2009.03 |
(最新見直し2011.02.18日)
(れんだいこのショートメッセージ) |
ここで、太田龍・氏の時事寸評の2009.03月分を確認しておく。れんだいこ文法、作法に基づき編集替えしております。 2011.02.17日 れんだいこ拝 |
【佐藤優考】 |
2712回、2009(平成21)年3月01日 佐藤優に対するいわゆる国策操作、その本質は、今だかって日本のマスコミ上で説明されたことはない。筆者(時事寸評子)の見るところでは、その真相は以下の通りである。 (1)佐藤優は、イスラエルモサドで、工作の訓練をされたと自認している。 (2)モサドは、イルミナティ三百人委員会の諜報機関の重要な一部である。 (3)佐藤優は、ゾルゲ尾崎事件の、尾崎以来、始めて日本に出現したイルミナティのエージェントである可能性は存在する。 (4)佐藤優は、外務省高級官僚の一部を取り込んで、日本外務省の中にイスラエル支持の勢力を確立しようとして動いた。 (5)外務省主流派は、これを容認せず、国策操作によって佐藤優とその政治路線を切り捨てようとした。 (6)佐藤優が普通のタマであったなら、話はそれでおしまい。となったであろう。 (7)しかし、その後の経過は皆が良く知っている通りである。 (8)佐藤優がイルミナティのエージェントであったとしたら、 (9)日本の国家政策をイスラエル支持の方向に決定的に転換させるべく、断固として彼は行動し続けるであろう。 (10)佐藤優は、何万人、何十万人、何百万人と言う現代日本のイルミナティの無数の走狗のうちの一人といった存在ではない、彼は、尾崎と匹敵するレベルではないだろうが、敗戦現代日本の水準では、まぎれもない優秀なイルミナティのエージェントの一人である。(了) |
【】 |
2714回、2009(平成21)年3月0*日 |
【小林よしのりと佐藤優激突の思想的欠陥考】 |
2715回、2009(平成21)年3月04日 〇「わしズム」最終号、二〇〇九年三月二十五日、小学館発行。小林よしのり発行の「わしズム」最終号とある。この号には、重要な問題が提起されている。小林よしのりと、佐藤優、その正面からの激突のお話である。小林よしのりの記述によれば、最近、日本の右翼の中に、小林よしのり派と佐藤優派とが出現している、とある。小林よしのりによれば、佐藤優は、小林よしのりの言論封殺謀略をしかけてきたといふ。この一件は、重要な意味のある事件である。にも拘らず、小林よしのりには、佐藤優の正体が分からない。小林よしのりの結論は、(1)佐藤優は左翼である。(2)佐藤優はロシアで教育された、スターリニスト官僚である。といふ。すでに時事寸評で述べたように、佐藤優の本質は、モサドで諜報工作の訓練を受けたイスラエルのエージェントである。イスラエルのエージェントとしての、佐藤優のアジェンダは、 (1)日本の国家の外交政策を、イスラエル擁護に確定すること、 (2)したがって、日本外務省の政策をイスラエル第一主義、パレスチナ排除、に転換させること。 (3)ひいては、日本の国策を明確な反イスラム、イスラム世界との敵対、にもっていくこと。 つまり、日本を米英イスラエルの同盟国とづること。イルミナティの日本における有能なエージェントとしての佐藤優の華々しい日本マスコミ、言論界における活動には、このようなアジェンダが隠されている。しかし、イルミナティの陰謀について知ることを拒否する小林よしのりには、佐藤優は、「スターリニスト官僚」でしかない。これでは、まったくの的外れであろう。しかし、佐藤優は、的をはずすことはないだろう。日本を米英イスラエルの同盟国という名前の鎖でしばりあげ、日本をイスラムと全面的に敵対させること、この方向性が、日本まるごと完全自滅に至る最短距離であろうことは、自明とされなければならない。(了) |
【デリバティブ残高の爆発考】 |
2715回、2009(平成21)年3月04日 三月三日の主要新聞、朝、夕刊は、世界同時株安、と報じている。連環の計「論説」。これは、赤壁の戦いを連想させる。タープレイは、「オバマ危険な正体」(成甲書房)の中で、デリバティブ残高が一千兆ドルを越え、一千五百兆ドルとの推定も示した。タープレイは、このデリバティブ残高が、頃合いを見計らって、次々に爆発させられていくならば、今、我々が、見ているようないわゆる人類文明は、跡形もなく、消滅するだろう。と言う趣旨のことを述べている。タープレイの指摘は、きわめてするどい。筆者の知るかぎり、このことを公然人類に対して警告した著述家、思想家は、今のところタープレイ一人である。二〇〇九年九月、アメリカ発、世界金融恐慌が開幕した時、日本人は、日本人のすべては、アレヨ、アレヨ、と言うばかり。世界には、四つの種類の人間が存在する。 (1)まったく姿を現さないで、闇の中で秘密のアジェンダを実行する、勢力。これを、ヘンリー・メイコウは、「イルミナティ」、「世界をハイジャックしたカルト」と名付けた。 (2)闇の中のイルミナティのエージェント、このエージェントは、イルミナティの代理人として、アジェンダの一部を知らされ、その実行の任務を与えられる。 (3)イルミナティのエージェントは、二次、三次、四次……と言う風に、系列下のエージェントを組織する。 (4)しかし、現代地球社会の人類の圧倒的大多数、恐らくは、99.9%以上、(1)(2)(3)のいずれにも含まれない。彼らは、事件が起きると、アレヨ、アレヨと言って右往左往する。 今、イルミナティが、六千年にわたって準備した、世界人間牧場のアジェンダが、完成されつつある、と見ることも出来る。日本人は、国際政経学会(昭和十一年から二十年)と、現代におけるそのような者を例外として、この西洋の本質、を全く知らない。従って、その例外を別として、先が見えない、未来が見えない、と、ブツブツ愚痴を言いおしゃべりをしている。イルミナティは、次々に爆発を仕掛けていく。コールマン博士が述べているように、世界経済恐慌と、世界戦争と、パンデミックと、世界食糧危機と、世界生態系の崩壊と。これらを通じての、地球人類大量殺処分の三百人委員会のアジェンダは、一体のものである。「シオン長老の議定書」(成甲書房)、今、読みぬく有志は、全力を上げて、研究、検証、批判しなければならない。「シオン長老の議定書」には、「ゴイム」(家畜人間)、と言うことはが、連発される。この事実を熟考すべき時である。(了) |
【米国に於ける反ユダヤ、反イルミナティ、反NWO的月刊誌「クリミナル・ポリティックス」の存在考】 |
2715回、2009(平成21)年3月04日 米国にはローレンス・パターソンによって発行されている非常に水準の高い、反ユダヤ、反イルミナティ、反NWO的月刊誌「クリミナル・ポリティックス」が存在する。「クリミナル・ポリティックス」二〇〇九年二月号には、日本人が知らされていない重要記事が満載されている。以下に、そのいくつかの項目を列記する。 (1)秘密結社は、アメリカ経済を計画的に破壊した。 (2)その目的は、ニューワールドオーダーへの移行である。 (3)ロン・ポール米下院共和党議員は、警告した。米下院決議六四五号は、戒厳令とニューワールドオーダーに導くと。 (4)米国国家、政府のデフォルトの日は、切迫している。 (5)米国政府が、デフォルトを宣言する時、米国民間人所有のゴールド(金)没収の可能性は50対50である。 (6)すでに現在、民間ゴールド(金)関係業者は、ぞくぞくと事業を閉じている。 (7)米国デフォルトは、「アメロ」への移行と、結びついている。 (8)北米(カナダ、米国、メキシコ)統合を意味する。 (9)二年前から、我々は米、CFRが、米国議会に対して、二〇一〇年までに、北米統合を実現することを通告していたことを警告した。 (10)北米統合は、米国憲法の根幹の破壊を意味する。 (11)テックス・マーズによれば、来るべき北米連合においては、権力の主要、中枢部の中にメキシコ出身者が大量に採用される予定である。以下省略。 日本人は、アメリカがデフォルトしたら、その後どうなるか、まるで何もイメージが生まれない。しかし、「クリミナル・ポリテックス」が、説明しているように、秘密結社は、ニューワールドオーダーを実現するために、米国経済を破壊したのである。イルミナティの陰謀はを否定する、日本人の無知は、救いようもなく、深刻である。(了) |
【東京地検の小沢民主党代表標的の国策捜査考】 |
2716回、2009(平成21)年3月05日 この一両日日本のマスコミは、東京地検が小沢民主党代表を標的とする政治スキャンダル捜査に乗り出したことを大々的に報道した。「これは、単純な事件ではないだろう。筆者(当『時事寸評』)の見方は以下の通り。 (1)日本を占領している米国(イルミナティサタニスト世界権力)は、日本に小沢民主党政権が出来ることを許さない。 (2)日本に於けるイルミナティサタニスト権力のもっとも突出したマスコミエージェント「週刊新潮」平成二十一年、三月十二日号は、「小沢代表」を粉砕した秘書逮捕の大爆風!と言う記事を掲載した。 (3)小沢一郎の現在の政治的立場を、イルミナティは、容認しない。 (4)イルミナティは、小沢民主党政権のもとに日本が体制を立て直すことを認めない。 (5)イルミナティは、日本をこのまま混乱と崩壊と沈没の破局へと突き進め、誘導するつもりである。 (6)イルミナティは、アジアにおいて、中共をパートナーとして、決定している。 (7)日本は、米国と中共によって挟み撃ちにされ、米国と中共によって、分割占領され、 (8)日本は、消滅させられていくであろう。 (9)つまり、イルミナティは、日本に強い指導者が出現することを許さないのである。 (10)イルミナティが、今回の小沢捜査をどのようにして演出しつつあるか、 それはわからない。 今、日本民族有志がなすべきことは何か。イルミナティの陰謀に対する、研究、批判、告発、弾劾、…………ここに優先順位を設定することである。従って、陰謀一般、とりわけイルミナティの陰謀の存在を否定する者は、もっとも危険な日本民族に対する売国奴、裏切り者、である。と、警告しなければならない。 中共とは何者か、中共とは、共産主義インターナショナル中国支部として、創立されたそもそもの最初から、中華文明、完全抹殺、の為のイルミナティの最終走者である。中共に対する日本人の一切の幻想を捨てなければならない。(了) 【注】参考文献「九評共産党」(中国共産党に関する九つの論評 |
