時事評論(2)
2 情報の入手の仕方 (Res:8) All First100 Last100 SubjectList ReLoad 2
1 名前: 実務経験なしの図書館司書 投稿日: 2001/06/21(木) 11:43
 ヤフーの県立図書館でも検索できるそうです。この本がお勧めです。
「もっと使える! インターネット検索術」インターノーツ㈱宝島社
宝島文庫600円
佐賀新聞のデータベースが全国の新聞の過去分を探せるので便利だそうです。
なお、実務経験なしの図書館司書、ななし、元コピーライター志望は全て私です。

2 名前: れんだいこ 投稿日: 2001/06/21(木) 13:36
 了解です。過去の新聞を捜せるのだったら捜してみたいことがあります。捜せたら報告いたしますね。ずっと気になっていることがあるのでワクワクします。

3 名前: れんだいこ 投稿日: 2001/06/21(木) 13:54
 図書館司書さん、今胸ワクで行ってみたら、1994年以降の記事がデータベースになつているんだって。私が捜しているのは、1983(昭和58)年10.12日のロッキード第一審判決があった日に、俄仕立ての新左翼風団体がビラを配っていたかなんとかの記事です。私の記憶に有るのですが、もう一度確かめたいのです。該当するセクトはなかったのですが、いかにも胡散臭い団体が登場していました。

 ロッキード事件にはこの種の胡散臭さが数多くあり、恐らく闇に消えていると思われます。その一つの例証を確認しておきたいのです。当時の該当記事をどうやったら捜せられますかねぇ、縮刷版などで見られますかしらねぇ。

4 名前: 実務経験なしの図書館司書 投稿日: 2001/06/21(木) 14:57
 国会図書館のホームページにも新聞のバックナンバーについて出てました。
立花隆氏とかその周辺の人ならロッキードのものはなんでもあるんじゃないですか。
田中康夫氏も昔の新聞を持っているみたい(大事な記事)

5 名前: れんだいこ 投稿日: 2001/06/21(木) 17:06
 トホホそれでも分かんないけど、身近なところの分かる奴捜して、手取り足取りしてもらいます。そいつが今日は休みなので暫くにらめっこしてみます。

6 名前: あたみぃ 投稿日: 2001/06/21(木) 18:55
そうか、れんだいこイジメは「もったいぶり戦法」が効果的か・・・<笑>

7 名前: れんだいこ 投稿日: 2001/06/21(木) 21:25
 だいたいだなぁ、あたみぃさんが検索して教えてくれてもいいではないの。あたしは新聞記事を引き出すところまで行かないからやめたの。

 それはそうとね、角栄板と真紀子板のキャツチコピーを、「角出せ!槍出せ!真紀子出せ!負けるな我等ここにあり」」でいこうよ、気に入ったんだ。

8 名前: れんだいこ 投稿日: 2001/06/22(金) 21:06
 あたみぃさん、ごくろうさんね。いまいちだけど、まっこんなもんかな。元コピーライター志望さんに御礼!

4 よっしゃ!田中角栄です。 (Res:2) All First100 Last100 SubjectList ReLoad 4
1 名前: 元コピーライター志望 投稿日: 2001/06/20(水) 13:54
 キャッチコピーは・・・「槍出せ!角栄出せ!真紀子出せ!」
子供の頃見た角さんのダミ声を覚えています。
当時は秋吉久美子を太らせたようなお嬢だった、真紀子さんがついに大臣になって草葉の蔭で角さんは何を思っているでしょうか?

2 名前: れんだいこ 投稿日: 2001/06/20(水) 17:52
 元コピーライター志望さん、ちわぁです。そうですか身近に角さんやら真紀子を見られていたとは、そりゃ羨ましい経験ですね。私は本で読んだり写真、ビデオでの世界です。非買本の角栄の写真集をある人から頂いて時にまじまじ見ることが有ります。自然体で絵になる人士です。ところが、このタイプは我がインテリ族から激しく排斥されるのですね、この傾向は今も続いており、こうしたインターネットで対抗しない限り汚染させられてしまいます。そういう意味では良い武器を手に入れたと喜んでいます。

 キャッチコピーですが、「槍出せ!角出せ!真紀子出せ! 負けるな我等ここにあり」なんかどうだろうね。


5 伊藤宏丸紅元専務の死去に思う。 (Res:1) All First100 Last100 SubjectList ReLoad 5
1 名前: れんだいこ 投稿日: 2001/06/18(月) 18:22
 2001.6.10日伊藤宏丸紅元専務が心不全のため死去している。確定判決によると、伊藤元専務は、ロッキード社の元副会長らと共謀し、全日空のトライスター導入について田中元首相に請託し、73~74年に計5億円の賄賂を渡し、懲役2年、執行猶予4年の有罪となった。伊藤元専務は金を渡した当事者だった。

 一般にはあまり知られていないが、田中角栄は最初から最後まで5億円の授受は無いと否定し、裁判でも徹底的に争った。角栄支持者の多くはこの角栄の闘いを理解せず、オヤジが受け取ったとして政治献金であったとか主張すれば良いではないか、角栄の政治的能力を惜しむと忠言した。弁護団でさえこの方針による早期決着を目指す動きもあった。

 ところが、角栄は、受け取っていないものは受け取っていない、ましてや総理大臣の職責の重みを考えれば一身の都合で取引は出来ないとはるか民族の歴史に思いを馳せ、最後まで正面から闘った。

 その角栄の5億円授受を証言したのが伊藤宏調書であった。ここには、角栄の言い分が正しいのか伊藤の証言が正しいのかどちらかしかない。玉虫色無しの真っ向から食い違う弁がここにある。さて、この二人のどちらが真実を述べているのであろうか。

 私がマスコミに乗せられてはいけないというのは、この事件の経過の検証からも導き出される教訓である。こう書くからには角栄の弁の方を私は支持しているということでもある。この弁は、今春の田原氏による諸君誌上でも解明されている。

 しかしこうなるとテンヤワンヤの世界になるのが必至である。そうならないのが不思議であるが、これが我が国のインテリたちの共同戦線支配機構のいけずなところである。

 マスコミが記事に責任もたらされるとしたら、食品企業は食品の衛生と安全に責任もたらされているのであるから当然の要求でもあるのだが、天文学的な賠償金額が待ち受けているということになるが、何のことは無い我等がマスコミは他に厳しく自分たちのところは免責というどっかの党と全く同じ構造しているから、カエルの面にションベンだわ。

