441―21 地方議会での議員の痴態、不祥事(一)

【万引き事件】
2001.12月 【市民派系議員に対する懲罰運動への狂奔】
2002.9.22 【飲酒運転事故で当て逃げ】


【万引き事件】
 2チャンネル「『福祉倶○部』主催の****は、日共の万引き都議だ」 より
 渋谷区選出の共産党元都議会議員 F井典子は、昔、新宿の小○急デパートでネックレスを万引き。警察では、「魔が差してしまった」と供述。しかし日共は、「てんかんの発作」によるものとして、犯罪性を否定。日本てんかん協会の会長のコメントを紹介しながら、彼女の「万引き」を正当化してしまった。その彼女は、都議を引退、日共都委員会の勤務員となったが、最近、「福祉倶○部」を主催。自分の犯歴を隠しながら、全国各地を講演している。


【市民派系議員に対する懲罰運動への狂奔】
 「自由・論争」 掲示板に管理人であるヒゲ―戸田氏の2002.9.17日付け「『日本最低議会』のお株を奪った(?)愛知県日進市非常識懲罰とそこの最低な共産党」なる投稿が為されている。以下の通りである。  

 良くないなぁ。門真市以外でこんな非常識な懲罰をされると、「日本最低議会」の座を守ってきた門真公明党ら4会派をホッとさせちゃうじゃないの。

 でも一方で、こんな非常識な懲罰が起こると、「議会ではこの通り非常識な連中が多数の横暴を振るっている」、「だから司法救済が必要だ」という格好の実例になるし、「私信メール」をネタにしたり、「休憩中に総務省に問い合わせた」ことで懲罰動議を出すなど、さすがに裁判所でも知らん顔しにくい材料なので、これで裁判を起こしてくれれば勝訴の見込みが出てくるから助かる面がある。

 だから長期的に見れば、こういう非常識な懲罰事例は司法改革にプラスだと言える。◆つまり、門真市4会派は戸田が高裁で負けたからといって、また今後仮に最高裁で棄却されたからと言って、「以前のように安心して不当懲罰はかけられない」=「次に不当懲罰かけたら4会派側敗訴の可能性が高まった」、ということをこれからは心しておくように。
 
 さて、この日進市の事件について、共産党内批判派が開設している人気HP「さざ波通信」http://www.linkclub.or.jp/~sazan-tu/top.html に、本日以下の投稿をしたので、明日の夜くらいに「一般投稿」のコーナーに掲載されるだろう。

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 非常識懲罰推進の村瀬志げ子市議ら愛知県日進市共産党市議団に党は断固処断を!全国から批判を!
 
 大阪府門真(かどま)市議のヒゲ-戸田です。議会制民主主義の発展のために奮闘している全国津々浦々の共産党議員のみなさんに敬意を表します。しかし、その中の例外中の例外として、愛知県日進市では、議員歴30年とかの超ベテラン村瀬志げ子市議を代表とする3名の共産党市議団が、「不当懲罰回数日本一・全国最低レベルの門真市4会派」もビックリするような違法非常識懲罰攻撃を率先して市民派女性議員会派にかけまくっております。

 以下に紹介する事実を直視して、共産党はかかる行為を反民主主義の悪業として処断し責任をとること、そして全国の心ある人々が日進市共産党市議団に抗議の声を送り、被害にあった女性市議達に激励の声を送られることをここに要望します。
 
1;2001年12月議会、後藤尚子市議の場合 http://www.ngy.1st.ne.jp/~naoko-g/news.html
 本会議賛成討論の中で、「イギリスの人民が自由なのは選挙の時だけで、選挙が終われば奴隷だ」というルソーの有名な言葉を引用したことに対して、共産党の村瀬志げ子議員が議運で「議会制民主主義の否定で議会・議員への侮辱だ」という驚くべき非難を提起して懲罰騒ぎを 起こし、最終的に「議運での陳謝」に後藤議員を追い込んだ。
 
2:2002年6月議会、白井えり子議員の場合
http://www.ylw.mmtr.or.jp/~shirai/diary/diary.cgi?a=0&p=1&start=1&pass=
 白井議員が出した「議員達への働きかけを支持者に呼びかけた私信メール」をなぜか入手した多数派議員が、これを「議会運営を混乱させるものだから懲罰だ!」と騒ぎだし、休憩中に白井議員が「総務省に問い合わせたこと」をもって、「議会への冒涜だから懲罰動議を提出する」という支離滅裂なことをして、閉会後に懲罰委で審議して9月議会本会議で「戒告懲罰」を議決するというメチャクチャな事件。(本来懲罰は、議会の中での議員の言動に対してしかできない)

