角栄の選挙演説、応援演説集 |
(最新見直し2008.3.23日)
(れんだいこのショートメッセージ) |
角栄の選挙演説が、ほんの一部であろうが小林吉弥氏の「角栄がゆく」(徳間書店、1983.6.30日初版)に収められている。角栄の演説を読むのにとても面白い。その面白さはコミカルにあるのではない。内容の質の高さと、判り易く親しみ易い話し方と間の取り方に特徴があり絶品となっている。まさに角栄の前に角栄無く、角栄の後に角栄無しの感がある。 これをサイトアップしたいのだが手間隙がない。追々に為そうと思うが、どなたかやってくれれば有り難い。角栄の確か月刊現代に載った国鉄民営化反対論文も希少であるが、サイトアップされていない。著作権が煩い割には、こういう貴重な情報が埋もれている気がしてならない。強権著作権屋は、こういうところには関心が無いようで滑稽である。それとも何か、角栄語録を表わすのに角栄の承諾が居るとでも思って遠慮しているのだろうか。 2008.3.23日 れんだいこ拝 |
【1976.12月.衆院選での選挙演説】 | |
1976.12月、衆院選で、角栄は13年ぶりに選挙区入りした。この時の選挙演説。
|
【1981.9月、神奈川県箱根町での田中派当選5回以下の衆院議員の集まりでの青年研修会での講話】 | |
1981.9月、神奈川県箱根町での田中派当選5回以下の衆院議員の集まりでの青年研修会での講話抜粋。
|
【1983.1.31日、衆院選新人候補松田岩夫を励ます会での応援演説】 | |
1983.1.26日、ロッキード裁判の一審論告求刑で最高刑懲役5年が言い渡された5日後の角栄の、東京プリンスホテルでの「衆院選新人候補松田岩夫を励ます会での応援演説」抜粋。
|
【1983.3.6日、長岡市での星野伊佐夫県議講演会総決起大会での応援演説】 | |
1983.3.6日、統一地方選の最中、角栄は、長岡市での星野伊佐夫県議講演会総決起大会で、ハンカチで汗をぬぐいつつ、1時間余の怪気炎をあげた。
|
どうですか皆さん。学校の先生がデモで道をジグザグに歩いておって、子供だけに真っ直ぐ歩きなさいよなんて、これ聞くもんじゃないねェ。校長の云う事は聞かない、校長が首を括るところまで追い込む。それで労働者でござあ-ぃとくる。そんな馬鹿なことが許されますか。教育は、民族悠久の生命なのであります |
東京では、小中学校を週休二日制にしてはどうかとやっている。私は反対だ。これを止めて、夏か冬にまとめて休ませた方がいいんです。都会の狭い鳥かごみたいな家に、大きなお父さんが土曜も日曜もゴロゴロしていたら、おっかさんはこれはたまったもんじゃないねェ。その上、子供まで土曜、日曜とまとわりつかれたら、おっかさんは生きていられなくなっちゃう。私は断固反対だ。子供は毎日毎日教え込まないとダメなんです。サーカスの動物だって、一日ムチをやらないと、一から出直しどころか訓練そのものがパーになっちまうですよ。子供も一週間に二日もブラブラしていたら、元に戻ってしまう。教育とは、そういうもんじゃないですか。皆さん |
(私論.私見)