日本民俗学史

 (最新見直し2015.12.11日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
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 2015.12.11日 れんだいこ拝


日本民俗学史考】
 神道考、国体考に関連して探求されたのが民俗学であった。柳田國男をパイオニアとする。他にビッグネームとして折口信夫(おりくちしのぶ)や南方熊楠(みなかたくまくす)がいる。日本民俗学も又、明治以降の西洋化を前にして日本人及び国家のアイデンティティを求めていった。それぞれ、「日本人とは何か」を求めてゆく過程で、江戸時代の国学者たちと同様に日本人の心の柱である神道を避けて通ることはできなかった柳田は『遠野物語』のような民間伝承から日本人の生活文化全体を研究し、最後は『海上の道』で日本人のルーツを追った。折口は、本居宣長と同じく歌人でもあり、古代的世界にその心を置きながら「マレビト」、「常世」、「神の嫁」など、独自の用語を駆使しながら独特な学問世界を切り開いた。博物学者としても世界的に有名であった南方は、『十二支考』などの画期的な著作を残しながら、一九0六年の神社合祀令に反発して反対運動を続けた。(「一条真也の神道考」参照)

 2015.12.11日 れんだいこ拝







(私論.私見)