歯病/歯痛、はぎしり |
更新日/2020(平成31→5.1栄和改元/栄和2)年.10.9日
(れんだいこのショートメッセージ) |
ここで、「」歯病/歯痛、はぎしり諭しについて確認しておく。 2003.7.23日 れんだいこ拝 |
【歯の機能と役割】 |
(「かしものかりもの入門」の「身の内 九つの道具、歯」その他参照) 歯は歯茎の上に生えた状態で乗り座っている。歯にはいくつもの層があり、深いところには神経が通っていて、ものを噛(か)んだときに分るようになっている。歯の表面のエナメル質はクリスタルのように体の中で一番固い部分になっている。 乳幼児の歯を乳歯と云い20本。7歳~12歳ごろ、永久歯に生え変わる。永久歯は、上下の歯茎(はぐき)にそれぞれ①食べ物を噛み切る「門歯」が4本、引き裂く「犬歯」が2本、噛み潰す「小臼歯」が4本、すり潰す「大臼歯」が6本の計16本ずつ、総計32本が備わっている。歯の表面の表に出た部分は、人体中で一番固く水晶ほどの硬度があるエナメル質でガードされ、その内側は象牙質である。歯肉(歯ぐき)の内部では、象牙質の周囲をセメント質がカバーし、歯の中心部の歯髄には血管や神経が通っている。歯は自分の体重ほどの力で物を噛み砕くことができる。「借り物の歯」を大切に使い、義歯(入れ歯)にならないようにしたいものである。 以上、まことに精妙、精巧、不思議な働きをしてくださっている。歯のこうした仕組みと働きは、まさに親神様からの賜物の貸しもの借りものと拝する。 |
【歯の病疾の種類】 |
歯。虫歯、歯周病、歯痛、はぎしり。
歯周病が重症化すると動脈硬化や心筋梗塞になりやすい。これは、増殖した歯周病菌が血管の中に入り込み毒素を出すことが原因である。歯周病菌の出す毒素は、コレステロールを血管内に沈着させて血管を狭めたり、血管の細胞を傷つけたりする。歯槽骨が歯を支えている。歯槽骨が脆くなると歯がグラグラしてくるようになり、歯と歯ぐきの隙間が広がってしまう。歯周病菌がその隙間にたまりやすくなり歯周病にかかってしまう恐れがある。歯周病にかかっている人が骨粗しょう症になると歯周病の進行が早まる可能性が高くなる。 |
【歯の病疾のお諭し】 | ||
歯のお諭しは次の通り。
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【歯並び相学】 |
歯の形である程度の性格判断ができる。並びの出っ歯の人は出しゃばりで、ぺらぺらしゃべり続ける人。引っ込み歯の人は内向的で秘密主義。歯が大きい人は積極的でバイタリティにあふれ自己宣伝がうまい。歯が小さい人は奥ゆかしく縁の下の力持ちで、補佐役として支えるときに抜群の才能を発揮する。歯並びである程度の家庭環境、親族関係判断ができる。歯並びの良し悪しは家族関係、親族関係の良し悪しと関係していると聞かされている。即ち「歯は家庭運を表す」。 |
【上歯相学】 |
【下歯相学】 |
(私論.私見)