【ワンカール(ラミロ・レイナガ)著「タワインティスーユの闘い、インカの抵抗五百年史 」】 |
2717回、2009(平成21)年3月06日 ワンカール(ラミロ・レイナガ)は、「タワインティスーユの闘い、インカの抵抗五百年史 ―ケスワイマラ人のスペインに対する五百年戦争」(面影橋出版、平成二十一年二月二十五日、復刻第二版刊行)。筆者、ワンカール(ラミロ・レイナガ)は、この本の日本語版序文として、長大な論文を書いた。人類は、宇宙と調和の中で生きて来た。ところが、西洋は七、八千年前から一万年前、突如として自然界に対する全面戦争を開始したと、ワンカール(ラミロ・レイナガ)のこの説は、深刻に正しい。 ワンカール(ラミロ・レイナガ)は、西洋と言うよりは、この場合中近東を指している。一万二千年前から、中近東一帯で、一大激変が生じたようである。しかし、筆者(時事寸評)の見方では、この激変が生じる以前に、モンゴル人種(黄色人種)はアジア大陸を北回りと南回りで、二つの流れに分かれてひたすら東へ向かって移住を開始した。日本の偉大な歴史家の一人、白柳秀湖は、このことを述べている。中近東に異変が生じる以前に、そしてその異変に毒される以前に、モンゴル人種(黄色人種)は、アジアと北米、中南米に移住した。これこそ、人類の正統である。との、説を立てる。 こうしてみると、モンゴル人種(黄色人種)は、アダムとイブの子孫に含まれないわけである。我々は、ワンカール(ラミロ・レイナガ)の著作をこの前提の上に立って位置付なければならない。この前提と言うよりは、この壮大な枠組が設定されなければならない。日本列島の原住民とは何者か、北回りのモンゴル人種は、日本海を渡って長野県高原地帯、そして、飛騨に定着した。この人々が、縄文日本の創始者である。南回りモンゴル人種は、海流に乗って、沖縄、日本列島太平洋岸に移住した。北回りモンゴル人種と、南回りモンゴル人種の合流の明確な歴史的事実は、鹿島、香取神宮の内に示されている。つまり、北回りモンゴル人種日本人と南回りモンゴル人種日本人を結び付ける主要な通路は、利根川であり、その流域の関東平野である。北回りモンゴル人種と、南回りモンゴル人種の合流と融合は(1)長野、飛騨(2)利根川、鹿島、香取(3)熱田神宮、名古屋港、この三点を中核とした。 縄文日本文明は、人類正統文明の萌芽であった。しかしこの萌芽は、二千年前、西からの侵略者によって、つぼみのうちに摘み取られた。今、我々は、縄文日本文明の魂の、そして神々の長きにわたる埋没の時代を超越して、アンデス文明、タワインティスーユ文明、ワンカールの著作によって、発見したのである。(了) |
【】 |
2718回、2009(平成21)年3月0*日 |
【タワインティスーユの会(日本)によるコジャスーユ(ボリビア)第一次訪問団派遣準備中】 |
2719回、2009(平成21)年3月08日 タワインティスーユの会(日本)は、コジャスーユ(ボリビア)への第一次訪問団を、二〇〇九年四月二十五日から、四月二十二日まで派遣すべく準備中である。その要旨は以下の通りである。 (1)訪問団は、四月十五日、日本を出発し、四月二十二日帰国する予定である。ただしやむを得ない事情が生じた場合には、日程を変更されることもある。 (2)第一次訪問団の主たる目的は、二月二十五日復刻出版された、ワンカール(ラミロ・レイナガ)の日本語版「タワインティスーユの闘い」をコジャスーユ(ボリビア)に紹介し、報告することである。 (3)これは、萌芽のうちに摘み取られ、長きにわたって、埋没させられてきた人類正統文明たる縄文日本人の魂が目覚めて、人類正統文明の最高峰としての、アンデス文明、タワインティスーユ文明との最初の出会いである。 (4)この訪問団は、タワインティスーユの会(日本)によって、第二次、第三次と継続されるであろう。 (5)二〇〇五年十二月ボリビア史上初めて、インディオ出身の最初の大統領、エボ・モラレスが選出された。 (6)更に、二〇〇五年一月二十五日、モラレス政権が実施した国民投票によって、新憲法が可決され、タワインティスーユ時代の公用ケチュア語、アイマラ語が、ボリビアの公用語とされた。 (7)にもかかわらず、ボリビアは、依然として五百年代続く、西洋スペイン帝国主義の占領者の国家である。 (8)ボリビアに於けるスペイン占領者権力の中枢機関の一つは、スペイン語マスコミ。 (9)したがって、我々日本人は、コジャスーユ(ボリビア)のインディオ原住民の情報を何一つ知らされていない。 (10)我々がなすべき第一の課題は、コジャスーユ(ボリビア)インディオ原住民の本当のことば、を日本人に知らせることである。 我々、タワインティスーユの会(日本)は、今回の訪問団の派遣を最初の出発点として我々の目的に向って、前進する。この訪問団への有志の参加を呼びかけると共に、広く友人、有志、の物心両面にわたる協力をお願いする。最後に、この歴史的意味のあるコジャスーユ(ボリビア)への第一次訪問団成功のための財政支援を呼びかける。(了) 【注】「タワインティスーユの会」連絡先 112-0001 東京都文京区白山5−35−12 電話:03(3813)7825 この件についての取り扱い、等合わせ、申し込みは日本義塾出版部へ。 |
【日本型二大政党政治の妄想と狂気の崩壊】 |
2719回、2009(平成21)年3月08日 日本人はこの二十年近く、英米二大政党による、政権交代システム、という、政治改革に狂奔してきた。これは、妄想というよりは、むしろ、狂気であり、発狂というべきであろう。確かに、英米は、現代日本の目から見れば世界の主流であり、日本人にとっての模範である。そしてこの英米二ヶ国は、小選挙区制と、強固な二大政党政治によって運営されている。日本も、英米型二大政党を採用しさえすれば、日本のすべての問題は、解決されるという狂気が日本人に取り付いた。しかし、英国には、約四十万人のフリーメーソンが存在する。ジョン・ダニエルが、大著「スカーレット・アンド・ビースト」(全三巻)の中で説明しているように、約一千年以上に亘る、西洋史、及び世界史は、英国フリーメーソンと、フランスフリーメーソンの対立、抗争を基軸としている。英国フリーメーソンの現在のシステムは、十八世紀初頭に確立された。現代の英国二大政党政治が、英国フリーメーソンによって、管理され、統合され、運営されていることは、英国について、多少の知識のあるものにとって、自明のところである。にもかかわらず、日本人まるごと、この自明の事実がまったく見えない。日本人のこのこの精神状況は、単なる無知というようなものではないだろう。 それは、以下の事を意味する。(1)日本人がまるごと発狂しているか、(2)日本人がまるごと白痴化しているか、(3)又は、日本人がまるごとイルミナティサタニスト世界権力の設定した、動物実験用のオリの中に収容された、実験動物のごときものであるか。この三つのうちのいずれか、と、いうことになるであろう。沼正三著「家畜人ヤプー」の世界である。つまり、イルミナティから見れば、今の日本は、次元が一つか、二つか、三つか、低い訳である。米国二大政党政治システムは、英国の場合よりも、更に突き詰められている。米国には、米国のフリーメーソンは、三百万人、四百万人などといわれている。しかし、米国には、その他のきわめて多数の秘密結社が存在する。フリッツ・スプリングマイヤーによれば、イルミナティによって、完全にマインド・コントロールされた奴隷は、約二百万人存在するという。しかし、今の日本人にとっては、こうした事はすべて、何も存在しない。東京地検の小沢民主党代表政治資金スキャンダルの強制捜査によって一夜のうちにこの日本型、二大政党の幻想は崩壊した。(了) |
【「シオン長老の議定書」によって論理化されたイルミナティの四層支配構造】 |
2720回、2009(平成21)年3月09日
ヘンリー・メイコウ著「イルミナティ―世界をハイジャックしたカルト」(未邦訳)は、「シオン長老の議定書」について、今までの世界水準を突破するきわめて深刻で正確な評価を与えている。メイコウを参考にして、これを整理すると、いわゆる「議定書」の構造は、次のようになる。すなわち、 (1)「シオン長老」と称されるイルミナティ奥の院。 (2)奥の院によって、選抜されたそのエージェント(代理人)。 (3)エージェント(代理人)を通じて、イルミナティによって使い捨てにされる走狗(ランニング・ドッグ)である。 (4)「議定書」が多用する「ゴイム」(非ユダヤ人、家畜人間) つまり、シオン長老と称する、イルミナティの奥の院にとっては、この世界は、四層構造によって成り立っている。これが彼らのものの見方である。従って、我々は、(1)「エージェント(代理人)」と、(2)「走狗(ランニング・ドッグ)」。この二つの概念、二つの階層、二つの存在を決して、ごっちゃに混同してはならない。言い方を変えれば、この二つの概念を明確に、識別できるかどうか。ここに決定的な環が存在する。 しかし、見たところ、人々は、普通この二つを区別できない。走狗とは、イルミナティにとって、消耗され消費され使い捨てにされるべき、そのような存在である。イルミナティは、そのような日常的に使い捨て出来る、取り換え可能な部分品としての走狗を、尨大な量を必要としている。