革命期の客観的条件と情勢、革命の時機如何論 |
(最新見直し2007.5.17日)
(格好内容模索中、どなたかご協力をばおたのもうしあげます)
【マルクスの名言金言】 | ||
マルクスは「経済学批判・序論」の中で次のように述べている。
マルクスは1844.2月に執筆した「ヘーゲル法哲学批判・序論」の中で次のように述べている。
|
【レーニンの名言金言】 | ||
次のレーニンの言葉も味わい深い。レーニンは世界の、とりわけロシアの革命の経験を総括して「革命的情勢到来の時期指標」について次のように述べている。レーニン著「共産主義における『左翼小児病』」その他を参照する。
|
【「ロシア革命時期尚早論」に対するレーニンの反論】 | ||
メリニチェンコ著「レーニンと日本」に、日本人記者とレーニンの会見記が紹介されている。中平会見記によれば、革命の時機の適切性如何を問うたのに対し、レーニンは次のように答えている。
ここには、ロシアマルクス主義の父と称されるプレハーノフ(1856−1918年)やメンシェヴィキとの論争の中心的テーマであった「ロシアでは社会主義革命や社会主義に値するほどの社会に成熟していない」、「もしレーニンが全てにおいてマルクスを見習いたいと思っているのであれば、無産層の意識が高まるまで待たなくてはならない」との観点に対して、レーニンが如何に論を対置したのかが窺える。 1918.4月新政権にとって、社会主義建設の行く手に課題と任務が山積みになっていた時、レーニンは次のように述べている。
|
||
![]() |
||
メリニチェンコ著「レーニンと日本」に明かされたレーニン語録は貴重である。これが「ロシア革命時期尚早論」に対するレーニン主義の見地である。れんだいこ流に意訳すれば、レーニンは、今日でも為される「ロシア革命時期尚早論」に対し、急進主義革命遂行により「この方面において得たる二年有余の経験はゆうに数世紀の発展に匹敵すべし」と「功」を論(あげつら)い反論していることになる。つまり、革命の達成に時期尚早論を唱えることはナンセンスであり、急進主義的にこれを押し進めることこと是である。よしんば、建国革命後に様々な困難に直面すれども、「絶望したり意気消沈する」ことはない。問題は、その後の建国能力にこそあり、真に咎められるべきはこの点であり、「ロシア革命時期尚早論」の見地からあれこれいうことではない、ということになろう。 |
【毛沢東の名言金言】 |
(私論.私見)