2009.04

 (最新見直し2011.02.21日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、太田龍・氏の時事寸評の2009.04月分を確認しておく。れんだいこ文法、作法に基づき編集替えしております。

 2011.02.16日 れんだいこ拝


【ビルダーバーグ会議は、ギリシャで開かれるとの第一報】
 2743回、2009(平成21)年4月01日

 「アメリカン・フリープレス」紙は、二〇〇九年のグローバリスト、ビルダーバーグの年次総会がギリシャアテネ近郊で開かれる。との報道をした。
  PLUTOCRATS TO MEET IN GREECE

 以下続報する。

【揚子江と黄河文明】
 2743回、2009(平成21)年4月01日

 
我々は、異星人の支配下にない地球人正統の人種は、モンゴル人種である。という説を立てた。それでは中国人は、モンゴル人種なのか、そうではないのか。これまでずっと教科書的世界史では、中国文明は黄河文明に由来する、と言われて来た。ところがこの二、三十年代中国人は、驚くべき考古学的大発見を成し遂げた。この新しい考古学によれば、中国最古の文明は、八千年前に遡る、揚子江流域の稲作文明であったと言う。黄河文明は、その五千年ないし六千年後である。明らかに八千年前に遡る揚子江稲作文明は、モンゴル人種が造ったものである。その五六千年後、異星人は、中国に侵略して、黄河文明を作った。つまり、黄河文明はモンゴル人種を抹殺したそういう代物であった。

 それらは異星人によって支配された黄河文明によって粉砕されたモンゴル人種文明は、モンゴル人種はどこへ行ったか。今、彼らは中国周辺の多数の少数民族と成っている。中国人と称している人々は、異星人によって支配された反中国的存在、反モンゴル的存在と言わなければならない。中国原住民はモンゴルである。中華文明と自称している勢力は、従って、異星人支配系列下の反中国的存在である。このように見なければならない。(了)

【生姜湿布診療院全国展開の提起】
 2744回、2009(平成21)年4月01日

 
生姜には不思議な力がある。日本民族の気は、非常な勢いで消滅に向かいつつある。日本人は生姜の不思議な気を必要としている。そもそも漢方薬の何割かは、生姜を含んでいる。民間療法では、生姜湿布は愛用されて来た。生姜湿布とは、熱くしたお湯に生姜のエキスを入れタオルを浸しそれを患部にあてる。症状によって何度も繰り返す。そのことによって生姜の不思議な気の力を人々に与えるわけである。それは個人個人が家庭でやるには何となく重苦しい。めんどくさいと言うことになる。しかしこれは個人個人の家庭の問題ではないと言うことに気付かなければならない。

 これは日本民族の問題である。このことに気付いた有志は、生姜湿布診療院の全国展開を日本民族有志は提起しなければならない。それにって日本民族の気を復興させるのである。気の復興無くして何が日本民族か。本気でやろうとする人々にとっては、日本全国に生姜湿布診療院を立ち上げることは決して難しいことではない。有志諸君立ち上がれ。(了)

【生姜湿布治療[第一回]講習会のご案内】
 2745回、2009(平成21)年4月02日

 
昨日四月一日の時事寸評で述べたように、我々は、衰滅しつつある日本民族の気を再生再興する目的を持って、全国民的に生姜湿布運動を組織することにした。生姜は、不思議な力を持っている。漢方薬ではその何割かに生姜が処方されている。こんなことは偶然ではあり得ない。生姜は非常に不思議な力を持っている。英語では生姜はジンジャーという。英語のジンジャ―は、「元気をつける」と言った意味であろう。

 生姜湿布は、古来民間療法の一つとして愛用されて来た。そのやり方は、昨日の時事寸評に説明して置いた。その生姜湿布によって、生姜の不思議な気を人々の体に浸透させる。私たちの今必要としていることの第一は、今回のような講習会を通じて、実地に有志の皆さんに、具体的にその説明と訓練、教育を行うことである。

  今まで生姜湿布は個々の家庭を通じて行われて来た。しかし、このレベルではなかなか難しい。お互いに生姜湿布をし合うことが必要である。それを一つの運動システムとすることが必要である。今までの民間療法としての生姜湿布は痛み止めのレベルであった。しかし今や我々はそのレベルを乗り越えなければならない。我々は生姜湿布を通じて、生姜のきわめて不思議で強力な気で以て、日本民族を目覚めさせることが必要である。我々は生姜の不思議な気を生姜湿布を通じ味わなければならない。生姜の気を味わうと言うことは我々の精神を開放することである。

 我々は、今回の最初の講習会を開催する。この講習会の講師としては、石田英湾さんは理想的最高レベルの人である。日本CI協会が多年に亘って、生姜湿布運動を指導して来たことはよく知られている。石田英湾さんは四十年に亘って、日本CI協会マクロビオティック運動を実践し、生姜湿布運動も推進して来た。今回の講習会を通じて、我々は、参集した有志の皆さんに対して、生姜湿布の具体的なやり方を丁寧に、実地に説明してゆきたい。有志の皆さんの協力をお願いする。材料費、資料代など、千円。お申し込みは、日本義塾出版部へ。人数に限りがございますので、事前にお申し込みください。(了)

【生姜湿布普及国民運動】
 2746回、2009(平成21)年4月03日

 香辛料、スパイスを求めるヨーロッパの死に物狂いの闘争が、ヨーロッパ帝国主義の世界征服の一つの要因となったことについての教科書的説明はここでは省略する。生姜の原産地は、インドと言われている。しかし中国では、漢方薬に広く生姜は使用されているので、中国でも栽培採取されていたのであろう。生姜が、西洋的な意味での香辛料と異なるところは、生姜が、人間の気を強化すること。そこに求められるであろう。

 生姜が、生姜のエキスを高熱で温めて、それに浸したタオルを人体のあらゆるところに当てて、それを何回も何回も繰り返すことによって、その生姜の気を人間の心身に浸透させようとするわけである。生姜湿布は、生姜の熱を人間に与えるだけでない。生姜の不思議な気を持って人間の気を増幅させるわけである。これは、すでに述べたように、個人個人、個々の家庭。そこに限定されるべきではないし、そこに限定してはならない。日本民族の命運。それが問題である。

 我々は、生姜湿布運動を通じて、日本民族の空気と生気、それを、一変させることが出来る。と、展望している。我々は四月十三日の第一回生姜湿布講習会を契機として、日本全国に生姜の気の力を復活させたい。と、考えている。我々は四月十三日以降、生姜湿布普及のために、色々と計画を考えている。日本民族有志諸君の物心両面にわたる協力を要請する。問い合わせ、参加申し込みは日本義塾出版部へ。(了)

