲載したパネルを掲げ、私が不正を行ったかのように繰り返し、挙句に「国家公務員だったら、あっせん利得、収賄で刑罰を受ける」と発言した。事実無根だと繰り返し指摘したが、森議員は訂正も謝罪もしていない。森議員の懲罰を求め国会に請願も行ったが、請願は握りつぶされ、森議員の発言は国会議事録に残されたままだ。また、匿名アカウント主が6月2日に掲載した図は、森議員が以前リツイートして拡散したものだ。森議員は、拡散だけでなく、図の作成者と思しきアカウント(上記の匿名アカウント主とは異なる)に向け、私に関する記載を追加するよう示唆まで行っている。より直接的なネット誹謗中傷の扇動といってよい。(中略)さらに遡ると、根源は毎日新聞だ。同紙は昨年6月、私が国家戦略特区ワーキンググループ委員の立場を利用し、提案者から会食接待を受け、金銭を受け取ったとの記事を掲載した。事実無根なので、私は精緻に反論し、さらに訴訟も提起して係争中だ。訴訟過程で毎日新聞は、記事に過ちがあったともうわかっているはずだが、いまだに訂正していない。これが、その後の一連の誹謗中傷をもたらした。

 国家戦略特区 政府ワーキンググループ委員関連会社 提案者から指導料200万円、会食も(毎日新聞2019年6月11日)


 このように誹謗中傷を実質的に扇動した者には、単に誤報を信じて煽られただけの者より、重い責任が問われるべきだ。ところが、現実はそうなっていない。国会議員やマスコミなどの権力者たちの扇動行為は、免責ないしそれに近い状態だ。
国会議員の場合、憲法上、国会内での発言には免責特権がある。民事でも刑事でも責任を問われることがない。森議員に関しては、ネットで私の自宅住所をさらすなど、国会外での不法行為があったため、私はこれを捉えて訴訟提起している。しかし、本丸の国会内の発言は対象にはできない。また、マスコミの場合、制度的な免責特権こそないが、今の名誉毀損訴訟の仕組みは、実質的には“免責”同然だ。名誉毀損で認められる賠償額は一般にごく低水準だ(西口元ほか編著『名誉毀損の慰謝料算定』によれば、2003~2014年に新聞・テレビに認められた慰謝料は50~300万円)。大マスコミにとっては、負けても痛くもかゆくもない。しかも、判決確定には時間がかかる。明らかな誤報でも、しばらく頬っかむりしていればその間に被害者は社会的に葬り去られる。おそらくそう思って高をくくっているので、私のケースでも毎日新聞は決して訂正しようとしない。これが、今の日本の仕組みだ。国会議員やマスコミは、安全地帯の内側で悠々と誹謗中傷を扇動できる。被害者が反撃しても、痛い目にあうのは彼らではない。扇動に乗せられネット誹謗中傷を行った無名の個人だけだ。この仕組みを糺さなければ、ネット誹謗中傷の問題は解決できない。私がすでに公開した論考で、「免責特権の見直し」、「名誉毀損訴訟の改良」、「新聞協会でのADR創設」などを提言しているのは、このためだ。

 ネット誹謗中傷:不幸を繰り返さないため検討すべきこと

 木村花さんの不幸な事案も、構造は同じだ。

 ネット誹謗中傷はたしかに問題だった。しかし、それ以上に責任を負うべきは、番組を制作したテレビ局のはずだ。リアリティショーと称しつつ、炎上しそうな“事件”を演出し、放送でもネット上でも過剰に強調し、実質的にネット誹謗中傷を煽り、それで視聴率を上げてビジネスにしていたのはフジテレビだろう。ところが、テレビ局の責任を問う声は小さい。国会議員や評論家たちはネット誹謗中傷にばかり目を向ける。結局、国会議員も評論家たちも、テレビ局を敵に回したくはないからだ。ここでも、本当に責任を負うべきテレビ局は“免責”だ。煽られた人たちを叩くだけでは、問題は解決しない。免責の壁に守られネット誹謗中傷を煽ってきた権力者たちの責任をどう問うか。本当の難題はこちらだ。

 竹中平蔵研究(21)

・・・原英史の「住所公開問題」に異議あり。原英史の「自作自演」(笑)ではないのか。

●原英史が 、森ゆうこ参議院議員を相手に 、提訴までして、人権侵害だの名誉毀損だのと言いつつ大騒ぎし 、ネットウヨ総動員して、裁判闘争まで仕掛けているのには、裏がありそうだ。森ゆうこ議員が、明らかにしようとしているのは 、安倍政権のもとで 、竹中平蔵等が、国家戦略特区のワーキンググループなどの「民間議員」として画策している日本国家の国体改造をめざす「謀略のメカニズム」だったのではないのか。

●そもそも 森ゆうこ参議院議員が、公開した住所は、原英史の「個人住所」ではないのではないのか。原英史が社長をつとめる「政策工房」というコンサルテイング会社の登記簿に記録されている住所だったのではないのか。しかも、森ゆうこ参議院議員は、その指摘を受けて、早い段階で、住所のところを黒く塗りつぶしている。

...

●私は、この「住所公開問題」の話を聞いて、最初は、原英史の「個人住所」そのものを公開したのかと思っていた。森ゆうこ参議院議員は、原英史の「個人住所」と知りつつ、それを国会質問やネットで晒したのかと。

●調べてみて、森ゆうこ参議院議員が晒したのは、国家戦略特区の「スーパーシテイ構想の実現に向けた有識者懇談会」の政策決定で、重要な役割を果たしている「政策工房」(原英史社長)という会社の登記上の住所(会社の戸籍謄本?)だったのではないのか。違うのか。それとも、私の認識が間違っているのか。

●それとも、原英史の「個人住所」は、「政策工房」や「外国人雇用協議会」の登記簿住所とは別に存在するのか。存在するとすれば、森ゆうこ参議院議員は、その別の「個人住所」をどうして探り当てたのか。「政策工房」(原英史・社長)や「外国人雇用協議会」(原英史・代表理事)の登記簿住所の中に、併記されていたのではないのか。それが、プライバシー侵害、人権侵害、名誉毀損・・・と大騒ぎして、裁判闘争を仕掛けるような大問題なのか。肝心の大問題は、別にあるのではないのか。原英史や高橋洋一、岸博幸、池田信夫等が恐れる「別な大問題」とは何か。

●原英史の「個人住所公開問題」は、プライバシーの侵害でもなんでもない。人権侵害でも名誉毀損でもない。原英史、高橋洋一、岸博幸等が、森ゆうこをターゲットにして、仲間を総動員して、集団で大騒ぎし、裁判闘争を仕掛けているのは、「森ゆうこ参議院議員潰し」が目的ではないのか。国家戦略特区・・・ワーキンググループ・・・等の追及を続ける森ゆうこ参議院議員の「質問」を恐れているからではないのか。

 竹中平蔵研究(22)

