ネオシオニズムの世界支配計画考

 更新日/2018(平成30).12.22日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 現代世界の解析はネオ・シオニズムの考察抜きには語れない。しかし、案外と為されていない。太田龍氏の「時事寸評」、木村愛二氏の「憎まれ口」等々で触れられているが、云々。(以下、略)

 ネオ・シオニズムは、革命と戦争というように両建て戦略を得意とする。英米仏の諸革命、日露戦争、ロシア革命、第一次世界大戦、第二次世界大戦等々はネオ・シオニズムの動き抜きには解けない。


【「ディープステート(Deep State)」という言葉考】
 「ディープステート(Deep State)」という言葉は、2018年9月、トランプ大統領がモンタナ州中間選挙のスピーチで使った表現である。DSという概念は、今に始まったものでもない。1950年代のアイゼンハワー大統領政権下における、情報機関、軍、軍需産業、政府官僚機構らが国家権力に深く強い影響力を行使し、選挙で選ばれたわけでもないこの「非民主主義的」勢力が、隠然たる力を持っていることを指し示してきた政治的な用語(概念)である。

 バルセロナより愛を込めて氏の2006.5.15日付投稿「「ユダヤ」の陰謀は大英帝国主義である(ヘンリー・マコウ著:全訳)」を転載しておく。
 「ユダヤ」の陰謀は大英帝国主義である ヘンリー・マコウ著 2004年5月30日

 私のような陰謀論者は、近代の歴史というものを人類を隷属化させるための国際金融機関による長期にわたる陰謀を反映するものである、と信じている。群盲が象をなでるように、我々はユダヤ人、イルミナティ、バチカン、イエズス会、フリーメーソン、黒い貴族、ビルダーバーガー等々の陰謀について述べる。

 実際の悪党どもは我々の経済的・文化的な生活の中心にいる。彼らはイングランド銀行(the Bank of England)、米国連邦準備委員会、およびそれらに関連するカルテル(複数)を所有する支配的家族(複数)なのだ。その正体は秘密であるが、ロスチャイルドは間違いなくその中の一つだろう。イングランド銀行は1946年に「国有化」されたが、その貨幣を作り上げる権力はその同じ手の中にとどまった。

 その逆にこの銀行家たちは英国議会の独裁権を握る。1886年にアンドリュー・カーネギーが次のように書いた。「6、7人の男が全く議会に相談することなくこの国を戦争の中に突っ込ませる」。1910~1919年にイングランド銀行の頭取であったヴィンセント・ヴィッカーズは世界大戦についてザ・シティーを非難した。("Economic Tribulation" (1940) cited in Knuth, The Empire of the City, 1943, p 60:リンクは↓)
http://www.biblebelievers.org.au/empire.htm

 大英帝国は銀行家たちの金融による利益の延長であった。実際に、あらゆる非白人植民地(インド、ホンコン、ジブラルタル)は「クラウン・コロニー」だったのだ。英国人たちが征服しなければならず支払わなければならないにしても、それらはザ・シティーに所属し英国の法律に従うことはなかった。

 イングランド銀行はT.R.ロウズヴェルト政権の間(1901~1909)に米国のコントロールを手にした。(リンク:http://www.savethemales.ca/000426.html)そのときにはそのエージェントであるJ.P.モルガンが米国産業の25%を支配したのである。(Anton Chaitkin, Treason in America, 1964)

 "American Almanac"によると、この銀行家たちは主として欧州に基盤を持つ英国女王を含む王家の非公式な組織である“Club of the Isles”と呼ばれるネットワークの一部を成している。(リンク:http://members.tripod.com/~american_almanac/fallhous.htm)このClub of the Islesは推定10兆ドルを財産として支配する。それは、Royal Dutch Shell、 Imperial Chemical Industries、Lloyds of London、Unilever、Lonrho、Rio Tinto Zinc、Anglo American DeBeersといった大企業を治めている。それは世界の石油、金、ダイヤモンド、その他数多くの価値ある天然資源を支配し、その地政学的なアジェンダを遂行する際にこういった資産を運用するのだ。

 その目的は;次の2、3世代の間に世界の人口を現在のレベルである50億人以上から10億人未満にまで減らすこと;彼らの世界的な権力とその権力が基盤を置く封建的システムを保持するという利益の中で文字通り「人間の群れを間引くこと」である。

