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名前: れんだいこ 投稿日: 2000/12/14(木) 09:13
- 各種アンケートによると、角栄を評価している者が多い。しかし、マスコミ主流の論調は極悪非道人の代名詞である。このギャップは、大衆の認識が遅れているのか、いわゆるインテリの知識の似非性によってかのどっちかであろう。この角栄現象こそ大衆とインテリとの象徴的なギャップであり、であるからこそ角栄問題を凝視してみたい。面白いことに、私が批判し続けている日本共産党中央は、角栄糾弾闘争のもっとも熱心な勢力の一つであったし今もそうである。つまり、私のスタンスからは、最も似非なインテリ性をかざしている連中ということになる。ここに批判の刃を入れたいというのが、角栄論の一視角でもある。
しかし、これは私の認識の仕方であり、いやそうではないという観点からの論調を聞いてみるのも悪くない。むしろ甲乙丙論を交差させてみたい。と言うわけで、このコーナーも設けてみました。マスコミの論説委員にお知り合いの方がおられましたら、ぜひご登場していただくよう引っ張ってみてください。ご拝聴したいものです。
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名前: カラバ 投稿日: 2000/12/17(日) 09:57
- 表の掲示板「中小企業融資違反事件について」考えました
これが田中角栄感覚なのですね。今は昔と違って需要が有りませんから、(未だにアメリカ頼み。亜米利加はノーテンキにも借金を順調に増やしながら我が世の春を謳歌している) 中小企業の借金理由は「資金繰の為」です。ですが、世間が新銀行に求めている役割は「ベンチャービジネス育成」です。街金(商工ローン等)がそのギャップを埋めてますね。
なんか奇麗事ッぽくてズレてる様に感じます。需要が無い!と言う根本的問題がすっぽりです。
遠からず亜米利加は借金でクビが廻らなくなります(と言うか、すでに返済不可能な額を「外国」から借りている)。歴史的を見ますと、大不況の後は戦争です。世間の「右傾化」は、この辺の不安から始まっているのではないでしょうか?
その戦争で如何動けば、今度は馬鹿を見ないで済むかを、角栄先生に聞きたいにゃ~。
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名前: カラバ 投稿日: 2000/12/17(日) 10:01
- ううっ
段落変換が難しい・・・・ このタイプの掲示板は、1,2行の投稿がちょうどいいみたい
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名前: れんだいこ 投稿日: 2000/12/17(日) 12:03
- カラバさんのレスに一つ追加するとすれば、アメリカは異常累積債務の帳消しの方法を戦略的に研究しつつあるという視点を持つべきではないかと。つまり、戦争によってか経済復興によってかその両面においてかいずれにせよいつまでも放置しないだろうと私は見ています。
それに引き換え、わが国の指導者はそういうシナリオを持たずにアメリカさんの真似をさせられている。国歌破産に向けてひたすら一直線に突き進みつつある。このことが怖い。まぁこれもアメリカのシナリオかも知れませんが、いまだにバブルぼけの二日酔い意識にあるやに見受けています。気が付いたときは遅すぎるという事態にならなければ良いのだけど。
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名前: カラバ 投稿日: 2000/12/17(日) 14:45
- 日本の国家破産について考える
国債
外国に売った分は償還しなきゃならない。と言うか武力で海外資産差し押さえられても 償還させられます。が、日本人の国債保持者(主に銀行)は泣き寝入り。金融不安 どころの騒ぎではなく、日本のマネーの流れは止まる。銀行がこれ以上国債を引き受ける 事が出来ないと宣言したらそうなる。
銀行も馬鹿じゃないので、それは避けたいでしょう。国債が株券だったら、とっくに国は銀行管理 になってますね。やはりインフレ起こして無理矢理マネーを流通させるのかなぁ。 その時、円の価値は何で換算されてるのでしょうかね。
>まぁこれもアメリカのシナリオかも知れませんが
日本が国家破産したら、アメリカまずくないですか?日本の債権引き継いだ奴は当然 アメリカ国債の償還を欲します。日本には資源が無いから差し押さえる物が無い。 日本を無理矢理併合したところで、借金は借金だから、誰かに返さなければいけませんよね。 れんだいこさんのアメリカ陰謀論を拝聴いたしたく。
世界のマネーの動きが凄すぎて、回復のシナリオが見えてこない。 実経済がマネーの動きについていけなくなったのに、資本主義は 世の中をマネー中心に回そうとするから、どうしようもない。 きっとその流れを調整するための戦争が起きますよ。国債も貿易赤字も所詮紙の上の事で これを「現金化」しようとしたとたんに、たちまち資本主義の幻影は崩れ去る。
こりゃ、我々が生きてるうちに新しい経済原則の時代が来るかも。
