指 

 更新日/2016.05.15日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「指疾」諭しについて確認しておく。

 2003.7.23日 れんだいこ拝


【指の機能と役割】
 (「かしものかりもの入門」の「身の内九つの道具、指」その他参照) 

 5本の指の中で、親指だけが特別よく動くようにできている。他の指よりも中手骨の付け根が特別よく動き、筋肉がたくさんある。それで、他のどの指にも向かい合う位置まで動いてゆき、ものをつかむときの中心的な役割を果たしている。 

 以上、まことに精妙、精巧、不思議な働きをしてくださっている。指のこうした仕組みと働きは、まさに親神様からの賜物の貸しもの借りものと拝する。

【指の病疾の種類】

【指の病疾のお諭し】
 指の病疾のお諭しは次の通り。
親指 国常立の命様の御守護 天、父、夫、男、潤い。水に関する理いなり。
人さし指 かしこねの命様の御守護 言葉遣い、及び他人の主として男を指さし、手ざしてのゝしる、笑ふが如くの理を知るべし。
中指 引きだし、育て、目上、男に対する理。(3オ)
くすり指 月読の命様の御守護 突張り、折れ屈(かが)み、理の立て方、「すなを等のう?」及び兄弟に関する理。
小指 伊弉諾の命様の御守護 種、芯、元、夫、夫が自分なれば我の理。目下男の理。
親指 面足の命様の御守護 地、母、妻、女。火、血、温み、暖か。愛。情け等に関する理。
人差し指 国佐土命様の御守護の理 すべて繋ぎの理。女の道、足納、低き心及び他人、女に対する理。
中指 雲読の命様 飲み食い出入り。水気上げ下げの出入り。通い、通わすの融通の理。目上女の理現わる。
薬指 切り言葉、切り口上。あいそつかし。別れ、離れ、すべて切る理及び姉妹の理。(4オ)
小指 伊弉冉の命御守護 苗代。育て。めぐみ、妻。妻が自分なれば自分の理。及び目下又女。足かゞと十四足。運び。かよい。勤め。去る順序等の理。及び踏み違い、踏みつけ、 我が足本の理。人を蹴る如くの心遣い。内また十五陰。くらかり。内しよ。及び色情の理。

【指紋学】






(私論.私見)

 先案じ、不足せず、たんのうすること。お互いの心を揃えよ。