新版「300人委員会」考

 更新日/2021(平成31.5.1栄和/栄和3).6.24日

 300人委員会 ジョン・コールマン博士 著 太田龍 監訳  KKベストセラーズ 

 著者のジョン・コールマン博士はイギリスのMI-6に所属していた元諜報部員で、高度な極秘文書に接する機会があり、世界をいいように動かしている「300人委員会」という闇の勢力の存在を知って、その邪悪な陰謀に嫌悪感を抱いてMI-6を去りました。その後、博士は米国に移り、この組織を告発する何冊もの著書を出しています。

 博士によれば、世界征服を目指しているとよく噂に上るフリーメーソン、ロスチャイルド財閥、地中海クラブ、日米欧三極委員会、外交問題評議会等は、この「300人委員会」の下部組織に過ぎず、これらの陰謀説は、「300人委員会」の活動の一端を取り上げて騒いでいるとしています。この組織の下部機関で実際に力があるのは、1970に「成長の限界」で環境問題による暗い未来を描いた報告書で世界に衝撃を与えた「ローマクラブ」や、人間の洗脳技術を研究しているタヴィストック人間関係研究所だとしています。これらの機関は、米英両国政府の中枢に食い入り、その政策に大きな影響を与えているようです。

 この組織は、両次世界大戦を初めとする過去の大きな戦争や革命、ケネディ元米国大統領やイタリアのモロ元首相などの要人暗殺に関わってきたようです。ケネディ大統領は、この組織に楯突いたために公開処刑され、ニクソン大統領は、この組織の重要な財源である阿片貿易ネットワーク、つまり「フレンチ・コネクション」に手を出した報復として、ウォーターゲート事件を仕組まれて失脚させられたと言います。これらの説は単なる憶測ではなく、著者が独自のネットワークで得た、決して公表されることのない各国諜報機関の機密文書の研究に基づくものですから、説得力があります。

 私は、多分にあの9月11日のテロ事件にも裏で糸を引いていると思っています。あの事件の背景は相当大掛かりな組織が関係した、かなり複雑な構図になっているはずで、実行犯の国際テロ・グループは、それと知らずに国際的陰謀に乗せられていた可能性があると私は思っています。テロ事件を引き起こした最終目的は、現在の世界秩序を一度ぶち壊して、この組織の思い通りの新秩序を再編することではないかと思います。

 どんな新秩序かと言いますと、この本にもこの組織の最終目的として機密文書に明記してあった事として述べられていますが、要するに世界人類の奴隷化、もしくは家畜化です。つまり、この組織の構成員を中心とする、白人ばかりの特権階級の生活を永久に支えるために、彼ら以外の人類を従順な労働者の地位に固定しょうというわけです。ジョージ・オーウェルの「1984年」や「動物農場」を思い起こさせます。つまり、自由や民主主義の行き着く果ては無秩序であり、結局は世界は混乱のうちに崩壊してしまう。だから、いずれ独裁制の世界統一政府を樹立しないといけないというわけです。

 そのために、政治制度や経済を世界規模で統一し、国境を撤廃し、民族自立の思想を圧殺し、既成の宗教さえも廃止するばかりか、婚姻制度や家族制度まで破壊するつもりだと言います。何やらマルクスの「共産党宣言」に書いてあることを思い出します。

 「300人委員会」は金、ダイヤモンド、石油、ウランなどの世界中の経済資源を押さえ、阿片貿易を管理し、マスコミをコントロールしています。この世界を、経済と情報を握ることでがんじ絡めにしているわけです。しかし、今や世界人類は数が増え過ぎて62億人にも達し、いろいろな問題が噴出しています。せめて適正な10億人規模に減らそうと、余剰人口、彼らが言うところの「Useless Eater(無駄飯食い)」を大量に始末する計画を練っており、そのための最も有効な手段が、大戦争を引き起こすことです。

 この組織は1897年頃に組織されましたが、その淵源は「イギリス東インド会社」に遡ります。この会社は英国のインド植民地統治の尖兵を務め、表向きはインドの紅茶が主要な取り扱い品目でしたが、実際にはインドの阿片を中国へ密輸することで多大な利益を上げていました。当時は清帝国だった中国が阿片を禁輸したために、明治維新の直前の1840年に阿片戦争が勃発して中国は負け、その後香港が英国領となったわけです。

 英国はその後、南アフリカの金やダイヤモンドをも掌中に納め、世界の富を握るようになりました。その当時、勢力を伸ばしていたユダヤ系のロスチャイルド財閥が、英国や欧州各国の金融支配を強めていきますが、この辺りの事情は、本連載第2回目の廣瀬隆著「赤い楯」で紹介しています。ともあれ、欧州の政治と金融資本が結びつき、政略結婚を通じて築いた強固な支配階級が、この「300人委員会」の原型のようです。

「300人委員会」のリストにはイギリス、オランダの王族のほか、イギリス、フランス、イタリアなどの王族や貴族が多数含まれますが、米国の会員は非常に少なく、新参者扱いです。米国が世界一強い軍隊を持ち、世界経済を牛耳っているとは言え、やはり長年の富の蓄積があるヨーロッパの支配階級が、黒幕としての実際の力があるようです。

 そう考えると、国際政治に関する私の今までの疑問が腑に落ちる点が多いように思います。例えば、今回のアフガニスタン攻撃でも、10年前の湾岸戦争でも、何故英国はいつも米国と行動を共にするのかという点に、私ずっと疑問を抱いていました。何か裏があるようで、不自然なのです。勿論、米国人の主流の多くが祖先が英国から来ている歴史的事実がすぐに思い浮かぶでしょう。しかし、利害が鋭く対立する冷酷な国際政治の世界では、そういう血の繋がりなどあまり意味はありません。義理や人情の世界とは違うのです。

 これらの戦争では、英国はいつも米国の陰に立っている印象を受けますが、実は英国の方が米国をリードし、後ろから米国の尻を叩いているようです。それと言うのも、「300人委員会」の主要メンバーは英国貴族であり、英国政府はこの組織の意向に忠実であるようだからです。さらに、英国の諜報機関MI-6は、実はCIAより遥かに高い能力と秘密性を有していて、CIAは有名で派手で強面ですが、米国にはもっと規模が大きくて最近までその存在すら秘密にされていたNSCがあります。CIAは、背後の大きな機関の使い走り的存在らしく、その元締め中の元締めが、「300人委員会」というわけです。

 「300人委員会」の活動は長期的かつ複雑多岐なもので、あらゆる分野で着々と実績をあげているようで、その一つに世界中の大衆を娯楽や快楽で骨抜きにして、正常な判断力を失わせ、彼らに対して忠実になるように仕向ける計画があるようです。これは、20世紀初頭にベストセラーとなった、ユダヤ人の世界征服の企みを暴露するという趣旨の「シオンの議定書」という本に述べられている3S政策、つまりセックス、スポーツ、スクリーン(映画やテレビなどのメディア)で大衆を骨抜きにするという計画に通じます。

 この「シオンの議定書」は偽書と判定されていますが、それでも実際に、現代社会はセックスと麻薬が氾濫し、無価値な芸能界やスポーツ等の話題で私たちはマスコミに情報操作、有り体に言えば洗脳され、この本に述べられた通りの事態が進行しています。世界で何が起きているのか、私たちの生活はどんな影響を受けているのかという問題に多くの人が無関心になり、日常の快適な生活の維持にのみ関心が向いているのではないでしょうか。

 これらの状況を見るにつけ、新約聖書のヨハネの黙示録やノストラダムスの予言などの多くの予言書に、今のこの時期に世界の滅亡と人類の大量死が予言されている事実が思い起こされます。これらの予言は荒唐無稽なものであっても、先祖代々聖書を教えられてきている欧米人の潜在意識の中に、今のこの時期に世界は崩壊する、いや崩壊すべきだという考えが刷り込まれている可能性があるのです。予言は成就するものではなく、成就させるべきものだと、彼ら闇の組織の支配者たちが考えているとしたら、恐ろしいことです。

 今まで書いてきた事は常識外れで、センセーショナルなものであることは確かです。この著者自身が、実は偽情報に振り回されている可能性もあります。しかし、近年見直されている神話の例からも言えることですが、荒唐無稽な話の中にも、事実を反映した情報が紛れ込んでいるのです。「火のない所に煙は立たない」と言います。世の中で進行している事が、全て偶然に起こっていると思うのは、少しナイーヴに過ぎるようです。    了 

 私が代表を務めるオイスカ・マレーシア開発団のホームページを開設しました。「三好良一の部屋」のコーナーに「ローカル・ジャパニーズの暇つぶし」のバックナンバーを揃えています。                       

(国際協力ボランティア E-mail : maryo344@tm.net.my  
Web Site : http://www.oisca-malaysia.f2s.com/


【「悪魔の地球支配21カ条」】
 第1条
300人委員会の指揮のもと、ワン・ワールド教会と財政制度を統一し、ワン・ワールド政府=新世界秩序を確立する。

 第2条
国民国家のアイデンティティーと誇りを完全に粉砕する。

 第3条
世界の大宗教、特にキリスト教の壊滅を計画し、実行する。唯一自分たちの宗教だけを認める。

第4条
マインドコントロールやブレジンスキーが提唱する「テクネトロニック(Technetoronic)」によって、人間を管理、コントロールする手段を確立する。

第5条
脱工業化ゼロ成長政策に基づき、すべての工業化と核エネルギーによる電力供給を廃止する。

第6条
ドラッグの使用を奨励し、最終的には合法化し、ポルノを芸術として認めさせ、最終的には日常的なものにする。

第7条
カンボジアのポル・ポト政権が実行した実験(注1)を応用し、大都市の人口を激減させる。

第8条
科学の発達は、300人委員会が必要と見なすものを除いて一切抑制する。

第9条
先進国に局地的な戦争を起こし、第3国に飢きんと病気を広めることによって2050年までに彼らの言う30憶の人々の「むだ食いの人々(ユースレス・イーターズ)」を殺す。

第10条
膨大な失業者を生み出し、国全体の道徳心を低下させ、労働者の生産意欲を失わせる。最終的には家族という共同体を根底から揺るがして破壊するでしょう。

第11条
意図的に危機的状況を次々に起こし、それを操作、管理して、自分たちを除く全人類が自らの運命に対して無力感しか持ち得ないようにする。

第12条
新たな「破壊カルト」を増産し続け、すでに役目を果たしている連中のあと押しをする。

第13条
イギリス東インド会社(BEIC)に奉仕するダービー卿が始めた、キリスト教根本主義(ファンダメンタリズム)の信仰の後押しをし続ける。

第14条
ムスリム同胞団やイスラム原理主義、シーク教などの宗教的・破壊的カルト・グループを圧迫し、ジム・ジョーンズと「サムの息子(注2)」型のマインドコントロールの実験をする。信教の自由という思潮を世界に輸出し、既存の真摯な宗教、キリスト教の根底を揺るがす。

第15条
信教の自由という思潮を世界に輸出し、既存の真摯な宗教、キリスト教の根底を揺るがす。

第16条
世界の経済を完全に崩壊させ、政治的混乱を生じさせる。

第17条
アメリカの内外政策をコントロールする。

第18条
国際連合(UN)や国際通貨基金(IMF)、国際決済銀行(BIS)、国際司法裁判所のような超国家的制度を強化し、300人委員会の目的の障害となる局地的な機関に対しては段階的に廃止させたり、国連の影響下に置いてその効力をできるだけ弱める。