 もう一つ。この5億円授受に延滞金が課せられている。確か金利14%というサラ金並みの利息をお見舞いされている。もはや政治的処理しかないと思われるが、何と真紀子攻撃にこのネタが使われている。こういう手合いの人種には、江戸時代なら拙者が切って切って切りまくってやるのだが、今は時代が違うので良い漬け薬を開発しようと思う。

6 小室直樹氏について (Res:5) All First100 Last100 SubjectList ReLoad 6
1 名前: れんだいこ 投稿日: 2000/12/10(日) 08:52
 角栄ウオッチ本を一括網羅してみたいと考えています。もっとも膨大になるのかも知れません。その上で推薦図書もしてみたい。私が今読んでいるのは、「田中角栄の遺言」(小室直樹・クレスト社)です。

 小室氏の碩学ぶりにはホント参ります。経歴もユニークですねぇ、数学→経済学→法学・政治学→経済学→心理学・社会学へと多岐にわたり渉猟しておられるようです。その頭脳は国家的財産だと思っていますが、日々はどうされているんでしょうね、少し気になります。

 小室さんのホームページを聞かないので恐らくないのではと残念がっています。あればどなたか教えてくださいね。まぁ私も検索かけてみますが。

2 名前: 金原 正宏 投稿日: 2001/06/18(月) 00:02
私もこの本を探しているんですけど。一般書店で売っていますかね。
私も構造機能主義者としては小室さんを尊敬していますけど、
れんだいこさんは御存知かどうか私は知りませんが、かれは
自他認める皇国主義者としても知られており、対外関係でも
結構、強硬論者です。ですから、ちょっと私はそこについては
距離をとっていますけど。
森嶋通夫さんの自叙伝の第二部だったと思われますが、小室氏の
阪大大学院のときの師匠の市村真一氏がでてきます。有名な
数理経済学者ですが、一方、皇国主義者で、自民党の右派と
共振するところをもっています。小室氏もそれを継承している
ところがあります(あと会津育ちということも関係している
ようですが)。ここをちょっと注意してください。

3 名前: 金原 投稿日: 2001/06/18(月) 00:13
しつこくすみません。
「注意」というのは、この文献を使うことの注意ではなく、
旧左翼の「小室などを褒めやがって!」という罵倒と批難への
注意という意味です。

4 名前: <匿名> 投稿日: 2001/06/18(月) 09:12
 あの本はそうね少し前と言っても3年ほど前かな書店で買いました。取り寄せればあると思うし、他にもいい本あるよ。今探してみたけど見つからない。恐らく車の中に置いてあると思うんだけども、今はパンツ一枚なので取りに行けないなんちゃって。

 旧左翼が小室氏を評価しないのは、ほぼビョーキだからでしょう。連中の知性で一番解せないのは、目下の政治状況はますます弱り目にさせられているのにその自覚ができないほど貧困な知性であることが分かっていないというか、もともとありきたりのことしかいうつもりがないという恐ろしく保守的な知性であるという体質ですね。

 小室氏の言説は、右でもない左でもない、学問の成果を感ずるままにのべているのであって、そうしたところが御時世柄鋭い批評になっているという、それだけ周りの知性が貧困なことに原因があるとれんだいこは考えています。

 だから、金原さんあたしは気にしないのよ。左翼的ポーズでぬくぬくと暖かいところから物言う輩、そのぬくぬくの世界を攻撃されると地金を露わにキャンキャン人を誹謗する輩なんて一番の卑劣漢でしょう。そういう真っ当な人生哲学持たない人と闘うのが本来の左翼だと思うからね。

5 名前: れんだいこ 投稿日: 2001/06/18(月) 17:10
 あらまっまたやっちゃってるわ。

8 角栄と公共事業 (Res:10) All First100 Last100 SubjectList ReLoad 8
1 名前: れんだいこ 投稿日: 2001/05/14(月) 08:21
 今日、公共事業の利権構造が厳しく指弾され、見直し論(これはいいとして)、予算削減論(これもまぁいいとして)、不要論(ここがいけない)までがごっちゃになったまま批判されている。

 戦後行政の中で、戦前と大きく違う面を捜すとするなら、公共事業の恒常的な取り組みと大規模予算化ではなかろうか。私にはあたかも、戦争事業に代わって取り組まれてきた良質事業であったと思われる。但し、恒常化すれば必ず利権化させられていくのが政治の流れであるからして、そこを咎められて公共事業もはやいらない論が声高にされている。特に財政赤字の張本人として予算半減化まで堂々とぶたれ、正義論のように得々として語られている。

 何か違うんだな、特に土建事業をさげすんだ感覚で云われているような気がしてならないんだな。しかし、世の先生先生と云われている人たちのやっていることが少しも世の中に役立たず、土建事業の方が確実に良いことやっている気がしてならないんだな。見立ての間違った干拓事業とかダムとか原子力発電所づくりは弁護しないけど、高速道路、橋、各地での施設建設とかはかなり有益と思う。

 問題は、そういう施設の利用にお金持ちでないとあやかれないように宝の持ち腐れをさせて平気な官僚指導がこびりついていることにあるような。国民そっちのけで天下り機関化させて自分たちに役立つように変質させているところにあるような気がします。

 本来極めて良質なこれらの基礎を築いたのが角栄たちであったとして、それを本来のそういう役目に立ち戻して、もっと事業を盛大化させ、事業の輸出まで出来るような技術大国にしていけば良いのにとか思う。

4 名前: 金原 正宏 投稿日: 2001/06/15(金) 22:22
私のしょぼいサイトの、遊びの日記掲示板にれんだいこさんが書き込みを
なさってくれていて、ちょっと、びっくりしました。ありがとう
ございます。でも書き込みはもひとつの掲示板にしてくださいませ。
書き込みしてくださった掲示板の方はいつ廃止するかわかりませんから。
とにかくレスありがとうございます。いろいろ情報を提供したいの
ですが、とにかく角栄さん評価については、れんだいこさんから
目を開かされたところがあるので、私はまったく無知なので、
れんだいこさんの資料収集から学ぶことはあっても、それの疎漏に
ついては気づくよしもありません。
とにかく、れんだいこさんの圧倒的なヴァイタリティにいつも
感心しています。励まされます。