■・・・「国家戦略特区ワーキンググループ」で、「民間議員」として暗躍する高橋洋一も岸博幸も原英史も、竹中平蔵の仲間だった。いわゆる竹中一派・構造改革一派だった。

●「加計学園問題」、ないしは「加計学園スキャンダル」というものがあった。私はあまり興味も関心もなかったが、安倍政権を大きく揺るがす大事件だったと思う。実は、この事件の裏で動いていたのが、「国家戦略特区ワーキンググループ」の「竹中平蔵一派」だったらしいことを、最近知って驚いた。「加計学園スキャンダル」の根本問題は、岩盤規制の破壊と突破であった。その先頭に立っていたのが、いわゆ、「竹中平蔵一派」であった。

●この連中は、安倍首相を議長とする「国際戦略特区ワーキンググループ」において、民間議員として、日本国家の将来に関わる政策決定に関与すると同時に、その政策を提案する民間会社、いわゆる「特区ビジネス・・・」と称する民間会社の役員や顧問も勤めているらしい。つまり、マッチポンプである。自分たちが関わっている民間会社と、それを施策決定する政府側の民間議員が、同じメンバーだったらし...い。

●高橋洋一、岸博幸、原英史、竹中平蔵。彼等が、「国家戦略特区の闇」を厳しく追及しようとする森ゆうこ参議院議員に、メンバー一丸となって、裁判闘争を含む激しい抗議や罵倒を繰り返すのは、当然と言えば当然のことだろう。しかし、「頭隠して尻隠さず」。彼等の思惑とは逆に、裁判闘争や抗議行動をすればするほど、そのことによって、彼等の国家戦略特区ワーキンググループを舞台にした「陰謀」と「謀略」が、顕在化してきた、と言うべきだろう。

●参考資料
https://lite-ra.com/i/2017/08/post-3382.html

 竹中平蔵研究(23)

■・・・

●原英史(はら・えいじ)は、何故、裁判闘争にこだわるのか。「国家戦略特区ワーキンググループ座長代理」までつとめなながら、「公人」意識がなく、「一民間人」を名乗り、批判や批評を、人権侵害だ、名誉毀損だと裁判闘争を・・・。

●原英史の著書を、3冊ほど読んでみた。その内容の貧しさに失望し、ガッカリした。いや絶望したと言うべきだろう。もっとマシな思想の持ち主かと思っていたが・・・。こういう人たちが、日本国家の政策決定に重要な役割を演じているのか・・・。経歴は、東大卒、経産省、経産省退職後は、コンサルティング会社「政策工房」社長・・・と、表層的には、白々しい経歴の持ち主のようだが、脳内は、規制緩和一色のめちゃくちゃな構造改革馬鹿・・・。

...

●ミニ竹中平蔵(笑)。なんでもかんでも、規制や法律を撤廃し、日本国家の骨組みや共同体を構造改革して、伝統的な文化や習俗を破壊・解体すれば、薔薇色の未来が開けると妄想する左翼構築主義・・・。それを批判すれば、人権侵害だ名誉毀損だ、と
裁判闘争・・・。批判や批評が怖ければ、さっさと、「国家戦略特区ワーキンググループ座長代理」なんて、やめろよ。「民間人」に戻れよ。

●原英史の裁判闘争を必須で応援するのが、ネットウヨと安倍応援団。

 竹中平蔵研究(24)
■・・・竹中平蔵のお友達「原英史」とは何者か。

●竹中平蔵を先頭に原英史、高橋洋一、岸博幸等の「四人組」は、安倍首相が議長をつとめる「国家戦略特区ワーキンググループ」を舞台に、民間議員という立場や自らが経営する様々な政策提言会社などを駆使して、いわゆる「構造改革」と「規制緩和」「民営化」「自由化」・・・の国策決定に深く関わり、実質的に取り仕切ってきた。その舞台裏の闇の構造に、メスを入れようとしているのが参議院議員・森ゆうこである。

●彼等は、明らかに、森ゆうこ参議院議員の追及を恐れている。これまで、甘い汁を吸ってきた「闇の構造」が、次々に暴露されつつあるからだ。

...

●一例をあげよう。「外国人労働者」に関わる問題である。具体的に言うと、「美容師」や「理容師」という職業に、外国人労働者を解放するという規制緩和の問題である。この問題に深く関与しているのが原英史である。原英史が、必死になって、裁判闘争を仕掛けている所以である。原英史にとって、この問題は、死活問題なのだ。

●原英史は、この問題を取扱う政府側の「国家戦略特区ワーキンググループ」の座長代理であり、同時に、この種の問題で政策提言をおこなう民間会社の関係者でもある。つまり、一人二役。こういうのを「マッチポンプ」と言うのだろうか。あるいは「利益相反」と言うのだろうか。あるいは「レントシーカー」とか・・・。

●「特区ビジネスコンサルティング」という会社が怪しい。「特区ビジネスコンサルティング」は、社長が「松島凡」という人で、高橋洋一が「顧問」となっている。原英史も、なんらかの形で、絡んでいると思われる。この会社は、途中で「イマイザ」に名称を変更している。この「特区ビジネスコンサルティング」が、「国家戦略特区ワーキンググループ」(座長代理・原英史)のヒアリングに登場し、美容師、理容師業界の「規制緩和」を提言しているというわけである。

●もっと具体的に言おう。「QB」という「床屋さん」がある。料金は1000円ぐらいで、従来の床屋の値段から考えると破格の低料金だ 。この「QB」が、美容・理容師業界の「規制緩和」を求めて政策提言をしているらしい。そして、この「QB」のような、業界の規制緩和を求めている会社に、「助言」しているのが原英史等であると見ていい。

●原英史が、関連企業(福岡市 、美容系学校法人)から「200万」を、貰ったとか、貰わなかったとかいう話も、こういう関係から来ているのでわないだろうか。いや、実は「200万」というのは、ほんの一部であって、もっと大きな金が動いている可能性が高い。原英史は、「政策工房」社長であり、高橋洋一は「政策工房」会長である。こういう「国家戦略特区ワーキンググループ」周辺に群がるビジネスモデルを、「特区ビジネス」(笑)と言うらしい。

●余録。
私が、何回か前に書いた「亀井亜紀子・衆議院議員」の『月刊日本』掲載の記事(「竹中平蔵大批判」)について。この記事が、「Yahooニュース」と「ハーバービジネスオンライン」に引用・転載されたらしいが、これを見つけた原英史の抗議で、削除されたらしい。裁判闘争をチラつかせたのだろうか。いやはや、恐ろしい、世の中になったものである。興味のある方は、以下の原英史のFacebookで確認していただきたい。原英史とは何者か。その一端がわかるかもしれない。
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=617949242163978&id=100018467220357#
(続く)

 竹中平蔵研究(25)
●竹中一派「4人組」の言動について、今の段階で私が知り得た範囲で、私見を述べよう。

●私が 、便宜上、竹中一派「4人組」と呼ぶのは、竹中平蔵(パソナ取締役会長)、高橋洋一(東洋大学)、岸博幸(慶応大学)、原英史(「政策工房」社長)の4人である。4人とも、いわゆる「構造改革一派」でああり、「新自由主義一派」であり、「グローバリズム一派」である。しかも、彼等「4人組」は、ともに安倍政権の重要政策である「国家戦略特区ワーキンググループ」の関係者だと思われる。

...

