これは何だ!「ロッキード事件の裏には、小泉純一郎ありき。橋本献金疑惑も小泉純一郎の誠実証明策か」考

 (最新見直し2009.1.24日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ネット検索で、阿修羅掲示板の「ロッキード事件の裏には、小泉純一郎ありき。橋本献金疑惑も小泉純一郎の誠実証明策か」にヒットした。気に掛かることが書かれているので転載し、コメントしておく。

 2009.1.24日 れんだいこ拝


【阿修羅情報「ロッキード事件の裏の小泉純一郎の暗躍」】
 ★阿修羅♪ > Ψ空耳の丘Ψ40」の E-Go 氏の2005.7.23日付け「『ロッキード事件』の裏には、小泉純一郎ありき。橋本献金疑惑も小泉純一郎の誠実証明策か」を転載し、コメントする。
 田中角栄が、オイルショックの際に『日本の将来の石油問題解決の為に、代替石油の開発技術』を求めて米国・カナダ等の複数の技術開発組織にコンタクトを求めたのは一応有名な話である。本来なら担当省庁を通じてコンタクトを取る形が専門技術の扱いを語る上では妥当であるのに、敢えて専門知識に欠けた角栄自身が直接にコンタクトを求めたのは、石油問題を深刻に考えていた角栄が、自ら直々に行動することこそが事の解決や友好と協力を築く礎となると言う、対中外交以来の角栄本人の姿勢によるものだったのは間違いない。

 コンタクトを求めた組織の中に、宇宙開発に必要な科学合成燃料の開発技術を持つNASAが含まれていたのだが、このNASAとのコンタクトから得たとされる科学燃料開発技術に関する情報文書の機密事項としてのカテゴリー分類が、『米国の国家防衛上の機密事項』に相当するものであり、機密の扱いに考慮して重要な物は削減して与えられた形とは言え、対中友好姿勢を謳う角栄がそれを手にすることが『気に食わない』面々から『軍事防衛技術の漏洩を意図したコンタクト』だとの疑惑を投げられる事になり、角栄がNASAの開発情報をどうやって手にしたのかが米国の一部の人脈で問題として扱われるようになりこれがロッキード事件に至る伏線となった。

 対中友好姿勢を示す親善文書の中に、中国を初めとする共産諸国の主義姿勢への完全な肯定を述べると共に、自身が主席である日本の資本主義は否定されるものであり、将来的には自国の資本主義からの脱却も辞さないとの行があり、当時の米国内の一部の輩から見ればその姿勢が危険であるとされてしまった。

 これは、角栄が閲覧していたはずである中国国内での民間人の扱いに関する報告情報を見る限りは、それを知る角栄が当時の中国政府の主義姿勢に《全くもって肯定の意を伝えるしかない》と言う表現を用いて親善的な姿勢をとるのはキチガイか社交外交の表れのどちらかであり、中国の市場開放が取り沙汰されていない当時の日本の外交担当の姿勢を考えれば、寧ろ前者に近い感覚が角栄の人格を現しているのではないかとの考えによるものだった。

 過去の日本の対中戦争責任と対中安全政策からのものであると言う捉え方も存在していたが、一部からの角栄の人格情報に由るとその捉え方を肯定するには過不足と判断された。NASAへの接触問題がクローズアップされたのは、角栄の人格調査を本格的に行う契機にする意図によるものであり、伝え聞く自民党の体質を考えれば、内部から人格調査要求に答えざるを得ない形で、角栄がそれに応じるだろうとの予測に基ずくものでもあった。角栄の共産主義肯定に対するものと言うより、当時の中国政府の人民の扱いへの反感不足があるかどうか、人道的姿勢の欠如があるかどうかが焦点となる人格調査が求められていた。対中友好姿勢を見せ始めた時期から調査が要求されていたのだが、関係修正画策を試みる最中に米国が自民党内での人格調査を要求するのは、中国人民に対する戦争加害国である日本の過去のしがらみからの脱却及び緊張緩和の為の試みを頓挫させる結果にもなりかねない故、その要求を対中外交画策時に突きつける訳にはいかなかった。

 角栄の表現人格から米国の手による直接形式での人格調査が忘れ去られていた頃に、問題となる角栄のNASAへのコンタクトがなされ、角栄の対中姿勢文書表現に懸念を感じていた軍事産業サイドから、過去に懸案として提出されていた角栄の人格直接調査の要求が再び出された。