5 名前: 金原 正宏 投稿日: 2001/06/16(土) 05:58
くどいようですが、もうちょっと。
せっかく、れんだいこさんが、「弁証法」と書いてくださったので、
役割的には、なにか、異論を提示せねばならないのかなとも思います。
私自身は反論とか批判には興味がなくて、要するに疑問ですね。
(議論から真理が生まれるとは私は考えていません)。
れんだいこさんは、左翼再建のキーポイントとして、角栄氏の評価に
着眼なさっていて、そこが私にとっては盲点だったので、虚を衝かれた
気がいたしました。
ただ私自身はちょっと違う気もするんです。私としてはむしろ、
サッチャリズム、レーガノミックス、中曽根民活にこだわりたい気が
します。結局あれがバブルを呼び込んでしまった。
でも今となっては、その以前に戻すことは不可能だとも無意味だとも
私は考えていて、むしろバブルの啓蒙性、バブルのなかの理想主義を
すら、私は感じている始末です(もっともサッチャーがそこまで頭が
いいとは思えないけど)。
ここまで日本の社会が滅茶苦茶になったとしても、それはむしろ
理想主義を意固地なまでに推進した結果なのではないか、と。バブル
以前にたしかに日本の社会には「連帯感」や「信頼」はありました
けど、それは相当にいかがわしい代物だったのではないか。なにかを
犠牲にさせて、それを成立させていたんじゃないか、と。
昔に比較して、生活するにあたって、私は個人的には空虚なのですが、
それでも以前にはない自由が現今の社会には
あることは事実だと私は思います。自由を得るには虚無感(非充足感)
が代価なのかもしれません(少なくとも私にとっては)。
なんだか、角栄さんの話題からずれているかもしれませんが、
れんだいこさんも、角栄は「極悪中曽根」の対極だと述べられて
いましたよね。そこをもうちょっと説明してくれませんか?。
混乱した文章になったかもしれません。

6 名前: <匿名> 投稿日: 2001/06/16(土) 09:32
 金原さん、ちわぁです。1970年生まれと有りますが、その年は私が上京した時でありそうすると約二十歳違うと言うことになりますね。いいなっ僕も戻りたいなとか思うけどどうしようもないや。

 さて本題です。私が「極悪中曽根、角栄と何から何まで対極」としているには根拠があってなのですが、今まで乱読しており(こういうインターネット通信が発達するとは思えなかったし、別に文筆が職業でもないので)ノートしてこなかったので、その証拠を出すには手間取ります。

 ただこういうことは云えます。戦後保守政治史の中で中曽根は傍流でした。どういうことかというと、金原さんが生まれた70年においては角栄、福田、大平、三木などが睨みを利かせており、中曽根の出てくる幕は無かった、せいぜいこの三角大福のどれかの勢力と連合して遊泳するぐらいしかの役割がまわってこなかったです。それは中曽根が年が若かったからではありません。確か角栄と同じ年で初当選もそうではなかったかと思います。

 本来中曽根の政治的能力はその程度だと思います。ところが、角栄失脚以降俄かに台頭してくることになりました。今では大勲位とかになっており政界一のご意見番でもあります。私が観るのに、彼の台頭に応じて戦後日本の世界に冠たる財産が放蕩され尽くした、今日の青息吐息の主因を為しているとさえ考えます。ところが、マスコミは、読売筆頭に中曽根に好意的ですね。ここに今現在の悲劇があると考えています。

 世の体制の良し悪しとは、どういう人士がトップに立っているのか、どういう人士が出世していっているのかによって判断できると思われます。今は、戦前の大戦末期のように上に立つ資格の無理な者が登用され、本来の有能の士が干されてきているのではないかと思っています。このたびの小泉内閣はそうした風潮の中でのちょっとしたハプニング現象と見ています。とかいっているうちに出勤時間になりましたのでまたね。

7 名前: あたみぃ 投稿日: 2001/06/16(土) 15:15
↑<匿名>とありますが、たぶんれんだいこさんの投稿と思われます・・・

8 名前: あたみぃ 投稿日: 2001/06/16(土) 15:18
なんと言いますか、ぬいぐるみにしたら売れそうな(ギャルにうけそうな)
こういうれんだいこさんのキャラクタがとっても良いではありませんか、みなさん。<笑>

9 名前: れんだいこ 投稿日: 2001/06/16(土) 19:36
 ありゃま。匿名になってもうたなぁ。あたみぃさんのあたりぃ。今後ともフォロー頼むよ。あっしは今日は麦水入ったからカラオケで93点狙いの日にしようかな。それにしても昼間に飲むと仕事になりませんねぇ、暑さのせいにしてはみるものの反省ぇぇぃ。

10 名前: 金原 正宏 投稿日: 2001/06/18(月) 00:07
「角栄とアメリカ」というスレッドがないのは何故なのでしょう?。
唐突ですが、すみません。私は恥ずかしいことにアメリカに旅行した
ことがなく、メディアを通してしか知らないのですが、おそらく
アメリカとはきわめて複雑な社会で、「これがアメリカだ!」とは
一義的に言えない社会なのだろうと推察します。ある学者もアメリカ
はあまりに多様で複雑なために、だからこそ逆に、メディアを通して、
意識的に、単純明快で馬鹿っぽいアメリカ像やアメリカ人像が供給
されるしかないのだと書いていました。

だから「角栄とアメリカ」と併置したときのその「アメリカ」を
単純化することを私も避けたいのですが、しかし日本の戦後政治に
アメリカの一部の勢力の謀略や陰謀があるだろうことも想像
されます。三鷹や松川事件だけでなく、731部隊の免罪(それは
帝銀事件にも関わる)だけでなく、私の読んだかぎりでは、
西尾末広氏の回顧録にも出てきますが、かれのスキャンダルによる
失脚をかれはG.H.Q.の右派の謀略によるものだと書いて
いました。もっともそれは占領期のことですけどね。

ただ繰り返しになりますが、アメリカとは複雑だし、事実、
アメリカ的価値観とはある一定の普遍性があるし(大衆主義、
機能主義、技術信仰、他)、なかなか自分とアメリカとを
簡単には分離できないんですよね。世界のどこの民族も
アメリカ的価値観に侵食されているし、それはされるべきでしょう。

「角栄とアメリカ」という併置はなかなか、誤解を誘うところが
あって、神経質に物をいう必要があるようです。馬鹿な議論(単純な
反米だとか、あろうことか、反ユダヤ主義だとか)を
呼び込むことになりかねない。

れんだいこさん、ここはどうですか?。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

9 角栄の政敵は誰であったか。 (Res:15) All First100 Last100 SubjectList ReLoad 9
1 名前: れんだいこ 投稿日: 2001/01/14(日) 11:23
 これは興味あるテーマです。私の結論は出来ていますが、いつも私が話し役というのは嫌だ。だから、みんなの考えが出てくるまで貝になる。しかし、これを考えるのは現代政治に直結する面があって興味つつである。多見解争論で行きましょう。