●私が、この「4人組」の存在に注目するようになったのは、森ゆうこ・参議院議員の言論活動に対する「裁判闘争」を含む批判や罵倒を目にしてからである。森ゆうこ・参議院議員の言論活動に対する「裁判闘争」を含む批判や罵倒の中心にいるのは「原英史・「政策工房」社長」であるが、私は、つい最近まで、原英史(「政策工房」社長)の存在を知らなかった。

●原英史と森ゆうこの「抗争」の裏に、高橋洋一や岸博幸がいることが分かり 、この線から、竹中平蔵が浮かび上がり、私は、彼等が、いわゆる竹中平蔵一派の「4人組」だな、と了解した。彼等は、安倍政権の重要政策の政権決定プロセスの中枢機関である「「国家戦略特区ワーキンググループ」等を舞台に、日本国家の様々な改革(解体)に大きな影響力を行使している。

●彼等「4人組」が推進しようとしている国家戦略(政策)に、「外国人労働者問題」や「様々な国家資産の売却」「水道民営化」「関西国際空港の資産売却」「漁業権の売却」・・・など、私が知り得た範囲でも、驚くべき多岐に渡っている。竹中平蔵は、最近も、Twitterに、東京都には、都有の莫大な資産がある。それを売却し、経済を活性化せよ」というようなことを書き込んでいる。国有資産や都有資産等は、国民や都民の資産でもあるはずだが・・・。

●誰に売却するのか。竹中平蔵が役員を勤める「パソナ」か「オリックス」か。たとえば、関西国際空港の重要資産は、何処の、誰に、売却されたのか。竹中平蔵が「社外取締役」を勤めるオリックス(宮内義彦社長)だ。オリックスは、その後、関西国際空港の資産をどうしたのか。フランスの某社と共同経営(?)。ということは、実質的には、フランスの某社に、つまり「外資」に、売り飛ばされた(?)、ということではないのか。

 竹中平蔵研究(26)
●竹中平蔵研究と言いながら、「原英史」という「「国家戦略特区ワーキング・グループ」の「座長代理」のことに拘ってきたが、特に原英史が、森ゆうこ・参議院議員に仕掛けている裁判闘争なるものに、私は、拘る。ここから、私の「竹中平蔵研究」は始まる。これが、突破口と言っていいだろう。

■何故、原英史は、森ゆうこ・参議院議員の国会質問に固執するのか。何回も繰り返すが 、森ゆうこ議員の「国会質問」が、竹中平蔵や原英史等が策謀しているらしい「「国家戦略特区ワーキング・グループ」の「黒い闇」を追求しているからだろう。...

●ところで、この原英史の裁判闘争に、岸博幸や高橋洋一を初め、多くの人たちが、援軍として駆け付け、原英史応援団を形成しつつあることに、私は、何か、奇妙な、且つ不思議なものを感じる。言い換えれば、「国家戦略特区ワーキング・グループ」を舞台にした「黒い闇」の深さと広がりに 、別の意味で、興味を覚える。と同時に、恐怖のようなものも感じる。

●安倍内閣の内閣府「国家戦略特区」ホームページを見ると 、安倍首相と竹中平蔵一派が、ほぼ一心同体だということがわかる。

●門田隆将とかいうジャーナリストがいる。この門田隆将が、「原英史の言い分」を、そのまま、まる写しで代弁したような文章(以下引用)を公開している。門田隆将は、原英史とどういう関係にあるのだろうか。私は、門田隆将の事は詳しくは知らないが、何故、突然、原英史の応援団として登場して来たのかを、少し疑っている。門田隆将は、原英史が竹中平蔵一派「4人組」の一人だと知って、こういう文章を書いたのか。知っていて書いたとすれば、門田隆将も、竹中平蔵一派、つまり「構造改革、規制緩和」一派の一員なのか。

〓〓〓〓以下引用〓〓〓〓
zakzak
「国会質問で不当な人権侵害」原英史氏が森ゆうこ参院議員を提訴 国会議員の「免責特権」どこまで許されるのか? 
作家・ジャーナリスト、門田隆将氏が緊急寄稿
2020.3.
 国民民主党の森ゆうこ参院議員の国会質問によって、不当な人権侵害を受けたとして、政府の国家戦略特区ワーキンググループ(WG)座長代理の原英史氏が25日、東京地裁に損害賠償訴訟を起こした。作家でジャーナリストの門田隆将氏が緊急寄稿した。

 この件をひと言で表現するなら「国会議員による国民に対する誹謗(ひぼう)中傷・住所公開事件」となる。

 森氏は昨年11月15日の参院予算委員会で、毎日新聞の記事を根拠に、原氏が特区提案者から金銭を受け取ったとして、「国家公務員なら斡旋(あっせん)利得、収賄で刑罰を受ける」と発言し、自身のホームページで原氏の自宅住所を公開した。

 だが、森氏の質問の根拠となった毎日新聞は昨年6月、原氏から損害賠償訴訟を起こされている。同紙は法廷で、原氏が金銭を受け取ったという報道をしたつもりはないと答弁をしている。あぜんとする主張である。

 にもかかわらず、森氏は国会の場で、原氏を糾弾した。

 原氏は「事実無根の誹謗中傷」として謝罪・訂正を求めたが、森氏は応じなかった。国会議員が議院で行った演説や討論、表決は、憲法第51条に定められた「免責特権」の対象となるのだ。

 これで納得できるはずがない。免責特権がある以上、「国会内」で自律的に対処するのが筋として、原氏は参院に対して、6万7000人分のネット署名を添えて「森氏の懲罰」を求める請願を行った。

 ところが、原氏の請願に応えたのは日本維新の会だけだった。それ以外の与野党は完全無視し、森氏も、原氏の度重なる謝罪・訂正要求を無視し続けた。

 原氏は泣き寝入りか、一個人として国会議員と戦うかという“二者択一”を迫られた。

 最終的に、原氏は提訴に踏み切った。森氏が原氏の自宅住所情報をネットで拡散したことなどは「国会外での不法行為」にあたり、免責特権で保護されないとの主張だ。

 多くの国民は、野党議員の傍若無人な振る舞いや、新聞や週刊誌をもとにした「事実の裏取りもしてもいない」質問内容にあきれている。国政調査権を有する国会議員による国会での質問は、新聞や週刊誌の“下請け”であってはならない。

 原氏はさらに、「国会での言論を検証する独立機関」をつくる構想も持っている。国会議員の言論について、中立・客観的で、事実に基づく検証・提言を行う、「国会版BPO」である。

 こうした組織ができれば、国会にも緊張感が生まれる。国民への名誉毀損も「平気だ」といった言動も減るはずだ。国民のために動いた、原氏の果敢な決断を評価したい。(以下省略)

 竹中平蔵研究(27)
 ■・・・毎日新聞は、「200万円」のコンサルタント料を、どう書いているか。はたして、原英史が貰ったと書いているか?

 ●遅まきながら、昨年6月11日の毎日新聞の、国家戦略特区ワーキンググループ座長代理原英史が関わった「原英史スキャンダル」を追及した記事を、じっくり読んだ。原英史は、毎日新聞の記事は、虚偽で捏造だと騒いで、人権侵害だとか名誉毀損だと喚きつつ、裁判騒動にまで持ち込んでいるようだが、記事をじっくり読むと、明らかに、原英史の反論の方が間違っていることがわかる。原英史の言い分には、首を傾げたくなる。原英史は、開成高校 、東大、通産省・・・という経歴の持ち主らしいが、日本語もまともに読めないらしい。

 ●そもそも、毎日新聞の記事には、「原英史が200万円を受け取った」とは、書かれていない 。福岡県の美容系学校法人が、「特区ビジネス・コンサルテイング」会社に、「コンサルタント料として200万円、支払った」と、美容系学校法人側の証言を根拠に、書いているだけである。...

