事件関係者のその後

【伊藤宏】

 2001.6.10日、心不全のため死去。確定判決によると、伊藤元専務は、ロッキード社の元副会長らと共謀し、全日空のトライスター導入について田中元首相に請託し、73〜74年に計5億円の賄賂を渡し、懲役2年、執行猶予4年の有罪となった。伊藤元専務は金を渡した当事者だった。


【堀田力(つとむ)】

 76年、東京地検特捜部検事として、田中角栄首相逮捕に至るロッキード事件を担当。米ロッキード社役員、コーチャン氏らの嘱託尋問にあたった。法務省人事課長、官房長を歴任。

 91年、突然退官し、「さわやか福祉推進センター」(現さわやか福祉財団)を設立した。

 悔い改めて退官したのかと思いきや、相変わらず角栄摘発の正義を吹聴し回っている。






(私論.私見)