劔(つるぎ)神社考

 更新日/2019(平成31→5.1栄和元年).5.16日 
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 (れんだいこのショートメッセージ)
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 2019(平成31→5.1栄和元年).5.16日 れんだいこ拝


劔(つるぎ)神社考
  劔神社」。

 劔(つるぎ)神社の所在地/島根県松江市八雲町日吉。主祭神/伊弉冊命。配祀神/大山祇命、中山祇命、麓山祇命、正勝山祇命、籬山祇命。

 火の神/迦具土神を産んで亡くなった妻神/伊弉冊イザナミの命の「黄泉の国」での醜い姿を見て恐れ逃げた伊弉諾イザナギの命が、黄泉の国の追っ手に剣を抜き払って退け及んだ地といわれている。黄泉の国につながる洞窟もある。配祀神の「五山祇の神」は、イザナミの命の死に怒り悲しんだイザナギの命が、十握の剣で迦具土神の身体を五つに切断して殺した身体から生まれた神々である。熊野大社の遥拝する位置にあり、イザナギの命、イザナミの命両神の礼拝所、あるいは諸山神が祝詞を捧げる地であったともいわれていて、風土記・延喜式の「能利刀社」の比定地でもある。

 神殿屋根の千木先端の切り方が前後、異なる形(前は男神、後は女神)になっています。この神殿の千木について、男神・女神を併祀している為ともいわれている。一方で、255年頃、古代出雲王朝内に於いて、出雲軍司令官・物部十千根の命が当時の「東出雲王宮神魂神社」を使用していたため、境内地にあった物部の神「フツノ御霊」を遷宮した社がこの社ともいわれている。元々千木は、縦そぎ(出雲系)と横そぎ系がある。日御碕神社も上の社(神の宮)と下の社(日沈宮)の千木が定説と異なっている。理由があるように思われる。






(私論.私見)