梁川星厳
(最新見直し2007.5.7日)
【梁川星厳(やながわ せいがん)】
美濃の郷士に生まれる。19歳で江戸へ出て山本北山の門に学ぶ。文政5年(1822)妻の紅蘭と天下を遊歴。江戸に戻り、神田お玉ヶに「玉池吟社」を開き、星厳の詩名は大いにあがった。弘化3年(1846)、京都に移り住み、その居「鴨沂小隠」には
梅田雲浜
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横井小楠
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吉田松陰
などが出入りし時局を論じた。幕府を激しく批判し、安政の大獄に捕らわれようとしたが、その直前、コレラで急死した。このため妻の紅蘭が捕らわれたが、翌年釈放された。
(私論.私見)