2006.2.2日 朝日新聞社会部次長・斎賀孝治変死事件

 (最新見直し2013.10.17日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで「朝日新聞社会部次長・斎賀孝治変死事件」を確認しておく。

 2013.10.17日 れんだいこ拝


【読売新聞政治部記者・石井誠変死事件】
 2006.2.2日、朝日新聞社会部次長の石井誠・氏が自転車で仕事場に向かう途中「急性心不全で」死去した。同社は当初匿名ジャーナリストの取材に対し「自殺した」と回答している。生前懇意にしていたイーホームズの藤田東吾社長によれば、直接の死因は自転車に乗っている際に受けた「頭への強打」としている。

 生前社会部のデスクとして活躍していた斎賀氏は、耐震強度偽装事件発覚に際して、イーホームズ代表の藤田東吾社長から信頼を得て積極的に取材を敢行。同氏を通じ、この事件の本質が①民間人に対する国交省の責任転嫁 ②非公式後援会「安晋会」を通じて安倍晋三首相が資金源としている、アパグループの偽装隠蔽、の2点であることをよく理解していた。事件の背景を分かりやすく伝える対話形式の記事を執筆するなど朝日の紙面をリードしていたが、その最中の突然の死去だった。イーホームズ代表の藤田東吾氏の発言は次の通り。
 「耐震偽装事件を通じて、マスコミとはどういうものなのかが良く分りました。新聞では朝日新聞が最も良いだろうと思って、去年の12月上旬に築地本社を訪ねました。たとえ、イーホームズに批判的な記事を書いたとしても構わないから、僕らが知る全ての事実を伝えるので、この事件をしっかり記録して記事にしてくださいと頼みました。耐震偽装を担当していた斉賀さんというデスクの方が応対してくれ、僕の趣旨を理解してくれ、担当記者をつけてくれました。12月13日に「国交省の大臣認定構造計算プログラムが改ざん可能である」との記事を書いてくれたのはこの方達です。他の報道関係者に較べて、最も、技術的学識的観点から確認検査制度や構造設計を勉強して記事を書いていました。僕らは、年が明けて2月に入り、アパを糾弾し始めました。斎賀さんが亡くなったのはこの時期です。そして、担当記者の方は外されました。因果関係は僕には分かりません。そうした事実が符合しているだけです。そして、3月3日に、合同捜査本部の緊急立入捜査が入ります」。

(私論.私見)

 





(私論.私見)