 軍事産業サイドの軍関係者も忘れていた調査であったのだが、この要求に際しては調査不実行に関する糾弾に彼等サイドでない立場者のみが当初晒され、軍内部での立場確保の為の糾弾とも考えられた。この偏った糾弾が指摘された後には、軍事産業サイドの立場者も糾弾に晒すような格好で立場更迭問題が本格的に浮上するのだが、軍事産業サイドの手による人選提案がなされ、これを知った角栄が噛み付かんばかりの姿勢を見せ意見をしてきたのが『米国の防衛行政への越権行為』だとして扱われる。角栄の中国の主義姿勢全面的肯定に対する軍部からの調査申し入れ要求がなされた際に、担当者が一方的な人選に晒されている事を話した後の文句付けであったのだが、それを軍事産業サイドが知っていたにも関わらず、角栄と米国軍関係者とは非人道的な共産主義を支援するために結びついているのであり、今回の人選情報を角栄が知ったのも本当はこの目的のための結びつきからの漏洩によるものであるとの疑惑を恣意的に持ち出した。

 軍事機密漏疑惑に洩肯定との疑惑を反発組み一掃の目的であったのは調査から明らかだったにも関わらず、それが糾弾されなかったのは、『証言者の記憶が何らかの理由で損失した』ためであった。この『記憶損失は証拠隠滅の為であるとの疑惑』を、『証拠隠滅の証拠が無いにも拘らず、角栄が軍事産業サイドの仕業だと扱った』ことは、『証拠不在の疑惑を事実だと見なすような、冤罪の扱いに対する人道的姿勢の欠如は、田中角栄が行政者として相応しくない人物である表れである』として軍事産業サイドの集会で触れられている事であるのだが、当の角栄自身が後に謝罪様の伝達を出してはみたものの本心の吐露が相手に知られる事になり関係の改善は図られなかった。

 軍事産業サイドとの対決姿勢のままのうちに、角栄は『軍事産業サイドから過去からの調査不実行の糾弾に晒されているマトモな軍関係者を助けるためと、自身の人格の誠実証明のためにも、彼等の手による人格調査を受け入れるべき。糾弾の継続をストップさせてやるだけでも助けになるはず。』との進言を真紀子女史からされるのだが、この際に、『外交注意事項として中国人民の酷い扱いを知っていたのに、不用意な表現を文書上でしてしまった自身の感情に対して政治レベルではないのではないかとの心配を持っていた』角栄氏は、調査結果から自身の醜聞が流されることから自身の今後の障害となる事を憂いていた。

 角栄自身の心配とは裏腹に、調査の結果は、及第点と言えるものであり、米国軍部の判定の厳しさと、軍事産業サイドの行政者の為に甘くされている米国内での及第点を考えれば、少なくとも軍事産業サイドからの文句付けは考えられなかった。実際に、人格調査からの角栄突き落としと糾弾は回避される事になるのだが、この糾弾停止がなされる際に軍事産業関係者が『別の手を使う』と話していたのは有名な話である。

 ここからは、角栄サイドと自民党関係者は『別の手』が何であるかについて考える事になるのだが、一般的な突き落としの術であるスキャンダルについての対応が自民党全体に求められる事態に発展する事になり、その対応そのものがリークの元であるといわれたのは有名な話である。

 『対応をしている者がいるとして、それを行うことで全体が迷惑することもある。思い当たることがある人間は、自身から自民党を去るか、全体が迷惑しないような自身の対応を考えるだけにして、諜報の目がある処で不用意な動きを見せないようにする事』との指令が出されるにあたり、スキャンダルを抱える人間の中には焦った人間もいたようである。

 小泉純一郎。この男、米国軍事産業の内情を探る事を『家系の因果』で自身の命としていたわけだが、『いずれ政治家として動くにあたり、黒い世界と付き合うには、自身が欲に塗れてしまえば関係を持ちやすいはず』だとの進言を大学時代に自身への接触者から得て、親に内緒でそれを実行した人物であるのだが、彼はこの進言の後に性欲に関するスキャンダラスな経験をしてしまっていた。進言は、『小泉の欲で流しつけを画策すると同時に、裏情報を握り知る人物に裏を抱えさせる事により、スキャンダルを政治の道具に使うと自身も突き落とされるのではと言う懸念を抱かせ、他者に対して容易にそれを出来なくするための謀であり、スキャンダル持ち出しを懸念していた人脈の人間が、当の進言を誰かがするように仕組んだもの。』によるものであったのだが、この謀の存在自体は本人も後で知ってはいる。

 ともかく、スキャンダルによる角栄と自民党突き落としの材料を求める軍事産業サイドの人物が、この大昔のスキャンダルをストック情報から手にし小泉との接触を求めるわけだが、この情報閲覧の経緯は『突き落とし材料を得るために、過去からの協力者を探していた』からであり、『小泉純一郎の欲で流しつけが確実に実行されたはずだと言う憶測に元ずくコンタクトであり、そうでない予測は殆んどしていなかった』ものであった。

