小泉純一郎論、その政治能力、金脈論 |
(最新見直し2005.10.20)
【小泉純一郎論】 | ||||||||||||||||
小泉首相人気の秘密は何だったのだろう。恐らく、官僚式失言を恐れて何を言っているのかさっぱり分からない要領得ない答弁ないしは曖昧な態度に比して、対極的にその無茶苦茶な論法は別にしても、態度をはっきり表明することで好評をはくしたのではなかろうか。小泉政権の登場時、時宜に叶ったコマーシャルを駆使したこともあって何がしかの期待を持たせ、史上最高の支持率を記録した。 しかし、「 松岡外相が国際連盟を脱退した時、狂ったような喝采で迎えたのは、他ならぬマスコミと国民であった」という史実もある。 れんだいこは、田中真紀子外相の登用を見て、何がしか小泉政権に期待した一人である。但し、登用したまでは良いが、その後小泉首相のした事は、小泉首相の構造改革推進論に従いそれを最も忠実に外務省改革を押し進めようとした田中外相の「スカートを足で踏みつける」ことばかりであった。そして、外務官僚と結託して田中外相を罷免した。れんだいこはこの時、最終的にプツンした。 れんだいこは、この経緯で、小泉の信用の置けなさと正体を見たように思う。そういう眼で見直すと次のことが判明した。
これだけ論(あげつら)えばもう充分だろう。ゆめ追随する勿れ、これが締めの言葉である。 2005.4.23日 れんだいこ拝 |
Re:れんだいこのカンテラ時評その44 | れんだいこ | 2005/05/10 | ||||
【小泉純一郎の政治能力論】 2005.5.9日、訪ロシア中の小泉首相は、同行記者団とのやり取りで次のように述べている。毎日新聞(モスクワ支局・佐藤千矢子氏の記事)のスクープとなっており、これを参照する。 小泉首相は、郵政民営化関連法案成立へ向けての決意を次のように述べている。
(れんだいこコメント) この論法全体がレイプ手法であり、末尾の「廃案になった後は何が起こるか分からない」は、首相権限の乱用による解散含みを臭わしているのだろうが、まさにサドサイコパスの典型的な物言いである。いやはや大変な首相が史上三番目の長期政権を目指しつつあるということになる。 小泉首相は、首相後継候補に対し、郵政民営化関連法案に於ける君たちの採るべき態度はこうでなければならないとして、次のように述べている。
(れんだいこコメント) この論法も又レイプ式であり、もはや食傷気味のイエスかノーかを迫る二元式硬直論法である。独裁者の好む恫喝論法でもある。首相後継候補がこの言に易々と組み敷かれるとしたら、あぁぞっとする。 小泉首相は、後継者問題につき、次のように述べた。
(れんだいこコメント) この論法も典型的な、二元式硬直論法である。「小泉改革を推進する人でないと無理だ。国民の支持を得られない」の真意は、小泉路線の継承者でないと今や世界を律する米英ユ同盟が許さないぞ、その後ろ盾為しにどうやって首相になるのだ、ついでに俺に院政を敷かせろ、という意味であろう。 一般に、政策は、例えば緊縮財政か積極財政かのように高度に難しい故に争われ、歴史の弁証法に委ねられるべきものであるのに、定向進化しか許さないと述べていることになる。歴史上バカ殿が好む論法で、政治腐敗が忍び込むことになる。 小泉首相は、秋の内閣改造・党役員人事との関連で、将来の首相候補の要職経験につき、次のように述べた。
(れんだいこコメント) 「総裁選前に(自民党)三役(など)になった方がいいか、無役がいいかはその人による」もイカガワシイ論法だ。小泉自身が要職を経験せぬままヘリコプター首相として降下してきた事情があってそう述べたのであろうが、将来の首相候補を要職に就かせ政治経験を積ませるのが賢明なことは云うまでも無いことだ。それを逆さに述べ、実際に要職に就かせないばかりか芽を摘み取ることに専念するこの御仁の見識を疑うべきだろう。 彼の場合、云うこと為すことの一事万事が倒錯している。この倒錯がマスコミ、政治評論家受けしているが、連中もまたそれだけ倒錯している証左だろう。 小泉首相の政治能力の低さは、逐一挙げればキリが無い。我々はいつまでこの御仁のレイプ政治に甘んじねばならないのか。あらゆる指標が悪くなるばかりで、地方は既に取り返しのつかない荒廃過程に入っている。 れんだいこ党は、人事利権の甘言で操られ身動きできない自民党派の無能を見据え、「遅くとも本年8月末までの小泉政権打倒」を誓う。為せばなる、同志よ共同せよ。 2005.5.10日 れんだいこ拝 |
「阿修羅・戦争70」に、「救国の草莽の志士」氏の2005.6.7日付け投稿「故三島由紀夫氏は、赤尾敏を初め愛国者を貶める為にヤクザ・テキヤを組織し右翼を詐称した連中を「パチンコ右翼」と称した!」 が興味深い内容を記しているので転載しておく。
