明治22年輔弼1

 更新日/2021(平成31.5.1栄和改元/栄和3)年.12.27日

 (れんだいこのショートメッセージ)
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 (明治22年月日不明分お指図)
 北村太助52才、目の煩いにつき伺い。
 さあさぁさぁ尋ねる処/\、早く速やか/\。前々一つの話早く速やか。一度二度三度早く速やか。内々一時一つ速やか、内一つ内々一つの芯々という。内々一つ芯を分かれば皆な分かる。何かのところも皆な分かる。二度三度一つの理、まずまず大層/\思うてはどんならん。助け一条の又理をいる。内々速やかという理に改めて、又尋ねよと。
 木村寅蔵33才、身上願い。
 さあさぁ尋ねる処/\、身上に不足なるところ尋ねる。さあさぁ何程/\尽す運ぶと言うても、さあさぁ理を聞いて理が分かれば皆な分かる。いつに聞いた/\話し/\。さあさぁ三十日と日を決めて、さあさぁ一時なるとは思うなよ/\。さあさぁ一つの理を委そ/\/\。人間は皆々神の子供、皆な貸しもの。不足なるものは貸してないで。さあさぁ人間にも皆々親がある。何名幾人あるといえども皆な可愛子供、えらい隔てられるのである。日を切って願えば理が見える。理がなけねば先の楽しみがない。さあさぁしっかりと日を切って願うよう。
 富田伝次郎、身上願い。
 さあさぁ事情あるから、さあさぁ皆々一寸は分かりてある。どれだけ尋ねても、同じ事はないで。一つ心得のためや。さあさぁ見分け聞き分け。さあさぁまずまず広く世界の理や。名々一日晴天に諭しおこう。朝は晴天後に雨。何かのところ内々のところ談じて、さあさぁ朝の晴天一日の日である。晴天ばかり通ろうという心で通るのやで。朝の晴天後に雨風。さあさぁ晴天願い通る。内々の心通り、名々その心を持って、内々案じる。案じる事は要らん。心一つで通る事。
 中井宗七47才、目の障り伺い(神戸元町1丁目66番地)。
 さあさぁ身の処尋ねる。どういうものと思う。案じる事は要らんで。案じては案じの理を回る。案じる事は要らん。一寸の事は一寸理、些かの事は些かと思えば心に掛けんよう。内々日々のところ一つタンノウ、満足一つの理に治め、一寸の事は案じる事はすっきり要らん。
 深谷悦次郎、伺い。
 さあさぁさぁ身上一条尋ねる処、さあさぁ/\いかなる処よう聞き分け。どゆ処分からん。ますますます処分かりてある。いかなるも聞き分け。身の処不足ある。いかなる処も僅か二人ところ、ますます分かるであろ。行く/\理という事聞き分けるなら、たゞ僅かな人、まずまず今の道、どうゆ思案も要らん。身上あって一つの事情。よう聞き分けてくれにゃならん。さ、直き幾重の道も分かろまい。いかなる処聞き分けて、さあさぁちょんと治まり事情あるであろ。身上あって一つの事情であろ。ようこれを諭してくれるよ。返やし/\して、諭してくれるよう。
 深谷源次郎47才、伺い。
 さあさぁ何か事情尋ねる処よく聞き分け。諭しよ。長らえ/\ての道すがら、あちらこちら一つの道跨がり、鮮やかの理に治まり、心一つの理によりて治まる。この理を一つ諭しよ。前々より聞かしてある。一代二代、さあさぁ末代と。何かの処聞き分けて日々の処通るよう。
 増田甚七27才、伺い。
 さあさぁもう尋ね一条の理いと、内々家内一つ大抵/\澄み切りて来てある処と、又一寸事情あると、これはどういうものと思う。よう聞き分け。聞かしておこと。水に譬えて、一寸なあと濁る色やなあと言うだけでは、そのまゝこせる飲めるものである。多く濁ると言うて、どうも飲む事でけんと。一寸濁るだけならよう飲めると言う。案じると言うと、一寸濁りの色や。この理をよう聞き分け。どんと濁りてはどうも飲む事でけん。どんな事もどんと心治め。まずまず暫くの処心治めてくれるようと。
