季刊「真相の深層」

 2004年、インターネットサイト上の畏兄・木村愛二氏が季刊「真相の深層」を発刊した。その第一号を手に取ったれんだいこは、感じたままを書き付けておくことにした。

 創刊号挨拶文で、「本誌は『ゲリラ雑誌』の正統派を宣言する」とある。1980年の創刊以来の「噂の真相」の後継誌として誕生したようだ。概要「脳みそを絞り上げての硬派記事高級雑誌」にしたいようである。自前の木村書店発行で創刊したとのことである。「不退転の言論戦の一環」、「満を持して放つ必殺の一撃本」、「頭脳戦争の新戦略の最新兵器」と位置づけている。サイトの中での紹介には「山椒は小粒でもピリリと辛い」ともある。 

 「本誌は、裁判所をも含む司法・メディアの腐敗堕落状況を大いに意識しつつも、臆することなく、『攻撃は最大の防御』のクラウゼヴィッツ戦略を踏まえて、大胆かつ細心、各個撃破の批判を各分野に向けて全面的に展開する」との決意表明で挨拶を締めている。


 れんだいこは思う。時代の迷路から覚醒するには、一人づつのこういう試みが真に必要な時代になっているのではないか、一人づつが為しえる幅と奥行きは千差万別であろうが、新時代の奔流とさせていく必要があるのではなかろうかと。れんだいこは、インターネットサイト「左往来人生学院」でささやかな貢献をしているつもりであるが、まだまだ不十分である。「真相の深層」とタックルを組み、更に踏ん張ってみたい。

  2004.4.24日 れんだいこ拝





(私論.私見)