その73 | 「宮崎学事件」に関するれんだいこ見解 |
Re:れんさん、ネットのヘタレ連中をどう思いますか? 投稿者:れんだいこ ( 02/04/15 ) |
>
大事なことに触れないで、低レベルな罵詈雑言やデマを重ねることを恥ずかしいと思わない輩がバッコしていませんか? 「宮崎学スパイ問題」を持ち回って正義感ぶって騒いできた中心的部分の本性が良く見えてきたと思うんですが・・・ そうですねぇ、喧しくなりそうだけど、私見をはじめて披露します。次のように云えるのではないでせうか。政党幹部のスパイ問題については、れんだいこも一定の考察をしてきているのはご存知かと思います。これは大事です。もっと騒いで欲しいとか思っていますが、なぜだか問題になりませんね、なぜなんでせう。 兄ぃの場合、政党以前の大衆運動レベルの段階です。果たして、大衆運動レベルの問題で、スパイ性云々を問い詰め、戦線からの放逐まで云々すべきだろうか。少々責任の質が違うのではないかと考えております。 その責任も、兄ぃが大衆運動を組織して、その様子を逐一当局側に筒抜けさせていたというのなら問題かとは思いますが、どうも様子が違うようだ。そういうものではなくて、何らかの事由で公安と接触していたのがスパイの証拠にされているらしい。接触は事実のようだ。しかし、会う会わないだけを決定的な基準にした場合、向こうから寄って来るのはどう防げば良いのだろう。逃げ回るしか能が無いというのもおかしいだろう。特に、有能な者、将来に役立ちそうな者に狙いをつけて寄って来るのだからして防ぎようが無い面もある。ある程度は腹芸の世界ではないのか。 政党の場合は組織に報告すれば良い、それでもってどう対応するのかが知恵の世界ではなかろうか。まっ無闇矢鱈にそうすべきだとは思わないけど。史上の革命運動、大衆闘争の裏の歴史はこの攻防にこそあるとも云えるのが実際でせう。その時一定の情報を遣り取りしたとして、それの実態的被害が知らされなければ批判してみても仕様が無いとかおもう。被害があったとしても、それ以上の価値を取る為の場合もあったりしてなかなか難しい。要は、心が紅いのか白いのか、それも容易に尻尾をつかまれるようなものである必要も無いし。 この種の世界はある種最高度の知能戦で、公安も寄って来るし、こちらも各種機関に出向いて情報を取っている。それこそピンからキリまでの情報戦を仕掛けられたり仕掛けているのが実際ではないでせうか。何やら会食の写真見せられても、それがどしたと云えない訳ではないでせう。 中核派のアジトの漏洩が為された由ですが、兄ぃは同盟員ではないのでせうから、知っている範囲で何らかの情報を遣り取りしたとしても、代わりに何か益するものをもらっている場合もある訳で、それは当事者しか分からないしそれを明かす必要も無いとか思う。兄ぃは常々現代馬賊的な生き方をすると公言しているのだから、しゃぁないやないか、と考えます。騙し騙されの世界−格好よく言えば丁丁発止の世界では無いでせうか。そうした人民大衆運動の構造を、のっぺらぼうな潔癖主義で理解するのは現実にそぐわない、とか考えております。 趣味系なら趣味系にとどめて批判するならすればよいのに、戦線からの追放まで云うのはレベルを越しているとか思う。嫌なら手前達の戦線においては拒否すれば良いというだけのように思う。いろんな人間が多種多様にブリッジして、いざの時にどういう風に関わるのかへの関心が大事で、敵だ味方だやれ何それだと言い合い世間を狭くするのは、益するところは無いでせう。云う本人は気持ちが良いのかも知れないけど、少なくとも革命の弁証法式では無いと思う。以上本音を述べてみました。 |
Re:Re.では私は泥鰌すくいをば一席。 投稿者:れんだいこ ( 02/04/17 ) |