 ウヨサヨ論者の一番変なところは、当面の関心事に議論をせずに、ほとぼり冷めたころを見計らって意見が出てくるというところかなぁ。なぜそんなことを云うかというと、このたび文芸春秋が金大中事件で4億円と見られる金包みのようなものを角栄が受け取っていたとの爆弾発言を掲載している。なぜこれが話題にならないのか、私には解せない。

 共産党の市川幹部が不倫を事由にして解職されている。それもこそっとという姑息な方法で。なぜこれが話題にならないのか解せない。不倫に対するああでもないこうでもないのコメントの問題ではないだろう。党中央のトップ級幹部が秘密裏に失脚させられているという、この党の体質が問題にされるべきではないのか。

 創価学会-公明党のスキャンダルにこのあいだまで得々と連日記事にしていたその政党が、我が身の不祥事を姑息に処理しているというスキャンダルに対して、誰も異論を言わないのは変だなもし。

 市川問題が隠蔽されていたこの期間に中川官房長官の愛人問題騒動が持ち上がっている。この時に赤旗が得々と中川氏の辞任請求で健筆振るっている。これっておかしくないかというところに目が向かうのが自然だろうに、なぜだかそこに目が行かない。なんなんだこれは、私は脳を患う。まぁどうでもいいということなんかいなぁ。

9 名前: カラバ 投稿日: 2001/01/16(火) 07:44
あれ?ヨシヲだっけ?

10 名前: カラバ 投稿日: 2001/01/16(火) 08:18
http://bbs2.otd.co.jp/mondou/bbs_plain?base=4930&range=1

この事件で笹川会長が、アメリカのマスコミを動かしたとかナントカ・・・

11 名前: れんだいこ 投稿日: 2001/01/16(火) 20:36
 「この事件で笹川会長が、アメリカのマスコミを動かしたとかナントカ」に関する情報があれば教えてください。それはとても知りたい内容です。

12 名前: カラバ 投稿日: 2001/01/17(水) 08:28
ネットで探して見ました。なんか落合信彦ネタみたいです。

=========== てんさい ==========
落合信彦「二人の首領(ドン)」書評

たしかこれは著者の処女作だった思う。それにしては面白くない。本人の序によると出した当時はかなりセンセイションを巻き起こしたと言うが、今では全く・・・・である。内容は児玉誉士夫と笹川良一を二人のドンと見なして特に後者を讃えたものである。私は未だに分からないのだが競馬、競輪、競艇と公営ギャンブルはあるが、何故最後の競艇にだけドンが存在するのか分からない。この本ではどのようにしてのし上がっていったかと言うことは書いてあるが、3ッツの違いは述べてない。せめてそんなことくらい書いて有れば良かったのに思うが・・。嘗て田中角栄がその利権を取り上げようとしたが駄目だったと書いてある。またこの本の書き方というか口調が全く週刊誌的で低劣である。もっともこれは週刊誌か何かに連載したものを単行本にしたのだったのかな。

======== ここまで ========

・・・眉唾くさい

13 名前: れんだいこ 投稿日: 2001/01/17(水) 15:04
 カラバさん、このネタもありがたいんだけども、もう少しまとまった文章が欲しいだなぁ。児玉と笹川氏が違うのは分かるんだけど、笹川氏がロッキード事件に対してどんな関りがったのか、角栄に対してどんな態度を見せていたのか興味がありますが、私の手元には資料がありません。

 ちなみに、児玉の胡散臭さは満展開された。おかしなことは、この児玉と親交があったのは中曽根で、田中の方はとんと接触がなかった。田中があったのは小佐野とか、右翼では田中清玄辺りであり、児玉とはほぼ無関係な間柄です。にもかかわらず、児玉-丸紅-田中が一直線につながる形で贈収賄事件が誘導されていった経過がある。私には解せない変な流れです。

 他にもこんな記事もあるよとどんどん教えてくださればありがたいです。

14 名前: れんだいこ 投稿日: 2001/06/04(月) 22:00
 角栄の政治史上のライバルは福田でした。方や大蔵官僚早くからのプリンス、方や土建上がりの利権まみれの成り上がり男、というのが勉強不足人士の通念でしょう。その考察はまた別の時にするとして、政治史上のライバルと政治手法のライバルとは必ずしも一致しませんね。

 ズバリ、我輩の考察に拠れば、角栄政治の対極は中曽根政治です。何から何まで対立しています。1980年頃に今のようなインターネット掲示板があれば、あたしはどんどん太鼓鳴らして「マスコミ流角影内閣説」の嘘を暴いていたでしょう。それにしても中曽根ほど悪い奴はいない、この男がまだ政界に隠然とした影響力を持っていることを、政治の貧困とみなしています。これに気づかないと言うか中曽根政治の太鼓もち評論家とは徹底対決する決意であります。

 しかし、情けないあぁ情けないこの認識が通用しないとは。どなたかこのあたりのことが分かる日刊新聞を既成新聞に抗して立ち上げてくれないかなぁ、お粗末過ぎるから。あたしゃ年間購読予約しますよ。

15 名前: 豚の接吻 投稿日: 2001/06/13(水) 02:09
頭だけ隠しているが尻が丸見え、今の賢い民にその稚拙な文章ではね~、
最近の面白いことに、マスコミに批判される政治家ほど、国民の人気が高いという
事が、載っていたことです

10 義は真紀子にありや否や。 (Res:1) All First100 Last100 SubjectList ReLoad 10
1 名前: れんだいこ 投稿日: 2001/06/05(火) 16:23
 角栄論からは外れますが、急遽田中真紀子外相の評価論ツリーを設けます。みんないいたいこと云って、喧喧諤諤いたしましょう。マスコミからしか情報が伝わらない中ではありますが、どう読み取るかは我等が自由でしょう。しかし、なんだなぁ、ビシバシやろうよね。


11 ロッキード事件と宮顕リンチ事件の奇妙な関係について。 (Res:1) All First100 Last100 SubjectList ReLoad 11
1 名前: れんだいこ 投稿日: 2001/05/27(日) 21:02
 これもいつか述べたかったことだけど、ロッキード事件と戦前の宮顕リンチ事件については、歴史の摩訶不思議な奇妙な関係があります。何を云おうとしているのか、どなたか当ててくれたら座布団三枚!の値打ちがあります。私ばかり喋るのは困るのことよで、以下略。

413-5 時事評論(4)
赤旗の角栄報道について (Res:1) All First100 Last100 SubjectList ReLoad 1
1 名前: れんだいこ 投稿日: 2001/01/16(火) 20:33
 2001年1月15日「しんぶん赤旗」は、例の木村証言の続報を掲載している。それによると、角栄は以前に製紙会社から安く買っていた土地を原発用地として売りつけ、5億円の利益を挙げ、それを総裁選挙につぎ込んでいたということが判明したとのことのようである。