第19条
すべての政府中枢に侵入し、打倒し、政府が代表する国家主権を内奥から破壊する。

第20条
世界的テロリスト・グループを組織し、テロ活動が起きた際テロリスト当事者の交渉に介入する。

第21条
アメリカおよび世界各国の教育をコントロールし、完全に破壊する。

(注1)ポル・ポト政権の実験
ポル・ポト政権は、「腐ったリンゴは、箱ごと捨てなくてはならない」と唱えて、政治的反対者を弾圧した。通貨は廃止され私財は没収され、教育は公立学校で終了した。更に国民は「旧人民」と「新人民」に区分され、長期間クメール・ルージュの構成員だった「旧人民」は共同体で配給を受け自ら食料を栽培できたが、プノンペン陥落後に都市から強制移住された新参者の「新人民」はたえず反革命の嫌疑がかけられ粛清の対象とされた。「新人民」は、「サハコー」と呼ばれる生産共同体へ送り込まれ、劣悪な環境と過酷な強制労働に駆り出された。彼らの監視に当てられたのは「旧人民」であり、密偵という集団はポル・ポトから「敵を探せ」と命じられていた。しかし、当初こそ特権的な暮らしを享受した「旧人民」も農村に人口が流入すると食糧不足により、「新人民」同様働かされるようになったという。このような労働者は、報酬も無く食料も満足に与えられなかった。病気ですら病院に行っても医師は皆粛清されているため、なかなか治らず仮病と疑われた。こうした過酷な労働と、栄養失調、飢餓により多くの者が生命を落とした。(中略)ポル・ポト政権下での内戦およびベトナム軍の侵攻による死傷者数は議論されている。ベトナムが支援するヘン・サムリン政権は1975年から1979年の間の死者数を300万とした。(これはのちに下方修正された)ポンチャウド神父は230万とするが、これはクメール・ルージュが政権奪取する以前の死者を含む。イェール大学・カンボジア人大量虐殺プロジェクトは170万、アムネスティ・インターナショナルは140万、アメリカ国務省は120万と概算するがこれらの数字には内戦時代の戦闘や米軍の空爆による死者は含まれない。フィンランド政府の調査団によれば内戦と空爆による死者が60万人・ポルポト政権奪取後の死者が100万人とする。 当事者による推定ではキュー・サムファンは100万人、ポル・ポトは80万人である。(ポル・ポト政権 ウィキペディア)

 (注2)サムの息子
 1976年から1977年にかけて、ニューヨークで若い女性やカップルら13人を44口径の拳銃やショットガンで銃撃(一人は刃物で刺)して6人を殺害し、8人に重軽傷を負わせた。被害者に性的暴行を加えておらず、金品も奪わなかったが「サムの息子(Son of Sam)」 という名でマスコミや警察に支離滅裂な内容の手紙を送りつけ、町を恐怖のどん底に突き落とした。逮捕後、殺人とともに2000件の放火を自供、その模様を詳しく記録していた。裁判では、弁護側は精神異常による無罪を主張したが、陪審は有罪を評決し、懲役365年となった(ニューヨーク州に死刑がなかったため)。現在も模範囚として服役している。(デビッド・バーコウィッツ ウィキペディア)

 300人委員会(オリンピアンズ)
 http://elbaal.hp.infoseek.co.jp/olympians.htm

 2016年12月21日、西側の秘密政府である300人委員会の更新されたメンバーリスト」。
 https://www.amazon.co.jp/dp/458418397X

 最新版、300人委員会のリストらしい。天皇おらんな(笑)

 グーグル翻訳で問題なさそうなので、そのまま↓


 Illuminati Leak: Current Membership of ‘Committee of 300’
 http://worldtruth.tv/illuminati-leak-current-membership-of-committee-of-300/

 An ex-Illuminati member who is vowing to tell the world everything about the secret society has posted a list of the elite members of the Illuminati and the Committee Of 300 leadership.
秘密の社会について世界にすべてを伝えることを誓っている元イルミナティメンバーは、イルミナティのエリートメンバーと300人のリーダーシップ委員会のリストを掲示しています。

 After spending 47 years as a high-ranking illuminati member, the anonymous insider says that he wants to reveal everything about the secret society’s plans after it all became “too much to bear” for him.
匿名の内部関係者は、47年間高等教育機関の一員として過ごした後、秘密結社の計画が「負担が大きすぎる」とのことを明らかにしたかったという。

 In his first post the insider revealed the process you have to go through in order to become a member, as well as in-depth information about the ‘Space flights’ program, and shocking revelations about who Obama really is – he is much more evil than anyone realizes apparently.
彼の最初の記事では、インサイダーはあなたがメンバーになるために必要なプロセスと、「宇宙飛行」プログラムに関する深い情報、そしてオバマが本当に誰であるかについての衝撃的な啓示を明らかにした - 彼ははるかに悪い 誰もが明らかに実現するよりも。

 Now, in his highly anticipated second post the ex-Illuminati member continues to lift the lid on the secret society by revealing the names of the senior leadership.
今度は、非常に予期された2番目の記事で、元イルミナティメンバーはシニアリーダーシップの名前を明らかにして秘密結社の蓋を引き上げています。

 THE BRITISH MONARCHY AND THE COMMITTEE OF 300 (AS OF SEPTEMBER 2016)
CURRENT MONARCH AND SUPREME LEADER OF THE NWO: Queen Elizabeth II
ブリティッシュ・モナークと300の委員会(2016年9月現在)
現在のモナークとNWOの最高指導者:エリザベス2世


Abdullah II of Jordan アブドゥッラー2世 ヨルダン国王
Kerry, John Forbes
Abramovich, Roman Arkadyevich ロマン・アブラモヴィッチ オリガルヒ
King, Mervyn
Ackermann, Josef
Kinnock, Glenys
Adeane, Edward
Kissinger, Henry
Agius, Marcus Ambrose Paul
Knight, Malcolm
Ahtisaari, Martti Oiva Kalevi
Koon, William H. II
Akerson, Daniel
Krugman, Paul
Albert II of Belgium アルベール2世 元ベルギー国王
Kufuor, John
Alexander – Crown Prince of Yugoslavia ユーゴスラビア王国最後の王太子
Lajolo, Giovanni
Alexandra (Princess) – The Honourable Lady Ogilvy アレクサンドラ王女 イギリスの王族
Lake, Anthony
Alphonse, Louis – Duke of Anjou フランスの王位請求者
Lambert, Richard
Amato, Giuliano
Lamy, Pascal
Anderson, Carl A.
Landau, Jean-Pierre
Andreotti, Giulio
Laurence, Timothy James Hamilton
Andrew (Prince) – Duke of York ヨーク公爵(英国王室チャールズの弟)
Leigh-Pemberton, James
Anne – Princess Royal アン王女(英国王室チャールズの妹)
Leka, Crown Prince of Albania
Anstee, Nick
Leonard, Mark
Ash, Timothy Garton
Levene, Peter – Baron Levene of Portsoken
Astor, William Waldorf – 4th Viscount Astor
Leviev, Lev
August, Ernst – Prince of Hanover
Levitt, Arthur
Aven, Pyotr
Levy, Michael – Baron Levy
Balkenende, Jan Peter
Lieberman, Joe
Ballmer, Steve
Livingston, Ian
Balls, Ed
Loong, Lee Hsien
Barroso, José Manuel
Lorenz (Prince) of Belgium, Archduke of Austria-Este ベルギーの王族 最後のオーストリア皇帝
Beatrix (Queen) オランダ女王
Louis-Dreyfus, Gérard
Belka, Marek
Mabel (Princess) of Orange-Nassau
Bergsten, C. Fred
Mandelson, Peter Benjamin
Berlusconi, Silvio
Manning, Sir David Geoffrey
Bernake, Ben
Margherita – Archduchess of Austria-Este
Bernhard (Prince) of Lippe-Biesterfeld
Margrethe II Denmark デンマーク女王
Bernstein, Nils
Martínez, Guillermo Ortiz
Berwick, Donald
Mashkevitch, Alexander
Bildt, Carl
Massimo, Stefano (Prince) – Prince of Roccasecca dei Volsci
Bischoff, Sir Winfried Franz Wilhen “Win”
McDonough, William Joseph
Blair, Tony
McLarty, Mack
Blankfein, Lloyd
Mersch, Yves
Blavatnik, Leonard
Michael (Prince) of Kent エリザベス2世の従弟(英国王室)
Bloomberg, Michael
Michael of Romania ミハイ1世 ルーマニア王
Bolkestein, Frits
Miliband, David
Bolkiah, Hassanal ブルネイ国王
Miliband, Ed
Bonello, Michael C
Mittal, Lakshmi
Bonino, Emma
Moreno, Glen
Boren, David L.
Moritz – Prince and Landgrave of Hesse-Kassel
Borwin – Duke of Mecklenburg ドイツの旧諸侯メクレンブルク家の家長
Murdoch, Rupert
Bronfman, Charles Rosner
Napoléon, Charles
Bronfman, Edgar Jr.
Nasser, Jacques
Bruton, John
Niblett, Robin
Brzezinski, Zbigniew
Nichols, Vincent
Budenberg, Robin
Nicolás, Adolfo
Buffet, Warren
Noyer, Christian
Bush, George HW ジョージ・H・W・ブッシュ
Ofer, Sammy
Cameron, David William Donald
Ogilvy, David – 13th Earl of Airlie
Camilla – Duchess of Cornwall チャールズの元愛人で後妻(英国王室)
Ollila, Jorma Jaakko
Cardoso, Fernando Henrique
Oppenheimer, Nicky
Carington, Peter – 6th Baron Carrington
Osborne, George
Carlos – Duke of Parma イタリアの旧諸侯パルマ公爵家の家長
Oudea, Frederic
Carlos, Juan – King of Spain フアン・カルロス1世 スペイン国王
Parker, Sir John
Carney, Mark J.
Patten, Chris
Carroll, Cynthia
Pébereau, Michel
Caruana, Jaime
Penny, Gareth
Castell, Sir William
Peres, Shimon
Chan, Anson
Philip (Prince) – Duke of Edinburgh エディンバラ公フィリップ(英国王室)
Chan, Margaret
Pio, Dom Duarte – Duke of Braganza
Chan, Norman
Pöhl, Karl Otto
Charles – Prince of Wales チャールズ皇太子(英国王室)
Powell, Colin
Chartres, Richard
Prokhorov, Mikhail
Chiaie, Stefano Delle
Quaden, Guy Baron
Chipman, Dr John
Rasmussen, Anders Fogh
Chodiev, Patokh
Ratzinger, Joseph Alois (Pope Benedict XVI) 第265代ローマ教皇ベネディクト16世
Christoph, Prince of Schleswig-Holstein
Reuben, David
Cicchitto, Fabrizio
Reuben, Simon
Clark, Wesley Kanne Sr. (General) ウェスリー・クラーク元アメリカ陸軍大将
Rhodes, William R. “Bill”
Clarke, Kenneth
Rice, Susan
Clegg, Nick
Richard (Prince) – Duke of Gloucester
Clinton, Bill
Rifkind, Sir Malcolm Leslie
Cohen, Abby Joseph
Ritblat, Sir John
Cohen, Ronald
Roach, Stephen S.
Cohn, Gary D.
Robinson, Mary
Colonna, Marcantonio (di Paliano) – Prince and Duke of Paliano
Rockefeller, David Jr.
Constantijn (Prince) of the Netherlands オランダ王子
Rockefeller, David Sr.
Constantine II Greece ギリシャ最後の国王
Rockefeller, Nicholas
Cooksey, David
Rodríguez, Javier Echevarría
Cowen, Brian
Rogoff, Kenneth Saul “Ken”
Craven, Sir John
Roth, Jean-Pierre
Crockett, Andrew
Rothschild, Jacob – 4th Baron Rothschild
Dadush, Uri
Rubenstein, David
D’Aloisio, Tony
Rubin, Robert
Darling, Alistair
Ruspoli, Francesco – 10th Prince of Cerveteri
Davies, Sir Howard
Safra, Joseph
Davignon, Étienne
Safra, Moises
Davis, David
Sands, Peter A.
De Rothschild, Benjamin
Sarkozy, Nicolas
De Rothschild, David René James
Sassoon, Isaac S.D.
De Rothschild, Evelyn Robert
Sassoon, James Meyer – Baron Sassoon
De Rothschild, Leopold David
Sawers, Sir Robert John
Deiss, Joseph
Scardino, Marjorie
Deripaska, Oleg
Schwab, Klaus
Dobson, Michael
Schwarzenberg, Karel
Draghi, Mario
Schwarzman, Stephen A.
Du Plessis, Jan
Shapiro, Sidney
Dudley, William C.
Sheinwald, Nigel
Duisenberg, Wim
Sigismund (Archduke) – Grand Duke of Tuscany ハプスブルク=トスカーナ家の現在の家長
Edward (Prince) – Duke of Kent エリザベス2世の従弟(英国王室)
Simeon of Saxe-Coburg and Gotha ブルガリア王国最後の国王
Edward (The Prince) – Earl of Wessex エドワード王子(英国王室チャールズの弟)
Snowe, Olympia
Elkann, John
Sofía (Queen) of Spain スペインの前国王フアン・カルロス1世の王妃
Emanuele, Vittorio – Prince of Naples, Crown Prince of Italy
Soros, George ジョージ・ソロス
Fabrizio (Prince) – Massimo-Brancaccio
Specter, Arlen
Feldstein, Martin Stuart “Marty”
Stern, Ernest
Festing, Matthew
Stevenson, Dennis – Baron Stevenson of Coddenham
Fillon, François
Steyer, Tom
Fischer, Heinz
Stiglitz, Joseph E.
Fischer, Joseph Martin
Strauss-Kahn, Dominique
Fischer, Stanley
Straw, Jack
FitzGerald, Niall
Sutherland, Peter
Franz, Duke of Bavaria バイエルン王家の家長
Tanner, Mary
Fridman, Mikhail
Tedeschi, Ettore Gotti
Friedrich, Georg – Prince of Prussia
Thompson, Mark
Friso (Prince) of Orange-Nassau
Thomson, Dr. James A.
Gates, Bill
Tietmeyer, Hans
Geidt, Christopher
Trichet, Jean-Claude
Geithner, Timothy
Tucker, Paul
Gibson-Smith, Dr Chris
Van Rompuy, Herman
Gorbachev, Mikhail
Vélez, Álvaro Uribe
Gore, Al
Verplaetse, Alfons Vicomte
Gotlieb, Allan
Villiger, Kaspar
Green, Stephen
Vladimirovna, Maria – Grand Duchess of Russia ロシア大公ロシア帝位請求者
Greenspan, Alan
Volcker, Paul
Grosvenor, Gerald – 6th Duke of Westminster
Von Habsburg, Otto
Gurría, José Ángel
Waddaulah, Hassanal Bolkiah Mu’izzaddin
Gustaf, Carl XVI of Sweden カール16世グスタフ スウェーデン国王
Walker, Sir David Alan
Hague, William
Wallenberg, Jacob
Hampton, Sir Philip Roy
Walsh, John
Hans-Adam II – Prince of Liechtenstein リヒテンシュタイン公
Warburg, Max
Harald V Norway
Weber, Axel Alfred
Harper, Stephen
Weill, Michael David
Heisbourg, François
Wellink, Nout
Henri – Grand Duke of Luxembourg 現ルクセンブルク大公
Whitman, Marina von Neumann ジョン・フォン・ノイマンの娘
Hildebrand, Philipp
Willem-Alexander – Prince of Orange オランダ国王
Hills, Carla Anderson
William (Prince) of Wales ウィリアム王子(英国王室)
Holbrooke, Richard
Williams, Dr Rowan
Honohan, Patrick
Williams, Shirley – Baroness Williams of Crosby
Howard, Alan
Wilson, David – Baron Wilson of Tillyorn
Ibragimov, Alijan
Wolfensohn, James David
Ingves, Stefan Nils Magnus
Wolin, Neal S.
Isaacson, Walter
Woolf, Harry – Baron Woolf
Jacobs, Kenneth M.
Woolsey, R. James Jr.
Julius, DeAnne
Worcester, Sir Robert Milton
Juncker, Jean-Claude
Wu, Sarah
Kenen, Peter
Zoellick, Robert Bruce