この尨大な使い捨て可能な、部分品としての走狗の尨大な群れ、無しに、シオン長老の奥の院イルミナティの支配は成り立たない。しかし、このエージェントと走狗の存在は、ゴイムの群れ、無しには成り立たない。 このように見て来ると「シオン長老の議定書」は、実に、完璧に彼らの支配構造を彼ら流に論理化している。しかし、一体、彼らの言うゴイムとは、何者なのか? 英語には、Sheeple(シープル)というれっきとしたことばが存在する。シープルとは、「シープ」と「ピープル」この二つのことばの合成語である。つまり、日本語に翻訳すれば、「羊人間」となる。七〜八千年前以来、中近東で家畜制度の歴史が開始された。家畜を飼育する人間の中で、羊がもっとも柔順でもっとも役に立つ理想的、模範的な動物であることが、発見された。 デーヴィッド・アイクは、「私は私、私は自由」(1994年刊、日本語は絶版)の中で、この羊人間について、詳細に全面的に説明している。これは必読である。イルミナティにとって、人類の絶対的多数を羊人間として、訓練し、飼育し、確保することが絶対的必要事項である。アイクが正しく述べているように、イルミナティのすべての教育制度は、この目標のために構築された。しかし、イルミナティは、彼らの支配のために、エージェントと走狗をもまた必要とする。 イルミナティにとって、その奥の院とエージェントとの関係。イルミナティにとって、理想的なエージェントの実例。それは、ロスチャイルド家とシフ家と、その関係である。コールマン博士、太田龍共著「ロスチャイルドの密謀」(成甲書房、2007年刊)には、シフ家がロスチャイルド家にとって、どのように理想的なエージェントであったか、詳しく説明されている。 日本人は、この関係をいまだかつて、理解したことがない。イルミナティの支配は、有能なエージェントなしには、絶対に成立し得ない。今までのところ、日本人で「シオン長老の議定書」を、ほんの少々でも、まともに理解したものはほとんど存在しない。ヘンリー・メイコウ著「イルミナティ―世界をハイジャックしたカルト」は、「シオン長老の議定書」の本格的な研究理解のために役立つだろう。(了) 【参考】 ◎「シオン長老の議定書」(成甲書房、2004年刊)四王天延高原訳、太田龍補訳・解説 ◎「時事寸評」バックナンバー「シオン長老の議定書」 ◎デーヴィッド・アイクのニューズレター3月1日号「お願いだから、暴動を起こさないでくれ…それはまさに『やつら』が望んでいることだ」 |
【コールマン博士の警告】 |
2721回、2009(平成21)年3月10日 ジョン・コールマンの「ワールド・イン・レビュー」(2009年2月月20日号、27日号) この号は、米国NATO(イルミナティ三百人委員会)によるロシア包囲網の急速展開について、きわめて重要な記述を行っている。その重要性に鑑み、我々はコールマン博士の許可を得て、何らかのかたちで、その内容日本民族有志に対して紹介したい。この問題は、タープレイ著「オバマ危険な正体」(成甲書房刊)によって明らかにされた、いわゆるブレジンスキー戦略と一致する。 我々は、コールマン著「300人委員会」(成甲書房、上下二巻)から、二十世紀初頭の英国地政学者ハロルド・マッキンダー(三百人委員会正式会員)の世界征服戦略について良く承知している。マッキンダーによれば、世界政治は、海洋勢力による陸上勢力(ランド・パワー)の征服へと動く。海洋勢力(シー・パワー)とは要するに七つの海を制する大英世界帝国である。陸上勢力(ランド・パワー)は、ユーラシア大陸の真ん中を占拠するロシアである。海洋勢力(シー・パワー)が、陸上勢力(ランド・パワー)を征服するためには、第一に、中欧を支配する必要がある。中欧とはドイツのことである。海洋勢力(シー・パワー)は、第一次、第二次世界大戦でドイツを支配下に置いた。第二次世界大戦後現在まで、海洋勢力(シー・パワー)は、東欧を支配下に置いた。今や最終的に、ロシアの中心部に向けて、突撃しつつある。と、コールマン博士は見る。 しかし、既にコールマン博士が、何度も明らかにしているようにロシア国家とその軍の中枢は、三百人委員会世界権力が一定の限界以上にロシア中心部を脅かしたとき、ロシアは、全力を挙げて、反撃することを決定していると。コールマン博士は、これは第三次世界大戦を意味するという。このようなものとしての第三次世界大戦の結果は、誰にも分からない。コールマン博士によれば、焦点は、黒海からコーカサス山脈一帯に存在する。我々は、出来るだけ早く、コールマン博士のこの「ワールド・イン・レビュー」最近号のこの内容を日本民族有志に対して紹介できるようにしたい。(了) |
【イルミナティの走狗、ベンジャミン・フルフォードに対する第八の矢を放つ】 |
