付録・「問答有用」掲示板管理人・おクマとの遣り取り



 (最新見直し2005.11.30日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここに掲載するのは、「百人斬り事件」を廻っての「問答有用」管理人クマと「左往来人生学院」管理人れんだいことのやり取りである。サイト管理人同士の批判的やり取りという意味で異色である。もっとも、その経緯は、クマの方から議論を一方的に持ちかけ、れんだいこが応ずると応答したものの、その後何年間も今に至るまで無しのつぶてという変な具合になっている。ケッタイな作法ではある。その顛末を記しておく。

 そのクマが、2005.12.1日、「ヒッポ事件」(「ピッポ事件考」に記す)の余勢を駆って何の前触れもなく、自身主宰の掲示板上で、れんだいこ作法をルールとマナー批判で一席ぶつという挙に出向いてきた。あまりなことと今後に関係しそうなのでこれをも記しておく。

 2005.11.30日再編集 れんだいこ拝


【付録・「問答有用」掲示板管理人・おクマとの遣り取り】
 最新情報として、こうしたれんだいこ見解に対して、「問答有用板」の管理人クマ氏より2001.9.8日、次のような一文が差し向けられている。その経過を記しておくことにする。
れんだいこさんへの鎮魂歌(もしくは救済策) URL クマ 2001/09/08
 こんにちは、クマです。

 れんだいこ氏の名前は、彼がこの掲示板に投稿するようになる以前より、親しい友人より聞いておりました。尊敬するその友人によれば、れんだいこ氏は大変な論客だということで、彼がこの掲示板に投稿するようになってから、私はおおいに期待をして注目していたのでした。

 ところが、れんだいこ氏の投稿は期待に反して、南京事件の事実認識に関する初歩の初歩レベルのものでありました。文体も気に食わない(これは趣味の問題ですが)。

 その頃、私がある方に私信で書き送ったれんだいこ評の一部を以下に転載します。8月28日付であります。

 ==(転載ここから)===========

 れんだいこさん、気負っていますね。たいした努力もなしに、自分「独自」の見解を結論として打ち出したいという欲求がアリアリと見えます。おうおうにして、こういう人間は「ためにする否定論」に傾斜していくように思います。手堅い資料分析とか情報の蓄積とかやっていたら、(彼の考える)普通の結論にしか達しない、それでは面白くない、まずはていよく「30万人説支持者」をでっちあげて、それを批判しながら自分はいかにも中立公正にして客観的な人間であると描き(自ら信じ込み)、第三の道を探るふりをする。そうして出てくるのは、およそ知的誠実さも人間的誠実さのカケラもないヨタ話と、そういう流れになると思います。
 ==(転載ここまで)===========

 この私の予想は(残念なことに)ほぼ100%的中し、『産経新聞』のメチャクチャな記事を「一級資料」だと紹介したり、日本軍兵士の一つ一つの証言に牽強付会としかいいようのない難癖をつけたりしたあげく、今では著作権問題でJOHN_VOIDさんの手を煩わせています。

 要するに彼は「論客」でも何でもなかった(少なくとも南京事件と著作権については)。ただ、自分の「独自の見解」を主張したい目立ちたがりやでしかなかった。これではまったく話にならないのですが、もしかしたら「ボタンの掛け違い」で、れんだいこさんの本領が発揮できていないだけなのかもしれません。

 そこで、れんだいこさん、私と『産経新聞』の記事について論争をしませんか。私はあの記事は「メチャクチャ」だと思う。貴兄はあの記事を「一級資料」だと評価する。ここを論点にして論争しましょう。どうですか。地に落ちた貴兄への評価を挽回する最後のチャンスでしょう。では。

 これに対し、れんだいこは2001.9.8日、次のようにレスを送った。
Re:れんだいこさんへの鎮魂歌(もしくは救済策) れんだいこ 2001/09/08
 論争は構いませんが、「地に落ちた貴兄」とか余計なことを書き込まなければよろしいですのに。これも雀百まで踊り忘れずかな。 はい。何か一文寄越してくださいますか。

 その後、議論が始まらないままに2001.9.11日、次のような投稿文が「居酒屋れんだいこ」に送られてきた。
「百人斬り」 クマ 2001/09/11
 れんだいこさん、こんにちは。