 【注】四月十三日(月)の生姜湿布講習会は定員に達しましたので、締め切らせていただきます。ご希望がございましたら第二回、第三回開催する予定ですので、次回にお申し込み下さい。

【平将門の名誉と正統性を回復せよ】
 2747回、2009(平成21)年4月04日

 日本列島において、北廻りモンゴル人種と南廻りモンゴル人種が、この二つの流れが、鹿島香取において、融合合流した。そのことによって、縄文日本文明の実態が形成された。と言う風に我々は今主張している。北廻りモンゴル人種の本質的特徴はシャーマニズムである。それでは、南廻りモンゴル人種の特徴は何であるか。コンノケンイチ著「天孫降臨/日本古代史の闇―神武の驚くべき正体」(徳間書店)。この本は、日本の歴史学上偽史として有名な本を基にして、神武天皇は、なんと、デーヴィッド・アイクの言うあのレプティリアンであった。とする。

 この説は、意外なことに小笠原孝次先生の説と非常によく一致する。小笠原孝次先生は、「カムヤマトイワレヒコ皇朝の没落」に詳細に書かれている。 
 ※太田龍の時事寸評(第二千七百三十五回)参照
  小笠原孝次著「日本皇統は存続し得るか―神倭(カムヤマトイワレヒコ)皇朝の没落」。

 コンノケンイチ著は全く別の視点からデーヴィッド・アイクの正統性を主張した。なんと「カムヤマトイワレヒコ皇朝」初代神武天皇は、日本列島に襲いかかったレプティリアンだった。昭和天皇そして現在の平成天皇、彼らは、日本を抹殺せんとするレプティリアンの子孫である、という。日本縄文文明の実態は、北廻り、南廻りの融合合流であったのだが、その実体は平将門である。縄文日本文明の国家政治形態は武家政治団体であった。レプティリアンの一味なる、天皇とか貴族とかは日本とはなんの関係もない。

 とりわけ、何の関係もない奴等は源氏物語を云々する。京都で天皇と貴族が栄耀栄華をほしいままにしていた時代、京都の市内では何千何万人という死体が放置されたままほったらかしにされていたと言う。武家階級が立ち上がって、レプティリアンである天皇貴族の一味を追放して武家政治体制を確立したのである。そのシンボルが平将門である。平将門の名誉を廻復せよ。南廻りモンゴル人種のシンボルは平将門である。平将門の首塚はどこにあるか。(了)

【日本縄文文明、武家、平将門考】
 2748回、2009(平成21)年4月05日

 
日本民族は北廻りモンゴル人種と、南廻りモンゴル人種が、利根川を通じて、鹿島香取で合流、融合したことによって成立した。しかし、やがてこの日本縄文文明は、カムヤマトイワレヒコ皇朝、初代神武天皇を先頭とするレプティリアンによって、侵略、抹殺された。ここで、日本縄文文明を守るために、立ち上がったのが、八切止夫史観が証明したように、武家政治である。しかし、武家政治の先駆者、平将門はレプティリアンの手先、藤原某等によって殺されたとき、日本から気が抜けた。まさしく、気抜けである。この時の気抜けを、日本民族は、未だ回復し得ていない。

 将門以後、武家もどきが出現した。源頼朝。あれは、一体何だ。武家政治のごとき、かっこうをつけているけれども、頼朝は公家であって、武家ではない。公家とは、レプティリアンの一味であることの自己暴露である。頼朝から徳川慶喜まで、すべての武家もどきは、レプティリアンの奴隷だ。小笠原孝次先生が断定したように、カムヤマトイワレヒコ皇朝(神武天皇)は没落した。しかし、小笠原孝次先生は、武家政治の意味が解らない。平将門と、源頼朝と、その間に何が存在するか、八切止夫史観が論証したように、平家はシュメールから海流によって、日本列島にやって来た、南廻りモンゴル人である。つまり、平将門は南廻りモンゴル人に属したわけである。将門の正当性をどのように復活させるのか、我々は今ここに意識を集中しなければならない。頼朝から徳川慶喜まですべての武家もどきは、レプティリアンの奴隷だ。(了)

【武士道イデオロギーの真偽考】
 2749回、2009(平成21)年4月06日

 現代まで武家政治モドキの勢力によって、著述出版されている、すべての武士道に関する著作は、殆んど唯一の例外もなく、レプティリアンの奴隷の著作である。その典型は「葉隠れ」である。新渡戸稲造の武士道の如きは、その極致である。それらの内容は、レプティリアンのご主人さまのために奉仕することを要求する。唯一つの例外は、西郷隆盛の「南洲遺訓」であろう。しかし、西郷隆盛でさえ中途半端だった。

 従って、今我々がなすべきことは、レプティリアンの奴隷としての、これらニセモノ武家政治体制のイデオロギーとしてのニセモノ武士道イデオロギーを、バッタバッタと切り捨てることである。このことについては、拙著「長州の天皇征伐」(成甲書房)に一部記述した。

 これまでの日本の武家の中で、もっともましな人物は二人、一人は小栗上野介。もう一人は、徳川幕府の旗本の息子として生まれた蜷川新である。蜷川新は、敗戦占領下で、「天皇」と言う本を出版した。彼はそこで、堂々と、「天皇一族を皇居から追放せよ」と要求した。しかし、これらの人々と言えども、神武天皇以来のレプティリアンの一族を一掃せよとは要求しなかった。我々は、南回りモンゴル人種のシンボル平将門の正統性を回復しなければならないが、しかしここで注目すべきことは、頼朝と義経の関係である。武家政治体制をレプティリアンの一味に売り渡したこの国賊頼朝なる、にも拘らず、頼朝の弟義経は、頼朝に対して決死の闘いを展開した。このことは、現代に至るまで日本人の情緒に非常に深い影響を及ぼしている。日本人のこの情緒は、義経をして、モンゴル、ジンギスカンである、 という夢を作り出した。

 この場合義経は、南回りモンゴル人種であると共に、北廻りモンゴル人種である役割を与えられた。異星人レプティリアンの侵略からあっという間に逃げ出した本来のモンゴル人種と言う意味と、狭い意味の蒙古、ジンギスカンと区別されなければならない。日本人はここで混乱させられている。つまり頼朝は現実の体制であるが、義経は夢であり、物語であり、お話である。つまり、この件について日本人は、「平家物語」、「源平盛衰記」、「太平記」、などなどの物語の中で夢を見ているのである。ニセモノ武士道のイデオロギー、これを完全に壊滅させなければならないであろう。(了)