 で、この木村証言のどこの部分を赤旗は批判しようとしているのだろう。①・土地転がしの利益を不正と云っているのだろうか。②・反原発観点から、その用地として使われることになるのを承知で角栄が売ったということに対する政治的批判なのか。③・総裁選にその売却利益5億円をつぎ込んだという金権ぶりの批判なのか。この点を読者の判断に委ねようとしているのか、報道だけで済ませている。

 赤旗は政党の機関紙であるのだから、もっと主張してみたら良い。こうして大々的に記事を出すのだから、何を批判しようとしているのか、なぜ明確にしないのだろう。読んでみて、一向に焦点が定まっていないから、てぐすね引いているれんだいことしては、赤旗見解に対する批評ができない。木村証言が事実だとして、明らかにされたことから、どこが問題なのか、問題にすべきなのか、これこそ我々が政党に期待しているところのものであるのに、上記3点何やら思わせぶりな書き方で終始しているだけで、赤旗としての見解が少しも出ていない。

 私は気持ちが悪い。党中央のやり方は一事万事こうだけど、こんなのありかいなぁ。

2 これはいい掲示板見つけました。 (Res:14) All First100 Last100 SubjectList ReLoad 2
1 名前: れんだいこ 投稿日: 2000/12/05(火) 02:09
 この掲示板が欲しくて欲しくてじっと我慢してたら、サンタのおじさんが届けてくれたみたい。あぁ念ずると通ずるんだ、長生きしてみるもんだ。私は今日は赤飯食べよ。

 今この時代、この掲示板から日本世直しが始まると信じます。何でもかんでも角栄地蔵さんに尋ねたら、ピンポンピンポンあると思う。ではそういうことで、あたたのサンタさんありがとうね、参りましょうぉ。

 あれっ、送信ボタンがどこかなぁ。書きこみのとこでいいんかなぁ。

8 名前: れんだいこ 投稿日: 2000/12/05(火) 11:26
Atamih さん、早いなぁ。感心します。とても助かりました。ゆっくり読んで取り込みしたいと思います。この部分がいわゆる角栄もんの中にあまり出てこなくて、探していたのです。

 ところで、あのホームページの作者のハンドルネームでも知りたいですが、出てきません。こういう御仁もおられるのかなぁ、それとも私が例によってわからないだけなんかなぁ。しかし、世の中は広いですねぇ。

9 名前: Atamih 投稿日: 2000/12/05(火) 11:45

>あのホームページ

どのホームページ?<笑>
「楚辞」のほうですか?ひとつ上に
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/cozy-p/
メールアドレスありますね。
cozy-pさんという方では?

10 名前: れんだいこ 投稿日: 2000/12/05(火) 12:00
 なるほど、そう読むのですか。それはそうだなぁ、末尾がハンドルネームなんやなぁ、一つ勉強になったけど、あなはずかしかなぁ。

11 名前: れんだいこ 投稿日: 2000/12/11(月) 20:30
せっかくいい掲示板作ったのに、ちょっと利用され方が寂しいんでないの。あんまり自分で投稿続けると自慰行為みたいでね、癖になるのよ、どなたかいいこ紹介してよ。

12 名前: あたみぃ 投稿日: 2001/01/13(土) 03:37
はぁい、戸田板で宣伝してきましたよん!(ちょっと派手だったかも<笑>)

13 名前: れんだいこ 投稿日: 2001/01/13(土) 11:49
 うん、あたみぃさんありがとうね。どうせなら、当代随一の云々とかコマーシャルも入れてくれればよかったのにね、ふふふ。

14 名前: あたみぃ 投稿日: 2001/01/14(日) 02:13
おおっ、すごい。カウンターがめちゃ回ってますよぅ。
やっぱし戸田掲示板の威力はすごいわ・・・
ただ、書き込みありませんねぇ。
れんだいこさんの名前に怖れをなしたんだわ、きっと。<笑>

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4 角栄が左翼を見る眼について (Res:1) All First100 Last100 SubjectList ReLoad 4
1 名前: れんだいこ 投稿日: 2001/01/12(金) 22:06
 「角栄が左翼を見る眼について」次のような説話が伝えられている。1970の安保闘争の頃、フランスのル・モンドの極東総局長だったロベール・ギラン記者が幹事長室の角栄を訪ねて聞いた。全学連の学生達が党本部前の街路を埋めてジグザグデモを繰り広げていた。「あの学生達を同思うか」。「日本の将来を背負う若者達だ。経験が浅くて、視野は狭いが、まじめに祖国の先行きを考え、心配している。若者は、あれでいい。マージャンに耽り、女の尻を追い掛け回す連中よりも信頼できる。彼等彼女たちは、間もなく社会に出て働き、結婚して所帯を持ち、人生が一筋縄でいかないことを経験的に知れば、物事を判断する重心が低くなる。私は心配していない」。私を指差して話を続けた。「彼も青年時代、連中の旗頭でした。今は私の仕事を手伝ってくれている」。ギランが「ウィ・ムッシュウ」と微笑み、私は仕方なく苦笑した(早坂著「オヤジの知恵」)。

 味わい深いですねぇ。それに引き換え、社共指導部は「暴力集団・トロッキスト・挑発者・反党集団」等々ありとあらゆる非難をかぶせ、「泳がせている」と政府自民党に取締りを要求しつづけてきました。確かに「甘え」もあったでしょうが、何と言うか目線が違う、そんな気がしますねぇ。そうして左派運動に「排除の論理」を振り回しつづけた結果、今日では唯一専念の選挙でさえろくすっぽ成果が出せれていない。謀略ビラにやられたなぞと三つ子のダダをこねる連中には極刑恥さらしを課すことこそ相応しい。

 1.11日のこのこ在日米国商工会議所の招待を受けて、都内の東京アメリカンクラブで開かれた同商工会議所の新年のレセプションに出席した不破議長と緒方靖夫参議院議員と森原公敏国際局次長のタフネスな神経に幸いあれかしだ。


5 角栄の母 (Res:2) All First100 Last100 SubjectList ReLoad 5
1 名前: あたみぃ 投稿日: 2001/01/12(金) 19:05
『世の中には働いてから休む人と、休んでから働く人が居る。お前は働いてから休む人になりなさい。
 お前が人並みにお金を稼げる人間になって、人様にお金を貸したら、その事は忘れなさい。
 だけど、借りたお金は絶対に忘れるな。約束した日には必ず返しなさい。
 悪い事をしないと食べて行けなくなったら、何時でも帰ってきなさい。ここはお前の家だ。』 