 山本与平及び次男、身上願い(本月7日より10日烈しく最早8日頃より何願うか/\、次男腹痛につき)。
 さあさぁ/\それぞれあちら不足なという事、第一聞き分け台やで。どうせこうせいとは言わん。いかなる理前々運ぶところ十分受け取る。身上不足理を聞いて、段々長く、いつになったら大道いつになったら往還道、何う処にもあらせん。精神誠の心一つ天の理。危なき所通る。十分通り、天の理何程あれば大、心誠なければどんな大道でも通れんいうところ一寸忘れられん。理受け取りある。何か睦まじいという。天の理自由自在。又々内々成る程思案治まる。速やかなるところ急いで出るがよい。
 葭内いと、身上願い。
 さあさぁ身上理を尋ねる。皆なこれ段々理、それぞれ段々理を諭しおきたる。身の諭し取りようなれど、聞く理を聞く。どうでもならん。助けにゃならん、助からにゃならん。日々の理であろ。どうでもならん、どうである、思えども、案じる理であろ。どうしてやろこうしてやろ、人間に説き聞かして、一つ理で身上鮮やか一つは、因縁理を聞き分け。諭しおかねばならん。身上不足、これさえようなれば、成らん事情が、借りもの生まれ更わりの事情聞き分けて、前々サンゲという。世上を見て早く聞き分けくれるよう。
 和田平三郎。
 さあさぁ段々の席返やし/\の席をして、一日の日というは生涯の心一つの理を以て席とす。さあこれまで段々返やし/\の席の順序一つの理、一つの心。さあ一日一席の事情生涯の事情、生涯の心、いついつ事情、これより先永く事情に、助け一条のためコウノウの理を授けよう。悪しき祓い助けたまゑ天理王命、と、これ三度又三度/\三々々の理を授けよう。さあ受け取れ/\。
 植田長三郎45才、三十日前より右目痛むにつき伺い(十市郡下村講元)。
 さあさぁ身上一条/\の理を尋ねる。尋ねば一つの指図、余儀なくの理は要らん。身の不足なる。最初一つから、理を長々運ぶ中に、身の不足なる。どういうものと思う。一つの理、助からんならんも一つの理、助からんも一つの理。事情は世界にある。世上理を見て、理を改め/\。さあさぁ身上に不足ありてタンノウとは、どういうものと思う。世上に事情/\。身上に事情を、世上の身上にある事情見て、一つはタンノウ。まあまぁ名々これならと思て、タンノウ一つの理を治め治め。
 大江正之助55才、身上願い。
 さあさぁ身上から一つ理を尋ねる。身上不足なる。どういうものであろうと思わんよう。家内の処、皆んな揃うて、どういうものであろう思うやろ。これは思わんよう。大難小難と思え。家内の処、よく聞き取りて大難小難と心に治めて掛かれ。案じる事は一寸もないで。身上の不足を掛けんようと、心定めて掛かれば、早く速やかの理という。
 大西卯吉妻おじゆ21才、伺い(名張部内)。
 さあさぁ身上に不足ある。このところの理を聞き分け。どれ程難しいと言うても、話しの事情聞いて速やかなれば、身は直ぐと癒る。理を聞き分け。助けにゃならん一つの理、助からにゃならん一つの心、早く聞き取れ。助けにゃならん一つの理、助からにゃならん一つの心、尽す。身は借りものという事情、この理を聞き分け。一つの身をまだまだ発散せんという。心発散すれば、身は発散せにゃならん。早く聞き分け、早く聞き分け。
 加見兵四郎、次女みき2才伺い。