【反イルミナティ反NWO思想陣営考】
 2750回、2009(平成21)年4月07日

 現在、反イルミナティ反NWO思想陣営は、(1)レプティリアン問題を表面に掲げるデーヴィッド・アイクと。(2)モロクの神を掲げるウィリングの「マネー」。(3)ヘンリー・メイコウ著「イルミナティ:世界をハイジャックしたカルト」。以上三つの陣営の三つ巴である。モロクの神を問題とするウィリングの「マネー」(徳間書店、五月刊行予定)は、太田龍解説。ヘンリー・メイコウ著「イルミナティ:世界をハイジャックしたカルト」(成甲書房、五月刊行予定)。しかし、モンゴル人種問題は、この三つ巴の外にあるとはいえ、より本質的根本的問題を定義している。アイクは果たしてこの問題を理解できるであろうか。

 モンゴル人種問題とは、地球原住民がレプティリアンによって襲撃される前に、無意識的、本能的、直観的に異星人の襲撃から脱出して、地球人類文明正統としての立場からアフリカを脱出してウラル山脈以東に於いて、モンゴル人種を形成してそこからひたすら東へ進む。ひとつは北廻りモンゴル人種、もう一つは南廻りモンゴル人種。北回りモンゴル人種は、ベーリング海峡を越えて、北米 中米 南米へと進み、アンデス、タワインティスーユの理想的な人類正統文明を生み出した。と言う時事寸評子の説である。

 アダムの三人の子孫、セム、ハム、ヤペテのみが人類であり、人類の子孫である。と言う説こそ、レプティリアンの侵略の絶対的な枠組みである。アイクがこの枠組みの絶対的タブーを守るべき何らの理由もない。日本義塾平成二十一年五月二十七日(水)の公開講義では、ウィリング著「マネー」モロクの神について講義する。(了)

【坂元邁理論の真髄考】
 2751回、2009(平成21)年4月08日

 生命創造エネルギーの増幅装置。生命破壊エネルギーの増幅装置。坂元邁さんは、それを発見した。ここに坂元邁理論の真髄がある。単に、膨張創造エネルギーと収縮破壊エネルギーとある。自然界にはこの二つのエネルギーがあることを坂元さんは発見しただけではない。彼は、その二つの種類のエネルギーを増幅する装置。それが問題の根本であることを明確に指摘した。とりわけ、収縮破壊エネルギーの増幅装置。これが問題である。坂元さんは、唯物主義的自然科学。これが、収縮破壊エネルギーの増幅装置の主たるものであると考えた。これは全く間違っていると言うわけではない。しかし、これは決定的な要因ではない、と考える。坂元理論が、日本民族によって採用されるまでに、我々は多くのことをしなければならないだろう。(了)

【ツラン文明圏問題を再評価考】
 2752回、2009(平成21)年4月09日

 北廻りモンゴル人種と南廻りモンゴル人種と。この問題を考える為には、この本で取り扱っている「ツラン文明圏」問題を回避するわけにはいかない。昭和初年、瀬戸内海の大山祇(おおやまつみ)神社三島敦雄宮司によって発行された「天孫人種民族六千年史の研究」。この本は、一見南廻りモンゴル人種を問題にしているようにも見える。北廻りモンゴル人種は、日本列島に到着したのは、一万数千年前と推定される。このことは、国学者苗代清太郎によって、解明されている。一万数千年またそれ以上前に、南廻りモンゴル人種が、ペルシャ湾からの海流によって、日本列島に到着したのは、数千年遅れる。つまり、南廻りモンゴル人種が、一番後に到着したのは数千年後となるだろう。日本では、このようにして、鹿島香取において、北廻りと南廻りと二つのモンゴル人種が融合するまでに、少なくとも、七、八千年の時間が経過しているわけである。

 日本は、この二つのモンゴル人種が融合するべく十二分な歴史的条件が準備されていた。このような条件は日本以外に未だかつて起きたことはなかった。南廻りモンゴル人種が、七、八千年遅れで日本列島、鹿島香取に到着するまでに、ペルシャ湾から次にイラン、アフガニスタン、インド、マレーシア、インドネシア、フィリピン、タイ、インドシナ、中国、台湾、沖縄、九州、四国、紀伊半島、名古屋、伊豆半島、房総半島、鹿島香取と成る。従って、日本に到着した南廻りモンゴル人種には、以上の国々の文化的 経済的 地政学的 言語学的特徴が刻印されている。ツラン文明圏それは、我々がここで問題にしている、異星人に襲撃される前に東方に向って移住を始めたモンゴル人種の幾つか前の段階を表現していると見ることも出来る。我々はこの見地から、今後、ツラン文明圏問題を再評価するであろう。(了)

【渡部悌治著「ユダヤは日本に何をしたか」刊行】
 2753回、2009(平成21)年4月10日

 渡部悌治先生は、明治四十五年生まれ。國學院大学卒業。国際政経学会(昭和十一年から二十年まで)唯一人の証言者である。しかし、明治四十五年生まれと言うことは今年九十九歳。数年前から、年賀状の交換も行われなくなり、「ユダヤは日本に何をしたか」(成甲書房刊)も絶版になっていた。しかし、今回、成甲書房は渡部悌治先生の娘さんに当たるお方、孫娘に当たるお方と連絡を取り、ご親族との出版契約を結んで正式に復刻出版が実現した。

 本書は、日本における民族派有志にとって、必読必見の著作である。本書にはきわめて多数の極秘情報が掲載されている。そのうち一つだけ挙げておけば、それは堀川達吉郎問題だろう。渡部悌治先生によれば、堀川達吉郎は、大正昭和初期、まぎれもない日本におけるフリーメーソンの代表格であった。と、述べられている。堀川達吉郎が、かつて、日本におけるフリーメーソンの代表格であったとすれば、中丸薫とは何者なのか。渡部悌治著におけるもう一つ重要な情報は、「日支闘争計画」であるだろう。(了)

