新聞不要時代到来考 |
(最新見直し2005.12.28日)
(れんだいこのショートメッセージ) |
2003.8.11日、2004.3.31日再編集 れんだいこ拝 |
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サイト「世に噛む日日」が、2010.11.6日付けブログ「この国を腐らせる記者クラブ権力を打倒せよ! 購読拒否 こそがわれわれのレジスタンスだ」を発表している。れんだいこが意訳すると要旨は次の通りである。概要「『新聞はうそばっかり書くな』が共認されつつある。主権者国民のレジスタンスとして新聞の不買運動を組織せよ。朝・毎・読・日・産経・共同・時事、その系列化のテレビ、ラジオの放送各社からなる記者クラブ権力が腐敗の温床である。この国を腐らせる記者クラブ権力を打倒せよ!!。明確なテーゼが見えてきた」。れんだいこも同感である。但し、これまでは既存メディアに代わる媒体がなかった。ところが、ここへ来てインターネット通信が19−20世紀型の新聞、テレビに代わって情報媒体の主流に転じつつある。ユーチューブに続く新しいウェブテレビの波が、これを可能にしつつある。これが如何に重要且つ革命的なことか確認したい。 (http://www.asyura2.com/10/senkyo98/msg/816.html) 思うに、既存マスメディアは余りにも体制化し過ぎてしまった。今日、この腐敗は極に達している。近現代社会を支配する国際金融資本帝国主義は、自らが台頭する過程においては旧体制打倒の道具として新聞、ラジオ、テレビを使ってきた。その限りにおいて体制批判的革新的言論活動をリードして来た。いわゆるジャーナリズムが機能していた。ところが、手前たちが支配体制化に成功すると言論機関を御用機関化させ、言論大砲として下働きさせるようになった。平素は人民大衆の愚民化に資するよう洗脳プロパガンダ機関化させるようになった。白痴化番組の垂れ流しは決して偶然のものではない。これによりジャーナリズムが死んだ。 最近殊に目立つのは同一性論調である。ニュースが同じ原稿をたらい回しされている気配がある。各社が時間差で報道しているので見落としがちであるが、報道内容、写真、論調までもが瓜二つである。配信元が一緒と考えられる。これは、各社のニュース製作費節約の必要から生まれたと云うより、当局奥の院の情報統制に呼応して下請化しているとみなすべきだろう。コメンテーターもレクチャー通りの発言を請け負う粗脳人物のみが選択され登場している。最も独自性、個性を発揮すべきニュースがこういう按配になっていることを不審せよ。と云うより怒れ。 彼らは、目下最大の興味津津事件となっている前代未聞の検察による検察官逮捕事件は追跡報道されない。代わりに中国漁船衝突事件なぞは飽きるほど報道している。日中離間を招くよう情報操作されている。北方領土問題も日露離間を招くような形でのみ採り上げられるであろう。その癖、沖縄に於ける米兵による婦女子暴行殺人事件等は日米離間を招くからという理由で簡単な報道で済ませられるであろう。曰くつきの六本木ヒルズの一室で覚せい剤を多量摂取させ死亡させた罪で逮捕起訴されていた押尾事件では保釈が正義であるかのように世論誘導した。秘書寮建設費を贈収賄事件として立件せんとして不起訴になった小沢事件では議員辞職させるのが正義であるかのように論調している。報道のこういう在り方全体が腐っていよう。無茶苦茶と云うべきではなかろうか。これらの背景に全て国際金融資本帝国主義が絡んでいる。メディアが恣意的に利用されている極みであろう。 こういうサカサマ、イカサマ報道をよしこにせねばなるまい。早くウェブテレビ全盛時代になれと思う。正義なぞどうでも良くて、ひたすら自己保身と立身出世の為に売文売弁し、粗脳の割には驚くほどの高給でリッチな生活をエンジョイし続けてきたマスコミ人の見たくもない生態を見なくて済むようになりたい。あのバカヅラが年収ン千万も取りながら、お粗末言論していることに対してエエカゲンニセンカイと腹立たしく思っているのは、れんだいこ一人ではなかろう。我々の時代になれば、今現在相場で年収ン千万は要らない。食べること、家族を養うこと、あとサムマニ―があれば良い。これさえ確保できれば世の為人の為、歴史責任に資する言論を為し、そういう生きざまを諒とし得る。我々は、これこそ人が生きている意味であり世代を繋ぐ歴史責務であると達観している。 その点において、国際金融資本帝国主義に籠絡され、我と我が周囲さえ良ければ身も心も頭脳も売ります、御用聞き致しますと云う売文売弁野郎が許せない。この売国奴連中が、よりによって正義とか倫理とか道徳を説教する不義が許せない。本当のところは国際金融資本帝国主義の言論請負エージェントでありながら民族主義者、愛国主義者然と演出するペテンが許せない。その手の言論人が、人民大衆の頭脳を欺瞞し洗脳し続ける不義が許せない。 と思いながら今日まで過ごしているが、かといって代わる媒体がなかった。今漸く、インターネット空間に登場しつつある。こうなると、そのシステム革新を支援したいと思うのが人情であろう。有り余るカネはないので、これからは地元新聞一紙を除いて後は全て購読中止しようと思う。そのカネでシステム革新を援交しようと思う。これが実践的結論になる。 長らく世話になった新聞配達店の皆様には冬の季節が来た。申し訳ないと思うが、怒りを記者クラブ権力の方に向けてくれ。長年、国際金融資本帝国主義の御用機関と化し、大本営発表ばかりしてきたツケにより、読むに値しない記事ばかりになった紙面を怨んでくれ。記事の劣化をリアルに認識し、マスメディアの再生に向けて怒りを届けてほしい。記者クラブ権力の粗脳に象徴されるマスコミメディアの腐敗が自ら招いたトガメであることを知らせてほしい。しかしなんだな、これまで不況知らずであったが新聞、テレビが初めて斜陽化する時代が到来した。時代は代わると云うことだな、つくづく思う。 2010.11.6日 れんだいこ拝 |
(私論.私見)