 歴史家のジェフェリー・スタインバーグ(Jeffrey Steinberg)は、次のように書くときに、米国、カナダ、オーストラリアのことについて触れているようだ。(リンク:http://members.tripod.com/~american_almanac/largest.htm

 『イングランド、スコットランド、ウエールズ、そして特に北アイルランドは今日、ザ・シティ・オヴ・ロンドンの・・・要求に仕える奴隷制プランテーションと社会工学の研究室より多少はマシな状態である。・・・。これらの家族は金融寡頭支配体制を形作っており、彼らはウインザー王家の陰に隠れる権力なのだ。彼らは自分たちをヴェネチアの寡頭支配者の子孫と見なしているが、それは1509~1715年の間にイングランドに侵入して打ち倒し、そして、バビロン、ペルシャ、ローマ、ビザンチンなどといった帝国の寡頭支配システムを受け継ぐ、新たなより悪辣なアングロ・ダッチ・スイス血統を確立させたものである。

 ザ・シティ・オヴ・ロンドンは投機市場を支配する。天然資源採掘、金融、保険、輸送そして食糧生産を含む固く連結した企業グループが、そのライオンの世界的市場におけるシェアをコントロールし、そして世界の産業に対して事実上の「生死与奪権」を発揮するのである。』

 スタインバーグは経済学者リンドン・ラルーシュと関係のある歴史家グループに所属している。彼らはこの300年以上昔に起きたヴェネチア商人支配者たちのイングランドへの移住という災厄の跡をたどっている。

 ラルーシュの歴史家たちはそうとは言っていないのだが、この支配者たちのメンバーの多くがユダヤ人であったようだ。セシル・ローズは言った。「ヴェニスの貿易は前面的にユダヤ人たちの手に集中していた。商人階級の最も裕福な者達である。」(The History of the Jews in Venice, 1930)

 これらユダヤ銀行家の家族は、金遣いの荒い欧州貴族にその娘を嫁がせることを習慣としていた。ユダヤ人の法では、母親がユダヤ人である混血の子孫はユダヤ人なのだ。(男性の跡取りは常にユダヤ女性と結婚する。)たとえば、1878年にハンナ・ロスチャイルドはロウズベリィ卿と結婚した。彼は後に首相となっている。1922年に、フィリップ王子の叔父であり英国女王の従兄弟であるルイス・マウントバッテンは、ユダヤ人銀行家エルネスト・カッセルの孫娘と結婚した。カッセルは世界最高の金持ちの一人だった。

 Burke's Peerageの編集者であるL.G.パインによると、ユダヤ人たちは「英国貴族階級と極めて緊密につながっているために、この二つの階級の片方だけが損失を被ることなどありそうにも無い。ユダヤ人たちと貴族たちがあまりに密接につながっているため、この国ではユダヤ人に対する攻撃の可能性はないだろう。貴族も同じく傷つくのである。」(Tales of the British Aristocracy1957, p.219.)

 多くの欧州貴族たちは、もしユダヤ人との結婚によって生まれたものでないのなら、自分たちを聖書にあるヘブライの子孫と見なす。ハプスブルグ家は結婚によって、ベニヤミン族の子孫と称するメロヴィング家とつながっている。

 加えて、多くの貴族たちが、「ブリティッシュ・イスラエル」運動に所属している。彼らは、英国の尊厳はイスラエルの「失われた氏族」であるアングロ・サクソンの頭であると信じ、また黙示録に書かれてあることは大英帝国の完全な再建を指すものだと信じているのだ。

 Barbara Ahoによれば、薔薇十字会とフリーメーソンはブリティッシュ・イスラエル主義を信じているのだが、エルサレムの再建される神殿の王座に彼らの血統の者をすえる計画を持っている。(リンク:http://watch.pair.com/brit-israel.html)この、世界が救世主としてあがめる予定の偽メシアをすえることは、何世紀にもわたって注意深く研究され遂行されてきている。

