巨勢氏考

 更新日/2020(平成31→5.1栄和改元/栄和2).9.9日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、大和の豪族の一つである巨勢氏について確認しておく。」その他を参照する。

 2008.4.10日、2010.4.17日再編集 れんだいこ拝


 奈良県御所市古瀬鎮座の巨勢山口神社。伊弉諾尊、伊弉冉尊を御祭神として祀る大和国葛上郡の式内大社で、大和に十四ある式内山口神社のひとつ。元々は標高約300mの巨勢山の山上に鎮座していた。その後、巨勢山の小明原(現鎮座地の南)に遷され、更に中世小明原から中腹の現在地へ遷座されたと云われている。一帯は巨勢氏が拠った場所で、曽我川の源流である重坂川が中央を貫流し、飛鳥、藤原と紀伊を結ぶ古道が通り、経済、交通の要衝として大族の巨勢氏が拠って立つ基盤となったと思われる。山口神社の当初の御祭神は大山祇命であったとみられている。




(私論.私見)