口病

 更新日/2016.05.15日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「口病」諭しについて確認しておく。

 2003.7.23日 れんだいこ拝


【口の機能と役割】
 (「かしものかりもの入門」の「「身の内九つの道具、口」参照)

 口は、食事をし、言葉を話し、呼吸するの三機能がある。口は、「唇」、「歯」、「舌」等から成り立っている。 口角が上がっている人、下がっている人。 

 以上、まことに精妙、精巧、不思議な働きをしてくださっている。口のこうした仕組みと働きは、まさに親神様からの賜物の貸しもの借りものと拝する。

【口の病疾の種類】
 口臭。

【口の病疾のお諭し】
 「諺に『口は災いの元』とあります。お道教理もこれを受けており、良くないことを言わずに内々(家内、親類、社内、教会内)を治めよと説いております」。
 「口は飲食及び呼吸に関わる。言葉の上に必要なる道具にして出入りあり。食い分のみ分。かみ方。欲、誠等の理を現はすと共に、言葉遣ひ、 口強き、口きたなき、口悪き、口荒き等の理 」。(5 ウ)

【口の病疾に対する昔の言い方一考】

【口相学】
 口の歪み、曲がり。ものを言うときに口が過度にゆがむ人は心のなかに無理がある人です。左右のどちらか上に唇が釣りあがる人は見栄っ張りの相。反対に口角の左か右がぎゅっと下がる人は皮肉っぽいか反撃家の相。ものを言うとき、上の歯が見えなくて下の歯だけしか見えない人は腹に一物ある人の相。無意識の時に唇が薄っすら開いている人の口は「薄ら口」と云われ、口元に締まりがない、逆に真一文字に口を閉じている人は歯を食いしばって頑張って生きてきた人の相で、口元にもその気概が表れている。この相の人は努力家で頑張り屋。しかし、少々融通の利かない頑固な一面を持っていることもある。

 口角が下がっているのは、苦労を経験した現実派の相。





(私論.私見)