 【注】本書は自費出版として「攘夷の流れ」として最初刊行された。[新版]「ユダヤは日本に何をしたか」渡部悌治著、成甲書房。四月十六日発売。

【「介護難民百万人」考、フェミニズム=男女共同参画法の陰謀論】
 2754回、2009(平成21)年4月11日  

 しばらくまえ、日本のマスコミは、介護難民百万人という、関係当局の発言を報道した。難民と言う言葉を厳密に定義すると、これは恐るべき用語である。日本のマスコミは、介護されるものとその親族との間の殺傷事件、虐待事件、介護されるものと介護する者との間の殺傷事件、虐待事件、財産事件、などが報道されている。

 日本の政府は当初、介護保健法案を提出した時、その実施に当たるべく予定された日本の地方自治体の殆ど多くは、圧倒的に反対だった。積極的に賛成する自治体は全くなかったのではなかろうか。しかし、日本政府はあるいは日本の官僚は、日本国民の殆どすべての反対を押し切ってこの悪法を施行した。これは日本の官僚が、日本を支配するイルミナティのエージェントであるからこそ可能であったのである。介護難民百万人と言うことは、少なくとも一千万人の日本人が、影響されるであろうことを意味している。介護保健法は、極めて効果的に日本民族を解体して行くフェミニズム=男女共同参画法の陰謀である。(了)

【「生姜の気」考、生姜湿布運動】
 2755回、2009(平成21)年4月12日

 なぜ、今、日本民族は、生姜の気を必要としているのか。なぜ、今、日本民族は、生姜湿布という形での、生姜の気を必要としているのか。北廻りモンゴル人種の特徴は、シャーマニズムに象徴されるとすれば。南廻りモンゴル人種の特徴は、生姜の気、生姜湿布の気、によって象徴される。生姜の気が、心身に深く、感応するように。

 しかし、一体、生姜の気とは何なのか。生姜には不思議な気がある。当、「時事寸評」子は、ここに南廻りモンゴル人種のすべてが象徴されていると考える。それは、熱である。それは、海流を生み出す。その海の流れに乗って、南廻りモンゴル人種は、日本列島に、到着した。南廻りモンゴル人種は、カレーと、密接不可分である。カレーつまり香辛料である。日本列島には、何百万年、あるいは何億年という時間を通じて、次の二つの方法によって、莫大な二つの熱が蓄積された。その一つは、火山活動であり、もう一つは海流である。この二つの熱が日本民族に、莫大な気を与えた。生姜はそれを象徴する。私はそれを、生姜に象徴させて、しかし、今、日本民族は、その気を失ってしまった。それは、なぜなのか?それはここでは省略する。生姜湿布運動の要点は、最大に熱くした生姜のエキスを、人間の心身に感応させることである、それにつきる。(了)

 《注》参考文献
 「食養手当て法」大森英桜、大森一慧監修 医学博士 鈴木英鷹著、清風堂。※しょうが湿布、一六八頁。

【ヘンリー・メイコウ著「イルミナティ・世界をハイジャックしたカルト」と「シオン長老の議定書」考】
 2756回、2009(平成21)年4月13日

 ヘンリー・メイコウ著「イルミナティ・世界をハイジャックしたカルト」成甲書房、平成二十一年五月刊。太田龍監訳、解説。ヘンリー・メイコウは、カナダ在住の同化主義的ユダヤ人として育った、と言う。およそ、現代ユダヤ人にとっては、三つの立場が可能である。(1)自分が住んでいる、社会、民族、国家、文化、宗教などに同化すること。(2)イエス・キリストを信ずること。(3)同化主義を拒否し、同化しないことを主義とする。ここで、同化しないということは、必然的に、タルムード主義、カバラ主義、という立場をとることを意味する。このような同化主義者として出発したヘンリー・メイコウは、イルミナティの謀略としてのフェミニズムのペテンに取り込まれた。

 ヘンリー・メイコウが、反イルミナティのウエブサイトを立ち上げて、ほぼ、毎週一回投稿しはじめたのは、当、時事寸評子の記憶では、二〇〇〇年代初頭のことである。したがって、合計四百ないし、四百数十回の反イルミナティのニューズレターが、無料で公開されている。本書「イルミナティ・世界をハイジャックしたカルト」(二〇〇八年)には、四〇ないし、五〇回分が収録されている。なお、「イルミナティとフェミニズム」(二〇〇七年)にも四〇ないし、五〇回分 が収められている。

 最初の段階で、「シオン長老の議定書」の研究、調査に集中した。「シオン長老の議定書」は、二〇世紀初頭ロシア官憲によって暴露されたのち、一九一一年、ロシア共産革命が開始されると、それは、偽書か、真書か、しかし、そんなことはどうでもいいお話しである。本当の問題はその著者、その後援者、その講師、それは誰かということで、今日に至るまで、多くの人々がその候補者として指名された。しかし、それらの候補者は、全世界の人々を満足させることは出来なかった。メイコウはこの問題に、ズバリとした回答を与えた。メイコウの見方は以下の通り、まず第一に、「シオン長老の議定書」の後援者は、ロスチャイルド家の一員でなければならない。第二、彼は英国ロスチャイルド家第二代ライオネル・ロスチャイルドでなければならない。

 英国ロスチャイルド家は、十八世紀末英国に上陸した。ライオネル・ロスチャイルドは、十九世紀初めに生まれ、一八七〇年代まで現役で活動した。事実上、ライオネル・ロスチャイルドは、イルミナティの最高首脳だったのである。ヘンリー・メイコウが明記した定義によれば、「シオン長老」とはイルミナティの奥の院のことである。イルミナティは、特定の任務をエージェントに委認する。イルミナティは、無数の走狗を使い捨てのコマとして利用する。最後は四番目のゴイムである。ゴイムとは羊人間であり、家畜人間である。これがイルミナティの、支配構造である。(了)

【今、日本民族必読の書、戦後文学の古典としての「真空地帯」】
 2757回、2009(平成21)年4月14日

 進藤兼人映画監督。この人はかなりの年配で、大東亜戦争中、日本海軍少年団に招集された。ところが、この人が海軍少年団に入ると、いわゆる古年兵によって、徹底的なリンチ、暴行、襲撃された。一体敵は、アメリカか、日本海軍か。と、この人は深刻に考えた。今、戦後文学の古典、「真空地帯」は必読の小説となった。

 周知のごとく、明治維新と、明治国家は、フリーメーソン革命の結果である。その結果、日本の全民衆は、陸軍と、海軍によって襲撃された。そこで日本の少年兵達が、古年兵によってどのように暴行されたか。今こそ、「真空地帯」を読まなければならない。我々は、今日本民族の気が消滅寸前であると警告している。その理由は、東京裁判史観とか、そんな程度のレベルのものではない。我々は今、生姜湿布国民運動によって、生姜の熱いエキスの気を、日本人の心身に感応するように。生姜は明らかに南廻りモンゴル人種の象徴である。(了)