これは上京する角栄に贈った言葉ですけれど(れんだいこさんの角栄履歴にもありましたが)
「借金だらけの極貧」を経験したあとでこれだけの事が言える親でないと傑物は育たないのだ。
親からしてただものではない。学ぶところは多いです。

2 名前: れんだいこ 投稿日: 2001/01/12(金) 19:50
 そうですねぇ、「親からしてただものではない」と云うのはホントにその通りですねぇ。ちなみに角栄の祖父は宮大工のようですね。これはかなり腕前と知能が高くなければ勤まりません。隔世遺伝からするとこの方面の関連もあるように思えます。オヤジも馬喰と云われて評価低くされていますが、大借金大枚はたいて購入したホルスタインが旅疲れ死して以来の苦労のようで、実際にはなかなかの好漢偉丈夫のようですね。まぁあんまり褒めすぎるのもひいきの曳き倒しに受け取られてしまいますのでやめにしますが、偶然誕生したのではないような---。

 あたみぃさん、「自伝わたくしの少年時代」が良かったです。「在りし日の良か学び舎」時代の様子がリアルに書かれています。それにしても、鮮明に覚えている角栄さんはほんに頭の良い人だったと思う。私なぞは担任の先生さえきちっとは言いかねる。同級生も何年生のかこんがらがってしまっています。その点、角栄は小さな頃遊んだあちこちの村の様子まで鮮明に覚えていますねぇ。恐れ入りやの鬼子母神ですたぃ。

 それはそうと、早速引用させて戴いて少しアレンジしました。引き続きよろしくお願いね。

 それにしても、このたびの「文芸春秋」の木村証言は何なんだろうねぇ、「週間文春」新年号41Pにも出ていますね。タイミング的にほぼ同時公開になっています。文春のほうでは北方領土問題の歴史的秘話が載っています。共通項はどちらも木村証言です。ここでは角栄を持ち上げていますが、163Pで、それに引き換え真紀子はという論調でケチョンケチョンにされています。まぁ私は真紀子さんのことはよく知らないのでなんとも云えませんが、私がひねているのかどうか眉唾なしには読めないんだな。
 
 いずれにせよ、角栄問題が浮上するのは悪くない。ここを考え直さないと現下の混迷の脱却の道筋が見えてこないだろうというのが私のスタンスだから。

6 聞きしに勝る角栄の議員立法。 (Res:1) All First100 Last100 SubjectList ReLoad 6
1 名前: れんだいこ 投稿日: 2001/01/08(月) 21:53
 元早坂秘書の「政治家田中角栄」を古本屋で手に入れ、読み始めたら分量が多くてとても読みきれない。ここであらためて知らされたことは、角栄の手がけた議員立法の多さと、その他後押しした法案の多さであり、圧倒された。

 要は、角栄が他の政治家と異なるところは、極めて実務的有益なアイデアを単に発想するだけでなく、具体的な施策まで成文、法案化せしめ、これを責任を持って実行したという凄さである。とても私なぞの及ぶところでないことを知らされた。

 最も得手とするのが土建関係であるが、それらの施策は今日まで有益にして役立っている。その他時の懸案事項に対する見事な手綱さばき法案各種である。これを思えば、政治家足るものは志すものは、少なくとも一年ほど角栄スクールで勉強してから世に出さねばならないという気がしてきた。

 しかし、かほどに有能すぎる角栄を我々は何の狂気で葬ってしまったのか、政治史上最大のミステリーな出来事であったように思われる。


7 角栄復権闘争に立ち上がろう! (Res:1) All First100 Last100 SubjectList ReLoad 7
1 名前: れんだいこ 投稿日: 2001/01/07(日) 13:03
 新世紀元年を角栄の復権から始めたいと思う。なぜなら、今日の様々な社会的病理が、角栄の政界追放の過程で培われた我が社会からの「角栄的なるものの追放」によって、それが自家中毒したことによって発生していると思うことによる。

 どういう病理かというと、「角栄的なるもの」が仕事をする過程で併せ呑む清濁の濁の部分を、何ら対応策を持たぬまま指弾し過ぎたことにより、何もしないのが一番という安逸と、口舌だけのキレイ事を云う手合いを蔓延せしめている傾向である。これを何も無理矢理角栄に結びつけることはあるまいと思う方もおられるであろうが、この辺りはれんだいこの主観である。

 私にはそのように見える。「あの時」戦後の風向きを変えたのではなかろうか。世の風潮が一辺に変わることはない。次第次第に「角栄的なるもの」が持っていた課題を正面に引き受け責任を持って対処し、知恵と精力と決断で先に進むという良質な気風を萎えさせていったのではなかろうか、という感慨を覚えている。その結果みんなが、公務員的序列と和合で御身第一で処する風潮へと向かい始めたのではなかろうか。

 この観点の正否はまだ定まらない。今年辺りからそうした傾向が一層際立ってくるのではないかと関心を持っている。このことがはっきりしてき次第、角栄見直し運動への連帯人士を糾合していきたい。なぁに何も特別なことをするわけではない。インターネット上に角栄地蔵のバーチャル空間をつくって祀りたいというだけのことである。これでさえしないよりはしたほうが良いと思う。


8 角栄イジメがイジメの始まり説 (Res:3) All First100 Last100 SubjectList ReLoad 8
1 名前: れんだいこ 投稿日: 2000/12/25(月) 15:53
 これもいつかいっておきたかったことですが、あの常軌を逸した角栄糾弾騒動を見て、子供の世界に従来のイジメとは違う脳内変化を誘発させ、以来学校にイジメが常態化するという社会現象が現れたのではないかとの仮説を持っています。

 どうなんでしょうね、この仮説は。特に指摘しておかねばならないことは、非常に歪んだ論理でこれをやったもんだから、子供の世界もそのまま引き継いだイジメを導入しているということが怖い。やっぱり、度を外した正義の無い(あるいは弱い)イジメはほどほどにしないといけませんねぇ。これを解決するには、角栄地蔵さんをつくってお詫びすることにより、日々我々の心を浄化する以外にはないと思われます。

2 名前: あたみぃ 投稿日: 2000/12/27(水) 21:28
案外あたっているかも。
突出したのがイジメだとすれば、内在しているものは…
社会現象つぃてはこっちのほうがはるかに問題だと思ってるんですけれど、
私の知ってる政治家なんか、いろんな有権者から話を聞いて相槌うってますが
横で見ていて「心そこにあらず」ってまるわかりです。
あるいは臨機応変、なるときにはどうにでもなりそう。「君子豹変」の予感。<笑>
こういうの(本音の隠蔽)が輻輳・交錯すると、わけのわからん世の中になりますね。