source:

yournewswire.com

ブッシュ、ソロス、ロックフェラー、ロスチャイルド、英国など王室、貴族多数。色付き=称号付=貴族と、判定して良いだろうと思う。ヒラリー、メルケル、居ませんでした。イギリス王室が主体の組織に見える。この情報が正しいのなら、ロックフェラー、ロスチャイルドを顎で使う闇貴族、そんな黒幕は居ない。内部で若干の上下関係はあるものの、これらは、ほぼ同格でしょう。

情報元は↓


フルフォードレポート英語版(12/19)
http://ameblo.jp/jicchoku/entry-12230211488.html

 レポートについて一言、二言。プーチンは、ロス茶の傀儡には見えんわな(笑) 偽情報を拡散するのも、情報機関の大切なお仕事です。メモ。
 2016-12-21、「フルフォードレポート英語版(12/19) 」。
 ポールシフトが全面的に進行しているので、古い現実は直ぐに消える

 人類が将来に抱かれた総体的ストーリはポールシフトを経験しており、古い現実は急速に消えてゆく。世界、とりわけ西側世界が生きてきたストーリはイスラム教徒とキリスト教徒とのテロと工作された衝突の決して終わらない戦争の一つであった。その社会的工作がこのストーリを永続させてきた大量殺人犯罪者は捜索され、殺されるかあるいは家の中で拘束されているか隠れている。

 シリア他で残虐行為の背後にいる徒党の最高幹部の一人は、ハビエル・エケバリア司教であり、バチカンのファシスト・オスス・ディ・バチカンの組織長は米国大統領のドナルド・トランプの選挙を覆そうとした後、先週殺されたと、国防総省情報源は言う。バチカンは彼は自然死であったと言っている。

 3つの独立した情報源である、CIA、国防総省と血統家族はともに、米国と欧州の血統家族の指導者であるデイビット・ロックフェラーとナザニエル・ロスチャイルドは共に先週殺されたと言っている。これを執筆している時点ではロックフェラーやロスチャイルドからも確認は取れていない。その情報源はまた、クリントン、ブッシュ、上院議員ジョン・マッケインと他の多くの徒党指導者たちは自宅監禁されており、戦争犯罪裁判が行われるまで慎重に保護されている。我々はこの裁判が実行されることを願っていますが、いずれにしても、この惑星、とりわけ西側を運営してきた人々は今のところ、深いパニック状態にある。

 このパニックの理由の一つは、西側の秘密政府である300人委員会の更新されたメンバーリストが公表されたことだ。
   http://worldtruth.tv/illuminati-leak-current-membership-of-committee-of-300/?utm_
source=feedburner&utm_medium=email&utm_campaign=Feed%3A+ConsciousnessTv+%28Con
sciousness+TV%29

 事実は、これらの人々がテロのシナリオに基づく決して終わらない戦争から交代して、世界炭素税を推進しているとしても、彼らはこの惑星の支配において無能であったので、彼らの支配に対する大規模な大衆蜂起を引き起こした。伝えられるところではAnaderothschildによって書かれたアカウントのつぶやきはその感情を捉える。Pat Taylor ‏@PT_Fino 11月29日、AnaDeRothschildの全ての血統を生TVで放送したい。私を古風な人間と呼んでください。

 https://twitter.com/BssDeRothschild/status/803212260156080128

 これが今彼らが深い恐慌の状態にいる理由です。彼等らの自暴自棄は企業メディアとサウジを愛するCIA長官ジョン・ブレナンがロシアのハッキングがドナルドトランプの占拠に責任があると言う危うくされた情報機関筋に酔って主張されるヒステリックな主張です。偽ニュースサイトのリストから撤退を余儀なくされたワシントンポストのように最近、ロシアは今米大統領スポークスマンバラク・オバマのは疑惑を訴え、謝罪するよう要求する報道をした。この失敗したロシア物語は世界物語の支配能力が終了したことを明確に示している。

 崩壊する旧体制の指導者達のパニックの他の兆候は、ヒラリクリントンとオバマが共に先週、白龍会に接触してきて、彼らは2011年3月11日の日本に対する津波核テロ攻撃は彼らに責任はないと言ってきた。グノーシスイルミナティのように、彼らはロシアのウラジミール・プーチンがその作戦の背後にいると主張している。複数の情報源はその攻撃に使われた核兵器は2000年に沈んだロシア潜水艦クルスクから取り出したものであると確認している。その時、ロスチャイルド代理人ミハエル・メイリングは白龍会にロスチャイルドがその攻撃に責任があると話した。NSAもグノーシスイルミナティもプーチンはジェイコブとイブリンロスチャイルドから命令を受けており、311への彼の関与は本当かもしれない。

 ロスチャイルドはP2フリーメーソンロッジから命令を受けていると言っている。自称P2の後継者であるレオ・サガミは、311直後に、脅しているようで自慢している電子メールを送り同様に東京を破壊すると脅した。日本政府情報源はP2から東京へのその脅威を確認している。

 日本とも繋がりのある非常に興味深いP2フリーメーソンも出てきた。張正智マンチュー王朝の後継者と主張する(これを裏打ちする記録も提出)男であり、明治天皇の母親はハプスブルグ家の皇女であり、有メイン写真家であったと言う。日本天皇の従兄弟はこの主張は真実である可能性が高いと言っている。何故なら命じ天皇の出身地はユダヤ人が多くいたからである。P2の幹部と同様ハプスブルグ家はシーザーの子孫であると主張しているので、それは支配者の傀儡として使われた皇室家族によって明治時代から日本はローマの植民地であることを意味している。

 2015年5月5日のこのニュースレターで言及された張氏は、彼は日本銀行設立の為に使われた金塊の正当な継承者であると言う彼の主張を証明する書類を日本政府に提出した。日本政府は彼の主張に正式に異議を唱えていないと彼は言う。彼は23日間拘置され、それは人が基礎なしに拘置できる最大の日数であり、そして東京武蔵野精神病院に強制収容された。張は最終的には交感神経の医師が変えは狂気ではないと言い、さらに自分自身をチェックすることを許可した後、解放されたと、彼は言う。

 昭和天皇の従兄弟である張と多くの他の情報源は現在の日本の天皇は日本の皇室家族ではないと主張している。もしそうであれば、日本円の発行権と日本銀行は詐欺だけに基づいている。もちろん、FRBとEU中央銀行についても同じことが言える。この詐欺に対する米の主要な動きは続いている。一つの例として、米最高裁判所は元AIGのCEOであるハンク・グリーンスパンが投資家から大規模な損失を隠していた詐欺の罪から逃れようとしている彼の訴えを聞くことを拒否していると、国防総省情報源は言う。これがウォール街の幹部達の大量逮捕への道を開く。

 また、最高裁はシャーと米の訴訟において、銀行詐欺の法令が、銀行幹部に対して顧客を脅かす責任を負わせる銀行と同様に、銀行の顧客を欺く者に対しても適用されると8:0で判決したと、国防総省情報源は述べている。大手法律事務所は血の臭いをかぐ鮫のようにウォール街の報道合戦に備えている。

 ジョージ・ブッシュ・ジュニア、コンドリーザ・ライス、ジム・ベーカー、ボブ・ゲーツのような旧政権の高官たちはエクソン・モービルのCEOレックス・ティルマンが国務長官になるように懸命に訴えているが、これが911の戦争犯罪の罪から彼らを救うことにはならないと、国防総省情報源は言う。長年ロックフェラーのかばん持ちであったヘンリーキッシンジャーは今は影響を抑えるために必死にトランプのおしりにキスをしている浪人である。先週、米国に入ってくるトランプ政権は基本的に軍事政権であることが確認された。元ネイビーシール司令官のライアン・ジンクは内務省に任命され、元軍隊のキース・ケロッグは国家安全保障理事会の主席補佐官に選ばれた。

 この政府はハザールマフィアの軍事的接近を取っており、そのことは彼らを殺すか、あるいは降伏させるかを意味している。コロラド州デンバーである種の戦いが行われていると国防総省情報源は言っており、外国軍がそこに集まっている。この著者は自らの目で、その地域のフェンスに囲まれた大衆と空港周辺の空気換気シャフトを確認した。これは明らかにハザールマフィアの最後の砦の一つで、それは取り除かれる。

 米軍はまた、彼らはイエローストン、ニューヨークのトランプタワーと北カルフォルニアのラッセン山における偽旗攻撃に使われた核兵器を中和することが出来たと主張している。さらに、国防総省情報源は、米、ロシアとイラン特殊部隊はシリアのパルミラでISIS郡を終了させる多面い共同していると言っている。パプアニューギニアでは大きな地震があり、攻撃を受けているハザール潜水艦基地を示していると、その情報源は言う。