【タワンティンスーユの会(日本)とアンデス文明タワンティンスーユ文明の最初の出会いの旅について】
 2758回、2009(平成21)年4月15日

 日本義塾平成二十一年四月二十二日水曜日公開講義案内

 ◎日 時 平成二十一年四月二十二日(水) 午後六時半〜九時(六時開場)
 ◎会 場 文京シビックセンター四階シルバーホール 四階B会議室のトナリの部屋
 ◎講 師 太田龍
 ◎演 題 タワンティンスーユの会(日本)とアンデス文明タワンティンスーユ文明の最初の出会いの旅について。その歴史的意味、第二次訪問団以後の展望

 四月十五日(水)タワインティスーユの会日本は、第一次コジャスーユへの使節団を派遣した。我々のこの第一次使節団の公式任務は、ワンカール(ラミロ・レイナガ)の著作「インカの抵抗五百年史―ケスワイマラ人のスペインに対する五百年戦争」(日本語版復刻増補第二版、面影橋出版、二〇〇九年二月)。面影橋出版は、この日本語復刻増補第二版を二月二十五日、二千部発行した。面影橋出版は、この本を三〇〇冊、ワンカール(ラミロ・レイナガ)に贈呈することとした。

 我々は、この第一次コジャスーユ使節団にこの三百冊のうちの百余部届けることにした。我々は、この百余部をワンカールにそっくり贈呈する。同時に我々は、ラミロのこの本に関心のあるボリビアに住む日系人とその組織に広く関心を喚起したい。我々、タワインティスーユ日本の会は、今回の第一次使節団を通じて、日本には全く伝わってこないコジャスーユ・インディオ住民の声を系統的組織的に日本民族有志に伝えることを任務の一つとしたい。我々は第二次、第三次コジャスーユへの使節団を派遣することを期待している。四月二十二日での日本義塾公開講義では、より深くこれらの問題を説明する。資料代、千円。お申し込みは日本義塾出版部へ。(了)

【「介護難民百万人」日本政府会計当局の発言】
 2759回、2009(平成21)年4月16日

 筆者(『時事寸評』子)は、介護保健サービス利用の手続きを取ることにした。介護保険については、筆者は率直に言って、関心がほとんどなかった。しかし筆者自身が最近、介護を必要とする状況になったことと、さらに最近、日本のマスコミ上で、介護保険関係当局が、近い将来、百万人の介護難民が発生する。と、発言した。そのことが筆者に強烈な印象を与えた。

 ここには、現代日本のそして現代世界の非常に多くの非常に複雑な問題が重合しているであろう。筆者は、当然、国家政府によって、介護保険保険料を徴収されているわけであろう。介護保険サービスを受ける手続きをすると言うことは、筆者にとって、個人的問題ではない。それは、筆者にとって公的な意味を持つものであろう。従って今後、筆者は、この問題を継続的に取り上げ、批評し、イルミナティサタニスト権力の陰謀の一部として、その実態を明らかにしてゆきたい。(了)

 【注】昨日、日本義塾開催のお知らせをしましたが、ことと場合によっては、休講になることをご了承ください。

【フリッツ・スプリングマイヤー著小論文公開】
 【コメント】、2009(平成21)年4月17日

 <ここのインターネット情報から http://www.zombiesarecoming.com

 アメリカの科学者は死んだ動物を生き返らせている。動物の死体を7度に保ちながら、血液を交換すると、低体温状態になる。そのあと、生き返らせるために、電気ショックを用いる。現在は、人間の死体を生き返らせることについて議論している。脳の損傷はない。この生き返りは、永遠の生命を得るというイルミナティの最終目標と一致している。新たな情報が入り次第、連絡します。

 (英語原文ママ)
 U.S.Scientists have taken dead animals and bronght them back to life.
 They take the dead body to 7℃, replace the blood,which creates a state of hypothermia(低体温).
 Then, to bring them back to life, they use electric shock(電気ショック).
 Now they are talking about bringing dead hamas back to life.
 There is no brain damage. This fits in with Illuminati goals to give eternal life. As I get more infomation I'll write it to you.

 【小論文6】

 Near The Shadow of San Simeon by Fritz Springmeier

 <サン・シメオンの亡霊の近くで>フリッツ・スプリングマイヤー

 筆者(私、スプリングマイヤー、以下『筆者』とは同氏のこと)が収監されているロンポク刑務所は、アメリカ西海岸防衛コントロールセンターであるヴァンデンバーグ空軍基地と隣接している。ロンポク刑務所は、また、カリフォルニア州のサン・シメオンにあるハースト・キャスル(石油王の子息、ウィリアム・ランドルフ・ハーストの豪邸)の南約80マイル(約128km)くらいに位置している。サン・シメオンに観光客の訪問者が来ないときは、ハースト一族とイルミナティの儀式に使われている。ハースト・キャスルにはその儀式用オカルト工芸品を分担で持っている。また、ハースト一族は、カリフォルニア州のシャスタ山近郊のマックラウドに大邸宅を保有している。これもイルミナティの重要地域である。

 1994年に日本の明仁天皇と皇后がアメリカのホワイトハウスを訪問された折、クリントン夫妻はホワイトハウス主催の饗宴に、重要人物を招待し、その中にランドルフ・A・ハーストおよび妻のヴェロニカが含まれていた。新聞、雑誌、及び出版社をコントロールする超大企業であるハースト・コーポレーション会長のランドルフ・ハーストは出席できなかったが、妻のヴェロニカはこの饗宴に出席した。

 ヴェロニカはロシアのロマノフ王朝の系統を引いている。そして、ロックフェラー家、ヨーロッパの諸王族、ロスチャイルド家、その他私が「イルミナティ悪魔の13血流(Bloodlines of the Illuminati)」で書いている血流と結び付きがある。彼女はまたミケーレ・シンドーナとも親交があった。私が1991年に著した書「蛇のように聡くあれ(Be Wise As Serpents)」(未邦訳)で書いていることだが、シンドーナはロベルト・カルヴィ、バチカン、及びイタリアのロッジ・P2フリーメイソンリーと関係がある人物である。

 約1年前(2008年2月25日)、ヴェロニカ・ハーストは、フロリダ州パーム・ビーチの南12マイルのところにある彼女の夢のマイホームヴィラヴェネツィアを失った。この事件は、New Stream Secured Capital(ニュー・ストリーム・セキュアード・キャピタル)が、28,000平方フィートの大邸宅を抵当流れ処分にしたときに起こった。これは、彼女の夫が2000年12月18日に16億ドルの遺産を残して死去した際、わずか400万ドルしか相続しなかったことで発生した問題である。だが、彼女は、もはやその資産を所有する余裕はなかったにもかかわらず、それを放棄することに応じなかったのである。

 ランドルフ・A・ハーストは、かの有名な娘のパティを残した。彼女の年齢は筆者に近い。はるかに短い刑期であったが、同様に武装銀行強盗の罪でカリフォルニアの刑務所に収監されていた。彼女は、1年を少し過ぎるくらい服役したと思うが、筆者は約8年くらい服役することになるだろう.