 Barry Chamishによると、「英国フリーメーソン無しではイスラエルの近代国家は存在しなかっただろう。1860年代にブリティッシュ・イスラエル主義運動がフリーメーソンの内部で起こった。その目的はトルコの一地方であるパレスチナにユダヤ・メーソン国家を築くことであった。・・・当初は、ロスチャイルドやモンテフィオレスのような英国のユダヤ・メーソンの家族が、予想される移民の波のためにインフラを建設する資金を提供した。しかしながら、ユダヤ人たちをイスラエルにおびき寄せることは困難であることが明らかになった。彼らは、単に、欧州人の生活を非常に好んでいたためにそれを捨てることが出来なかったのである。だから欧州がユダヤ人にとっての悪夢へと変えられなければならなかったのだ。」

 ●結論

 私は人生の大半を習慣的な教育を受けるために浪費してしまった。そこで私は自分の教育を新たに始めようと思っている。

 吸血鬼のような一党が世界を引きずっているように思える。この秘密の徒党は我々の主要な政治や経済や文化の研究所によって代表されるものである。西側世界の社会は征服されその文化は破綻させられている。民主主義は社会コントロールの形態であり、そしてマス・メディア/教育は洗脳のためのシステムである。

 この問題は基本的に、人間が神の似姿として作られた、そして自らを真実と美と正義の高いレベルに引き上げる義務を持っている、と、我々が信じるかどうかに帰するものである。当然のこととして、独占支配者たちはこのようなことを無用であるとし、リアリティを自分たちの利益にあわせて定義する。彼らは我々に、神は死んだ、そして人間は聖なる魂の無い素晴らしい動物に過ぎないものであると教えてきた。今日の文化は基準、思想、そしてあらゆる種類の目的を否定しがちである。その代わりに、我々はくだらぬ事柄と堕落を限りなく与えられ続けているのだ。

 あるエリート・ユダヤ人たちはこの新封建主義陰謀のエリートの重要な一部となっている。歴史を通して彼らは貴族階級と共生関係を作ってきた。(リンク:http://www.savethemales.ca/000258.html)しかし農奴のような普通のユダヤ人たちは自分たちのエリートによって操作され処罰されてきた。

 イスラム教やキリスト教のような本物のユダヤ教は、神の至高性はモラルの力であると確信する。本物のユダヤ人は、本物のキリスト教徒やイスラム教徒のように、非道徳的な行動を行うことは出来ない。神への我々の信仰を再確認するときである。

関連記事:Rixon Steward【注:The Truth Seeker主幹】のファイナル・カウントダウン(リンク:http://www.thetruthseeker.co.uk/article.asp?id=107) 次へ  前へ

 バルセロナより愛を込めて氏の2006.5.15日付投稿「このマコウの作品に対する私からのコメント」を転載しておく。
 このマコウの作品に対する私からのコメント

 「薔薇十字会」とか「メーソン」「ブリティッシュ・イスラエル運動」とか、『結論』の信仰告白などは、ちょ、ちょっと、堪忍してくれ、と言いたくなるのですが、しかしマコウは、ユダヤ系資本家ともう胴体のほとんどがくっついたシャム双生児になっている英国と欧州の支配階層の姿を、的確に指摘しています。

 日本にいる人にはピンと来にくいでしょうが、ジモジモの一人として欧州にいると、本当に底知れない「雲の上の高さ」を感じるときがあります。スペイン語で王族・貴族を表現する「サングレ・アスル(青い血)」という言葉があるのですが、「血」が異なるのですね。
 (参照)
http://www.asyura2.com/0502/cult1/msg/681.html
 スペイン語「青い血(sangre azul)」の意味(欧州を覆う「高貴な血のネットワーク」)

 彼らは単に資本で世界を支配するだけではなく、その狂気を現実のものにすべく世界改造を行いつつある、とまあ、こんな言い方をすると立派な「陰謀論者」になってしまうのですが、私はスペインで「雲の上にいるチェスの指し手」の指先を垣間見る機会を与えられました。そして無自覚にそのコマとして動く「左右」の人士たちの姿も。
 (参照)
http://www.asyura2.com/0502/cult1/msg/215.html
 コンクラーベ:超巨大カルトの首領=教皇選出の鍵【第2部:オプス・デイの正体】

 カネと血統による「青い血」の流れる者達は、たとえば自分の庭に虫が多くなってきたら庭師に殺虫剤を振り掛けて処分せよと命令するように、地球を「浄化」しようとするでしょう。自分が歩きづらくなってきたら庭師に改造を命令するように、世界の作り替えを行おうとするでしょう。彼らには彼らの欲求と利益の追及があるのみです。

