戦国時代において裏神道が陰で戦国大名たちを操っていた。例えば、忍者。彼らの最大の任務は情報収集だった。それゆえ、いろんな姿に扮し、全国に放たれ、情報収集を行った。要するに、スパイである。戦国大名たちは、皆なこの忍者を抱えていた。さて、忍者とは何か。彼らは指を組む動作(印を結ぶ)をす。それは陰陽師であることを教えている。それもただの陰陽師ではない。裏の陰陽師。すなわち「漢波羅(かんぱら)」である。彼らのトップは歴史の裏に潜んでいる。「漢波羅」で有名なのは修験道の開始者、「役小角(後の役行者)」である。彼は賀茂氏である。しかして、「賀茂小角」である。賀茂氏は裏の陰陽師を仕切っていた。平安時代に祟り神とされ、後に「天神」として祀られた「菅原道真」。裏の情報は、これを「かんばらみちざね」と呼ぶと伝えた。もちろん漢波羅であった。

 信長は本能寺の変で明智光成によって殺された。この背景を歴史は語らない。信長は、ある組織の反感を買った。ある組織。

漢波羅とは何か。彼らは暗殺、呪詛による殺人を繰り返してきた。なぜか?これは教えられていない。