 Near The Shadow of San Simeon by Fritz Springmeier

Lompoc prison, where this a wither is imprisoned, is next door to Vandenberg Air Force Base, which is the control center for American west coast defense. Lompoc is also situated about 80 mils south of the Hearst Castle at San Simeon, CA.

When San Simeon is not being visited by tourists, it is used for parties by the Hearsts and Illuminati rituals. The Hearst Castle has its Share of occult artifacts.

The Hearst’s also have a mansion at McCloud, CA near Mt.Shasta,CA. That is also an important area for the Illuminati.

When the Emperor Akihito and Empress of Japan visited the U.S. White House in 1994, the Clinton's invited important people to a White House banquet, including Randolph A. Hearst and his wife Veronica. Randolph Hearst, chairman of the multibillion dollars Hearst Corporation, which controls newspapers, magazines, and publishing houses, was not able to attend. But his wife Veronica attended the Emperor's banquet.

Veronica is descended from the Russian Romanov's and associates with the Rockefellers, European royalty, the Rothschild’s and other families I wrote about in Bloodlines of the Illuminati. She was also friends with Michele Sindona, who was involved with Robert Calvi, the Vatican, and P2 Freemasonry, which I wrote about in my Be Wise As Serpents book in 1991.

About one year ago(Feb 25, 2008), Veronica Hearst lost her dream home Villa Venezia, sitel 12 miles south of Palm Beach,FL, when New Stream Secured Capital foreclosed on the 28000 sg.ft. mansion. This happened because she only inherited $4 million from her husband who died on Dec.18.2000 with a fortune of $ 1.6 billion, and she was not willing to give up the property even thongh she could no longer afford it.

Randolph A. Hearst left a famous daughter Patti, who is close to this author’s(Springmeier's)age. she was also put in prison in California for an armed bank robbery, although with a much shorter sentence. I think she did a little over a year in prison, and this anther will do around 8 years.

 その他の小論文は、こちらからご覧になれます。
 http://www.ohtaryu.jp/springmeier/

小論文7◆「発展/拡張には長期計画が必要だ」(2009年3月)
小論文5◆「人の行動を予測出来なくても、それは仕方がない」 (2009年1月30日)
小論文4◆「生命のつながり」(2009年1月6日)
小論文3◆人類が自然との絆(きづな)をずたずたに切り裂いていることについて(2009年1月3日)
小論文2◆アラスカが米国(USA)から分離する時(2008年10月10日)
小論文1◆【あなたの思考は何時の日か、警察の監視の対象とされるであろう。】[2008年9月)

【太田龍著「たべもの学」シリーズ 】
 2760回、2009(平成21)年4月18日

 「たべもの学」シリーズは昭和六〇年(一九八五年)五月より月刊「自然食ニュース」で連載が始まった。

   第一部 たべもの學入門  
   第二部 肉食は地球を滅ぼす
   第三部 天然農法     
   第四部 中国食人史    
   第五部 痲藥―悪魔のくすり
   第六部 「食コントロール」は我々をどこへ導くか?―天寿学の解答―
   第七部 日本型食文明   
   第八部 日本の復活    
   第九部 和食が世界を救う 
   第十部 殺生肉食禁斷令  
  第十一部 たべもの學と經濟學
  第十二部 たべもの學と宗教
  第十三部 たべもの學と温暖化

 現在、第十三部「たべもの學と温暖化」を自然食ニュースに連載中である。二十年以上、書き続けて来たものである。第十二部「たべもの學と宗教」のコピー本が出来たので希望者には配布します。第一部から第十一部、定価二千円プラス送料。(第四部、第五部は、雷韻出版から発行、絶版、在庫なし)第十二部、定価三千円プラス送料。申し込みは、日本義塾出版部へ。(了)

【ショウガ湿布、第二回講習会、御案内】
 2761回、2009(平成21)年4月19日

 ショウガ湿布、第二回講習会、御案内。
 
 ◎日 時 五月三十日(土)午後六時半〜九時まで、(午後六時開場)
 ◎講 師 石田英湾 マクロビック運動四〇年。日本CI協会会員。宇宙法則研究会会員
 ◎会 場 文京シビックセンター四階和室
 ◎定 員 三〇名(タオル持参のこと)
 ◎申し込みは、日本義塾出版部へ、eメール、はがき、電話で、
        〒 :112−0001
        住所:文京区白山5−35−12
        電話:03(3813)7825

 ◎定員に達し次第、申し込みを締め切ります。
 ◎ショウガ湿布普及の会は、国民運動として発展させる為に、世話人を求めています。有志、皆様の協力をお願い致します。
 ◎主 催 ショウガ湿布普及会

【野間宏著「真空地帯」のペテン性、渡辺武の「天皇の軍隊」の評価考】
 2762回、2009(平成21)年4月21日

 野間宏「真空地帯」。この本は、敗戦後代表的著作として、きわめて有名である。敗戦後文学とは、日本の軍隊、海軍の兵隊、少年兵、筆舌を尽くしがたいリンチの実情を、初めて日本国民の前に曝露した。と言う意味での初めての小説である。しかし、今、この小さな短編集を良く読んでみると、野間宏の「真空地帯」はペテンである。野間宏は、大正十五年、昭和元年生まれで、旧制第三高等学校卒業。京都大学卒業。明確な共産主義者。こういう人物が陸軍の中に入って来たとき、陸軍、いわゆる内務班は、一般民衆から入ってきた初年兵と同じようなリンチを加えるであろうか。とんでもない話だ。