 その「青い血」の重要な一部分としてユダヤ人の支配階層が存在しており、その起源はルネサンスにさかのぼる、ということです。彼らは一般のユダヤ人を出汁にして世界改造の陰謀を実行している、ということなのですが、その要がパレスチナの地、というのも、奇妙な話です。

 イスラエルが「植民地」的な作られ方をしたのは明らかで、ジャボチンスキーなど「鉄の壁」の中ではっきりと「植民地作り」を語っています。しかし、植民地なら「本国」があるはず。その「本国」とはどこなのかな? 

 ここでマコウが「イングランド銀行は英国の法には従わない」と言っていることが注目されます。つまり「イングランド銀行」は英国の中の「一つの独立国」ですね。これは同様に、米国のFBR(あるいはその奥にある大資本家家族の集団)についても言えることかもしれません。イスラエルの「本国」が見えてきたのではないでしょうか。

 彼らは英国人としての立場とユダヤ人としての立場を場合に応じて使い分けているだけです。「国民」は欧州に大勢いたユダヤ人たちですから「ナチ印の箒」で掃き集めて「シオニスト印の塵取り」ですくい取ればよかったわけです。

 しかしそれにしても、もし英米資本が単純に中東の覇権を狙って植民地化を進めたとしたら、パレスチナではなくてペルシャ湾岸にしたはずでしょう。なぜ石油地帯から離れたあの地でなければならなかったのか。なぜユダヤ人でなければならなかったのか。

 ベネディクト16世の弟子でバチカンの大物であるカトリック・シオニスト、クリストファ・シェンボーンが興味深いことを語っています。2005年3月31日付のエルサレム・ポストの記事です。

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 『ヨハネ・パウロ2世の跡を継ぐと見なされる枢機卿は水曜日の夜に、この聖なる土地【イスラエルのこと】のユダヤ殖民のための強いメッセージを送った。彼は、欧州のキリスト教徒がイスラエルを支持するのはホロコーストの罪悪に基づくものだ、という主張をはねつけ、キリスト教徒はシオニズムをユダヤ人に対する聖書の命令として承認しなければならない、と語った。

 オーストリア司教区の一部であるウイーンの大司教クリストフ・シェンボルンは、エルサレムのヘブライ大学の場所にある「神が土地を選んだ」という言葉について論評したのだ。』
(参照)
http://www.asyura2.com/0502/war69/msg/605.html
 新教皇を支えるシオニスト枢機卿シェンボルン【イスラエルが喜ぶはずだ!】
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 シオニズムが「ユダヤ人に対する聖書の命令」だ、そして「神が土地を選んだ」ということです。「聖書の命令」はおそらく黙示録の現世的解釈によるものでしょうが、その解釈を教えた「神」ってのはどこのどなた様のことかいな? まさか「イングランド銀行」の神とも言えないでしょうが。

 (ついでに、ですが、ここでシェンボーンは『欧州のキリスト教徒がイスラエルを支持するのはホロコーストの罪悪に基づくものだ、という主張をはねつけ』た、と書かれてあります。ひょっとすると、将来「ホロコースト」の嘘がばれるような事態が発生する可能性を考えて、「ホロコースト」とは無関係だ、と予め釘を刺しているのかもしれません。)

 エルサレムの第3神殿再建に関して、ラルーシュ派の歴史学者であるScott Thompsonが、米国ネオコン・シオニストのコーディネーターであるマイケル・レディーンについて次のように書いています。

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 「神殿の丘」謀略

 レディーンと彼の妻バーバラは、イスラム教徒にとって第3の聖地であるエルサレムのアル・ハラーム・アル・シャリフ(アラビア語で「神殿の丘"Temple Mount"」)の上に、ソロモン第3神殿を再建する『ハルマゲドン・プロジェクト』に参加し続けている。聖なる岩のドームの上にあるアル・アクサ・モスクの破壊計画は、中東での止めることが不可能な戦争を勃発させるかもしれない。バーバラ・レディーンは最近まで「聖書考古学誌(Biblical Archeology Review)の編集幹部を務めていた。この雑誌は、英国フリメーソンリーのthe Quatuor Cornati ("Four Crowns")とともに、その第3神殿が置かれるべき場所を決定する中心的な役割を果している。
(参照)
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/398.html
 ユダヤ・ファシズムの系譜:ジャボチンスキーからシャロンまで(4)嘘で世界を操る野郎ども
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 ファシスト・シオニストがきっちりこの狂気に参画していることを知らせています。さらにラルーシュはジャボチンスキーを英国のエージェントと見なしています。