〓〓〓〓以下引用〓〓〓〓
(毎日新聞2019 /6/11より)
《 政府の国家戦略特区を巡り、規制改革を最初に審査するワーキンググループ(WG)の原英史座長代理と協力関係にあるコンサルタント会社が、2015年、提案を検討していた福岡市の学校法人から約200万円のコンサルタント料を受け取っていた。原氏は、規制緩和の提案を審査・選定する民間委員だが、コンサル会社の依頼で、提案する側の法人を直接指導したり会食したりしていた。
(以下省略)》
〓〓〓〓引用終了〓〓〓〓

●この記事の、何処を、どう読めば、「原英史が、200万円・・・受け取った」と読めるのか。まともに読めば 、「原英史と協力関係にあるコンサルタント会社が・・・200万円を受け取っていた」と、書いてあるではないか。原英史は、気の毒に、毎日新聞の「誘導尋問」に引っ掛けられたのではないか。原英史のヒステリックな対応を見ていると、「はい、私が、200万円、貰いました・・・」と、白状しているようなものではないか。ドストエフスキーの『 罪と罰』の主人公ラスコーリニコフのように・・・(笑)。

●ところが、この「特区ビジネス・コンサルテイング」という会社と原英史の関係が怪しい。原英史は、「特区ビジネス・コンサルテイング」の社長と親しい関係らしく、しばしば同伴、同行して、福岡県の学校法人の副理事長等の相談にのっている。しかも、この「特区ビジネス・コンサルテイング」という会社の住所は、原英史が代表を勤める政治団体(土日夜間議会改革?)の住所と、ある時期まで、同一であったらしい。ということは、「特区ビジネス・コンサルテイング」という会社は、実質的に原英史の会社じゃないのか、という疑惑が沸き起こる。あくまでも疑惑ですが・・・(笑)。「特区ビジネス・コンサルテイング」の社長は、「松島凡」という人のようだが 、松島凡社長の姿が見えない。消えたのか、消されたのか、これも謎である。

 竹中平蔵研究(28)
■・・・原英史と竹中平蔵。原英史は、竹中平蔵のパシリか(?)

●原英史とは何者か。原英史の正体をあばき出せば 、竹中平蔵の正体も見えてくる。原英史は、竹中平蔵のリエゾンでありパシリであるらしい(?)。本当か(?)。

●まず、原英史に関する個人情報の中の「個人住所」(笑)ではなく、公開情報の一部をみておこう。出典は、ウイキペデイア(?)その他。...
〓〓〓〓以下引用〓〓〓〓
《 原英史(はら・ えいじ)
株式会社政策工房 代表取締役社長
プロフィール
原英史
通商産業省(現・経済産業省)入省。内閣安全保障・危機管理室、行政改革担当大臣補佐官、国家公務員制度改革推進本部事務局などを経て退官。安倍・福田内閣で国家公務員制度改革に取り組む。大阪府特別顧問、大阪市特別顧問などを務める。
主著に『官僚のレトリック』(新潮社)、『規制を変えれば電気も足りる』(小学館)、『大阪維新とは何か』(幻冬舎、共著)、『官僚が使う「悪徳商法」の説得術』(講談社、共著)など。 》
ーーーーーーーーーーーー
《 履歴
東京都生まれ。開成高等学校卒[7]。
1989年東京大学法学部卒、米シカゴ大学ロースクール修了。
1989年、通商産業省に入省。
大臣官房企画官、中小企業庁制度審議室長などを務める。
2007年経済産業省の9年先輩に当たる古賀茂明の紹介で[8]、安倍内閣(改造)、福田康夫内閣で渡辺喜美金融担当大臣兼行政改革担当大臣の補佐官を務める[9]。
2009年7月に退官、株式会社政策工房を設立(会長:高橋洋一、社長:原英史、主任研究員:黒澤善行[10])。政策コンサルティング業を営む。大阪府人事委員会特別顧問、政策研究大学院大学客員准教授も務めている。
2011年12月、大阪府特別顧問、大阪市特別顧問、大阪府市統合本部特別顧問に就任。
2013年、産業競争力会議民間議員竹中平蔵のサポート役を務めた[11]。
2013年、国家戦略特区ワーキンググループ有識者委員に就任[11]。同年5月10日第1回会議に出席[11]。のち座長代理に就任。
2016年9月、内閣府規制改革推進会議委員に就任[12]。
2019年6月11日、国家戦略特区の審査に関する問題が毎日新聞に報道される[13]。
2019年6月25日、新潮社フォーサイトに「「毎日新聞社」を提訴する!」と題する記事を公表[3]。
2019年8月9日、本人が主張する毎日新聞社の「新聞倫理綱領違反」について、日本新聞協会に公開質問状を送付した[14]。
著作 》

ーーーーーーーーーーーー
《 肩書き
政策工房代表取締役社長[1]
万年野党理事[1]
大阪府・市特別顧問
国家戦略特区ワーキンググループ座長代理
規制改革推進会議委員
土日夜間議会改革・地方議会を変える千代田区会議代表[2] 》

〓〓〓〓引用終了〓〓〓〓

●以上の公開情報からも、原英史が、典型的な「構造改革派」であり「規制改革・規制緩和派」であることがわかる。原英史の「構造改革派人生」は、安倍内閣、福田康夫内閣時代、渡辺喜美行革大臣の補佐官からスタートしている。そして、小泉純一郎政権時代に、竹中平蔵が、構造改革を旗印に政界の表舞台に登場すると 、原英史も、岸博幸、高橋洋一らとともに、竹中平蔵グループに仲間入りする。

●原英史は、国家公務員を退職(退官?)後は、民間のコンサルタント会社「政策工房」を立ち上げ 、社長として、竹中平蔵一派の「構造改革」「規制緩和」を、民間の側から支援すると同時に 、「レントシーカー」として、「規制緩和」をビジネス化して行く。毎日新聞や森ゆうこ参議院議員が、「原英史」を、問題の人物として、特集したり、国会等で追及したのは当然である。

●ところが、原英史は、毎日新聞と森ゆうこ参議院議員を相手に、人権侵害だとか名誉毀損だと言って、裁判闘争を仕掛けてきた。しかも、原英史応援団と思しきが 人たち(岸博幸、高橋洋一、池田信夫、門田隆将、音喜多駿・・・)が、一斉に、毎日新聞や森ゆうこ「バッシング」を始めた。

●私は、ここで初めて、「原英史スキャンダル」に興味を持った。「原英史って何者か。原英史の「裁判闘争」の応援に駆けつけ、共同記者会見までおこなったメンバーの顔を思い浮かべていると、何かが見えて来た。いわゆる「竹中平蔵一派」の存在である。竹中平蔵は一人だけではない。竹中平蔵の周辺に、多くの仲間がいる。その実働部隊の一人が「原英史」である・・・ようだ。