 特殊部隊がカルフォルニアのゲッティセンターの下で生きている悪魔を追い払う為に送られていると、白龍会情報源は言う。その博物館は1000室のカジノが5億ドルで建設されたときに60億ドルの費用で建設された。何故なら仕事のほとんどは地下であったからと、その情報源は言う。

 グノーシスイルミナティは現在の世界権力構造は完全に崩壊しており、新しい何かに置き換わられると言っている。
------------------------------------------------------------
 今休憩中なので、今しばらくお待ちくださいってなところか。不逮捕特権が本年中に切れるので、1月からは逮捕の連続となることを期待します。それまで、しばらく休憩です。いままで何年も待たされたので、辛抱強い。プーりんはロスチャイルドの傀儡であるという主張は変えません。この話の根拠は全てあちら側の情報です。丸のみですね。検証してください。そういっているでは、そこらのデマと同じです。

 「★阿修羅♪ > 雑談専用38」のSamurai 氏の2010 年 2 月 11 日「300人委員会・・日本人が知るということ。(和訳名簿)」。
 GENKIのブログより 一部転載
 http://ameblo.jp/hirokane604/

 【300人委員会・・日本人が知るということ】名簿 一部転載開始

-------------------------------------------------------------------------------

三百人委員会(さんびゃくにんいいんかい、Committee of 300)とは、イギリスに本部を置く影の
世界政府の最高上層部とされる組織。
三百人委員会は、1727年にイギリス東インド会社の300人
の会議をもとにして、英国貴族によって設立され、フリーメイソンの第33階級、最高大総監に相当
する。
三百人委員会はオリンピアンズ(オリュンポス十二神)とも呼ばれる。三百人委員会の根本
思想は、イルミニズム、悪魔主義である。
その超国家的組織は超選民主義の究極的な形態であ
り、その組織構成は、イルミナティ、悪魔主義者を頂点にした巨大なピラミッドである。
陰謀はイル
ミナティ他、様々な名称の団体によって(悠久の時を遡り)遂行されていると言う。

 『Wikipediaより一部引用』

 これから上げる名前は 全て<300人委員会>の研究機関・団体です。300人委員会とは「闇
の世界政府」のことです。

●アフリカ国民会議
●ブリティッシュ・ペトロリアム
●カナダ国際問題研究所
●キリスト原理主義

●エジプト開発協会
●帝国化学工業
●国際戦略研究所
●マルタ騎士団
●スカル・アンド・ボーンズ

●パレスチナ開発財団
●テンプル騎士団
●ロイヤルダッチシェル
●社会主義インターナショナル

●南アフリカ財団
●タビストック人間開発研究所
●テンプル・マウント財団
●無神論者クラブ
●イエズス会
●ローマクラブ

●マグナ・カルタ団
●RIIA
●円卓会議
●フリーメーソン
●ウォーレン委員会
●ウォーターゲート委員会

●世界教会会議
●NASA
●米国科学アカデミー
●アメリカ赤十字
●アメリカ陸軍
●アメリカ海軍
●国務省
●財務省
●中央情報局(CIA)

●国際通貨基金(IMF)
●国際決済銀行(BIS)
●国際連合(UN)
●ドイツマーシャル財団
●北大西洋条約機構(NATO)

●世界野生生物基金
●グリーンピース
●社会主義インターナショナル

●世界銀行
●アメリカン・エキスプレス銀行
●イタリア商業銀行
●オランダ銀行
●コロンビア銀行
●イングランド銀行
●連邦準備銀行
●パナマ国立銀行
●ジュネーブ銀行
●アイルランド銀行
●スコットランド銀行
●カナダ王立銀行
●モルガン銀行
●シティバンク
●クレディ・スイス
●バンクオブアメリカ

●ゼロックス
●IBM
●RCA
●CBS
●NBC
●BBC
●レイセオン
●リーマンブラザーズ
●ゼネラル・エレクトリック(GE)
●フォルクス・ワーゲン社

●ハーバード大学
●プリンストン大学
●マサチューセッツ工科大学
●YMCA
●コロンビア大学

●全米世論調査センター
●ハドソン研究所
●国際連盟
●CFR
●イギリス王立協会
●アメリカシオニスト連盟

●アスペン研究所
●アメリカ新聞協会
●ビルダーバーガーズ
●国際赤十字
●アメリカ法律家協会

 まだまだ これは ほんの一部です
-------------------------------------------------------------------------------
一部転載終了

 300人委員会の世界支配計画は、大きく舵をとったとも言われている。ご紹介した名前以外に
も、走狗となった各国政治指導者、戦争を捏造する軍産複合組織、殺戮の裏での稼ぎの手口、
途上国から容赦なく搾取するシステム、秘密結社は数知れず。
テロ、戦争は無論のこと、貧困や
、飢餓も起きているものではなく、起こされているということが調べていけば良くわかってくる。

謀論(世界には支配者がいる)は信じるものではなく、現在の常識(支配にとって都合のいい情報
)であるとい事。
その植え付けられた常識を疑う事が陰謀論であり、新興宗教や、霊感商法など
の目に見えないものを論ずるオカルトとは違う。
深く知れば、知るほど恐ろしくなり、そこに立ち竦
み、すぐにでも戻りたくなる。
しかし、行く道も、戻る道も作られているという現実。先日、ブログ記
事でご紹介した闇の2大勢力は、影の世界政府の最高上層部における実行部隊(番頭)というこ
とになる。
彼らが一番恐れるもの、それが日本人が忘れようとしている(そのように数千年前から
工作されている)独自の集合意識、日本の国体であり、和魂(にぎみたま・平和・福徳)、荒魂(あ
らみたま・不浄の拒絶・戦)の発動である。
その発動を恐れるが為に、特に日本には幾重もの工
作が、数千年前から様々な国によってなされていると云う話が有る。
その事だけでも、記憶の片
隅に入れておいて頂きたい。
これを突き詰めていけば、我々日本人は必ずある到達点に導かれ
るという・・・・
最後までお付き合い頂き有難うございました。


 「」の「ジョン・コールマン博士 2002 年 11 月 16 日」「三百人委員会/秘密結社ローマクラブ=ユダヤフリーメイソン」。
 三百人委員会

 陰謀家たちの超権力構造 三百人委員会
 ついに暴かれた秘密世界政府の“極悪”正体!
 ジョン・コールマン博士 著
 歴史修正学会 訳

 著者序文

 私が情報将校の専門職に就いている期間、高度の機密文書に接触する機会が多かったが、西アフリカのアンゴラで政治科学現場担当官として外勤中に、異様なまでにあからさまな内容の超極秘文書を閲覧する機会があった。それを見た私は怒りがこみ上げ嫌悪感をもよおした。以来、私は英国とアメリカの政府を動かしているのはどういう勢力なのかを一貫して追究することになった。

 王立国際問題研究所(RIIA)、外交問題評議会(CFR)、ビルターバーガーズ、三極委員会、シオニスト、フリーメーソン、ボルシェヴィズム、薔薇十字会などといった秘密結社およびこれらの結社が支配する下部組織についてはすべて、私には完全におなじみであった。情報将校として、またそうなる前にロンドンの大英博物館で研修した若き学徒として、それらすべてに私は最初の情報経験を積んだが、さらにアメリカ人がよく知っていると考えられるおびただしい秘密結社名を加えることになった。

 しかし、一九六九年に私がアメリカ合衆国に来てみると、エルサレムの聖ヨハネ団、ローマクラブ、ドイツ・マーシャル財団、チニ財団、円卓会議、フェビアン協会、ベニスの黒い貴族、モンペルラン協会、地獄の業火クラブ、その他多くの秘密結社が完全には知られていないか、どうひいき目に見ても、ほんとうの機能はほとんど知られていないに等しいことがわかった。

 一九六九年から七一年にかけて、私は専門的な論文やカセットテープを次々に発表し、状況の改善に取りかかった。おおいに私を驚かせたのは、多くの人びとが、あたかも物書きとしてはじめから知っていたかのようにどしどしこれらの秘密結社名を引用しながら、秘密結社についてまったくわかっておらず、最近になって仕入れた情報の出所について明かすのはいやがることであった。人まねはもっとも心のこもったお世辞なのだろうと思って、私は自らを慰めることにした。

 極度の危険・私と妻に加えられる攻撃・経済的損失・ひっきりなしの嫌がらせ・恐喝と中傷に直面しながらも私はどんどん調査を続けた。すべては私の信用の失墜を目的として、いわゆるキリスト教右翼、「アイデンティティー運動」、右翼「愛国者」グループに埋めこまれた政府機関員とたれこみ屋たちが操って慎重に組み立て画策した計画の一部だったのだ。大胆強烈に誰はばかることなく反ユダヤ主義を声高に装ってこれらの機関員たちは工作したし、いまもなお工作している。ユダヤ主義が彼らの主要な敵だと、われわれを信用させたいのだ。これらの機関員―たれこみ屋たちは、合衆国のいたるところにいる政治的・宗教的保守派におおいに気に入られ尊敬を受けている同性愛者のグループに操られている。私の仕事に対する中傷・虚偽と憎悪・逆情報といった彼らの作戦は、いまだに他の著作者たちが企んだものだと偽りながら、引き続き衰えもせず行われているが、彼らが望むような効果はあがっていない。英国や合衆国を操る上位平行秘密政府全体の仮面を最終的に引きはがすまで、私はこの仕事を続けるだろう。本書はなお継続している努力の一部分である。

 一九九一年十一月 ジョン・コールマン博士
 目的と手段

 彼らは堂々と歩いているきっとわれわれのかなり大多数は、政府を動かしているのは、国内であれ外交であれ政治・経済の諸問題を実際に担当している人ではないということに気づいている。そのため多くの人びとは、あれこれの新聞に真実が語られてはいないかと探し求めてきたし、私のような新聞寄稿家も求めてきた。が、合衆国を末期的症状に至らしめたものの正体が必ずしも明らかにはされなかった。「求めよ、さらば与えられん」は、この連中に当てはまるとはかぎらない。われわれが発見したことは、人びとはとてつもない闇のなかを歩かされ、わが国がどこに向かっているのか気にもせずわざわざ考えもせずに、合衆国は常に自分たちのためにあると堅く信じているということである。これが国民の最大多数が置かれている現状であり、われわれは秘密の政府の掌中で操られているのである。

 われわれはしばしば、こういうことをやっている「彼ら」のことを耳にする。「彼ら」は文字どおり殺しを委員会という破壊活動組織と同一であることを暴露する論文を発表した。この論文は合衆国におけるこの二つの組織に最初に言及したものであった。「私の論文が牽強付会だと感じて正しい判断を狂わせてはならない」と私は読者に警告した。それで私の論文と、イルミナティの秘密計画を入手したときうまくやってのけるように見える。「彼ら」は増税し、われわれの息子や娘たちをわが国の利益にならない戦場に送って殺す。「彼ら」は、われわれの手の届かない場所や視野の外にあり、「彼ら」に対して何かしようとしても正体がつかめずにイライラする。誰もはっきりとこれが「彼ら」だと断定できないように見える。これが何十年ものあいだ付きまとっている状態だ。本書ではこの謎の「彼ら」の正体を暴くつもりである。しかるのちに状況を改善するのは、国民の行動いかんにかかっている。

 一九八一年四月三十日、私はローマクラブが三百人にバヴァリア政府が発した警告との類似点をあげておいた。合衆国におけるローマクラブと三百人委員会の役割については、本書のあとの章でふたたび述べることにする。

 一九八一年の論文で予見したことの多くが現実のこととなった。無名のフェリペ・ゴンザレスはスペインの首相となり、ミッテランはフランスでふたたび権力を握り、ジスカール・デスタンとヘルムート・シュミットは失脚し、スウェーデンの貴族で三百人委員会のメンバーであるオラフ・パルメが復権し、レーガンの大統領としての権威はゼロにさせられ、三百人委員会の下した脱工業化ゼロ成長という命令によってわが国の鉄鋼・自動車・住宅産業は破壊された。

 パルメが果たした重要な役割は、ローマクラブが彼を利用して合衆国関税の対ソ禁輸品目の技術提供をソ連向けに行なったことにある。また、パルメの世界的通信ネットワークによってニセのイラン人質危機にスポットライトを浴びさせた。このときパルメは、ワシントンとテヘランのあいだを往復しては合衆国の主権保全を侵蝕し、三百人委員会の領分すなわちオランダのハーグの国際司法裁判所にニセの危機を提訴しようと努めた。

