Qアノンの陰謀論

 更新日/2020(平成31→5.1栄和/令和2).9.6日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「Qアノンの陰謀論」を検証する。

 2020(平成31→5.1栄和/令和2).9.6日 れんだいこ拝


【Qアノンの陰謀論】
 2020.9.6日、【シリコンバレー時事】「陰謀論「Qアノン」急拡大 トランプ氏と共鳴 米大統領選」を確認しておく。
 米国でトランプ大統領を礼賛する極右陰謀論「Qアノン」が勢力を増している。インターネットの匿名掲示板を発祥として主張し続けており、ソーシャルメディアで増幅している。Qアノンは、民主党系の政治家や経済界のエリート層、ハリウッドのセレブ(有名人)らで構成され、悪魔崇拝、児童買春の嗜好があり、政治・社会を牛耳っている秘密結社が組織されており、トランプ氏がこれとひそかに闘っているとする陰謀論を持ち、こうした主張を支持・拡散する運動の総称を云う。政府の機密に接することができると主張する人物「Q」が2017年10月に匿名掲示板に投稿を始めた。アノンは匿名を意味する「アノニマス」に由来するとされる。18年夏にトランプ氏の集会に参加する信奉者の姿が確認されている。

 左派政治家やエスタブリッシュメント(既得権益層)を敵視するトランプ氏の言動と共鳴し、政界でも存在感を高めており、11月の大統領選に影響を与えそうだ。「おめでとう。未来の共和党のスターだ」。トランプ氏は、南部ジョージア州で8月に行われた下院選の共和党予備選で勝利したQアノン信奉者の実業家マージョリー・グリーン氏に、ツイッターで祝辞を送り、こう持ち上げた。グリーン氏はトランプ氏に「あなたが私を立候補に奮い立たせてくれた」と返信。Qアノンが政界の主流に入り込み始めたことを印象付けた。

 勢力拡大のきっかけとなったのが、新型コロナウイルスの流行だ。外出規制が広がった3月に、ツイッターやフェイスブック(FB)などでQアノン関連のやりとりが急増。8月にはQアノンの主張が国際援助団体を思わせる「セーブ・ザ・チルドレン」のハッシュタグ(検索用の目印)で拡散され、同団体が関係を否定する声明を出した。ツイッターやFBは8月までに、Qアノン関連アカウントを削除したり、表示されにくくしたりする対策に乗り出した。FBが削除したグループの一つは20万人近いメンバーを抱えていたという。

 トランプ氏は信奉者に配慮を見せる。8月19日には記者会見でQアノンについて問われ、「私がとても好かれているということしか知らない」と強調。陰謀論には立ち入らず、「彼らは国を愛している人たちだ」とたたえた。英シンクタンクの戦略対話研究所は7月に公表した報告書で、大統領選に向けてQアノンが偽情報を拡散する手段になる可能性を指摘。「陰謀論への支持の急拡大を深刻に受け止めるべきだ」と警鐘を鳴らしている。





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