 陸軍上等兵が野間宏にリンチを加えた罪により、明らかなことは、野間宏著「真空地帯」は嘘名であり、ペテンである。新潮社版「野間宏集」の巻頭に野間宏のデカデカとした写真が掲載されている。日本知識人の代表のような。絶対主義天皇制が陸軍内務班、海軍水兵団、古年兵によって、信じられないようなリンチをくわえられた人々の体験記録は、渡辺武著「天皇の軍隊」が始めてである。野間宏「真空地帯」、野間宏の作家としての名声もゴミとして廃棄せよ。渡辺武の本物の著作を、国民文学として正しく評価せよ。(了)

【アンデス文明史考】
 2763回、2009(平成21)年4月22日

 本日の公開講義は、筆者の病気のため中止した。以下にその講義要旨を転載する。

 タワンティンスーユの会(日本)とアンデス文明、タワンティンスーユ文明の最初の出会いの旅について。その歴史的意味、第二次訪問団以後の展望。太田龍
    
  一、「タワインティスーユの会」(日本) 第一次コジャスーユ使節団がラパスに到着したちょうどその頃、ペルーでは、センデロルミノーソが復活して大量の地域住民を殺した。との報道がなされた。
  二、センデロルミノーソとは、太陽の輝ける道と言う意味である。
  三、センデロルミノーソは、赤色テロリストと通称された。
  四、ワンカール(ラミロ・レイナガ)著「タワインティスーユの闘い―インカの抵抗五百年史」
  五、ワンカールは、この赤色テロリストの思想的起源をマリアテギにもとめている。マリアテギの社会的中心は、クリオージョである。コミンテルン(共産主義インターナショナル)は、一九二〇年代前後、マリアテギをコミンテルン、ラテンアメリカ総局の最高指導者として任命した。
  六、ラテンアメリカにおける、左翼、共産主義はここから始まる。
  七、一九五〇年代、中ソ決裂のあと、ラテンアメリカの共産主義運動にも、毛沢東派が出現した。つまり、マリアテギの系統から、センドロルミノーソ(赤色テロリスト)が出現したわけである。
  八、この共産党左翼、毛沢東派のセンドロルミノーソは、ペルーのアンデス山脈地域、そしてリマ、その他の都市地域で、驚くべき規模でのインディオ原住民に対する大量殺戮を起こした。
  九、しかし、更に奇怪な事は、英米を主体とするイルミナティ世界権力が、この毛沢東主義赤色ロリストのインディオ原住民に対する殺戮を百パーセント支持したことである。
  十、センドロルミノーソを一掃した日系人のフジモリ大統領は、禁固二十五年。
  十一、二〇〇五年十二月、インディオ出身の大統領エボ・モラレス政権誕生。
  十二、二〇〇九年一月モラレス政権によって、新憲法が可決される。
  十三、焦点は、スペイン西洋帝国主義に対するインカ五百年史を継続するか、否かと言うところに存在する。
  十四、イルミナティサタニスト世界権力によって支配されている日本のマスコミにもてはやされている「太田昌国」。この人物は、スペイン帝国主義による、アンデス文明、500年戦争をスペインの側から継続することを承認したサタニスト以外のなにものでもない。《以上》

 ここでの最大の問題は、日本の左翼である。ラテンアメリカの、北米、中南米、インディオ原住民問題に対するもっとも悪魔的な敵は、日本の左翼である。一九六〇年代以降、東京外語大学、大阪外語大学、スペイン語学科、及びその学生たち等から生まれた。

 太田昌国。この人物は四〇年以上に亘って、ワンカール(ラミロ・レイナガ)を代表とする勢力と、徹底的に敵対している。従って、我々は、「太田昌国」を、改めて全面的、原理的、深刻な全面的思想闘争を開始しなければならない時にある。にもかかわらず、我々は現時点において、スペイン語を理解する研究者の人口をほとんど一人も持たないことも、自明の事実である。この問題を解決することなしに、それは、カラ文句に過ぎないだろう。

 ワンカール(ラミロ・レイナガ)著「タワインティスーユの闘い―インカの抵抗五百年史」復刻、第二版、二千部を出版して、そのうち三百部をワンカールに贈呈した。そして我々は、この日本語版、復刻第二版を、ボリビア(コジャスーユ)の日本人会の人々に、贈呈する方針を実行した。現代の日本人は、そして、とりわけ日本人の左翼、日本人のリベラル派、日本人のグローバルリスト、我々の実行した、この行動について、何一つ理解することは出来ないであろう。我々は、この布石が日本民族の思想と、文化と、精神と、社会システムと、根本的に変革する第一歩となることを、信ずる。(了)

 2764回、2009(平成21)年4月2*日

【第一次コジャスーユ使節団派遣、鹿島・香取の神事の検証、日本縄文神道の再生】
 2765回、2009(平成21)年4月25日

 タワインティスーユの会(日本)は、四月十六日から四月二十三日まで、第一次コジャスーユ使節団を派遣した。我々はこれを北廻りモンゴル人種と、南廻りモンゴル人種とが、鹿島・香取で融合、合流した、日本縄文文明がモンゴル文明の最高峰としての、タワインティスーユ文明、アンデス文明、北米、中米、南文明の最高峰としてのアンデス文明再興のための闘いに連帯する。我々はこれから、鹿島・香取の神事を全面的に再検証するだろう。

 この場合、もっとも重要な神社は、(1)新潟のヤヒコ神社。(2)加賀の白山神社。(3)長野県の諏訪神社。この三社となるだろう。南廻りモンゴル人種としては、南九州にいくつかの古社がある。紀伊半島に熊野神社、伊豆半島に幾つかの古社。しかし、我々は以上のような視点から、縄文日本文明の神社、神事、原始古神道などを再生させるのでなければならない。(了)

【タワインティスーユ(日本)は、引き続き第二次、第三次コジャスーユ使節団を派遣する】
 2765回、2009(平成21)年4月25日

 タワインティスーユの会(日本)は、平成二十一年九月頃、第二次コジャスーユ使節団を派遣する。この第二次コジャスーユ派遣使節団は、面影橋出版によって、ワンカールに贈呈されたタワインティスーユの闘い」(日本語版復刻第二版)残りの百三十冊を届ける。我々は、次の適切な時期に、ワンカール(ラミロ・レイナガ)を、日本講演旅行に招待する。更にその後第三次コジャスーユ使節団を派遣する予定である。比較的近い将来、今回の第一次コジャスーユ訪問団の報告会を開催するだろう。(了)