ひまたさん皆さんちわぁです。志賀町町議選での砂川議員のトップ当選は実に快挙ですね。オール与党化した中での馴れ合いにしてストーカー的な政争の日々の明け暮れに食傷した市民の票が大挙雪崩たのではないかと理解しております。この箔は素晴らし過ぎるので、申し訳無いが砂川議員には勢いつけて全国遊説に向かって欲しい、それを支える財務もつくらねばならないとか思いますね。 インターネットは確かに、経費節約にして効果絶大の最良の媒体になると思われますね。してみれば、議員自身がこれをこなせるか少なくともこなせる者を身近なスタッフにしておかねばならないということかな。ひまたさん的人材は引く手あまたになりそうですよ。経理ができるのも魅力ですが、これからはパソコンが巧みに操れれば失職することは無いという時代になりそうですね。 > 頭を下げる、手を振る、握手をする、電話をかける、連れまわして顔を見せる・・・実は私は某陣営を応援しておるのですが、これだけITスキルに長じたこの人材をまったく利用しようとせぬのはどういうこっちゃ<笑>・・・とか愚痴りたくなります。 今の政治屋の頭は大なり小なりおのれの甲羅に合わせた利権のことで頭が一杯で、選挙手法にまで知恵が廻らない。だから、従来式の成功体験に固執したままパターンを変えられないのでせうね。インターネットは空間を越える。ひまたさんの能力を逸早く活用させていただいている遠方の某がいるというのに勿体無いことですねふふふ。 > 各人それぞれに長所利点特技才能を生かして分担して戦えばいいことではないか。 これはその通りでせうね。但し、そう思うのはカオス堪能派で、ロゴス派は一元的に上下水平が整序できないと気持ちが悪いらしい。この辺りは気質に関係するのかも知れないね。そういう者がお上的に立ち現れるとねじ伏せるかやられるかしか無いな。 > ま、うっぷん晴らしに来年の戸田さんのインターネット選挙を応援すべい。目標は『最下位脱出』か? おーし、まかしとけ。<笑> そうか戸田さんは来年か気合い入りますね、真価が問われるでせう。願うらくは、公明党のヌエ性をストレートパンチ粉砕し、共産党の三枚舌の根を引っこ抜くようなスカッとした遣り方で溜飲下げて欲しいな。期待しておりますぞえ。 |
Re:「市川正一公判陳述」 | れんだいこ | 2003/03/11 |
今は名を秘すさん皆さんちわぁ。(長くなりましたのと、硬い内容ですのでこちらに振りました) > これはねえ、まあ富永氏あたりは真面目なんだと思うけど、小西氏や角田氏に関しては「中核派憎し」の動機に基づいて、この問題を悪用しているのだと思いますよ。そういう点ではカクマルと同じですね。 富永氏が真面目かどうかは分かりませんが、スパイ問題論ずるならズバリ公党の指導部がスパイ勢力に乗っ取られているのではないか、の観点から考察する方が自然ではないかと思いますがねぇ。日本左派運動は常にこの問題に纏いつかれており、「スパイM以降の解明」は必須テーマになっていると考えます。こことの関連を捨象して宮崎兄ぃ問題を論ずるのが真面目かどうかむしろフェチ的ではないでせうか。 それと宮崎兄ぃの著作は、一貫して左派運動の盛り上げに有利な周辺情況を生み出していたと思います。主として行動面の変調が論われておりますが、どんな事由があったのか分かりませんのでむしろコメントしにくい。云える事は、宮崎兄ぃ的突破者運動、それを凌ぐ運動といろいろあって良いのではないでせうか。警告を喚起する程度なら良いけど戦線放逐を呼びかけるのは行き過ぎではないでせうか。戦線純化論理的でカオス派のれんだいこにはピンときませんね。 小西はんの活動の眼目は、過度の統制主義を排する左派運動の再生というところにあるのでせうからそれはそれで値打ちものと思います。問題は、カクマル問題に遭遇したときの非常時法として統制主義の必要悪論を理論的に切開すべきというところにあるのであって、ここさえ理論化されれば共同歩調取れるのではないでせうか。ここの理論が無いから、水掛け論に堕していると思っております。しかしてそれは日本左派運動の能力のレベルを証しているとも思っております。 |
(私論.私見)