田中真紀子の侮恨

 田中真紀子を評する場合、「角栄の悲劇、真紀子の侮恨」という形容が相応しい。これを論ずれば長くなる。

 2004.7.4日、かつての友は今日の敵――。田中真紀子前外相が4日、横浜市のJR横浜駅西口で参院選の民主党候補2人の応援に立ち、駅前を埋めた買い物客らに「ストップ・ザ・小泉」を訴えた。

 3年前の春、自民党総裁選で小泉首相の応援演説をした同じ場所で田中氏は「3年前、私は一生懸命、小泉純一郎候補のために演説した。3年たったら、とんでもない粗悪品で欠陥商品。謝罪し、回収させて頂きます。スクラップにしないと日本はとんでもない方に行ってしまう」などと強調。自衛隊の多国籍軍参加や年金改革問題で、首相の対応を批判した。

 田中氏は昨秋の総選挙直前に自民党に離党届を出し、国会では民主党会派に所属。今回の参院選で同党候補を応援する意向を党幹部に伝えていた。ただ、夫の直紀氏が新潟選挙区から自民党公認で立候補しているため、応援は今回だけになる。

(07/04 20:17)








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