 そして小泉は軍事産業サイドのそれと無い甘言の誘惑に晒される事になるのだが、拒否の言を述べている。

 では、何故小泉はロッキードで角栄を嵌める手伝いをしたのか。

 その理由は、『角栄が世界的な共産主義化を自身の目標として眼中に入れていたのだが、現状の世界でそれを行えば過激な行政者を生む危険性があることに対するパパブッシュの懸念の在り方が強烈であり、資本家のまとめ付けの際にその危険性を強烈に謳う形が軍事産業の世界戦略の基本である以上、この人道的観点の理論武器を用いられれば共産主義世界の達成は無理であろうと考えられたし角栄氏にもくどいほどにそう進言した。逆らうのだけ無駄であり、少しでも社会の改善を望むと言うなら、彼らとの関係改善を図り、スキャンダルやその他の圧力から立場を失うことを避けるのが上策だと述べた。関係改善の姿勢を示すために、共通した裏を抱えてしまうのも手だとする進言を余儀なくされた。進言をしたくはなかったが、角栄一人の立場を守るために日本の政治家や日本人全体が晒されるのは、行き過ぎた姿勢だと考えていた。角栄を突き落とす謀の可能性があっても、角栄なくとも改善は出来る、そう考えて角栄自身の裏抱えによる関係調整策を進言した。』からである。

 小泉との相互裏抱えによる関係と言うと、『橋本龍太郎と共に歯科医師絡みの献金関係』が『自分の過去の事だけ握られるのは協力関係上都合が悪いので、調整の為にこちらで用意したもの』であり、『この用意がとある処に漏れてしまったので、小泉自身の関係を示唆するような記憶の一切を消滅させた後に、橋本とその取り巻きのみの手によるものだという状況を作り上げた後に、それとなく疑惑を検察に掴ませ、小泉の関与が無かったと言う調査結果を公にさせる事により自身の潔白を知らしめる謀。』であるとの疑惑が現存する。

 サルと仲が良いだけあり、疑惑の種類も同じのようだ。

 『極秘扱いになっている文書を目にした可能性もある』として大袈裟に扱われだしたの裏には『軍事開発との関係が噂されるNASA』


【阿修羅情報「ロッキード事件の裏の小泉純一郎の暗躍」考】
 上記文は外国語原文の和訳らしい。随所にそういう「硬い」表現が見られる。それにより、要旨が今ひとつはつきりしない。しかしながら、田中角栄がロッキード事件に嵌められる背景事情と、これに何と小泉が大いに関係しているらしさが認められている。以下、これを解析しておくことにする。

 前段は、田中角栄がロッキード事件で失脚せしめられる要因としての「代替石油の開発技術外交交渉問題」にスポットが当てられている。更に、NASA絡みの「科学燃料開発技術に関する情報文書の機密事項問題」に言及している。次に、「田中角栄の共産主義者問題」に言及している。「角栄は、世界的な共産主義化を自身の目標として眼中に入れていた」と云う。角栄は、この疑惑により「人格調査」を受け、角栄自身の心配とは裏腹に、調査の結果は及第点となり、この問題をクリヤーしたと云う。れんだいこは、これが前半の要旨と解する。

 次に、後段に移り、小泉純一郎が登場する。読解不能の和訳文となっているが、要するに「大学時代の性的スキャンダル」の凶状持ちである小泉が、角栄追い落としを仕掛ける側に人選され、「ロッキードで角栄を嵌める手伝い」をする身になったと云う。小泉はかくて、角栄に対し、現代世界を支配する「軍事産業の世界戦略」に従順するよう、共産主義世界の達成は無理とあきらめるよう「くどいほどにそう進言した」。「逆らうのだけ無駄であり、少しでも社会の改善を望むと言うなら、彼らとの関係改善を図り、スキャンダルやその他の圧力から立場を失うことを避けるのが上策だと述べ、関係改善の姿勢を示すために、共通した裏を抱えてしまうのも手だとする進言を余儀なくされた」と云う。

 締めくくりとして、橋本派の歯科医師絡みの献金問題にも言及している。小泉派も関係していたのだが、その部分を証拠隠滅させた後に、疑惑を検察に掴ませ、橋本派にダメージを与え、小泉は無縁潔白とさせた云々。

 上記情報がどれだけ事実であるのか全く不明であるが、1・角栄の共産主義者嫌疑が詮索されていた。2・小泉の「大学時代の性的スキャンダル」が事実とされている。3・「橋本派の歯科医師絡みの献金問題」が小泉派の橋本派追い落としの陰謀事件であった、という三点に於いて貴重情報と考えられる。そういう意味で、以上フォローしておく。

 2009.1.24日 れんだいこ拝





(私論.私見)