 百人斬りの件、資料の収集と読み込みを進めております。どうせ書くなら新資料でも発掘してアッと言わせようと思って全国各地で工作しているのですが、なかなか難しいですね。主に五つのルートで工作を行ないましたが、今のところ二つは新資料発掘なし・裏付け困難でポシャりましたので、その裏舞台をお教えしましょう。

1.某大学の予科(戦前)付属郵便局長ルート

 野田少尉関係の貴重な証言を得たが、裏づけが極めて困難。このままでは信憑性が薄い。

2.向井少尉の故郷ルート

 山口県K郡の向井少尉の故郷に、まだ証言をしていない家族がいないか探したが、すでに不在とのことで断念。

 残り三つのルートにかけております。うち一つはかなり有望であります。しばしお待ちあれい。

 これに対し、れんだいこは翌2001.9.12日、次のようにレスした。
Re:オツムの整理より口の方が早かったという訳かな。 れんだいこ 2001/09/12
 クマさん調べものの方は進んでおられますか。問答板の方では渡辺さんはもう何事も無かったかのように別の話題に移られたようです。羨ましいご性格で感心させられております。洋文字の重箱隅さんがまたレスつけてくれましたが、あれでは一向に進展しません。あたしと単に話を続けたいというのかな。

>  百人斬りの件、資料の収集と読み込みを進めております。どうせ書くなら新資料でも発掘してアッと言わせようと思って全国各地で工作しているのですが、なかなか難しいですね。主に五つのルートで工作を行ないましたが、今のところ二つは新資料発掘なし・裏付け困難でポシャりましたので、その裏舞台をお教えしましょう。

 題名にも書きましたが、ということはお口のほうが早く出たと言うことかな。これも羨ましいご性格のようで。

> しばしお待ちあれい。

 待つのは構わないけど、よほど両少尉の百人斬り証明したいようですね。両名はその責をとらせられて死罪になりました。可能性の一つとして冤罪の余地が残されていたら、それを立証していくのに執念燃やすのが我々がならってきた左派精神です。今時になるとその逆の方面に検事でもなったかのようにして執念燃やすのがサヨだということが分かり、氷嚢の世話になっています。そういえば、宮顕さんもよく誰彼構わずスパイ呼ばわりしていたからねぇ、この種の伝染力は早い強いということかな。

 これに対し、クマ氏より2001.9.19日、次のようなレスが返って来た。
問答有用記事の無断転載はお断り クマ 2001/09/19
 れんだいこさんの百人斬りについての文章を読みました。

 関連資料をそれなりに読んでいることが分かり、れんだいこさんを見直しました。他の文献の文章をそれと明示せず引用しているところで「ダデアル調」と「デスマス調」が混在しているのは微笑ましい。ともあれ、それなりに文献は参照しているということは分かりました。しかし、それなのに産経のあの記事がどうして「論争に白黒つける」「一級記事」になってしまうのか、そこが不思議です。

 それはともかく、問答有用の投稿の無断転載は困ります(著作権侵害です)ので、削除願います(高橋亨さんの文章についても同様でしょう)。例外は認めておりません。なお投稿への直リンクは可です。 よろしく。

 これに対し、れんだいこは2001.9.19日、次のようにレスした。
ちょっと皆さんの議論を拝借をば。 れんだいこ 2001/09/19
 これはクマ氏殿、お久しぶりです。代わりにらいむすたあ氏と会話が続いており退屈はしていなかったのですが、といってもここ二日ほど音無しだなぁ。按配よくクマ氏の登場という訳ですか。それにしてもらいむすたあ氏はこの後コメントくるのかなぁ。問答板にかなりお友達がおられるようで、板でのれんだいこ情報を聞かせてくれました。どうもれんだいこの評判が悪いようですね。今日も通りすがりさんから感想が入りました。日本丸危うしの予兆だなぁ。

 そうそう少し無沙汰していますので、このたびの『問答有用記事の無断転載はお断り』をタイトルにして問答板に入らせてもらおうかとその気になっています。どうでしょうね、いっそのことそちらにふってやりますかぁ。著作権法が法益としている内容を廻って議論が出来そうですね。そう云えば、渡辺氏と洋文字重箱隅氏からレスがかえっていないので、同じ著作権法に関することだから催促し易いかもね。