 戦争と疾病と大量殺人がなされたのちに、地上に残った人類の大多数の奴隷化までも含む神と人間に対する公然たる陰謀は隠し切れるものではない。諜報活動の世界では、何かを隠す最上の方法は見えるところに堂々と置いておくことだと教えられる。

 ずっと以前の例でいえば、ドイツは一九三八年にメッサーシュミット戦闘機の秘密を隠すため、パリ航空ショーに堂々と出展した。諜報機関員やスパイがうつろな木の幹のなかやレンガ積みの壁の背後に手がかりを探しまわっているのに、彼らが探し求めていた情報はすぐ目
の前にあったのである。

 上位平行秘密政府は、じめじめとした秘密地下室から指令を発して操作するわけではない。それはホワイトハウスや米国議会、ダウニング街十番地や英国上下両院など公然とした場所に姿をあらわしている。それはモンスター映画によく似ていて、長い髪と長い牙をもった恐しい姿のモンスターが、うなり声をあげ、よだれを垂らしながらそこらじゅうをうろつく。映画は気晴しになるが、本物のモンスターはビジネススーツを着、リムジンに乗って国会・議会へ仕事に出かけるのである。これらの人間は見えるところを堂々と歩いている。彼らは統一世界政府=新世界秩序の使用人である。婦女暴行犯が犠牲者に優しく声をかけて車に乗せるように、彼らはさらさらモンスターであるとは見えない。そんな素振りをチラとでも見せたら、犠牲者は恐怖のあまり金切声をあげて逃げだしてしまうことだろう。

 同じことは大小の行政機関にも言える。ブッシュ大統領は上位平行秘密政府の忠実な使用人とは見えないが、だまされてはならない。彼はホラー映画にあらわれる怪物に引けをとらないモンスターなのである。ブッシュ大統領が命令してイラクで十五万人のイラク兵をいかに惨殺したかを見てみよう。兵士たちはジュネーブ協定の裁定にしたがい、合意された撤退のために白旗を掲げて軍用車に乗りイラクへと帰還する途中であった。白旗を振っているにもかかわらずアメリカの空爆にさらされたイラク軍の恐怖を想像してみるがいい。別の戦線では、一万二千人のイラク兵が生きながら壕に埋められた。これこそ言葉の真の意味でモンスターそのものの所行ではないだろうか。

 ブッシュ大統領はどこからこのモンスターの所行を行なえとの命令を得たのか。王立国際問題研究所(RIIA)からであった。そのRIIAは、「オリンピアンズ(オリンポスの神々)」と呼ばれる三百人委員会から指令を受けたのである。のちに詳しく述べるが、「オリンピアンズ」でさえ顔を隠してはいない。しばしば彼らはパリ航空ショーのような催しを行なう。陰謀探しファンは、誤った場所で誤った方向に実りのない探索をして時を無駄に費す。エリザベス二世女王は英国議会開会式で何を演じているか注目してほしい。その場には、三百人委員会の長が見えるところにいるのである。合衆国大統領の就任宣誓式を見たことはおありだろうか。その場には、三百人委員会のもうひとりのメンバーが見えるところにいるのである。問題はただ気づくかどうかということである。

 全能の三百人委員会に奉仕する陰謀家たちは誰か。確実に陰謀が存在し、その陰謀はイルミナティ、フリーメーソン、円卓会議(ラウンド・テーブル)、ミルナー・グループその他いろいろの名称の団体によって遂行されていることが巷間知られている。それらに加えてCFRと三極委員会とが、内政・外交問題に関する好ましからざる団体の代表である。円卓会議がワシントンの英大使を通じて合衆国の諸問題に容喙することを知っている人もいる。

 問題は、見えざる政府のメンバーたちによる反国家活動に関する真実の情報が、非常に入手しがたいという点にある。私は聖書にある預言者ホセアの深遠な言葉「悟りのない民は滅びる」を引用しよう。すでに対外援助に関するスキャンダルについて私が行なった告発をご存知の読者もおられようが、そのなかで私はいくつかの謀略機関をあげた。だが実際のところ、その数は無数だ。彼らの最終目的は合衆国憲法を廃棄し、主によって神の国として選ばれたこの国を、暗黒時代よりもさらに劣悪な状態に戻し、神なき統一世界政府=新世界秩序に併合することにある。
 アルド・モロ首相は誰に殺されたか

 私たちは実際にあった歴史のなかの事例、イタリアを共産化しその産業組織を破壊する計画を問題にすることにしよう。三百人委員会はずっと以前に、世界を小さな――現在よりもずっと小さな――よりよい世界にしよう、という決定を下していた。つまり、ずっと小さいことがよりよい世界だ、と彼らは考えたのである。そのためには、自然資源のほとんどを食いつぶすおびただしい数のムダ飯食いが選別され処分されるべきである。つまり、産業の進歩は人口増加を促進する。それゆえに、創世記の「産めよ殖えよ地に満ちよ」という神命は廃棄されなければならない。すなわちキリスト教の破壊、産業国家の緩慢かつ確実な崩壊、三百人委員会によって「余分な人口」と断定された何億という人口の削減、委員会のこうした地球計画の邪魔をする指導者の排除が必要となったのである。

 委員会の初期のターゲットはイタリアとパキスタンだった。イタリアの故アルド・モロ首相は同国に要求された「ゼロ成長」と人口削減に反対した指導者のひとりであったため、「オリンピアンズ」から政策実行の権限を委託されたローマクラブの怒りを買った。一九八二年十一月十日、ローマの法廷でモロの親しい友人のひとりが、前首相はRIIAのエージェント――彼はまた三百人委員会の一員でもあった――によって、彼がまだ米国国務長官であった時期に、脅迫を受けていたと証言した。モロを脅迫したときにキッシンジャーは、明らかに合衆国の対外政策を遂行したのではなく、むしろ三百人委員会外交政策の一翼をになうローマクラブから受けた指示にしたがって行動したのである。

 公開の法廷で爆弾証言をしたのは、モロの朋友ゴッラード・ゲルゾーニであった。彼の爆弾証言は全イタリアのテレビとラジオで一九八二年十一月十日に報道され、いくつかの新聞にも掲載された。だが、この生々しいニュースは合衆国では完全に黙殺された。敢然とした報道の権利を有するはずの高名な自由の砦、ワシントン・ポストとニューヨーク・タイムズの二紙は、ゲルゾーニ証言のことは一行たりとも報道せず、その重要性については一顧だに与えなかった。通信社やテレビ局が提供するニュースも同じだった。イタリアのアルド・モロは何十年にもわたって指導者的な政治家であったこと、その彼が一九七八年春に白昼誘拐されたこと、彼のボディガード全員が殺戮されたことなどの事実は、たとえキッシンジャーがこれらの犯罪の共犯者であることが告発されたとしても、ニュース性がないと考えられたのであろうか。それとも、キッシンジャーが加担したからこそ、沈黙を守ったのであろうか。

 一九八二年にこの忌まわしき犯罪を告発したなかで、私は、キリスト教民主党の誠実な指導者であるアルド・モロが、P2メーソン結社のコントロールする暗殺者によって殺害されたことを論証した。P2は、イタリアをローマクラブが敷いた産業政策と大幅な人口削減の路線に投げこむという目的をもっていたからだ。完全雇用と産業ならびに政治の平和を通じてイタリアを安定させるというモロの計画は、共産主義に対するカトリックの反対を強化し、中東の不安定化という重要目標をその分だけ難しくするはずのものであった。

 以上に述べたことから、陰謀家たちの計画がいかに先に進んでいるかは明白である。彼らは五ヵ年計画という観点では考えない。アルド・モロ殺害事件の意味を考えるには、かつて初期カトリック教会についてワイスハウプト[一七四八~一八三〇、イルミナティの創立者=訳注、以下同]が宣言したことに戻る必要がある。モロの死は、イタリアを不安定化する計画の障害を除去したことになり、現在われわれが理解するところでは、十四年後に湾岸戦争という形で実行されるはずの中東に対する謀略計画を可能ならしめたのである。イタリアは三百人委員会のテスト・ターゲットとして選ばれた。イタリアは、中東経済と政治に直結する中東にもっとも近いヨーロッパの国であるために、謀略者たちの計画にとっては最重要国であった。イタリアはまた、ワイスハウプトが殲滅を命じたカトリックの総本山がある国であり、ヨーロッパでもっとも強力な寡頭支配ファミリーのトップに位する古代の「黒い貴族」のうちの数家の故郷でもある。

 イタリアがモロの死によって弱体化されるなら、中東情勢に波及して、この地域での合衆国の影響力を弱体化するであろう。イタリアは別の視点からも重要である。そこはイランやレバノンからヨーロッパへ流入する麻薬の入口なのだが、この問題はのちに取り上げるつもりである。

 一九六八年にローマクラブが設立されて以来、さまざまのグループが社会主義の名のもとに結合し数々のイタリア政府の没落をもたらした。そのなかには、ベニスとジェノヴァの黒い貴族があり、P2メーソン結社や赤い旅団があり、いずれも同じゴールを目指して活動した。赤い旅団―アルド・モロ事件を捜査していたローマ警察は、このテロリスト・グループと密接に協力するいくつかの非常に重要なイタリアの氏族の名に出会った。この有力で有名な氏族が、彼らの自宅や所有家屋を赤い旅団のアジトに提供しているケースが、少なくとも一ダースはあるとする証拠を警察はつかんだ。

 アメリカの「貴族」は、イタリア共和国を滅亡させるために一役買っていた。この仕事に目覚ましい貢献をしたのがリチャード・ガードナーで、カーター大統領のイタリア大使として派遣され、公的立場にある時期でさえそうだった。その当時、ガードナーは、ローマクラブの重要な一員でありNATOのキーマンであるベッティーノ・クラクシの直接のコントロール下に工作していた。クラクシは、陰謀家たちによるイタリア共和国滅亡の企ての急先鋒であった。のちに述べるように、クラクシはイタリアを崩壊させることに九分九厘まで成功しかかっていた。彼は陰謀家たちの世界支配構造における第一級の策士として、イタリア議会で離婚・堕胎法案を強引に通過させるだけの力をもっていた。そのようなことにでもなれば、カトリック教会ひいてはイタリア国民のモラルに対しこれまでに経験したこともないような広汎かつ破壊的変化が襲いかかるという事態におちいったであろう。

 ロナルド・レーガン大統領が選ばれたのち、一九八〇年十二月に、ローマクラブと社会主義インターナショナルの後援のもとに、ある重要な会議がワシントンDCで開催された。これら二つは、三百人委員会に直接責任を負う組織である。その会議の主要議題は、いかにしてレーガン大統領の地位を中立化するかという問題だった。あるグループの提案が採択され、われわれが振り返ってみると、陰謀家たちの採用決定した計画が成功を収めてきたことは完全に明白だった。この謀略がいかに広範かつ巨大であるかを説明するには、ここらで、三百人委員会には少なくとも四十の「支部組織」が知られていて、それらの機能と名称についてのリストをあとで掲げることにする。それをよく研究するならば、一個の陰謀中枢体がいかに効果的に機能しているか、また、合衆国憲法に謳われたような個人の自由にもとづく進歩的文明世界の存立基盤そのものに対して彼らが猛攻撃を仕掛けているのに、この世のどんな権力もそれに対抗できないのはなぜなのかが、明らかになる。
 ゲルゾーニの宣誓供述のおかげで、イタリアおよびヨーロッパは――合衆国ではなくて――アルド・モロの死の背後にはキッシンジャーが存在していたことがわかった。この悲劇的事件は、三百人委員会がどんな政府にでも例外なく介入する能力があることを示している。キッシンジャーはただモロを脅迫しただけでなく、イタリアの経済・産業振興政策を断念しないならばモロを「排除」するというその脅迫を実行したのである。

