日本は、いはゆる「先進国」の中で、行政府の文書、情報について、公開制度のない唯一の国家である、と言はれる。日本の政府の文書、情報は、今に至るまで、 「原則公表禁止」、「原則非公開」である、と。
これはその通り。しかし、この問題は現象論の次元にとどまり続けている。何故そうなのか。そのように問うこと自体が、日本では、タブーなのである。それを問題としないことに成っているのである。
疑いもなく、この問題を突き詰めて行くと、孝明天皇父子弑逆事件、大室寅之祐スリカエ明治天皇事件、に行き着く。日本人は、この秘密に近づくことを無意識的、潜在意識的に、強度の恐怖感を抱いている。あたかもこの秘密は、超々高度の電流が流されている何重もの鉄条網によって警備されて居る、と無意識的に直観している。
孝明天皇父子弑逆事件、大室寅之祐スリカエ明治天皇事件に触れることは、現代日本人にとっての絶対的なタブーである。この事件の秘密を隠蔽することが、現代日本国家の存在そのものと直結する。従って、その秘密は、無限に増殖して行く。その結果、現代日本の役人の秘密主義、原則として国民には、なんにも知らせない、と言う、異様なシステムが出来上がったのである。
従って、この秘密主義の根源を突かない限り、枝葉末節をいじくりまわしても徒労である。年金問題は、日本の役人の底無しの腐敗と犯罪のほんの一端を明るみに出した。しかし、それは、ここでの全問題のうちの、百万分の一にもならない、微々たる話であるに過ぎない。
孝明天皇父子弑逆と言う、日本史上、未曾有の大逆罪の上に捏っち上げられた現代のニセ日本国家、「日本」を詐称するニセ日本の権力構造そのものを、一掃しなければならない。我々日本民族有志は何から始めなければならないか。鹿島f著「裏切られた三人の天皇」(新国民出版社刊)を熟読しよう。そこからのみ、大事は始まるのである。 (了)
【注】
◎鹿島昇著「裏切られた三人の天皇」(新国民出版社刊)を入手する方法は、今のところ、次の二つ。
(1)「新国民出版社」に直接通信販売で申し込むこと。定価二千五百二十円(税込み)プラス送料(三百四十円)。
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