2722回、2009(平成21)年3月11日 2009年3月6日付けのフルフォードのコメントによれば、今、世界の各種勢力によって、世界政府作りが進行しているという。この中には世界統一通貨の形成が含まれていると言う。フルフォードは、基本的には、この世界政府作りを支持し、歓迎しているもののように見える。更にフルフォードは、この今進行中の世界政府作りが成功しなければ、2012年までに、地球人類三十億人の大量殺害のシナリオも用意されている、など、と述べている。 一体これは何の話だ。デーヴィッド・アイクは、ベンジャミン・フルフォードは、ディスインフォメーションのアーティストである、と述べた。イルミナティにとって、膨大な数の走狗は、基本的に使い捨てである。つまり、走狗は、ありとあらゆる種類のデマゴギーと撹乱のために利用される。フルフォードは、日本の一般大衆又は、ゴイム(家畜人間)を世界国家(世界人間牧場)の中に狩りたてることをイルミナティのご主人さま及びイルミナティのエージェントによって、指示され、誘導する如く、ディスインフォメーションをばらまく。これが、イルミナティの走狗の一人としての、現時点におけるフルフォードの役割である。以上、我々は、ここに、イルミナティのフルフォードに対する第八の矢を放った。(了) |
【坂元邁と、胡蘭成考】 |
2723回、2009(平成21)年3月12日 〇日本義塾平成二十一年三月二十五日 公開講義案内 ◇日 時 三月二十五日(水) 午後六時半〜九時(六時開場) ◇会 場 文京シビックセンター 四階シルバーホール ◇講 師 太田龍 ◇演 題 イルミナティサタニスト世界権力の全世界を焼き尽くす連環の計。退却すべき我々の方向性。 ◇資料代 千円 ◇申し込みは、日本義塾出版部へ。 ◇基本参考文献 (1)坂元邁著、五部作 (2)太田龍著「評伝胡蘭成入門」(未公刊、コピー本) (3)胡蘭成日本語著作六部作。 すべて絶版。コピー本は日本義塾出版部へ。 (4)胡蘭成、漢文全集全九巻(台湾、朱天文発行) (5)アイク著「恐怖の世界大陰謀」(上下二巻、三交社) (6)ワンカール(ラミロ・レイナガ)著「タワインティスーユの闘い」(面影橋出版) (7)サヴィトリ・デヴィ著「人類を弾劾する」 この問題を日本人が明確に視野に入れることは、容易ではない。しかし、そうするためのいくつかのヒントを得ることは、出来るであろう。そのうちのひとつは、デス・グリフィンがその著作の中で書いたネチャーエフについての批評、「破壊の科学」であろう。ネチャーエフは、ドストエフスキーの「悪霊」の主人公、とされている。ネチャーエフは、「革命家のためのカテキズム(教理問答書)を書いた。しかし今、坂元邁理論を、十分に深く日本人が評価して実行することが出来るならば、日本は全体がまるごと再生して、全地球を救うことも不可能なことでないであろう。カギは、坂元邁と、胡蘭成である。(了) |
【必読基本文献としてのウィリング著「マネー」考】 |
2724回、2009(平成21)年3月13日 二〇〇九年五月。R・D・ウィリング著「マネー、第十二番目の究極の宗教」の日本語版が、徳間書店から刊行される予定、と聞いている。「この本については筆者(時事寸評)は、二〇〇八年六月(バーンズレビュー)誌によってその存在を知り、以後、色々なかたちで、恐らく二十回から三十回に亘って、その内容を日本民族有志に紹介し、論評した。その後、徳間書店が、日本語版の版権を取得して、この五月、刊行の運びとなったと言う。本書は全十三章。英文原著は、二百頁そこそこのもので、大著と言えるようなものではないが、しかし、これは、「世界史に残る名著」 「世界史の来るべき古典」 とさるべき著作であろう。 「モロク神」これは一体いかなる神か、聖書世界の外にある普通の日本人は、「モロク神」など一生縁はないであろう。本書が日本の読書界に登場したあと、日本人はもはや、モロク神を無視することは出来ないであろう。「カルト273」これは本書に、もっとも多用される用語の一つである。それは、旧約聖書にちらっと出て来る。いわゆるエルサレム第二神殿が完成し、その周りに市場が繁栄すると、そこに貨幣=マネーが発明される。このマネーを取り扱う専門職として、「カルト273」が選抜され、そして、「カルト273」が、モロク神を信奉する。五月以降、本書が、日本民族有志の必読基本文献の一冊、となることは疑いない。(了) |
【田中角栄的なるものの抹殺作戦発動考】 |