 一九八二年六月と七月にモロの妻は公開の法廷で、夫が殺されたのは彼女が言う「合衆国の政府高官」が本気で彼を殺すと脅迫した結果であることを証言した。エレノラ・モロ夫人は、キッシンジャーが使ったとゲルゾーニ宣誓供述で報告された言いまわしを、一言一句精確に何度も繰り返した。つまり、「現在取っている政治路線を止めるか、その路線のために高価な代償を払うかだ」と。ゲルゾーニは裁判官に再喚問され、モロ夫人が語っている人物はキッシンジャーに間違いないかと問われた。ゲルゾーニは、その人物が自分が前に親しかったキッシンジャーその人であると答えた。

 ゲルゾーニは法廷で、イタリアの指導者たちが公式訪米したさいに、キッシンジャーがホテルのモロの部屋を訪れて脅迫したことを重ねて説明した。モロはNATOのメンバー国であるイタリアの当時の首相兼外相として高位の人物であり、マフィアもどきの圧力や脅迫にさらされる筋合いにはなかった。モロはイタリア大統領とともに公式資格でアメリカを訪問したのである。そのときキッシンジャーは、いまでもそうであるが、王立国際問題研究所の重要なエージェントであり、ローマクラブとCFR(外交問題評議会)のメンバーであった。

 ローマクラブとその大蔵省であるドイツ・マーシャル財団とが、北大西洋条約機構[NATO]という隠れ蓑の下に機能する二つの高度に組織された謀略機関であること、ローマクラブ執行部の大多数はNATO関係者であることが彼らにひらめいたのだ。ローマクラブはNATOが政策として掲げたものをすべてまとめ上げ、三百人委員会のメンバーであるキャリントン卿の活動を通じて、NATOを政治的(左翼)勢力とそれまでの軍事同盟との二つの党派に分けた。

 ローマクラブは、いま現在も三百人委員会のもっとも重要な外交部門のひとつである。もうひとつは、ビルターバーガーズである。ローマクラブは一九六八年に、そもそもモーゲンソー・グループの強硬派たちが、統一世界政府――私はこの名のほうが正確であるとは思うのだが、現在では新世界秩序と呼ばれている――計画をはやめるための新規かつ緊急の運動を興すために、故アウレリオ・ペッチェィから電話で招集されたことを共通基盤として結成したものである。統一世界政府は新世界秩序よりも確かに正確に内容をあらわしている。 以前にはいくつかの「新世界秩序」があっていさささかまぎらわしかったし、「統一世界政府」はひとつもなかったからである。
 なぜ原子力が世界中で憎まれるのか

 ウル・ハク大統領の飛行機事故死
 中東、朝鮮、ベトナムの三つの戦争によって合衆国を弱体化させる企
みで果たしたキッシンジャーの役割はよく知られているが、湾岸戦争
における彼の役割も同様であり、クウェートを元どおり自分の支配下
に戻し、他の国々が自分の意志で自分の運命を決定しないようにイラ
クを見せしめにするという三百人委員会の傭兵が合衆国軍であった。
 キッシンジャーは独立国家パキスタンの大統領、故アリ・ブットを
も脅迫した。ブットの「罪状」は、核兵器を保有しようとしたことで
あった。イスラム教国パキスタンは、中東での絶えまないイスラエル
の侵略に脅威を感じていた。そのブットは、一九七九年、パキスタン
のCFRであるジア・ウル・ハク将軍によって、法の殺人処分を執行
された。
 上昇志向の強いウル・ハクは、自分は誰にも束縛されないというこ
とをCFRに見せつけ、あわせてもっと援助を得るため、さらにあと
でわかったことではあるが、リチャード・ヘルムズの殺害をも企んで
計画的にイスラマバードのアメリカ大使館を激高した群集に襲撃・放
火させた。幾年かのち、ウル・ハクはアフガニスタンで荒れ狂う戦争
に介入したことによって、死をもって自分の罪を贖わなければならな
かった。彼が乗ったC-130ハーキュリーズ機が離陸直後にELF
(極低周波)の攻撃を受けて、宙返り飛行をさせられ大地に叩きつけ
られたのである。
 ウル・ハク将軍を排除せよという三百人委員会の意を体して、ロー
マクラブはハーバー・ワッサム准将率いる一団の合衆国陸軍国防情報
局員を含む何人もの合衆国軍人をウル・ハク将軍もろとも殺害するこ
とに、一片の良心の痛みも感じなかった。ウル・ハク将軍は、トルコ
秘密情報部から、飛行中に襲撃される危険があるから絶対に飛行機に
乗らないようにと、ずっと言われ続けていた。そのことがあったのか
、ウル・ハクは「保険対策」として米国のチームと一緒の飛行機に乗
るのだと側近に漏らしていた。
 一九八九年、私は『空中のテロル』という著作で、事件を次のよう
に書いた。
 「ウル・ハクのC-130がパキスタンの軍事基地から離陸する少
し前、奇妙なトラックがC-130を収めてある格納庫のすぐ近くに
止まっていた。管制塔が監視要員にそのことを知らせたが、C-130
はすでに離陸し、謎のトラックはすでにその一から姿を消していた。
その一、二分後、機は宙返りをはじめ、大地に叩きつけられて火の玉
と化した。C-130のこのような行動は、驚異的な信頼性を誇る
同機としてはまったく説明のつけようがないものだった。パキスタン
と合衆国との共同調査の結果では、パイロットにも過失がなく、機械
あるいは構造上にもなんら欠陥はなかったことが明らかになった。
が、宙返り飛行は、航空機がELF銃で攻撃されたさいの明白なトレ
ードマークであった」
 ソ連軍が低周波銃の開発が可能であったことは、クルチャトフ原子
力研究所集中高速電子ビーム部門に所属するソ連科学者たちの研究を
通じて、西側にも知られていた。その二人の専門家は、Y・A・ヴィ
ノグラオフとA・A・ルカゼである。二人の科学者はレデデフ物理学
研究所に勤務していたが、同研究所は電子工学とX線レーザー専門の
研究所であった。
 この情報を得た私は、他の資料から裏付けを探したところ、米国に
おいて国際エレクトロニクス・ジャーナル誌が、ハク将軍のC-130
撃墜に用いられた方法に関して私が得た情報を裏づける資料を刊行し
ていたことがわかった。加えて、この情報は間違いないと、私の二人
の情報源が請け合ってくれた。
『ソ連のラジオ・エレクトロニスと通信システム』と題して英国で刊
行されたソ連のこうしたテーマに関する科学論文から有益な情報を、
私は手に入れた。
こうして私には、ウル・ハク将軍が殺害されたことは疑いのない事実
となった。C-130の格納庫の近くにあったトラックは、疑いもな
くソ連軍が所有していると考えられるタイプの可動型ELF砲を搭載
していたのである。
 アリ・ブットが入獄中にひそかに国外にもちださせた彼の自筆証言
によると、キッシンジャーの脅迫は強烈であった。「お前が国家建設
計画を続けるというのなら、恐ろしい目に会わせてやる」。パキスタ
ンに近代化産業をもたらすべく原子力エネルギー計画を要求するブッ
トは、キッシンジャーならびにローマクラブと衝突していた。このよ
うな計画は、三百人委員会の目から見れば、パキスタン政府にキッシ
ンジャーが与えた命令に真っ向から対立するものだったのだ。
 キッシンジャーがアリ・ブットを脅迫した行動は、合衆国政府の
公的な行動ではなく、現代のイルミナティの政策である。
 国をコントロールする武器「対外援助」

 なぜ原子力が世界中で憎まれるのか、またなぜエセ「環境保護」運
動がローマクラブによって創立され、経済的援助を受けて反核闘争を
遂行するよう要請されたのかについて、はっきりと理解する必要があ
る。
 安価に大量の電気を供給する核エネルギーがあれば、第三世界諸国
は合衆国の対外援助を受けずに独自の力で歩めるようになる。核によ
る電力は、第三世界諸国が、三百人委員会が封じこめようとしている
立場、後進国という立場から脱却する重要な鍵なのである。
 対外援助が少なければ、IMFによる天然資源コントロールを受け
ることが少なくなる。ローマクラブとそれを支配する三百人委員会が
ひどく嫌ったのは、発展途上国が自分たちの運命を自分たちで管理す
るという考え方であった。合衆国では引き続き、ローマクラブの「脱
工業化ゼロ成長」計画と呼応して、産業発展を封じこめる役目をみご
とに果たしている核エネルギー反対が見られるのである。
 アメリカの対外援助に依存することは、実際には諸外国をCFRに
隷属させる。援助を受ける国の人びとは、ほんの少ししかうるおわな
い。IMFが国の天然資源を情容赦なく丸裸にする許可を与える見返
りに、政府の指導者たちのポケットに援助金が収まるからである。
 元ローデシア、現ジンバブエのムガベ[ロバート・ガブリエル・ム
ガベ、一九二五~、同国初代首相一九八〇~]は、天然資源(この場
合は純度の高いクロム鉱)がいかに対外援助によって支配されるかの
良い例である。LONRHO[ロンロー、一九〇九年ロンドン・ロー
デシア鉱業土地会社として設立。八二年に現社名となる。世界八十カ
国以上に八百の子会社を有する英国のコングロマリット。本社ロンド
ン。従業員九万四千人]、三百人委員会の重要なメンバーのアンガス
・オギルヴィーが彼のいとこ女王エリザベス二世に代わって管理する
この巨大な産業複合体は、現在ではこの重要資源を完全に支配してい
る。その一方で、合衆国から三億ドルを超える施しを受けているにも
かかわらず、国民は貧困と悲惨の底にますます沈んでいくのである。
 ロンローは現在ではローデシアのクロム鉱を専制支配し、思うがま
まにその価格を操っているが、スミス[イアン・ダグラス・スミス、
一九一九~、ローデシア首相(一九六四~七九)、一九六五年に英国
からの独立を一方的に宣言した]政権のもとではそうはいかなかった
。ムガベ体制が権力をとる以前は二十五にわたって適切な価格水準が
維持されていた。イアン・スミス政権下の十四年間にもいろいろな問
題があったが、彼の退陣後、失業者は四倍になり、ジンバブエは混沌
状態におちいり事実上崩壊した。ムガベはアメリカから多額の対外援
助を受け(年間ほぼ三億ドル)、彼自身は三つのホテルをフランスの
コートダジュール、キャプフェラとモンテカルロに建設できた。とこ
ろが同国の市民たちは、不平不満をいっさい寄せつけない冷酷非常な
独裁政治は言うにおよばず、疾病や失業、栄養失調と闘っている。
このことは、アメリカに一セントも対外援助を要求せず、受け取りも
しなかったスミス政権とは対照をなしている。
 ジンバブエとすべてのアフリカ諸国にみられるように、対外援助は
その国をコントロールする強力な武器となることは明白である。
 このことはアメリカ市民をも不本意な苦役に縛りつけ、政府に対す
る意義のある反対をできにくい状態にさせている。
 デイヴィッド・ロックフェラーは、一九四六年に対外援助案を法律
として通したとき、自分がやったことをよく知っていた。そのとき
以来それは、正体が暴露されてみると、法令集に載っているなかでも
もっとも憎むべき法律のひとつとなった。つまり、政府が実行して
われわれ国民がツケを払うというペテンである。
 ローマクラブと統一世界政府計画