 ここでも共産党の村瀬志げ子議員は「議会運営委員会で問題になっている案件について、総務省、県、町村会等に照会や見解をもとめていることについては、当議会運営委員会を冒涜するものであるため。」(全文そのまま)という違法非常識な懲罰動議の提出者の一員となり、同市議団は懲罰賛成討論も行なっている。

 その後、不当懲罰反対で4000人超の市民署名や大傍聴団が組まれたり、HPにアップされたりすることで村瀬議員らは9月議会冒頭で懲罰動議議決の段になってから不可解な「採決延期動議」を出して否決されると退場して「採決放棄」するという、「自分たちの手を汚さない」姑息な手にでましたが、何ら反省も謝罪もしておらず、非常識懲罰を推進した責任が消えるものではありません。

 会派と議員名などがわかる「日進市議会のしくみ」http://www.city.nisshin.aichi.jp/~giji/sikumi/shikumi.htm
 共産党議員団は、村瀬志げ子・片岡拓一・橋本圭史の3名で、HPはないようだ。
  
 3:4000人署名・120名傍聴に示されるように、市 民派議員の闘う気概と市民の怒りは大きく、同市共産党への批判も強まっている。白井議員は裁判を起こす方向で検討し、戸田との交流も始まってきた。聞けば、愛知県では他でも共産党議員が市民派議員いじめを行なって不当懲罰までかけている所があるらしい。(尾張旭市もか?)

 香川県共産党とはエライ違いである。愛知県共産党は、早急にこういう悪い体質を改善しなければ、次の選挙で苦戦するほかないだろう。
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【飲酒運転事故で当て逃げ】
 2002/09/22飲酒当て逃げ芦屋市議が辞職願より) 
  芦屋市内の駐車場で二十日未明、酒を飲んで車を運転し駐車中の車に当て逃げしたとして、道交法違反容疑で芦屋署から任意で事情聴取されている同市議会の山口寛議員(47)が二十一日、「反社会的行為をし、議員にとどまる資格を失った」と、中村修一・同市議会議長に辞職願を出した。  辞職願は地方自治法一二六条に基づき、二十七日に再開される定例議会本会議に諮られ、許可される見通し。  また、山口議員が所属する共産党西宮芦屋地区委員会は「(同議員の行為は)犯罪行為であり、市民のみなさんに心よりおわびする」とのコメントを発表。党としても厳しい処分を検討するとしている。
 2002/10/08飲酒・当て逃げ、“捕らえ”てみれば共産市議(公明新聞より)
 闇に紛れて飲酒運転した男がハンドル操作を誤って駐車中の車に衝突、卑怯にもそのまま逃げ去った――。こんな悪質な飲酒・当て逃げ事件が9月中旬の深夜、兵庫県芦屋市で起こったが、“捕らえ”て見れば、地元・芦屋市の共産市議(2期目、47歳)だったことが分かり、市民をあ然とさせている。

 報道によれば、同共産市議は先月20日未明、自宅で500ミリリットルのビールを4〜5本飲んだ後、自分の車を運転し、近くの自動販売機に缶ビールを買い足しに行った。帰ってきて駐車場に車を入れる際、酔っ払ってハンドル操作を誤り駐車中の他の車に衝突、そのまま逃げ去った。通報を受け、現場付近を調べていた芦屋署員が約30分後、酒に酔って歩いていた共産市議を見つけ職務質問したところ、同市議は飲酒運転で事故を起こし、「怖くなって逃げた」と供述したというからあきれる。

 警察側は、検知器を使って、共産市議の呼気中アルコール濃度を測ったが、呼気1リットル中に0.35ミリグラムを検出した。この数値は極めて高い。今年6月1日から道路交通法が一部改正され、基準値を0.25ミリグラムから0.15ミリグラムに引き下げたばかり。共産市議の場合、改正前の基準値でさえ、はるかにオーバー。現基準値では2倍以上にも。

 もし、この共産市議がろれつが回らないなど、いわゆる酔っ払った状態で運転したと認められれば、「酒酔い運転」。この場合、罰則は3年以下の懲役または50万円以下の罰金となる。「酒気帯び」でも1年以下の懲役または30万円以下の罰金だ。

 危険な飲酒運転の禁止を呼びかける標語には、「飲んだら乗るな」「飲むなら乗るな」「乗るなら飲むな」などがある。この共産市議は、これら“鉄則”を守るだけではなく、普及する義務があるはず。それなのに自らが義務を放棄し、法を破る行為に出た。「深夜なら、分かるまい」。その根性が卑しくて汚い。衆人の目があろうとなかろうと、法の遵守を求められる公人としては失格であり、一般市民の違反より、厳しく問われても仕方あるまい。

 共産市議は市民を裏切った責任を取り議員を辞職したが、市議会から要求されている事実経過の説明や市民への謝罪は、いまだに果たしていない。事件当日同様、逃げの一手を使っている。(丹)