●原英史の経歴や肩書きを見ていくと、《 2011年12月、大阪府特別顧問、大阪市特別顧問、大阪府市統合本部特別顧問に就任。 》という所に、目がとまるのは 、私だけではあるまい。大阪府や大阪市を舞台に、「維新の会」という政治団体(党派)が、怪しい動きを繰り返していることは、誰でも知っているが、そこにまで、「原英史」が、「特別顧問」として、関わっているとは、ちょっと驚きである。

●関西国際空港の「運営権の民営化」(コンセッション方式)が、「大阪維新の会」や「竹中平蔵一派」によって、オリックスを通じて、フランスの「バンシ」(バンシ・エアポート)に売却され 、実行されたことは、おそらく間違いない。関西国際空港を、「竹中平蔵空港」と呼ぶ人もいるそうだが、「なるほど」と思う。ここでも、原英史が、竹中平蔵のパシリとして、重要な役割を果たしただろうことは、おそらく間違いない。

●原英史は、「水道民営化」や「漁業権の売却」「農協の解体」・・・その他の「規制改革」においても、竹中平蔵のパシリとして、「日本売却」「日本植民地化」にむけて、「大活躍中」(笑)のようだ。これは私の妄想だが、「植民地化ビジネス」で、一儲けした後は、竹中平蔵等とともに、「国外逃亡」「国外亡命」も準備中かもしれない (笑)。

 竹中平蔵研究(29)

■・・・●竹中平蔵が主導し、原英史等が追従する「国家戦略特区」、あるいは「国家戦略特区ワーキング・グループ」とは何か。これまでに、何をやり、これから、何をやろうとしているのか。

●毎日新聞は、昨年、「国家戦略特区ワーキング・グループ」の座長代理を勤める原英史の動きを取材し、「国家戦略特区ワーキング・グループ」の隠された実態の一端を明らかにした。

●私は、そんなことに興味なかった し、もちろん知りもしなかった。毎日新聞の記事など、読みもしなかった 。今年になって、原英史という人が、毎日新聞や森ゆうこ参議院議員を、その「国家戦略特区ワーキング・グループ」の記事の件で、提訴し、裁判になっていることを、「Youtube動画」で知った。原英史という人物を知ったのも、その時である。

...

●原英史は、毎日新聞の記事は、「フェイクニュース」だと言っている。そして「誹謗中傷」であり、「人権侵害」であり、「名誉毀損」にあたると、大騒ぎしている。どう見ても 、原英史の言い分がおかしい。何かヘンだ。ここには、何かかがあると、私は、確信するに至った。

●ところで、一昨日、原英史と岸博幸の新しい「Youtube動画」を見た。相変わらず、毎日新聞の記事は「フェイクニュース」だと言っているが、何処が、フェイクなのかについては、口を濁している。「フェイクニュース」だとか「人権侵害」などの言葉を繰り返すだけである。頭は、大丈夫なのか、と心配になる。

●毎日新聞は、かなり綿密に取材し 、問題の福岡市の学校法人・副理事長を初め 、当事者たちにインタビューし、「証言」も取っている。原英史は、この証言そのものがフェイクニュースだと言いたいのだろうか。つまり、毎日新聞の記者が、証言を捏造しているとでも言いたいのか。あるいは、福岡市の学校法人副理事長等の証言が、「嘘」だと言いたいのか。私には、そこらへんが、よくわからない。

●原英史にしろ、原英史応援団のネット右翼にしろ、あるいは竹中平蔵親分にしろ、「国家戦略特区」や「国家戦略特区ワーキング・グループ」の周辺にある真っ黒な闇に、触れらたくないだけではないのか。

●ますます怪しくなる。何かがある。

●政策カフェ(原英史・岸博幸「誹謗中傷が起きる原因と背景」)
https://youtu.be/cue2TXnXjnA
https://youtu.be/cue2TXnXjnA

 竹中平蔵研究(30)
 「維新」の裏に竹中平蔵がいる。関西国際空港の別名は「竹中平蔵空港」(笑)と言うらしい。なるほど、そうだったのか。

●「維新」から立候補して、参議院議員になった「音喜多駿」というチンピラ議員が、原英史等の口車に乗せられて 、森ゆうこ・参議院議員を、口汚く罵っているが、なるほど、そういうことだったのか。馬鹿馬鹿しくて、音喜多の「Youtube動画」など見る気もしないが、音喜多が、原英史等の「森ゆうこバッシング」に連動していることは間違いない。

●さて、原英史の『 岩盤規制』(新潮新書)を読むと、原英史が、一頃、大きな政治問題となっていた「加計学園問題」にも、「国家戦略特区ワーキング・グループ」委員として、深く関わっていた事がわかる。

●森ゆうこの「原英史批判」に対して、政治家による一般庶民(民間人)へのイジメ、誹謗中傷、人権侵害、名誉毀損・・・と裁判まで持ち出して抗議しているが、原英史は、いつから一般庶民(民間人)になったのか。原英史自身が書いていることだが、加計学園問題の時には、政府側の「参考人」として登場し、「規制緩和」の立場から、立派な答弁をしているではないか。何が 、一般庶民(民間人)だよ。何が「弱者」だよ。

●原英史は、『 岩盤規制』(新潮新書) 』に自慢げに、次のように書いている。
《 私は、この10年ほど 、規制改革・行政改革の世界にかなりどっぷり漬かってきた。2006ー07年、当時勤務していた経済産業省から出向して 、規制改革・行政改革担当大臣補佐官を務めた。その後役所をやめて、大阪府・市での規制・行政改革に関わった。ここ数年は、国家戦略特区ワーキンググループ(WG)の委員(2013ー) 、規制改革推進会議委員・投資等WG座長(2016ー)を務め、国の規制改革に直接に携わった。》(P13)

●いやー、原英史さんは、凄い人なんですねー(笑)。日本の政府の中枢で、日本国家の明日を左右するような組織で、剛腕を奮っている、ということだろう。ところが、都合が悪くなると、一般庶民(民間人)という安全地帯に逃げこむ、私は、弱者です、と。

●原英史は、原英史自身が白状しているように、大阪府、大阪市の「規制改革」にも、竹中平蔵とともに参加していることがわかる。つまり、「大阪維新の会」の改革騒動に参画している。ということは、関西国際空港の、コンセッション方式によるオリックスとバンシ・エアポート(仏、外資)への「運営権の売却(民営化)」にも 、原英史も、竹中平蔵らとともに、絡んでいるのかもしれない。

●原英史は、何処から見ても、一般庶民ではないし、単純素朴な意味で「民間人」でもない。一般の国家公務員や地方公務員などより、あるいは「野党議員」より、はるかに権力中枢に近い、権力側の人間である。裁判にもなりそうもないような微細な問題で 、裁判闘争を仕掛けるところを見ていると、裁判所も検察も 、グルなのではないかと思ってしまう。まさか、そういうことはあるまいが・・・(笑)。
(続く)
 竹中平蔵研究(31)
●「規制緩和」「規制改革」「岩盤規制突破」、つまり「国家戦略特区」構想なるものは、自明の「真理」、自明の「善なるもの」なのか。