 三百人委員会のもっとも重要な外交部門
 陰謀家たちはいかにして世界を掌握し続け、とりわけ米・英を窒息
させ続けることが可能なのか。もっともよく問われる質問はこうだ。
 「ひとつの団体が、いついかなるときでも起こっていることを把握
するなどということが、どうしてできるのだろうか、どうやってそれ
をコントロールするのだろうか?」
 本書はこのような質問、またその他の質問に答えようとするものだ。
 陰謀家の成功の実体と取り組みうる唯一の方法は、三百人委員会の
メンバーを擁する秘密団体、公然組織、政府機関、銀行、保険会社、
国際企業、石油産業、その他何十万という団体・財団の活動に論及す
ることである。三百人委員会という究極の支配団体は、いま現在、そ
して少なくとも百年間にわたって世界を操っているのである。CFR
と三極委員会についてはすでに多数の書物が刊行されているので、
われわれは真直ぐにローマクラブとドイツ・マーシャル財団について
述べよう。
 私がこれらの組織をアメリカで紹介したときには、ほとんど誰も知
らなかった。一九八三年に刊行した私の最初の著作『ローマクラブ』
は、ほとんど誰の関心もひかなかった。十分な知識のない多くの人び
とは、ローマクラブとはカトリック教会に関係ある何かだろうとか、
ドイツ・マーシャル財団とはマーシャル・プランと関係ある何かだろ
うぐらいにしか考えなかった。
 三百人委員会がこういうたぐいの名前を付けたのは、まさにその理
由からである。真実起こっていることから目をそらせ混乱させるため
だ。合衆国政府はそれを知らないのではなくて、陰謀の一部として動
き、真実を知らせるよりは情報を隠蔽する手助けをした。
 私が出版してほんの数年後、数人の著述家が私の著作のなかに未発
掘の情報の山があることに気がついて、あたかも彼ら自身この問題に
かねてから通暁していたかのごとく書いたり語ったりしはじめた。
 ローマクラブとその大蔵省であるドイツ・マーシャル財団とが、
北大西洋条約機構[NATO]という隠れ蓑の下に機能する二つの
高度に組織された謀略機関であること、ローマクラブ執行部の大多数
はNATO関係者であることが彼らにひらめいたのだ。ローマクラブ
はNATOが政策として掲げたものをすべてまとめ上げ、三百人委員
会のメンバーであるキャリントン卿の活動を通じて、NATOを政治
的(左翼)勢力とそれまでの軍事同盟との二つの党派に分けた。
 ローマクラブは、いま現在も三百人委員会のもっとも重要な外交部
門のひとつである。もうひとつは、ビルターバーガーズである。ロー
マクラブは一九六八年に、そもそもモーゲンソー・グループの強硬派
たちが、統一世界政府――私はこの名のほうが正確であるとは思うの
だが、現在では新世界秩序と呼ばれている――計画をはやめるための
新規かつ緊急の運動を興すために、故アウレリオ・ペッチェィから
電話で招集されたことを共通基盤として結成したものである。統一
世界政府は新世界秩序よりも確かに正確に内容をあらわしている。
 以前にはいくつかの「新世界秩序」があっていさささかまぎらわし
かったし、「統一世界政府」はひとつもなかったからである。
 不況がひき起こす地球規模の社会変動

 ペッチェイの電話には、アメリカ、フランス、スウェーデン、英国、スイスそれに日本から、召集可能なものたちのなかでも、もっとも破壊活動的な「未来計画者」たちが応えた。一九六八年から一九七二年にかけて、ローマクラブはニューサイエンス科学者、世界主義者、未来計画者、ならびにあらゆる種類の国際主義者の結合体となった。ある代表が「われわれは、いろいろな色のヨセフの晴れ着[ハゲイトウのこと]になった」と述べたように、ペッチェイはその著『人間の本質』でNATOの政治的一翼によって採用された基本理念を構築している。次に引用するのは、ペッチェイ博士著『人間の本質』からの抜粋である。
 「最初の千年王国がキリスト教世界に接近して以来はじめて、大勢
の人びとが、人類共通の運命を完全に変えてしまうような何かが近く
起こるのではないかという懸念を抱いている……人間はいかにして
現代人になるかを知らない……人間は悪い竜という物語を考えだした
。けれども、もしそんなものがいるとすれば、悪い竜とは人間そのも
のである。ここには人類の逆説がある。人間は、自分自身の驚くべき
能力と達成のワナ、流砂のごときワナにはまった――力を用いれば用
いるほど、力を必要とする」
 「われわれは、現代の広範な病的な状態と人類システム全体との不
適合とは、移りゆく環境や周期的危機と同じものと考えるのがいかに
愚かであるか、繰り返し説くことに決して飽きてはならない。人間が
新しいテクノロジーというパンドラの箱を開いたので、人類の増殖、
成長への執着、エネルギー危機、資源の枯渇、環境悪化、核の愚行、
その他の悩みをコントロールできずに悩んできた」
 これはずっとあとに、同じローマクラブが産業の発展をナマクラに
し、押し戻すために、おびただしく増殖したニセの「環境保護論者」
と軌を一にしたプログラムである。
 大まかに言えば、ローマクラブが前もって立案した対抗計画は、
麻薬、ロック、セックス、快楽主義、悪魔主義、黒魔術ならびに「環
境保護主義」のような対抗文化運動と抱き合わせになって、アメリカ
での「脱工業化」思想のでっち上げと普及を覆い隠そうとした。事実
、タヴィストック研究所、スタンフォード研究所、社会問題研究所、
つまり事実上は応用社会精神医学の広汎な研究機関の全体が、ローマ
クラブに代表を擁するか、さもなければ『水瓶座の陰謀』を適用しよ
うとするNATOの計画においてアドバイザーとして活躍し、指導的
役割を果たしたのである。
 新世界秩序という名称は、一九九一年の湾岸戦争の結果として盛ん
に用いられるようになったようである。それに対して統一世界政府と
いう言葉は、一世紀も前から知られていた。新世界秩序は新しい名称
ではないが、長らくは「未来発展」ということを偽装する言い方であ
った。新世界秩序は「過去と現在」に関するものである。私が以前か
ら統一世界政府と呼ぶべきであると主張したのは、そのためである。
 アウレリオ・ペッチェィは、かつて彼の親しい友人アレクサンダー
・ヘイグに、自分は「アダム・ワイスハウプト[イルミナティの創立
者]の生まれ変わり」のような気がする、と打ち明けた。ペッチェイ
には多分に今日のイルミナティを組織し統制するワイスハウプトのよ
うな輝かしい才能があり、ペッチェイNATOに対する統制と地球規
模の政策にはそれが示されている。ペッチェイは三十年にわたり大西
洋協会経済会議議長をつとめ、ジョヴァンニ・アニェリがオーナーの
フィアット自動車会社の代表取締役であった。
 アニェリは、同姓の古代イタリアの「黒い貴族」の一員であり、
三百人委員会のもっとも重要なメンバーである。彼はソ連の発展プロ
ジェクトに指導的な役割を果たした。
 ローマクラブは英・米の金融資本家とヨーロッパの黒い貴族、とり
わけロンドン、ベニス、ジェノヴァの「黒い貴族」とが合体した陰謀
統率機関である。
世界コントロールに有効な鍵は、苛酷な景気後退と究極の大不況とを
つくりだし管理する彼らの能力である。三百人委員会は、世界中に未
来の「生活保護」受給者となる人民大衆を大量につくりだす原理的な
方法として、やがてやってくる重大事のために人民大衆の抵抗力を弱
める技術として、不況をともなう地球規模の社会変動に期待をかけて
いるのである。
 委員会は、人類に影響を与える重大な決定を下す際に、ポーランド
の貴族フェリックス・ジェルジンスキーの哲学を基礎にしたように見
受けられる。ジェルジンスキーは、人類を、家畜の水準よりも少しま
しな程度と見なしたのである。英国の情報部員シドニー・レイリー(
レイリーはボルシェヴィキ革命の草創時代にジェルジンスキーを操っ
ていた)の親友として、彼はしばしば酒を飲むあいだはレイリーに
秘密を打ち明けた。ジェルジンスキーはもちろん赤色テロル機関を走
らせる獣であった。彼はあるとき、二人の酒宴の折、レイリーに次の
ように語ったことがある。
 「人間なんてロクなものじゃない。飢えたときの人間を見るといい
。仲間の死体を食べてでも自分は生きのびようとするのだ。人間は
自分が生き残ることしか考えないものだ。大事なのは、ここだ。スピ
ノザなんてやつはてんでガラクタにすぎん」
 ローマクラブは彼ら自身の秘密情報機関をもっているが、デイヴィ
ッド・ロックフェラーのインターポール(INTERPOL)を一時
的に借用することもある。アメリカの各情報機関はいずれもローマク
ラブの情報機関と密接に協力する。KGBやモサドとも協力する。
その手が及ばなかった唯一の情報機関は、東ドイツの国家治安警察
STASSIであった。ローマクラブはまた高度に組織された政治的
・経済的情報機関ももっている。レーガン大統領に、三百人委員会の
重要メンバーでもあるポール・ボルカーの職務を解かないように勧告
したのは、彼らであった。大統領候補レーガンは、自分が選ばれたら
すぐにもボルカーを解任するとはっきり公約していたにもかかわらず
、ボルカーは連邦準備制度理事会議長に留任した。
 ケネディ大統領が拒否した「危機管理」計画

 ローマクラブは、キューバ・ミサイル危機にも重要な役割を演じたのち、「危機管理」(FEMAの前触れ)計画をケネディ大統領に売りつけようとした。ダヴィストック研究所の科学者たちがその内容を説明しに大統領に直接会いに行ったが、大統領は彼らが提示した案を拒否した。

 ケネディが暗殺されたその年に、タヴィストックはNASAと会談すべくワシントンに戻った。今回は会談は順調に進んだ。タヴィストックはアメリカの世論を来るべき宇宙計画に引きつける効果を高く評価したNASAと契約を結んだ。

 この契約内容は、スタンフォード研究所とランド・コーポレーションに委託された。タヴィストック、スタンフォード、ランドで作製された膨大な資料は、現在にいたるまで陽の目を見ることはなく封印されたままである。私が情報を得ようとして接触した上院監視委員会といくつかの小委員会は「そんな話は聞いたことがない」という返事か、私が求めていることを発見する手がかりすらも与えないかであった。これが、三百人委員会の力と威信である。

 一九六六年、私は情報機関の同僚から、政府が関心を抱いているといううわさのある評論を書いたアナトール・ラパポート博士に接触するように教えられた。それはNASAの宇宙計画を止めさせようという意図のもとに書かれた論文だった。まったく幸いにもラパポートはその論文の写しを私に送ってくれたが、基本的にはNASAの宇宙計画は反古にすべきであると主張していた。

 NASAはあまりにも数多くの科学者を抱えこみ、アメリカに悪影響をもたらしている。なぜならそれらの科学者たちは、しきりと学校や大学で、構造や発射にいたるまでいかにロケットが動くかを講義したがっている。ラパポートは、このようなことは、宇宙科学者になりたがる大人をつくりだすだけであり、紀元二〇〇〇年までには誰もその必要を感じない「過剰な」人員となるだけだと断言している。

 NASAに関するラパポートの論文がローマクラブを通じてNATOに提出されるや否や、三百人委員会は直ちに行動を起こした。反NASA行動に対する緊急会議を要求したNATO=ローマクラブのメンバーは、ハーランド・クリーヴランド、ジョセフ・スレイター、クレイボーン・K・ペル、ウォルター・J・レヴィ、ジョージ・マッギー、ウィリアム・ワッツ、ロバート・シュトラウス-ヒュープ(NATO米大使)とドナルド・レッシュであった。

 一九六七年五月
、会議は北大西洋同盟科学技術委員会と外交政策研究所の主催のもとに開催された。それは「大西洋間の不均衡と協力についての会議」と称され、フランスのドーヴィユにあるエリザベス女王所有の宮殿のような建物で開催された。

 ドーヴィユ会議の基本的な目的と意向は、合衆国の技術と産業の進歩にとどめを刺すことにあった。この会議の結果、二冊の本が出版された。ひとつは、ズビグニュー・ブレジンスキーの『テクノトロニック時代』で、もうひとつは、同会議議長のアウレリオ・ペッチェイが書いた『深まりゆく亀裂』である。ペッチェイは全面的にブレジンスキーに同意したが、さらに「統一世界政府によって支配されない」世界は将来、混沌状態におちいるだろうと付け加えた。この点に関してペッチェイは、ソ連は「NATOに収束」しなければならないと主張した。ここにいう収束とは、アメリカとともに統一世界政府のパートナーとなることを意味する。米ソは、将来の「危機管理と地球規模の計画」に責任をもつようになるというのである。
 アフリカ諸国を死にいたらしめる計画

 ローマクラブの最初の「地球規模計画」は初期の三百人委員会の一員であったマサチューセッツ工科大学(MIT)によって進行した。ジェイ・フォレスターとデニス・メドウズがプロジェクトを管理した。彼らは何を報告したのか。基本的にはマルサスとフォン・ハイエクが説いたところと変わりなく、全員に行きわたるだけの自然資源がないという話のむし返しである。フォレスター-メドウズ報告は、完全な欺瞞である。この報告に欠陥しているのは、人間には証明ずみの創造の天性があって、十中八九、「不足」の問題を徐々に解決していくであろうという点である。