 クマ氏が掲示板に著作権法を厳格に適用したがる御仁であることは分かりましたが、一応私も管理人ですがあたしの場合は主張しませんね。だったら会員制非公開でやれば良いやね。しかし、今後そういう社会を創ろうとするヤングがここにいると分かっただけでも、由々しき時代がきそうだなぁという気がしています。連中の民主社会と言うのはこういう互いの規制のかけっこする社会を良しとしているんだなぁとか分かって、それも一つの意見だから主張してもらった方が裏で画策されるよりは良いやね。

 ところで、百人斬りサイトは今読みなおしてみるとまだ字句・「」訂正があるみたいですね。今日はダメだから明後日でも手直ししておこうと思います。

 もう一つお尋ねします。『問答有用記事の無断転載はお断り』は、議論の当事者間の場合でもお断りという意味ですか、教えてくださいますか。自分の投稿文だけいただいても歯抜けになるしねぇ。それと管理人采配で可の人と不可の人とがいるということですか。一律みんなダメですか。であれば、その旨もう少し明確に禁止事項として表記しておく必要があるとはお考えになられるつもりはないのですか。お聞かせ下さいますか。

 それにしても退屈させない御仁ですねぇ、なかなか普通の人が気が向かないところに拘りなされる。オツムがよすぎるんかいなぁ、なわけないやね。『てなことを踏まえて、もう一度、考えてみてください。』ますか。あたしは恥じかくのもかかすのもいややさかいねぇ。

 2003.8.30日現在

 「しばしお待ちあれい」とタンカを切ったのはよいとして、その後何の音沙汰もない。現代サヨの便利なお口に感心させられている。


 2003.9.19日、次のような一文を目にした。「四トロ同窓会二次会」で、同掲示板管理人のまっぺん氏の投稿文(AMLより転載 投稿者:まっぺん  投稿日: 9月19日 )である。
 こんにちは、クマ@問答有用です。以下、転送:転載大歓迎です。

 皆さんもすでにご存知のとおり、いま、ジャーナリストの本多勝一さんが名誉毀損」という名目で訴えられています。(詳細は季刊『中帰連』26号に梶村太一郎さんが、月刊『あれこれ』に星徹さんが書いています。)

 歴史の事実を直視したくない人々は、今回の裁判にそうとうの気合いをいれて取り組んでいます(末尾リンク集参照)。いっぽう、本多勝一さんを支援する流れはまだまだ作られていません。

 私事ながら、「百人斬り」については以前から資料を集めてきまして、新資料を発掘したり、関係者にインタビューを行ってくるなどしてきました。そのうえで、今回、本多さんにかけられている「名誉毀損」との訴えは成立しないことを断言できます。

 先日なくなった鈴木明というライターの書いた、『南京大虐殺のまぼろし』という本をご存知の方も多いでしょう。大宅壮一賞を受賞するなど、当時、おおいに注目された本です。この本は、「百人斬り」はなかったという論調を展開することによって、本の題名のとおり、「南京大虐殺もなかった」ということを印象づけようとしたのでした。一点突破・全面展開の典型的な事例です。

 そこで、やや勝手連的ではありますが、本多さんを支援する流れを作りたいと思います。

 今の段階で、私たちにできることとして考えつくことは、、、、

1.傍聴に参加し、報告集会を開催する。
2.本多さんと本多さん側弁護団と連絡を取り合う。
3.関連資料を発掘する。
4.WEBサイトを立ち上げる。
5.メールニュースを創設する。
6.呼びかけ人を募って声明を出す。
7.とにかく各所で宣伝する。(メールを転送する・サイトへリンクを貼るなど)

 などなど。できることは、もっとあると思います。智恵を寄せ合いましょう。

 とりあえず、本多さん支援のために力を貸してくれる人、情報がもっとほしい人、傍聴に参加したい人、WEBサイトを作ってくれる人、関連する資料・情報を持っている人、なにかアイデアのある人、本多さんの本を読んで人生変わった人(^^;; は、とりあえず連絡ください。

 ひとまずの連絡先:クマ kuma@office.email.ne.jp

【リンク集】

・虚構冤罪「百人斬り」
http://homepage3.nifty.com/kyoho-enzai/
→こてこての内容。英語ページまであるのはすごい。頑張ってるなあ。それにしても、右系のサイトってBGMが好きだね。

・百人斬り訴訟支援室
http://homepage2.nifty.com/60hp/100sosyou.htm
→あちら側の情報満載!「百人斬り訴訟を支援する会」役員名簿は必見。陸士60期のサイト内。