2725回、2009(平成21)年3月14日 筆者(時事寸評)は、ロッキード事件を「ユダヤ世界帝国の日本侵攻戦略」(日本文芸社、一九九二年、絶版)として出版した。「ユダヤの日本侵略450年の秘密」(日本文芸社)によれば、ユダヤ・フリーメーソンの日本侵攻戦略の第一波は、1549年、ザビエルの日本上陸である。第二波は、1853年、1854年。ペリー艦隊の日本襲撃である。第三波は、日露戦争終結直後の米艦隊の総力を挙げての日本襲撃である。この時すでに米国政府と米国陸海軍は、日本全土の占領計画を明確に立てた。これが日本進行第三波である。これは1945年に実現した。 ユダヤ・フリーメーソン日本侵攻の第四派は、1972年、田中角栄政権の実現の時に始まった。つまり、ユダヤフリーメーソンイルミナティ三百委員会は、田中首相の登場を、日本の新しい独立への動き、と、見たわけである。そこでユダヤフリーメーソンイルミナティ三百人委員会は、田中角栄的なもののすべてをことごとく跡形もなく抹殺する作戦を発動したのである。現在小沢一郎民主党代表と、日本を、ユダヤフリーメーソンイルミナティ三百人委員会に売り渡そうとするすべての売国奴勢力が、田中角栄的なものの最後の砦、小沢民主党代表を粉砕すべく、狂奔している。それは、三月八日の「朝まで生テレビ」(朝日テレビ)、田原総一郎と田中真紀子がこの番組で、発言した内容については、我々は十分には把握してはいないが、もちろんこの問題に関連するであろう。この件については引き続き調査したい。(了) |
【コジャスーユ第一次訪問団の報告会】 |
2726回、2009(平成21)年3月15日 日本義塾平成二十一年四月公開講座案内 ◎日 時 平成二十一年四月二十二日(水) 午後六時半〜九時(六時開場) ◎会 場 文京シビックセンター四階シルバーホール 四階B会議室のトナリの部屋 ◎講 師 太田龍 第一次コジャスーユ(ボリビア)訪問団 ◎演 題 タワンティンスーユの会(日本)とアンデス文明タワンティンスーユ文明の最初の出会いの旅について。その歴史的意味、第二次訪問団以後の展望 ◎資料代 千円 ◎予約、申し込みは、日本義塾出版部へ 今回の、二〇〇九年四月十五日〜二十二日の第一次コジャスーユ(ボリビア)訪問団の派遣は、今、いきなり、思い付きでなされたものではない。ワンカール(ラミロ・レイナガ)著「タワンティンスーユの戦い」(日本語版、新泉社、第一版、一九九二年、吉田秀穂訳)の中に、訳者の長文の解説が付記されている、この訳者解説は、筆者(太田)とラミロ・レイナガとの関係が、正確に記述されている。この訳者解説には、書かれていないが、もう一つの要素が存在する。一九八五年八月、長野県白馬村のホテルで、「世界原住民とエコロジスト国際会議」が開かれた。主催者は、筆者(太田)とワンカール(ラミロ・レイナガ)である。この会議の記録は、当時、出版された「生命宇宙」誌に掲載されたが、あいにく、今、これは見当たらない。(了) |
【反イルミナティ、反NWO、反ワンワールド、反三百人委員会の理論家、思想家、著述家は以下の七名】 |
2727回、2009(平成21)年3月16日 筆者(時事寸評)の見るところでは、現代世界の代表的最高級のもっともすぐれた、反ユダヤ 反フリーメーソン 反イルミナティ 反NWO 反ワンワールド 反三百人委員会の理論家、思想家、著述家は以下の七人である。 (1)ジョン・コールマン博士 (2)ユースタス・マリンズ (3)フリッツ・スプリングマイヤー (4)アントニー・サットン (5)デーヴィッド・アイク (6)ヘンリー・メイコウ (7)マイケル・ホフマン 筆者(太田)は、一九九二、三、四年以降これらの七人の西洋世界思想の最高峰をそのようなものとして評価認識して、全力を挙げてこれらの人々を日本民族有志に紹介すべく努めて来た。欧米世界の反イルミナティ陣営の中では、これらの人々の思想は、スタンダードである。しかし、日本ではどうなのだろう。これら七人のうちのただ一人を欠いても、唯一人を欠くことも出来ない。 筆者(太田)は、一九九四年以降、コールマンの日本語版を出版に関与し、ユースタス・マリンズの日本語版を出版関与し、フリッツ・スプリングマイヤーの日本語著作の出版に関与し、デーヴィッド・アイクの著作の日本語出版に関与し、マイケル・ホフマンの著作の日本語出版に関与し、アントニー・サットンの著作の日本語出版に関与しつつあり、そして今、ヘンリー・メイコウの著作「イルミナティ―世界をハイジャックしたカルト」の日本語出版に関与しつつある。日本民族有志が、真剣に研究すべき西洋世界の反イルミナティ思想の最高峰は、すべてこの中に含まれている。(了) |
【坂元邁学説の要点考】 |
2728回、2009(平成21)年3月17日 坂元邁学説の要点。以下のように説明出来る。(1)生命創造エネルギーの増幅装置 (2)破壊エネルギーの増幅装置 二つの、ここが理解されないと、坂本学説は全く分からない。坂元学説によれば、およそ地球上のすべての生物は、生命創造エネルギーのもっとも強い四つの元素から成り立っている。水素(H)、酸素(O)、炭素(C)、窒素(N)、しかしこの四つの元素の中に極めて微量な創造エネルギー増幅装置が必要とされる。この増幅装置が生命を実現する。と、坂元さんは見抜いた。その一つの例は、植物の核である、マグネシウム(Mg)である。もう一つの例は、動物の核である鉄(Fe)である。 これに反して、破壊エネルギーの増幅装置がイルミナティサタニストによって発明された。