●原英史の『岩盤規制 』(新潮新書)を読むと、原英史が、「規制改革」や「規制緩和」・・・を盲目的に信仰していることがわかる。おそらく、原英史は、逆に、「規制改革」や「規制緩和」・・・を批判したり、反対するものを、無知蒙昧な唾棄すべき反動勢力とみなし、議論の余地なしとみて、排除、撲殺すべきものと思っているのではないかと思う。まさに思考停止である。毎日新聞批判や森ゆうこ批判にも、それは顕著である。

●ところで、私は、たまたま手に入れた『国家戦略特区の正体 』(集英社新書)という本を読んでみた。著者は、立教大学教授の「郭春洋」という経済学者だ。この本には、原英史とは、全く逆のことが書かれている。「国家戦略特区」(SEZ、
)について、こう書かれている。

●《 しかし最初に述べた通り、SEZ(国家戦略特区)とは本来、主に途上国が工業化を実現していく際に用いる手段である。(中略)そのほとんどは途上国に設置されているものだ。》(『 国家戦略特区の正体 』)

●つまり、この『国家戦略特区の正体 』を読む限り、「国家戦略特区」とは、日本を成長路線へと導く戦略ではなく、発展途上国へと引きずり下ろす戦略だということだ。私は、この考え方を全面的に信用するわけではないが、一理ある議論だと思う。

●現に、今、日本は、先進国から途上国レベルへと急速に、没落しつつあるのが実情だ。「国家戦略特区」が、全ての原因ではないだろうが、小泉純一郎政権時代の「構造改革」以来、安倍政権の「国家戦略特区」まで、ひたすら「規制緩和」や「岩盤規制突破」を目指して、突き進んで来た結果が、まさしく、「日本の没落」にほかならない。小泉純一郎の「構造改革なくして成長なし」という路線も、安倍政権の成長戦略としての「国家戦略特区」構想も、夢物語に過ぎないことは、結果が示している。

●しかし、小泉改革以来、安倍政権に至るまで、その政策を、影で主導してきたと思われる竹中平蔵や原英史等には、その自覚も、日本没落の現状認識もない。逆に 、「構造改革や規制緩和が足りないからだ」「もっと構造改革と規制緩和・岩盤規制打破を・・・」と叫んでいる。
そして、反対勢力には、情報戦と裁判闘争をしかけて、言論を封殺。議論の余地もないらしい。

●私は、どちらの肩を持つつもりもないが、情報戦や裁判闘争を仕掛けての脅迫による言論封殺・・・には、反対である。もっと論争を・・・。衆人監視の元での「侃侃諤諤」の論争をお願いしたい。
(続く)
 竹中平蔵研究(32)
 ●原英史への公開状(笑)。原英史よ、毎日新聞の記事がフェイクニュースだと言うなら 、福岡市の学校法人の接待で、某料亭で、「フグ」を食べたことはないのか。「フグ」を食べた話も、「フェイクニュース(捏造)」なのか。検証してみよう。まず、毎日新聞の記事から見てみよう。

●《 原氏はその後 、社長の仲介で法人理事長と面会。15年2月17日には、特区ビズ社長も交え、同区六本松ちくのかっぽう料理屋で副理事長と会食した。副理事長は「ふぐがおいしい季節だったので、お誘いした。原氏は特区ビズの顧問のような存在で、社長より立場は上を感じた」と振り返る。》(「毎日新聞」2019/6/12《水 》)

●原英史は、さかんに、飛行機の搭乗予約時間があり、料亭で「フグ」食べる時間などなかった 、と言っている。たしかに搭乗時間(17時35分?)が迫っており 、「フグ」などゆっくり食べている時間はなかった。しかも、その前に、15時まで、福岡市のイベントに出席している。16時ぐらいには 福岡空港に向かっている。原英史の言う通りである。この日は、「フグ」な...ど食べている時間はない。しかし、ここに原英史の「嘘」がある。この日は、「2014/11/29」である。この日に「フグ」を食べたとは、毎日新聞は書いていない。

●「フグ」を食べた日は、毎日新聞がはっきり書いているように、翌年、「2015/2/17」である。原英史は、この二つの日時を混同している。あるいは、原英史は、意識的にか、あるいは作為的にか、読者を混乱させようとしている。

●先に引用した毎日新聞の記事をよく読んでほしい。毎日新聞は、「2015/2/17」に、福岡市の「六本松地区のかっぽう料理屋で・・・」と書いている。福岡市の学校法人副理事長の証言を元に、毎日新聞は書いている。この記事内容も、副理事長の証言も、原英史は、「フェイクニュース(捏造)」だと言うのだろうか・・・(笑)。

(小生は、Facebook の記事を、blogにも掲載していますが、昨日(7/2)から、そのblogに不具合が出て、外部からは、見れなくなっています。原因は、よく分かりません。blogは、当分の間、Googleのblogに移転します。アドレスは、次の通りです。https://yamazakikoutaro3.blogspot.com/?m=0 )

竹中平蔵研究(33)
 パソナ取締役会長の竹中平蔵は、竹中平蔵自身の「持続化給付金スキャンダル」を報じた東京新聞を、自分に対する「誹謗中傷」だと、Twitterで激しく抗議した。何故だか、私はこの「誹謗中傷」という言葉に 、違和感をもった。東京新聞の記事は 、極めて穏当なものだった。 どう読んでも「誹謗中傷」とは言い難い。いったい 、「誹謗中傷」とは何だろう、と。ところが、その前後 、「誹謗中傷」という言葉を乱用する人が、もう一人いた。原英史(はら・えいじ)である。原英史は、明らかに竹中平蔵の年下のお友達である。何なんだ、この「誹謗中傷」繋がりのお友達は。その界隈では、「批判」や「批評」は、すべて「誹謗中傷」ということになっているのだろうか 。しかも、原英史にいたっては、「誹謗中傷」を理由にして、「毎日新聞」や「森ゆうこ」議員、「篠原孝」議員、匿名のTwitter投稿者・・・等を相手に、裁判まで、起こしている と言う。「誹謗中傷」という言葉は、便利な言葉だ。そうだ。その頃 、木村花という女子プロレスラーが、SNSの「誹謗中傷」を理由に自殺したと...いうニュースが、日本全国を駆け巡った。私は、この「木村花自殺事件」の時の「誹謗中傷」という言葉にも違和感をもった。「誹謗中傷」を苦に自殺するような脆弱な人間は、テレビなんかに出演するべきではない、というのが、私の主張である。同じことが、作家や批評家、言論人、ジャーナリスト、学者、政治家、経営者・・・その他にも言える。「誹謗中傷」に耐えられないで、自殺したり、裁判を仕掛けたり、するような脆弱な人間は、社会の表舞台から去り、社会の片隅で、静かに生きていくべきではないか。「誹謗中傷」という言葉には、「批評」や「批判」を 抑圧し、排除していこうという邪悪な精神が潜んでいる。SNSの誹謗中傷に対する規制の動きがある。そこにも、SNSの言論を抑圧し、排除、統制していこうとする権力擁護の思想が潜んでいる、と私は思う。「誹謗中傷」という言葉には、「批評」や「批判」の意味が残っている。いや、「批評」や「批判」の究極的形態が「誹謗中傷」である。「誹謗中傷」なくして、「批評」も「批判」もありえない。私が、小林秀雄や江藤淳や吉本隆明を、あるいはドストエフスキーやニーチェを読むのは、そこに「批評的思考力」とでも呼ぶべき、「誹謗中傷」と見間違うばかりの過激な思考力があるからだ。「批判」や「批評」を抑圧し、あるいは「誹謗中傷」を、排除、統制していこうとする社会や国家は、ろくな社会や国家でしかない。それこそ、自由な言論なき、恐怖の全体主義国家である。そういう批判的思考力を禁じられた国家は、いずれ衰退し、自滅していく。現在の日本が、そうでないことを 、場末の言論人の「はしくれ」として、祈らずにはいられない。魯迅なら、「もっと下品な誹謗中傷を」、「もっと過激な誹謗中傷を」と 、言うところだろう。「誹謗中傷」こそ文化である。