 さあさぁよう聞き分け。何を尋ねる。何を聞く。古き道である。それぞれ順序諭し居る内一つの理、小児どういうものであろ。どうせこうせとは言わん。何ぼ尽せども尽す理によって分かり難ない。よう聞き分け。まあまぁ名々一条一つの心内々これだけ運べども、どういうものであろう。成る程小人なる心得ん。よう聞き分け。身は借りもの貸しもの。綺麗に改め。一つ道通る。古き心思やん受け取られん。身の処尋ぬれば、又々理を聞かそう。改め一つの道、改め聞き分け。こうのう道を始めては、一つ大抵一つのコウノウ名々心の理、世界の理成る成らん、十分心得。一つ聞く見る。この理聞き分けくれねばならん。助けるならば、道改めて通るなり、よう聞き分け。外へ諭するふ分。助け一条、助け一条世界の理。日々の理は身の曇るない。真実何程曇りが掛かれば、速やかあっていかなる理ある。外の指図せん。助け一条に取り直せ。余の儀は要らん。又々心と心が/\理、運ぶ改め。心理である。言わず語らず一つ理、古記コウノウ、あの者なら世上世界の事情と同じ事。
 天野善七、伺い。
 さあさぁ二三六一つ理、一時一つ処段々理。難しい事は言わん。どうせこうせとは言わん。身の内神の貸しもの理分かる。前々定めるに定まらん。これはならん理。誠一つ理を見る。成る願いの理聞き分け。自由自在足をとめ。これ聞け。自由自在誰彼とも誠より一つ理。所々にて一つの奮発もしようか、何の願い分かる。どういう事も見にゃならん。一つ尋ね一つ理諭しておく。どういう事改める。何程理内に一つのこうがあれば、どういう事を定めて一つ尋ね心次第理。さあさぁ一日なりともほんに成る程。さあさぁ十分先々道は、それ一つ理を以て尋ね出るよう。
 増田、伺い。
 さあさぁよう聞き分け。大抵/\それぞれより理聞いても居るやろ。何程にサンゲするといえども、何程の心尽すといえど、因縁の理いが分からん。世上を見て、内々前生の因縁よく聞き分け。身上を速やかなりて速やかならん。尽す心は間違うてはならん。世上を見て、それぞれのタンノウするよう。さあさ親々しいかり聞き分け。身の不足は貸してない。因縁悪き者と言うばかりではいかん。一寸には運び難くい。世上を見よ。世界が鏡。どんな因縁もあろう。それを見て、タンノウの心定めて、成らねば成らんようの誠を定めて願うなら、いかな自由ないでない。
 増田つね、伺い。
 さあさぁさぁさぁ身の処一寸たゞならん。まずまず何かの処よう聞き分け。心に聞き分けば直ぐとそのまゝ何かの処も十分。これ思て何かの処もタンノウと、どういう事をも前生の因縁となる処、神四方正面で、世界の処四方正面に皆々映してある。そこを思てタンノウと定め。
 上原佐助、願い。
 さあさぁ運ぶ処/\、十分に受け取る。さあさぁ又々心鎮めて運んでくれるよう。変わらんが実々の心。

 同日、上原佐助、帰京の願い。
 さあさぁ運ぶ。日々事情運ぶ事情十分受け取る。心おきなく。いついつ変わらん一つ事情、後々の心得聞かしておこう。
 浅田ならゑ、目の悩み願い。
 さあさぁ尋ねる身上一条の理を尋ねるは、どういうものである、こういうものである、諭してやるがよい。どうもならん道が通りてある。親の道から真実の心という。又一つには人の与えせんに第一道が外れてある。身上に事情ありて願い出た/\。聞かず/\、知らず/\道が通りた。なれど十分の子供理を与えてある。先々の道では不自由ない。余儀なく事情によりて、その人親一条道から因縁の理にて、名々の身にある、世上にある、一つの心を取り替えて、身上治めてやるがよい。早くタンノウ。
 松村亀次郎、伺い。
 さあさぁ案じる事は要らんで。案じるから案じが回る。案じが回るというは、名々一つの道を付いてある。前々よりの聞かしたる道がついてある。今一時処、身に一つの不足がつく。その日が来る。近づく処が変えて内々の者もこうなるが、皆々こういう道も見えるがと思うて、内々の者も定め。身に何でもなけりゃ尋ねはせん。案じるところが違う。一つの理を聞かす/\。これはどうや知らん/\と思う。人間の心するのか/\どうもならん。この理が分からん。神に難儀さそう/\という神はない。それでは健康そこい/\の日になれば、何を案じるやら知れん。案じはないで。案じれば案じが回る。




(私論.私見)