3 名前: れんだいこ 投稿日: 2000/12/28(木) 22:48
 うん、現代イジメ考において、角栄政界追放問題は避けて通れないと思っているんだ私は。

 確か、角栄という名前の子供が学校でいじめられているという記事を読んだことがあります。その後どうなったのか分かりませんが、当時の教育評論家はどう対応していたんだろうなぁとか、今になって思う。

 「突出したのがイジメだとすれば、内在しているものは…」なんて考え出すと、怖い話ですねぇ。なんか変調なんでしょうねぇ。たけしの「ここが変だよ日本人」見て気づいたことは、イジメ派の子供心がかなり均質志向派で、教師も結構利用しているのではないかとか考えさせられましたねぇ。まぁ、イジメられる子も強くならなければならないんだけど、庇ってくれる優しさの人はほんの一握りいても、切磋琢磨に向かわす人はあまりいないみたいだな。

 てなこと考え出すと、また掲示板が欲しくなってあたみぃさんを煩わすから、これぐらいにしとこ。

 ここでついでにといってはなんなんだけど、あたみぃさんにお伝えしときますと、年末までは会社のパソコン使いますが、年明けはあちこち出撃しますので自宅のノートパソコンしか使えません。ということは、メールが見られないということでして、もっぱら掲示板でご挨拶させていただきます。というようなことでございますのでよろしくね。


9 角栄をどう思うか自由討論コーナー (Res:10) All First100 Last100 SubjectList ReLoad 9
1 名前: れんだいこ 投稿日: 2000/12/14(木) 09:13
 各種アンケートによると、角栄を評価している者が多い。しかし、マスコミ主流の論調は極悪非道人の代名詞である。このギャップは、大衆の認識が遅れているのか、いわゆるインテリの知識の似非性によってかのどっちかであろう。この角栄現象こそ大衆とインテリとの象徴的なギャップであり、であるからこそ角栄問題を凝視してみたい。面白いことに、私が批判し続けている日本共産党中央は、角栄糾弾闘争のもっとも熱心な勢力の一つであったし今もそうである。つまり、私のスタンスからは、最も似非なインテリ性をかざしている連中ということになる。ここに批判の刃を入れたいというのが、角栄論の一視角でもある。

 しかし、これは私の認識の仕方であり、いやそうではないという観点からの論調を聞いてみるのも悪くない。むしろ甲乙丙論を交差させてみたい。と言うわけで、このコーナーも設けてみました。マスコミの論説委員にお知り合いの方がおられましたら、ぜひご登場していただくよう引っ張ってみてください。ご拝聴したいものです。

4 名前: カラバ 投稿日: 2000/12/17(日) 09:57
表の掲示板「中小企業融資違反事件について」考えました

これが田中角栄感覚なのですね。今は昔と違って需要が有りませんから、(未だにアメリカ頼み。亜米利加はノーテンキにも借金を順調に増やしながら我が世の春を謳歌している)
中小企業の借金理由は「資金繰の為」です。ですが、世間が新銀行に求めている役割は「ベンチャービジネス育成」です。街金(商工ローン等)がそのギャップを埋めてますね。

なんか奇麗事ッぽくてズレてる様に感じます。需要が無い!と言う根本的問題がすっぽりです。

遠からず亜米利加は借金でクビが廻らなくなります(と言うか、すでに返済不可能な額を「外国」から借りている)。歴史的を見ますと、大不況の後は戦争です。世間の「右傾化」は、この辺の不安から始まっているのではないでしょうか?

その戦争で如何動けば、今度は馬鹿を見ないで済むかを、角栄先生に聞きたいにゃ~。

5 名前: カラバ 投稿日: 2000/12/17(日) 10:01
ううっ
段落変換が難しい・・・・
このタイプの掲示板は、1,2行の投稿がちょうどいいみたい

6 名前: れんだいこ 投稿日: 2000/12/17(日) 12:03
 カラバさんのレスに一つ追加するとすれば、アメリカは異常累積債務の帳消しの方法を戦略的に研究しつつあるという視点を持つべきではないかと。つまり、戦争によってか経済復興によってかその両面においてかいずれにせよいつまでも放置しないだろうと私は見ています。

 それに引き換え、わが国の指導者はそういうシナリオを持たずにアメリカさんの真似をさせられている。国歌破産に向けてひたすら一直線に突き進みつつある。このことが怖い。まぁこれもアメリカのシナリオかも知れませんが、いまだにバブルぼけの二日酔い意識にあるやに見受けています。気が付いたときは遅すぎるという事態にならなければ良いのだけど。

7 名前: カラバ 投稿日: 2000/12/17(日) 14:45
日本の国家破産について考える

国債

外国に売った分は償還しなきゃならない。と言うか武力で海外資産差し押さえられても
償還させられます。が、日本人の国債保持者(主に銀行)は泣き寝入り。金融不安
どころの騒ぎではなく、日本のマネーの流れは止まる。銀行がこれ以上国債を引き受ける
事が出来ないと宣言したらそうなる。

銀行も馬鹿じゃないので、それは避けたいでしょう。国債が株券だったら、とっくに国は銀行管理
になってますね。やはりインフレ起こして無理矢理マネーを流通させるのかなぁ。
その時、円の価値は何で換算されてるのでしょうかね。

>まぁこれもアメリカのシナリオかも知れませんが

日本が国家破産したら、アメリカまずくないですか?日本の債権引き継いだ奴は当然
アメリカ国債の償還を欲します。日本には資源が無いから差し押さえる物が無い。
日本を無理矢理併合したところで、借金は借金だから、誰かに返さなければいけませんよね。
れんだいこさんのアメリカ陰謀論を拝聴いたしたく。

世界のマネーの動きが凄すぎて、回復のシナリオが見えてこない。
実経済がマネーの動きについていけなくなったのに、資本主義は
世の中をマネー中心に回そうとするから、どうしようもない。
きっとその流れを調整するための戦争が起きますよ。国債も貿易赤字も所詮紙の上の事で
これを「現金化」しようとしたとたんに、たちまち資本主義の幻影は崩れ去る。

こりゃ、我々が生きてるうちに新しい経済原則の時代が来るかも。

8 名前: れんだいこ 投稿日: 2000/12/17(日) 16:23
 カラバさん、ここで質問があるのですが、教えてください。「日本人の国債保持者(主に銀行)」という銀行が、仮にその国債を国に買い取らせるということがなぜ出来ないのですか。そこが実は私は分からない。他方で、新たに国債刷りまくりと銀行機関への数十兆円の融資が行われている。引き換えに銀行の持っている国債を買い取った形にしたら、銀行のバランスシートがとても大変になるということなんでしょうか。何か妙案がありそうなもんだけどねぇ。