・英霊にこたえる会
http://www.eireinikotaerukai.net/
→あちら側の行動日程などが、このサイトの「掲示板」に出ています。こちらも頑張っている。

・桜チャンネル
http://www.ch-sakura.jp/onlinetv_sakura.html
→右翼は衛星テレビ局まで。凄すぎる。カネ持ってるなあ。このサイト内に、6月28日に開催された「百人斬り訴訟を支援する集い」の模様が動画で配信されています。

 まともな立場からのサイトは少ないのですが、ネット界の論客、高橋亨さんが、サイト「対抗言論」に資料と議論をまとめています。必見。
http://village.infoweb.ne.jp/~fwjh7128/genron/data/nangjin/hyakunin/index.htm

 以上です。皆さまのご連絡をお待ちしております。

 kuma@office.email.ne.jp   熊谷 拝

 続いて、「おっちゃんBBS」でも次のような一文を目にした。これによると、「歴史の偽造は許さん! 本多勝一さんを支援する報告集会」への参加呼びかけであり、よほど親密な関係であることが分かる。そういえば似た者同士かも知れんな。
件  名 : 【「百人斬り」裁判】 報告集会やります。
差出人 : kuma
送信日時 : 2003/09/19 22:57

 こんにちは、クマです。

 昨日の呼びかけメールにこたえてくださった方々と、このメールを読んでくださっている方々に心よりご挨拶もうしあげます。m(_ _)m また、各所に転送・転載していただいてありがとうございます。重複投稿、申し訳ありません。以下も、転送・転載、大歓迎であります。

●9月22日(月) 来たれ!裁判傍聴と報告集会へ●

 9月22日(月)、午前10時より、東京地裁722号室にて「百人斬り競争」第二回口頭弁論が開催されます。傍聴する人は、抽選になる可能性が高いので、9時30分までに地裁へ行きませう。東京地裁は、地下鉄霞ヶ関駅より徒歩すぐ。

 「歴史の偽造は許さん! 本多勝一さんを支援する報告集会」

 で、その後、午前10時30分より、報告集会を開催します。 場所は地裁からすぐ近くの弁護士会館10階1022号室です。弁護団から裁判の概要、本多勝一さんから挨拶をいただき、裁判支援について語り合いたいと思います。時間は正午までを予定しています。

 えー、2日前の集会設定という荒業(部屋があいていたのが奇跡的)でありますが、どうか多くの人にきてほしいと思っております。インターネットをやらない本多さんは、どうやら、その口ぶりからして、ネットを見て人が来るとは思っていないらしい。そんな本多さんを驚かせましょう。(^^)

 傍聴・報告集会についてのお問い合わせは、ひとまず熊谷のアドレスまで。kuma@...      熊谷  拝
(私論.私見) 「おクマの政治主義的立ち回りの胡散臭さ」について
 これによると、おクマには珍しく日頃の著作権棒を小脇に置いて「転送:転載大歓迎」とある。どういう風の吹き回しか、理論的整理しているのかしらんと思わず苦笑させられる。それはそうとして文中に、「私事ながら、『百人斬り』については以前から資料を集めてきまして、新資料を発掘したり、関係者にインタビューを行ってくるなどしてきました。そのうえで、今回、本多さんにかけられている『名誉毀損』との訴えは成立しないことを断言できます」とある。

 2001.9.8日以来れんだいこに対して、「 私と『産経新聞』の記事について論争をしませんか」、「しばしお待ちあれい」と見栄を切ったままなしのつぶての割には、存外の口ぶりなようでこれまた可笑しい。

 おクマは、自身の掲示板で最も急進的硬派な著作権棒を振り回している御仁である。転載、引用等についてムヤミヤタラに規制の網を被せている。ところがどうだ。本件に対しては何と日頃の著作権棒を小脇に置いて「転送:転載大歓迎」とある。つまり、「無断転載厳禁」と「無断転載歓迎」とを使い分けていることになる。こうなると論の内容以前の問題であり、おクマは、「転送・転載、大歓迎」の基準をどこに置いているのか開陳させねばなるまい。こういうご都合主義を称して政治主義と云う。

 こういうご都合主義の御仁がひとしお人にルールとマナー、倫理道徳人倫の説教をするという現象が見られる。日共の宮顕然り不破然り。後は云うまい。

 2005.12.3日再編集 れんだいこ拝












(私論.私見)