 三百人委員会が不倶戴天の敵としている核融合エネルギーは、自然資源をつくりだすことができるはずである。核融合トーチは一立方メートルの通常の岩石から、たとえば四年間の需要をみたすほどのアルミニウムを取りだすことができるはずである。

 ペッチェイは民族国家に対して、彼らがいかに人類の進歩を妨げているかと倦まずたゆまず説いた。彼は「集団責任」を要求した。民族主義は人間にとってのガンであるというのが、ペッチェイのいくつかの演説の重要なテーマであった。彼の親しい友人であるエルヴィン・ラズロが一九七七年に出版した、ローマクラブ研究の里程標である『人類の到達目標』という本にも類似のことが述べられている。これらの歳月のあいだキッシンジャーは、非公式の仲介人としてRIIAに代わってモスクワと接触していた。『グローバルモデリング』紙には、定期的にキッシンジャーのクレムリンの友人たちが参加している。

 第三世界に関しては、ローマクラブのハーランド・クリーヴランドが最高に冷笑的な報告を出した。その報告を出したとき、クリーヴランドはNATOに派遣されたアメリカ大使であった。本質的にはその報告では、第三世界諸国は人口削減を決定すべきであると説いている。ペッチェイはのちに(クリーヴランド報告を基礎として)次のように述べている。

 「三大国とブロックの混乱した政策で打撃を受け、あちこちつぎはぎしたような形で事態が収拾され、現存する国際経済秩序は明らかに瓦解している……優先順位を決める必要――誰を助けるべきかを決める――を展望すると、実に恐るべきものとなる。だが、いたましいことではあるが、このように事態が進むとすれば、このような決定を下す権利は、世界の飢餓と生命に大きな影響力をもつことであるから、少数の国のみに委ねざるを得ない」

 ここには、サブ-サハラ諸国に明白に見られたように、アフリカ諸国を死にいたらしめる委員会の政策が見られる。これは最悪の意味での冷笑である。なぜならば、三百人委員会はすでにアフリカ自身に生死を決定させることを放棄させたことを、ペッチェイは知っていたのである。彼はいち早く『成長の限界』でそれを明示していた。

 ペッチェイは完全に工業と農業の発展を廃棄し、世界が統一世界政府のひとつの共同の会議、少なくともローマクラブとそのNATO参加国の下に置かれることを要求した。自然資源は、地球計画の援助のもとで配分されなければならなかった。各国はローマクラブの管理支配を受けいれるか、密林の法則にしたがって生き残り、生き残るべく闘わなければならなかったのである。その最初の「テストケース」が、RIIAのためにメドウズとジェイ・フォレスターが、一九七三年に立案したアラブ・イスラエル戦争だった。これは、石油のような自然資源を将来、世界計画者の管理下に置くこと、すなわちそれは三百人委員会の管理下に置くことを意味
していた。

 タヴィストック研究所がマクジョージ・バンディ、ホーマー・パールムッター、ならびにアレクサンダー・キング博士も招待しペッチェイとの協議を召集した。ロンドンからペッチェイがホワイトハウスにやってきた。そこで彼は大統領や高官と合い、次いで国務長官、国務省情報機関、政策立案会議と会談すべく国務省におもむいた。かくして、そもそもの最初からアメリカ政府はこの国に対して行なわれる三百人委員会の計画を知っていたのである。このことは、「なぜわが国の政府は、ローマクラブが合衆国のなかで行なう破壊活動を許したのか」という、よくもちだされる質問の答えとなるはずである。

 ボルカーの経済金融政策は、三百人委員会のメンバーで英国の大蔵大臣のサー・ジェフリー・ホウのそれの反映であった。このことは、一八一二戦争からはじまって三百人委員会のメンバーで英国の大蔵大臣のサー・ジェフリー・ホウのそれの反映であった。このことは、一八一二年戦争からはじまって三百人委員会の政策を通じて、いかに英国がアメリカをコントロールしているかを描いて見せてくれる。
 二十一カ条の最終目標

 イルミナティ、風を征服するモリア、ディオニソス教団、イシス教団、カタリ派、ボゴミール派の後継者である秘密のエリートグループの最終目標は何か。自らもまたオリンピアンズと呼ぶこのグループ(彼らは真実自分たちは伝説のオリンポスの神々と同等の力を備えていると信じ、神とあがめるルシファーを、われわれの真実の神以上の位置に置いている)は、神聖なる権利によって次のことを完遂することが絶対の使命と信じている。
 (1)教会と金融システムを彼らの管理下に置いた統一世界政府=
新世界秩序。統一世界政府が一九二〇年代、三〇年代に「教会」を興
しはじめたことを知る人は多くない。彼らは人類には本能的に宗教信
仰の必要があることを認識した。そこで彼らは、自分たちが望む方向
へ信仰のチャンネルを切り替えさせるために「教会」を興したのであ
る。
 (2)すべての民族性と民族的な誇りを徹底的に破壊する。
 (3)彼らが編みだした前記のものを別として、宗教、とくにキリ
スト教を破壊する。
 (4)マインド・コントロールや、ブレジンスキーが「テクノトロ
ニクス」と呼んだ人間に似たロボット、フェリックス・ジェルジンス
キーの子どもが遊ぶように殺しを行なう「赤色テロル」などの手段を
通じて、個々人をコントロールする。
 (5)いわゆる「脱工業化ゼロ成長社会」において、産業と電力を
生みだす核の生産を終焉させる。例外はコンピューターとサービス産
業である。アメリカ合衆国の産業はメキシコのような奴隷労働が豊富
な国々に輸出される。
 (6)麻薬とポルノグラフィの合法化。
 (7)大都市の人口削減は、カンボジアではポル・ポト政権によっ
て実現された。ポル・ポトの人間絶滅作戦と同じことが、合衆国では
ローマクラブの研究調査機関のひとつによって実行に移されるだろう
ということに注意する必要がある。
 (8)三百人委員会が価値ありと判断した以外のすべての科学を抑
圧する。
とくに標的とされるのは平和利用の核エネルギーである。とりわけ
三百人委員会とその手先の新聞が憎悪を叩きつけるのは、核融合実験
である。核融合トーチの開発は、三百人委員会の「限りある自然資源
」という見解を窓の外へ吹き飛ばすであろう。
 適切に用いられた核融合トーチは、非常にありふれた物質あるいは
利用されていない天然資源から無限にエネルギーを取りだすであろう
。核融合トーチの用い方は無数にあり、一般にはまだ知られていない
利用法で人類に益するであろう。
 (9)先進国の限定戦争という手段、または第三世界諸国の飢餓と
疾病という手段によって紀元二〇〇〇年までに実行される三十億人の
「ムダ飯食い」と呼ばれる人びとの死。三百人委員会はサイラス・ヴ
ァンスに、このような大殺戮をもたらす最上の方法について報告させ
ている。この論文は『グローバル2000報告』という題で出版され
、合衆国政府を代表してカーター大統領がこれに賛成し、国務長官
エドウィン・マスキーが承認している。『グローバル2000報告』
にそって、合衆国は二〇五〇年までに人口を一億人まで減らすはずで
ある。
 (10)大量に失業者をつくりだして、国民の士気を阻喪させ、
労働階級の労働者を混乱させる。ローマクラブが採用した脱工業化
ゼロ成長政策により仕事が縮小される結果、士気阻喪させられた労働
者たちは、アルコールと麻薬に走るだろう。わが国の若者たちはロッ
ク・ミュージックと麻薬で現状に対して反抗しようとするだろう。
そして、このような破壊は家族単位に及ぶだろう。
 この視点から三百人委員会はタヴィストック研究所に、いかにして
このような状態をつくりだすのかの詳細な計画案を用意させている。
タヴィストックはウィリス・ハーモン教授指導のもとにスタンフォー
ド研究所をこの作業に当たらせた。この事業はのちに『水瓶座の陰謀
』として知られるようになった。
 (11)次から次へと危機をつくりだしては、そのような危機を「
操作」し、あらゆる地域の人びとに自分で自分の運命を決定できない
ようにさせる。
こうすることによって、あまりにも多くの選択肢に人は嫌気がさし、
巨大な規模で無関心が広がるという結果を生じさせる。
 合衆国の場合には危機管理の部局がすでに設けられている。その名
を連邦緊急管理庁(FEMA)と呼ぶ。私はこの部局の存在を
一九八〇年に明らかにした。FEMAについては、あとの章でさらに
述べる。
 (12)新しいカルトを導入し、不潔で退廃的なミック・ジャガー
の「ローリング・ストーンズ」(ヨーロッパの黒い貴族たちに非常に
気に入られたストリート・ギャング・グループ)や「ザ・ビートルズ
」にはじまるタヴィストック研究所がつくりだしたすべてのロック「
ミュージック」ギャングを含む、すでに活動している者たちを煽動す
る。
 (13)イギリス東インド会社の奉仕人ダービーがはじめたキリスト教原理主義のカルトを引き続き奨励する。原理主義は、ユダヤ人こそ「神に選ばれた民」であると説くことを通じて、また、キリスト教助成という宗教上の理由によりかなりの金額を寄付させることによって、シオニスト国家イスラエルを間違って強化することになるだろう。

 (14)ムスリム同胞団、イスラム原理主義、シーク教徒のような宗教的カルトを拡大強化し、ジム・ジョーンズの体験と「サムの息子」型の殺人を実行する。とくに、故アヤトラ・ホメイニが通称MI6として知られる英国軍事情報部第6課の傀儡であることは、私が一九八六年に出版した『何が真にイランで起こったか』で述べたことである。

 (15)存在する全宗教、とくにキリスト教を徐々に弱体化させる
ために、世界中に「宗教的解放」の思想を宣布する。これは「イエズ
ス会の解放の神学」にはじまった。この思想はニカラグアを支配して
いたソモサ一族を失墜させ、現在ではエルサルバドルを滅亡させ、
コスタリカとホンジュラスを二十五年間にわたる内戦に引きずりこん
だ。
 いわゆる解放神学説の活動的な実例は、共産主義志向のマリー・ク
ノール伝道団である。近年、広範なメディアの注意をひいた、エルサ
ルバドルで発生したマリー・クノールの四人の尼僧による殺人事件が
このことを証明する。
 四人の尼僧は共産主義者で破壊分子であり、彼らの活動はエルサル
バドル政府の記録に残されている。合衆国の新聞やニュースメディア
は、エルサルバドル政府が所有する膨大な記録、マリー・クノール伝
道団の尼僧が国内で行なっていたことを証明する記録を、一行たりと
も報道することを拒絶した。マリー・クノールは多くの国々で活動し
、ローデシア、モザンビーク、アンゴラ、南アフリカへ共産主義を持
ちこむうえで大きな役割を果たした。
 (16)世界経済の全面的崩壊の原因をつくり、政治の全面的混乱
を引き起こす。
 (17)合衆国の内政外政をコントロールする。
 (18)国連(UN)、国際通貨基金(IMF)国際決済銀行
(BIS)、国際司法裁判所などの超国家的組織に、可能なかぎり
全面的な支援を与える。
 (19)すべての政府を破壊し、政府によって代表される国民の侵
すべからざる高潔さを内部から崩壊させるべく活動する。
 (20)世界にまたがるテロリスト機構を組織し、テロリスト活動
が行なわれた場合はいつでもテロリストと交渉する。
 モロ首相とドジャー准将が誘拐されたとき、イタリア政府とアメリ
カ政府に赤い旅団と交渉するように説得したのはベッティーノ・クラ
クシであったことを想起せよ。
 余談であるが、ドジャー准将は、彼に起こったことを決して口外し
ないように口封じされていた。もし彼が喋るようなことにでもなれば
、キッシンジャーがアルド・モロ、アリ・ブット、ジア・ウル・ハク
将軍に執行したような「恐ろしい実例」となったことは疑いない。
 (21)完膚なきまでに破壊する目的をもって、アメリカにおける
教育をコントロールする。
 これらの目標の多くは、私が一九六九年にはじめて明らかにしたも
のであるが、その後、達成されてきたし、十分に達成されつつある。





(私論.私見)