 その結果銀行が潰れるとしたら、それは引き伸ばしつつ時間稼ぎしながら新銀行つくっていく以外にはないのではないかとか考える訳です。が、経理のことは不得手なのでこれ以上は突っ込み出来ませんが。

 「日本が国家破産したら、アメリカまずくないですか?」については、日本のおいしいとこ取りをするので、長期的にはそろばんに合うという考えなのではないかなぁ。いずれにせよソフト・ランディングの方が望ましいとは考えていると思いますが。私は、個人的にはなるようにしかならないわと諦観しています。アメリカン民主主義にも良いところがあろうから。しかし、血の通わない政策のごり押しになるだろうとは思う。その時気づいても遅すぎる。世界のマネーの動きからきっとその流れを調整するための戦争が起きますよ、については、そうなる動きと抑止する動きが今後も絡みつづけていくことになるだろうと考えています。

 しかし、いやですなぁ。科学技術の多方面の発達が描くバラ色社会イメージとどうも齟齬しない。これ以上考え出したら脳を煩うからいつもええ加減なところで打ち切っていますけど。

9 名前: う~ん 投稿日: 2000/12/17(日) 18:29
>カラバさん、ここで質問があるのですが、教えてください。「日本人の国債保持者(主に銀行)」という銀行が、仮にその国債を国に買い取らせるということがなぜ出来ないのですか。そこが実は私は分からない。他方で、新たに国債刷りまくりと銀行機関への数十兆円の融資が行われている。引き換えに銀行の持っている国債を買い取った形にしたら、銀行のバランスシートがとても大変になるということなんでしょうか。何か妙案がありそうなもんだけどねぇ。

銀行が国債を国に買い取らせるとどうなるのかなぁ。国は銀行にマネー渡して国債受け取るのですね。
で、その財源は国債をさらに発行することで解決すると・・・

国はその有り余った国債を、どこかに片付け(現金化)ねばいけません。
その大量の国債をマーケットに放出したらどうなるか。まず日本の国債の格付け
はガタガタになるでしょね。かなりの利息をつけないと売れないでしょう。

二年前、ロシアが年50パーセントの半丁博打みたいな国債を発行しました。
ヘッジファンドの禿鷹共がそれを買って、結果的に世界に大迷惑がかかりました。
あそこまではいかないでしょうが、国債をドバっと市場に放出するのは危険だと思うなぁ。

>しかし、いやですなぁ。科学技術の多方面の発達が描くバラ色社会イメージとどうも齟齬しない。これ以上考え出したら脳を煩うからいつもええ加減なところで打ち切っていますけど。

いやですねぇ。マネーの流動性がむちゃくちゃに上がって、実経済の6倍もの無意味なマネーの
取引(デリバティブ取引)が行われているのも、科学技術(ITなんちゃらとか金融革命とか)
の恩恵なんですけどね。どこにそんなカネがあるのか誰も知らない。知らないけど儲けた
奴は当然のような顔でカネを受け取るし、損した奴は当然のような顔で破産する。

ゲームに参加できない奴は胴元にされて、ただ馬鹿をみる。

10 名前: れんだいこ 投稿日: 2000/12/17(日) 20:39
 ここをあんまり突っ込むと私の無知が恥さらしになるようで嫌なんだけど、私が聞きたかったのは、今国が銀行に融資というか救済措置で金をつぎ込んでいますよね。他方、銀行は国債を大量に保有している。ならば、まずは融資の金額と同等の国債か何割かを取り戻してから、対策を考えるというのでないとおかしいと思うんだ。それを他の企業か個人投資家に売った代金の全部か何割かを銀行救済に充てるとか云う方法でないと、何かおかしいんだよなぁ。銀行は国債を大量に保有している。経営危機だといって国から気の遠くなるような補助金を頂いている。我々には相変わらずの融資姿勢で何らのおかげも無い。そういうところから疑問を発しているんだけどねぇ。

 僕が金持ちになったら、銀行作って私の理想的な融資で企業を育てて見たいんだけど、恐らく銀行作るって事はとてもではないが出来にくい仕掛けにしていると思うんだ。そういう権益で守られ通しの、それでいて税金を湯水の如く使える仕掛けの企業体は永遠に腐敗がはびこるのが理屈ではないかと考える訳ですよ。この意見はだみかなぁ。

10 角栄は革命家だった。どう思われますか。 (Res:1) All First100 Last100 SubjectList ReLoad 10
1 名前: れんだいこ 投稿日: 2000/12/17(日) 11:53
 角栄氏を研究していってわかる事は、氏の本質はむしろ革命家であり、その総体としての政治活動は史上例を見ない人民的権力樹立運動ではなかったか、と思える。一見、戦後の保守本流基盤で蠢いているので分かりにくいが、どうもこのように理解したほうが氏の栄光と挫折がよく解ける。

 もっとも、角栄氏にはイデオロギー性は見られない。右でも左でもどちらでもよくて、やることをやるんだとという視点から「国家改造」に乗り出していたように思われる。それを実現するためには権力を取らねばならない、口先だけの人士は好きに言わせておけばよいというスタンスだったように思われる。

 この本音性が建前棲み分け派からジェラシーを呼び、寄ってたかってイジメされたのが社会心理ではなかったか。しかし、大衆はこの一連の苛酷劇を知っており、今日でも根強いシンパシーを寄せている。ここに角栄問題の本質があるのではなかろうか。してみれば、新旧左派の本物性を判別するリトマス試験紙として角栄論が横たわっている、というのが私の視点となる。

 興味深いことに、宮本顕治-不破ラインは、「角栄なるもの」に対して今も昔も異常にヒステリックである。このことは何を証明しているのだろうか。私には、現下党中央の為していることは全てが逆さまのように見える。45年にもわたるその変調指導による摺り込みで、(私の知る範囲で)党員諸氏は角栄アレルギーを抱かされている。私は、ここを突き崩そうと思う。角栄問題の位相はここにある。恐らく、全ての始まりになると思う。

 この視点に多事争論ある方はレスどうぞ。

11 角栄を嫌う人、好きな人ご意見コーナー (Res:1) All First100 Last100 SubjectList ReLoad 11
1 名前: れんだいこ 投稿日: 2000/12/15(金) 12:59
 これは恐らく気質かも知れんと考えていますが、そうであれば致し方ありません。ただ私が気にしていることは、左派の中にある角栄アレルギーは丁度リトマス試験紙のようなもので、本物か偽者かを仕分けすると考えたりしています。この観点に異存ある方ご参加どうぞ。





(私論.私見)