鬼道について |
(最新見直し2010.03.23日)
中国では、鬼とは魂、死人の霊、幽魂を表わす。鬼神とはこの世に出現した死人の魂、鬼籍とは死者の名を記した帳簿のことを云う。三国志は、朝鮮半島にあった高句麗、馬韓(のちの百済)などで、鬼神が盛んに祭られていると記している。ここでいう鬼神は、祖先の魂をさす。今でも、朝鮮半島では、先祖供養が重んじられている。このように見てくると、卑弥呼の鬼道が祖先祭祀であることがわかる。祖先崇拝は、いろいろな形をとって、古代から現代まで受け継がれている。村などの共同体すべての人の祖先が神になり、生きている人を見守り続けているとするものがそれだ。そのような信仰を、祖先信仰と呼ぶ。 |
(私論.私見)
大和王権に帰順した九州の女性指導者(女王・巫女)
神夏磯媛(山口県・景行紀)
速津媛(大分県・景行紀)
泉媛(宮崎県・景行紀)
八女津姫(福岡県・景行紀)
田油津媛(山門郡・神功紀)
久津媛(日田郡・豊後国風土記)
五馬媛(五馬・豊後国風土記)