【ビルダーバーグ考】
 2766回、2009(平成21)年4月26日

 アメリカン・フリープレスによれば、ビルダーバーグは間もなく、アテネで、〇〇九年の年次総会を開催する。二〇〇九年の、年次総会の主たる任務は、ニューワールドオーダーの機関の一つとしての、新しい世界統一銀行を設立することであろう。しかし、この世界統一銀行はジョン・コールマン著作(『ジョン・コールマンは知っていた』、『コールマン博士・最後の警告』)の中で述べているような、三百人委員会の経済専門家達の、緊急経済政策にかぎりなく近いだろう。しかし、「シオン長老の議定書」を今読むことは、大いなるヒントを与えることだろう。(了)

 【参考】
BILDERBERG ONLINE RESOURCE PAGE(英文)
「コールマン博士は知っていた」
「コールマン博士・最後の警告 〈再編新刊〉人類奴隷化プログラムの恐怖」

【森下自然医学燦々会案内】
 2767回、2009(平成21)年4月28日

〇日 時 二〇〇九年五月三日(日)
〇会 場 全水道会館5F大会議室
〇料 金 二五〇〇円(玄米弁当付き)
※前売り券、当日券ともに二五〇〇円ですが、予約なしで当日ご来場の方は、玄米弁当がつきませんので、予めご了承ください。定員になり次第締め切らせていただきます。(定員一一〇名)
〇電 話 03―3816―3966(問合せ先)
〇出演予定の講師と演題

 ◆太田龍 文明評論家。「宇宙は一つの生命体である、と直感した東洋縄文日本、アメリカ原住民の人類正統文明の再考。宇宙は死物であると妄想した西洋、無明世界の終幕。これが次の時代の流れである」。
 ◆宮下周平(株)まぼろば代表取締役社長「エリクサーと自然観、O−1テストへのいざない」。
 ◆森下敬一 国際自然医学会会長・お茶の水クリニック院長「世界的長寿郷、広西巴馬は、強力なパワースポットだった」。(了)

【ワンカールによる世界情勢分析】
 2768回、2009(平成21)年4月29日

 タワインティスーユ(日本)は、第一次コジャスーユ使節団を四月十六日に派遣し、四月二十九日までにその公式報告書を受け取った。我々は、適当な時期に、報告会を開催するであろう。我々は、次のような世界情勢判断をしている。

 (1)デーヴィッド・アイクが述べているように、レプティリアンの世界支配、世界人類の目覚めによって、根底から崩壊させられつつある。
 (2)レプティリアン世界支配の西洋である。
 (3)従って、また、西洋の支配のピラミッドは、根底から崩壊しようとしている。それが現在の西洋のピラミッドをおびやかす。西洋の世界金融体制と、西洋の軍事的体制の崩壊である。
 (4)西洋が崩壊して、その次に、アンデスのタワインティスーユ文明が復活する。
 (5)タワインティスーユ文明が、どのようにして復活するかということは、ワンカール(ラミロ・レイナガ)著「タワインティスーユの闘い―インカの抵抗五百年史」(日本語復刻版、第二版、面影橋出版、吉田秀穂訳、太田龍解説)に詳しく述べられている。

 ワンカールによる、増補第二版、次のように述べている。(1)西洋の命運は尽きた。(2)タワインティスーユ文明が再生する。(3)宇宙は回帰する、パチャクチ イズ カミング。ここに、世界情勢の焦点が存在する。ワンカール、ラミロ・レイナガは、ホラでこんなことを述べているわけではない。ケスワイマラ人スペインに対する、五百年戦争を、開始した時、アンデスには、五千万人がケスワイマラ語を話している。五百年の強襲撃を経たのち、ケスワイマラ人は、生き延びた。五百万人が、ケスワイマラ語を話している。 

 約四百二十年後、アンデス文明の中心、ボリビアにまさに最初のインディオ出身の大統領、エボモラレスの政権が登場した。これは、何を意味するのか。現代の中米、南米もいわゆる、ラテンアメリカ社会は、四つの社会から成り立っている。第一、スペイン帝国主義の占領体制そのもの。第二、純粋なスペイン人を占領者、その家族とそのあと、スペインからラテンアメリカにやって来たスペインからの移住者。それを、クリオージョ。第三、クリオージョと現地インディオの混血児。メスティーソ。第四、純粋のインディオ。

 ラテンアメリカ社会では、この四つの社会構造は、おおむね次のようである。

  北米、中米
  (1)スペイン系   10〜20%
  (2)クリオージョ  30%
  (3)メスティーソ  30%
  (4)純粋インディオ 10〜15%

  南米アンデス
  (1)スペイン系   5%
  (2)クリオージョ  20%
  (3)メスティーソ  20%
  (4)純粋インディオ 50%以上

  ブラジル、アルゼンチン、チリなどは、例外である。コジャスーユ、ボリビアは、アンデスの代表ともいえるが、彼が、今準備中の「タワインティスーユの闘い」増補、第三版では、モラレス政権を、インカの抵抗五百年の歴史からの逸脱として告発する。(了)

【介護保険問題】
 2769回、2009(平成21)年4月30日

 
一九九〇年以降のユダヤ・イルミナティ、フリーメーソン、イルミナティ・サタニスト世界権力の陰謀についての数十冊の著作。そして、無数の記事、論説、警告などの応用問題としての介護保険問題についての警告と同時に有志諸君の協力を求める。介護保険問題によって、筆者は今多くの一般民衆と共に多大な害を受けている。その実情を知らせてほしい。我々は今、次のように良心的な介護保険派遣労働者に合法的な協力を提案する。

 (1)介護問題を考える会。文京区白山五の三五の十二、電話03(3813)7825 FAX:03(3813)7846
 (2)内容、介護サービス、ケアについて。
 (3)介護行政上の問題について。(了)

 【注】情報によれば、ワンカール(ラミロ・レイナガ)の主著「タワインティスーユの闘い―インカの抵抗五百年史」(スペイン語版)。一九六九年、ボリビア版は、ボリビア政府によって完全に破壊された。一九七一年、メキシコ版。ペルー版。一九九三年、日本版。二〇〇九年、日本版増補復刻版。この本がごく最近、米国の大出版社によって刊行されるとのことである。この件は調査したい。

 【追記:五月一日】四月二十八日の時事寸評で報告しました「自然医学燦々会」のご案内で講師とし太田龍が出席とありましたが、欠席となりました。




(私論.私見)