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名前: れんだいこ 投稿日: 2000/12/17(日) 16:23
- カラバさん、ここで質問があるのですが、教えてください。「日本人の国債保持者(主に銀行)」という銀行が、仮にその国債を国に買い取らせるということがなぜ出来ないのですか。そこが実は私は分からない。他方で、新たに国債刷りまくりと銀行機関への数十兆円の融資が行われている。引き換えに銀行の持っている国債を買い取った形にしたら、銀行のバランスシートがとても大変になるということなんでしょうか。何か妙案がありそうなもんだけどねぇ。
その結果銀行が潰れるとしたら、それは引き伸ばしつつ時間稼ぎしながら新銀行つくっていく以外にはないのではないかとか考える訳です。が、経理のことは不得手なのでこれ以上は突っ込み出来ませんが。
「日本が国家破産したら、アメリカまずくないですか?」については、日本のおいしいとこ取りをするので、長期的にはそろばんに合うという考えなのではないかなぁ。いずれにせよソフト・ランディングの方が望ましいとは考えていると思いますが。私は、個人的にはなるようにしかならないわと諦観しています。アメリカン民主主義にも良いところがあろうから。しかし、血の通わない政策のごり押しになるだろうとは思う。その時気づいても遅すぎる。世界のマネーの動きからきっとその流れを調整するための戦争が起きますよ、については、そうなる動きと抑止する動きが今後も絡みつづけていくことになるだろうと考えています。
しかし、いやですなぁ。科学技術の多方面の発達が描くバラ色社会イメージとどうも齟齬しない。これ以上考え出したら脳を煩うからいつもええ加減なところで打ち切っていますけど。
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名前: う~ん 投稿日: 2000/12/17(日) 18:29
- >カラバさん、ここで質問があるのですが、教えてください。「日本人の国債保持者(主に銀行)」という銀行が、仮にその国債を国に買い取らせるということがなぜ出来ないのですか。そこが実は私は分からない。他方で、新たに国債刷りまくりと銀行機関への数十兆円の融資が行われている。引き換えに銀行の持っている国債を買い取った形にしたら、銀行のバランスシートがとても大変になるということなんでしょうか。何か妙案がありそうなもんだけどねぇ。
銀行が国債を国に買い取らせるとどうなるのかなぁ。国は銀行にマネー渡して国債受け取るのですね。 で、その財源は国債をさらに発行することで解決すると・・・
国はその有り余った国債を、どこかに片付け(現金化)ねばいけません。 その大量の国債をマーケットに放出したらどうなるか。まず日本の国債の格付け はガタガタになるでしょね。かなりの利息をつけないと売れないでしょう。
二年前、ロシアが年50パーセントの半丁博打みたいな国債を発行しました。 ヘッジファンドの禿鷹共がそれを買って、結果的に世界に大迷惑がかかりました。 あそこまではいかないでしょうが、国債をドバっと市場に放出するのは危険だと思うなぁ。
>しかし、いやですなぁ。科学技術の多方面の発達が描くバラ色社会イメージとどうも齟齬しない。これ以上考え出したら脳を煩うからいつもええ加減なところで打ち切っていますけど。
いやですねぇ。マネーの流動性がむちゃくちゃに上がって、実経済の6倍もの無意味なマネーの 取引(デリバティブ取引)が行われているのも、科学技術(ITなんちゃらとか金融革命とか) の恩恵なんですけどね。どこにそんなカネがあるのか誰も知らない。知らないけど儲けた 奴は当然のような顔でカネを受け取るし、損した奴は当然のような顔で破産する。
ゲームに参加できない奴は胴元にされて、ただ馬鹿をみる。
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名前: れんだいこ 投稿日: 2000/12/17(日) 20:39
- ここをあんまり突っ込むと私の無知が恥さらしになるようで嫌なんだけど、私が聞きたかったのは、今国が銀行に融資というか救済措置で金をつぎ込んでいますよね。他方、銀行は国債を大量に保有している。ならば、まずは融資の金額と同等の国債か何割かを取り戻してから、対策を考えるというのでないとおかしいと思うんだ。それを他の企業か個人投資家に売った代金の全部か何割かを銀行救済に充てるとか云う方法でないと、何かおかしいんだよなぁ。銀行は国債を大量に保有している。経営危機だといって国から気の遠くなるような補助金を頂いている。我々には相変わらずの融資姿勢で何らのおかげも無い。そういうところから疑問を発しているんだけどねぇ。
僕が金持ちになったら、銀行作って私の理想的な融資で企業を育てて見たいんだけど、恐らく銀行作るって事はとてもではないが出来にくい仕掛けにしていると思うんだ。そういう権益で守られ通しの、それでいて税金を湯水の如く使える仕掛けの企業体は永遠に腐敗がはびこるのが理屈ではないかと考える訳ですよ。この意見はだみかなぁ。
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