 ■山崎行太郎公式ブログは以下に移転しました。
 https://yamazakikoutaro3.blogspot.com/

 竹中平蔵研究(34)

 「特区ビズ社」社長・松島凡のこと。

 「小泉・竹中構造改革」を経て、「国家戦略特区」から、最近の「スーパーシテイ構想」まで、手を変え品を変え、「改革」という美名の元に、日本社会の混乱と貧困化を推し進めて来た中心人物の一人が 「竹中平蔵」だということに、異論を差し挟む人は、本人やその取り巻きを除けば、そんなに多くはあるまい。私は、最近まで、竹中平蔵が、改革派のリーダーとして、政治や経済の中心舞台で、政界を引退後も、今もなお、活発に動きまわているということを、知らなかった。竹中平蔵は、小泉政権時代に培った人脈や金脈を駆使して、小泉政権政権時代以上に、巨大な権力を蓄え、安倍政権をも、その支配下に置いているのではないかと、疑わざるをえない。

 さて、前口上は、このぐらいにして、本題に移ろう。竹中平蔵のまわりには、竹中一派「4人組」を中心に、様々な怪しい人物たちが蠢いている。その代表格が、原英史(はら・えいじ)だろう。だが、今日は原英史が中心の話ではない。原英史の「子分」か「番頭」か分からないが、原英史とともに、福岡市の学校法人副理事長...等と、直接交渉に当った人物である。名前を「松島凡」という。福岡県の東筑高校を経て上智大学を卒業しているようだ。大学卒業後の職歴は、分からない。が、ある時 、原英史と出会い、どういう経緯があったのか分からないが、昨年、毎日新聞が、200万円を受け取ったのではないか 、と報じた「特区ビズ社」の社長となっている。「特区ビズ社」は、どういう理由か分からないが、その後、会社名を、「イマイザ」に変え 、会社の登記住所も、杉並区の松島凡の自宅住所に移転しているようだ。何故、会社名を変え、登記住所まで変える必要があったのか。原英史と松島凡の「密接な関係」を隠す必要があったのか。松島凡が社長を勤める「特区ビズ社」は、当初は、登記住所が、原英史の会社と同じだった。ところで、原英史が提訴した裁判の方だが、原英史は、「200万円を受け取っていない」「それはフェイクニュースだ」と言い、「人権侵害」だ、「名誉毀損」だと、仲間を集めて、叫びつつ、頑強に否定している。それまで言うのなら、現場にいた問題の中心人物、つまり「特区ビズ社」社長だった松島凡を呼び出せばいいはずなのだが、松島凡は、都合が悪くて雲隠れしているのか、裁判用の「隠し球」として隠しておくのか分からないが、表舞台に登場していない。松島凡の最近の動向は、分からない。松島凡の古い「Youtube動画」があったので覗いてみたが、松島凡は、さすが大根役者らしく、ホンネ丸出しの、恐ろしいことを言っている。《岩盤規制を打ち破り、既得権益層から、利権を奪いとるぞ ・・・(笑)》と。(続く)
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 誤解している人がいるので、一言申し上げたい。私は、「横道」や「脇道」、さらに 「回り道」をしながら、つまり「搦手から」(小林秀雄)・・・ 、じっくりと、敵を追いつめて行こうという戦略で 、「竹中平蔵研究」を続けている。最終結論は言わないし 、書かない。敵に手の内を見せることは 、大馬鹿者の所業でしかない。私は、「敵」の出方を待っている。わかっていることも、半分は、知らない振りをしている。言葉尻を取られないように、細心の注意を払っている。裁判闘争を仕掛けられたら、待ってましたとばかりに、素早く反撃に応じる準備をしている。一歩前進二歩後退。慌てず、騒がず。「はてなblog」が閉鎖されたから、私は、即座に、以前から準備していた「Googleブログ」に移転した。敵の圧力も、さすがに「Google」にまでは 、及ぶまい。私は、今後、Facebook、Twitter、Youtube動画、Googleを武器に闘う。私は、堂々巡りを繰り返す「螺旋階段的批評」を目指している。《神は細部に宿り給う。 》です。《 毒蛇は急がない。》が私のモットーです。よろしくお願いいたします。

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 竹中平蔵研究(35)
 原英史が仕掛けるスラップ訴訟「篠原孝裁判」は疑惑隠しだろう(?)」

 原英史の仕掛けるスラップ訴訟「篠原孝裁判」は疑惑隠しだろう。原英史が、「アゴラ」という掲示板(?)に、自らが仕掛けた「篠原孝裁判」に関する裁判報告を書いている。一読、驚愕、唖然。全く独りよがりの裁判報告である。原英史は、分かっていないようだが、原英史が、自らの名誉回復を目指して 、スラップ裁判を仕掛け 、自分の正当性を主張すればするほど、原英史が、いったい何者であり、今まで、何をやってきたかが、明らかになっていくと言っていい。原英史は、「アゴラ」の記事で、こう書いている。

〓〓〓〓以下引用〓〓〓〓
http://agora-web.jp/archives/2047465.html

集団イジメと妄想共有の場、「野党合同ヒアリング」は廃止すべきだ
2020年08月04日 20:00
原 英史
政策工房 代表取締役社長
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 昨年国会で私への誹謗中傷等を繰り返した森ゆうこ・参議院議員(国民民主党)との訴訟審理が7月31日からスタートした。

《 森ゆうこ議員との訴訟審理開始:答弁書で驚きの新事実、毎日新聞は検証を》

誹謗中傷を行った国会議員は森議員だけではない。その一人が篠原孝・衆議院議員(国民民主党)だ。

《 篠原孝議員の無理筋の言い逃れ》
篠原議員は昨年7月、ブログで「国家戦略特区は安倍政権による新たな『利権』を生むだけ-『政僚』原英史の跋扈を許す制度は廃止すべし-」(2019年7月17日)と題する記事を公開した。

内容は、

1)私が特区提案者の学校法人と真珠販売会社から金銭的利益を得た(注)、

2)学校法人関係者から会食接待を受けた、

と事実無根のことを並べたうえ、

「悪辣なことばかりし、自分の懐を肥やしている」、
「コンサルタント料を稼ぐ昔の利権政治家まがいの利権学者、利権有識者の跋扈」
「利権コンビによるいかがわしい政策づくり」
などと激烈なフレーズで私を誹謗中傷するものだった。
(以下省略)