 例の「シオン長老の議定書」とかも、一般ユダヤ人を狩り立てるために、内容の多くを故意にばらしておいてその作者を「シオン長老」に仕立てたものではないのか、実際の原稿は案外と英国のどこかの豪邸で作られて、こっそりロシアかどこかで流しておいて欧州各地で大騒ぎして話が広まるように仕組んだのではないのか、という気がします。

 実際にあの「議定書」に書かれてあることとほぼ同様の事態が世界で進んでおり、20世紀を理解し21世紀を読み取るのに非常に参考になる内容です。そして、一方でそれが欧州からのユダヤ人追い出しに使われ、一方で「アンチ・セミティズム」の罵声の中でまともな研究の対象にしにくい状況が作られてきました。実に巧みな情報操作です。このことが真の作者がどこにいるのか、を示しているのではないか、と感じています。

 マコウや、またラルーシュ派の歴史学者たちが言うように、その狂気を世界に実現させようとたくらむエリート階級、というような発想をすると「陰謀論者」と言われるのですが、人間は決して「経済的条件」や「政治的圧力」などといった物理的要因の『関数』ではありません。同時に自らの内からの能動的な要求や意図に基づいても動くものです。そして経済的・政治的に権力を手にする者はその能動的な要求や意図を実現できる立場にあるわけです。実現できる、となれば、実現しようとするのは当然のことでしょう。彼らはニーチェのいう「超人」なのです。

 人間をいくつかの計測可能な要因の『関数』として取り扱う「人文科学」こそ、あの支配者のエージェントが発明した奴隷操縦技術でしょう。

 別に「エイリアン」や「爬虫類人」を仮定する必要は無く、人間は人間のままで十分に「エイリアン」であり「爬虫類人」です。十分に悪魔なのです。彼ら支配者の意図が黙示録の実現と彼らが解釈する「地上天国」の実現である可能性は、私は高いと考えます。シオニスト・ユダヤ人もキリスト教シオニストも、しょせんは操られた「道具」に過ぎません。そしてその意図に気付き暴こうとする者に「陰謀論者」の罵声を浴びせる者達も、ユダヤ人、非ユダヤ人に関わらず、道具と成り下がった人間なのでしょう。

 だからと言って私はマコウのように宗教に立ち戻る気はサラサラありません。私は本能のままに生きます。「本当のことを知りたい」という欲求も、また人間の本能だからです。


【参考文献】
 「ネオ・シオニズムの世界支配計画考」の参考文献は次の通りである。
鬼塚英昭 「天皇のロザリオ」 http://www.asyura2.com/0601/senkyo20/msg/1063.html
鬼塚英昭著
 「天皇のロザリオ」
 (自費出版、四百十五頁、定価三千円、送料三四〇円)

 申し込みは、
 〒874-0835
 大分県別府市実相寺町一の四Bの2
 鬼塚英昭
 電話 0977-66-4164

鬼塚英昭 「二十世紀のファウスト」 http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/801.html
渡部悌治 「ユダヤは日本に何をしたか(攘夷の流れ)」(成甲書房) http://www.bk1.co.jp/product/2283086
仲小路彰 「米英の罪惡史」(昭和17.1月、ラジオ講話)
愛宕北山 「猶太と世界戰爭」 http://asyura2.com/data011.htm
大川周明
太田龍 「時事寸評」
「ユダヤの日本侵掠450年の祕密」(日本文藝社、絶版)
「ユダヤの日本占領計劃」(荒地出版、絶版)
「ユダヤ世界帝國の日本侵攻戰略」(日本文藝社、絶版)
「天皇破壞史」(成甲書房)
「長州の天皇征伐」(成甲書房)
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/cgi-bin/jiji_index.cgi
赤間剛
佐藤耕治






(私論.私見)