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「阿修羅・戦争70」に、「ブッシュ親子の自作自演テロの11」氏の2005.6.7日付け投稿「Re: 小泉という輩の正体を解析しないと駄目ですね」も、興味深いレスをつけているのでこれを転載しておく。
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【稀代のネオ・シオニスト被れ】 | |||||||
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Re:れんだいこのカンテラ時評その116 | れんだいこ | 2005/10/20 |
【「10・19小泉対前原党首討論考」その2】 案の定というべきか、「2005・10・19日小泉対前原党首討論」に見せた小ネズミの売国奴見解を批判する論調が生まれていない。商業新聞はどこもかしこも、前原なかなかよくやった論で提灯している。日共の赤旗も批判らしい批判も無く漫然と遣り取りを記している。ネット掲示板ではどうなっているのか知らないが、相変わらず優先順位番外の話にうつつを抜かしているのだろう。 れんだいこはこういうところを許さない。小ネズミの米奴見解は臨界点に達していると思う。憲法裁判所があるとしたら、一国の主権問題に於いて由々しき発言として被告席に立たせるべきであろう。 なんてたって、「私は、日米関係が良いほど、中国ともより良い環境を維持できると考えており、日米関係を多少損なっても他国との関係で補うという考えはとっていない」発言ですぞ。この意味は、日米関係を損なうことは露ほども考えておりません、アメリカはんの要望なら全て従うのが日本の採る道、と述べていることになる。 こったら発言許していいものかや。実際、小ネズミはこの発言通りにブッシュの言いつけ通りにしてきている。これからもずっとそうなるだろう。読売がことごとくヨイショしている。金も無いのに相変わらず大盤振る舞いに興じている。国内の必須案件が財源難で次々と見捨てられているというのに。 これが問題にならないなら全てが許されよう。れんだいこのこの理解が間違いというのなら、れんだいこはもう一度一から国語の勉強しなおさねばならん。ふぅぅぅとため息もつきたくなる秋の夜長の怒りの日。 2005.10.20日 れんだいこ拝 |
Re:れんだいこのカンテラ時評その117 | れんだいこ | 2005/10/21 |
【「再び小ネズミ首相考】 れんだいこはこれまで、小泉首相を小ネズミと云い、ポチとも云い、バター犬(これは「きっこの日記」にあった表現)、サイコパスとも云ってきた。今思うにより正確には、「サイコパス系雇われ首相」にして「軍需政治請負い手配師」なのではあるまいか。 「サイコパス系雇われ首相」の地位は、彼自身が魂を売ることにより手に入れた地位と名誉と権力である。誰に雇われているのかということになるが、世界最高権力体のネオ・シオニストにあごで使われていると見るべきだろう。強い者に「あごで使われている」者は逆に、弱い者に対しては尊大になる。 この観点で見れば、小ネズミの言動の裏意味が良く分かる。「おい、誰にものいっているんだ、楯突いているんだ。俺のバックには○×組がついているんだぞ。甘くみるんじゃないぞ。覚えてろ。ギャフンといわしてやる」。この恫喝政治が小ネズミの特質である。 これを実際にやりぬくところにレイプ性と首絞め性マニアぶりが見て取れる。これを政治の非情性と云っておべんちゃらしている評論氏が一杯だが、この連中は知識を持てば持つほどミソとクソの違いが分からなくなるアホでしかないので何の役にも立たない。 もう一つ、「軍需政治請負い手配師」ぶりも確認しておく。これはどうやら小泉家のDNAらしい。曽祖父・小泉由兵衛以来の血統で、純一郎で四代目になる。れんだいこは、「小泉首相の出自考」( daitoasenso/koizumiseikenco/syutuzico.htm)に記した。 更に、「阿修羅政治版15」のあっしら氏の投稿「小泉首相の父親、在日朝鮮人の北朝鮮送還事業を主導」(http://asyura2.com/0510/senkyo15/msg/922.html)が、父・純也の「在日朝鮮人の北朝鮮送還事業」との関わりをサイトアップしている。この検証もしておこうと思う。 いずれにせよ、我が日本は、稀代の異邦人首相を国政トップに抱え、ほしいままにさせていることになる。そしてまっとうな政治家が苛め抜かれていることになる。れんだいこ的には、角栄を失った日本の悲劇がじわりじわりと浸透し、かくまで無惨な政情に至ったという風に捉えている。 2005.10.21日 れんだいこ拝 |
(私論.私見)