「吉薗周蔵手記」考


 更新日/2021(平成31→5.1日より栄和改元/栄和3).2.1日

 (れんだいこのショートメッセージ)


 2005.4.3日、2009.5.27日再編集 れんだいこ拝


 落合莞爾(著作)「「吉薗周蔵手記」が暴く日本の極秘事項 解読!陸軍特
務が遺した超一級史料 (落合・吉薗秘史)」。  
 元帥陸軍大将上原勇作の個人付特務(諜報工作員)の吉薗周蔵がその経験と見聞を記した「周蔵手記」を、時代背景と照合しながら解読、検証する。『ニューリーダー』連載に加筆。大和ワンワールドの秘密諜報員、それが上原閣下の密命「オマンに命ずる、草となれ!」。18歳で初対面の陸軍中将・上原勇作から「草を命ずる」と言われ、それを引き受けたときに吉薗周蔵の一生は定まった。周蔵はその日から永年にわたり、自筆の手記を認めてきた。そこには、上原付の陸軍特務として活動した周蔵の眼を通して、大正・昭和の日本国家の動きが裏側からとらえられており、その内容には今日の歴史常識を大きく覆すものがある。平和国家となった戦後日本の常識では理解しがたいことが、その時期には日常行なわれていた。東京裁判史観とそれに基づく社会教育の結果、当時の世界状況と日本を取り巻く欧米列強・アジア諸国の実情から目を逸らされた戦後人は、その時代の祖国と父祖の実績をいたずらに悪意をもって見ようとしてきたが、我々の父祖は痴呆でもなく狂気でもなかった。ただ生を享けたこの国と、ここに住む家族を外国の奴隷にせぬために、あらゆる努力をしていたのだ。それを実証するのが「吉薗周蔵手記」である。
 目次
  • 自序:日本近代史の核心に触れた超一級資料
  • 第一章:「吉薗周蔵手記」とは何か
  • 第二章:吉薗周蔵の背景
  • 第三章:上原勇作の密命
  • 第四章:薩摩ワンワールドの三人の総長
  • 第五章:薩摩ワンワールドと國體天皇の接点
  • 第六章:公家堤家と大室王朝
  • 第七章:落合秘史の状況証拠は「國體伝承」
  • 第八章:元帥上原勇作とは何者だったのか
  • 第九章:ウバイド・ワンワールドとは
 落合 莞爾略歴 

 1941年、和歌山市生まれ。東京大学法学部卒業後、住友軽金属を経て経済企画庁調査局へ出向、住宅経済と社会資本の分析に従事し、1968~69年の『経済白書』の作成に携わる。その後、中途入社第1号として野村証券に入社、商法および証券取引法に精通し、日本初のM&Aを実現する。1978年に落合莞爾事務所を設立後は経営・投資コンサルタント、証券・金融評論家として活躍。日本および世界の金融経済の裏のウラを熟知する人物として斯界では著名な存在である。著書に『天才画家「佐伯祐三」真贋事件の真実』(時事通信社)、『平成日本の幕末現象』『平成大暴落の真相』『ドキュメント真贋』(いずれも東興書院)、『金融ワンワールド』、落合秘史シリーズ として『明治維新の極秘計画』『南北朝こそ日本の機密』『国際ウラ天皇と数理系シャーマン』『奇兵隊天皇と長州卒族の明治維新』『京都ウラ天皇と薩長新政府の暗闘』『欧州王家となった南朝皇統』『日本教の聖者・西郷隆盛と天皇制社会主義』、『ワンワールドと明治日本』、國體古代史に敢然と挑んだ『天皇とワンワールド』、『天皇と黄金ファンド』、『天孫皇統になりすましたユダヤ十支族』などがある。






(私論.私見)