〓〓〓〓引用終了〓〓〓〓

竹中平蔵や原英史は、「事実無根」や「誹謗中傷」という言葉が好きなようである。口裏を合わせたように、これらの言葉を頻用、乱用している。おそらく、反撃用の「慣用句」なのであろう。さて、原英史の裁判報告の文章は 、驚くべきことに 、そのタイトルは、《 集団イジメと妄想共有の場、「野党合同ヒアリング」は廃止すべきだ 》となっている。原英史は、「国家戦略特区ワーキング・グループ」座長代理という役職にある身である。とすれば、批判や批評を受けることは当然だろう、と思う。しかし、原英史は、不当に「誹謗中傷」され 、「人権侵害」や「名誉毀損」を受けたという。私に言わせれば、「被害妄想」とでも言うしかない。
さて、私は、今日、はじめて、原英史が問題にする「篠原孝」衆議院議員のブログを熟読した。どう見ても、篠原孝のブログの言い分が、正しいか正しくないかはともかくとして 、日本国家の重要な大問題を提起している。篠原孝衆議院議員は、「国家戦略特区」等の民間議員として、竹中平蔵や原英史等が、国民の信任も得ないままに 、国政を 、勝手気ままに 壟断し、私腹を肥やしてきたことを告発している。私は、大袈裟かもしれないが、ラスプーチンと道鏡を思い浮かべた。あるいは「君側の奸」という言葉を連想した。篠原孝はこう書いている。

〓〓〓〓以下引用〓〓〓〓
http://www.shinohara21.com/bl…/archives/2019/…/6_170704.html
・・・・・・・・
<八田・原コンビの悪弊が目立ち始める>
 安倍政権になってからは、総理という虎の威を借りて官邸に巣食う政僚と利権に走る学者、業界が、欲しいがままに新しい「利権特区」を生み出し始めた。「規制改革」や「国家戦略」という耳当たりのいい美名のもと、一部の企業を特別待遇しているにすぎない。その陰で泣いているのは真面目にコツコツとやってきた中小企業や零細な農民・漁民である。
 私はかねてより官邸に設置された〇〇会議の下、八田達夫政策研究大学教授と原英史ワーキング・グループ(WG)委員の利権コンビによるいかがわしい政策作りが行われていることを問題としてきた。(以下省略)

〓〓〓〓引用終了〓〓〓〓

 原英史が、何故、くだらない低次元の問題をほじくりかえして、裁判を連発するのか疑問だったが、篠原孝議員のブログを一読して、その背景がよく分かった。原英史は、「名誉回復」などどうでもよく、肝心な問題は、原英史等が繰り返してきた官邸周辺の「巨大な闇」を暴露されたくないだけではないのか。私は、原英史が、仲間を総動員して 、大騒ぎし、毎日新聞や森ゆうこ等に対して、スラップ裁判を濫発しているのを見て、疑問を持った。なにかがある、と。篠原孝は、原英史が執拗にこだわるブログの記事で、こう言っている。

〓〓〓〓以下引用〓〓〓〓
http://www.shinohara21.com/bl…/archives/2019/…/6_170704.html
<官邸の〇〇審議会は直ちに廃止すべき>
 私は八田、原は即刻委員をクビにすることはもとより、官邸の諮問会議なるものは全廃すべきだと思う。獣医学部の設置、外国人美容師解禁、真珠の漁業権の緩和等々細かいことは官邸のすることではないからだ。金融庁の審議会の報告で2000万円老後資金の問題が発覚した。麻生大臣が受け取らないという奇怪なことになってはいても、各省の審議会はずっとまともに動いている証拠である。
 官邸の審議会は堕落しきっており、百害あって一利なしである。実はこのことが一番身に染みてよくわかっているのが、自分たちの政策立案の場は奪われ責任だけ負わされ、挙げ句の果てに抵抗したら内閣人事に睨まれて左遷される恐怖に脅える、善良な霞が関の官僚であろう。
〓〓〓〓引用終了〓〓〓〓

原英史は、個人的なメンツや名誉回復にこだわっているが 、篠原孝は、天下国家の大問題に拘っている。
さらに 原英史の仕掛けるスラップ訴訟の争点になっている箇所を 、次にあげておく。原英史が 、何に拘わり、何を恐れているかがわかるだろう。おそらく、「国家戦略特区」、あるいは「国家戦略特区ワーキング・グループ」の悪業の実体が暴露されることなのだ。
〓〓〓〓以下引用〓〓〓〓
http://www.shinohara21.com/…/…/2019/07/6_170704.html(篠原孝ブログ)

<自分の仕事を官邸で作り上げる>
 今回その氷山の一角を毎日新聞(6月11日ンサルティング会社が福岡市の規制緩和の提案を検討していた美容系学校法人から200万円のコンサル料を受け取ったという。また、同学理事長と原は、法人が負担し料理屋で会食も行っている。翌日の同紙の記事では、真珠養殖業の規制緩和の働きかけも明らかにされている。一方的に加計学園に肩いれしていたのと同じ手口である。
〓〓〓〓引用終了〓〓〓〓

いやはや。篠原孝議員のブログを読むと、原英史が官邸周辺で、何をやってきたかがわかる。原英史が、それを恐れて、口封じを狙って、いわゆる「スラップ訴訟」を仕掛けていることは、私の思い過ごしかもしれないが、一目瞭然だろう。裁判の中身も大事だが、裁判自体の行方に、私は興味を持っている。外国では、スラップ訴訟は、許されていない。

(続く)
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 竹中平蔵研究(36)
  竹中平蔵と原英史の「三密の関係」について。

 何故、「原英史」にこだわるのか。それは、原英史が、私の見るところ、竹中平蔵という政商(巨悪)の「政治犯罪」の実行役だからだ 。竹中平蔵が登場するとことろには 、必ずと言っていいほど、原英史が登場する。しかし、竹中平蔵のことは、多くの日本人が 、かなり詳しく知っているが、私だけかもしれないが、原英史については、ほとんど知らない。私も
知らなかった。昨年、毎日新聞が 、一面トップで、大きく取り上げ、国会でも、原英史の名前が取り上げられていたらしいが、私は、最近、「政治」に興味がなかったし、「新聞」もほとんで読んでいなかったので、まったく知らなかった。「原英史」と聞いても、歴史学者かと思っていたぐらい、「原英史問題」については無知だった。私は、原英史という「国家戦略特区ワーキング・グループ」の座長代理と名乗る男が、「毎日新聞」や「森ゆうこ」「篠原孝」・・・等を、次々に提訴し、意気揚々と得意気に 、しかも勝ち誇ったように、裁判闘争を仕掛けているのを 知、り、「何かヘンだな」「ここにはナイニカガアル」と直感した。特に ネット界隈に散見される「森ゆうこ参議院議員」に対する集団的な罵倒や恫喝の繰り返しには、強い違和感と怒りを感じないわけにはいかなかった。それからである。私が、竹中平蔵と同時に、原英史について、調べ始めたのは。ほぼ同時に、『月刊日本』が、「政商・竹中平蔵大批判」というタイトルの元に、この問題を大きく取り上げた。我が意を得たり、と思い、特集記事を熟読した。ところが、同誌に執筆した亀井亜紀子衆議院議員の記事が、「ヤフーニュース」等に転載されると 、原英史側(?)と思しき方向から、削除要求が出され、即座に削除されたらしい。





(私論.私見)