この破壊エネルギー増幅装置とは何者か。坂元さんは、この破壊エネルギー増幅装置を唯物主義、唯物主義的自然科学、無神論、サタン。と言った具合に説明している。しかしこれはどうであろう坂元さん。ここにはなお、説明さるべき究めて多くの問題が内在している。一九二〇年代に出版された当時の指導的シオニストの思想家の古典的著作、「おまえたちジェンタイル(非ユダヤ人)」。この著作の中で、「我々ユダヤ人は、永遠の破壊者である」と述べられていた。「我々ユダヤ人は永遠の破壊者である」とは何という言い草か。坂元さんは、ユダヤ人問題、フリーメーソン問題、イルミナティ問題、邪悪な異星人問題、そういった問題には全く無関心であった。 デーヴィッド・アイクは、恐怖こそ、破壊エネルギーの増幅装置である、といった風に説明しようとする。つまり、創造エネルギーの増幅装置については、問題は明らかである。しかし、破壊エネルギーの増幅装置。これについては、検討さるべき問題が多々残されているのではないだろうか。(了) |
【「ニューワールドオーダー」考】 |
2729回、2009(平成21)年3月18日 ユースタス・マリンズは、「ニューワールドオーダー」は、「ニュー」ではなくて、単なる「ワールドオーダー」である。つまりこの「ワールドオーダー」は、きわめて古い、と見た。つまりこの「ワールドオーダー」は、サタンに由来すると、マリンズはこの問題を、「カナンの呪い―デモノロジー(悪魔学)の歴史学」(太田龍監訳・解説、成甲書房)の中で、詳しく展開した。 アイクは、それを、レプティリアンの地球支配までさかのぼった。それは、「オカルト神権政治」と言うことも出来る。「オカルト神権政治」は、資本主義でもない。共産主義でもない。民主主義でもない。自由主義でもない。共和主義でもない。君子主義でもない。封建主義でもない。ギリシャ・ローマ的古典古代奴隷制でもない。アイクは、それを生まれた時から、マイクロチップを埋め込まれる人々。と言う風に表現した。つまり、ここに今、我々が直面している本質的問題が存在するのである。(了) |
【R・D・ウィリング「マネー」の解説と批評公開講義】 |
2730回、2009(平成21)年3月19日 〇日本義塾 五月月公開講義予定 ◆日 時 平成二十一年五月二十七日(水曜日)午後六時半〜九時(開場、午後六時) ◆会 場 文京シビックセンター四階シルバーホール(四階B会議室のトナリの部屋) ◆講 師 太田 龍 ◆演 題 R・D・ウィリング著「マネー:第十二番目の究極の宗教」太田龍解説、平成二十一年五月上旬、徳間書店刊行予定。についての解説と批評。 ◆資料代 千円 ◎お申し込みは、日本義塾出版部へ。電話、はがき、メールで。 責任者:太田龍 所在地:〒112-0001 東京都文京區白山5-35-12 電 話 :03-3813-7825 著者R・D・ウィリングによれば、この本を出版しようとした彼の友人は、何者かによって暗殺された。ウィリング自身も命を狙われていると言う。およそ現在、全世界で毎年何百万冊の本が、出版されているのか正確には私は知らない。しかしこんな運命を持って登場した著作、それはこの本以外存在するだろうか。著者R・D・ウィリングによれば、この本を生み出す二つの動機と二つの状況が存在した。その一つは、あの悪名高きニクソンのウォーターゲート事件である。しかし、ウィリングによれば、ウォーターゲート事件の真相は、いわゆるウォーターゲート事件の嘘八百の デマゴギーとは、まるで別のところにある、と言う。もう一つ、それは、ウォルマート問題である。しかしこれはこの二つの問題についての説明は省略する。 ウィリング著作を要約すれば、エルサレム第二神殿の時代に創設された貨幣取扱専門カルトが、現在の国際金融銀行寡頭権力体制まで、まっすぐに、日々一貫して存在する。と言うことになるだろう。しかしそうは言ってもこの本は、簡単に要約出来るようなものではない。以下、なんとか継続してこの本についての紹介と論評を行う。(了) |
【刊行案内】 |
デーヴィッド・アイク「ニューズレター」(日本語版)第十号(二〇〇九年三月号)来週発行予定。掲載論文は今の通り。 ◎二〇〇九年二月十五日…アメリカを使って…アメリカを破壊する ◎二〇〇九年三月一日…お願いだから暴動を起こさないでくれ…それはまさに「やつら」が望んでいることだ ◎イスラエル関連参考記事特集…………………… ※「オマール・ゴールドマンの手記」 ※「死んでいるのは誰か?」ジョン・カルーソ ※「獄吏国家」オレン・イフタチェル ※「ハマスとガザ戦争の真相」ノーマン・フィンケルシュタイン ◎二〇〇六年四月三十日号…「死ぬ」ために生まれて…そして、生まれるために「死ぬ」 こと ■全四十四頁、一部、五百円。送料、クロネコメール便八十円 お申し込みは、日本義塾出版部へ。 |
【「R&C文書」考】 |
2731回、2009(平成21)年3月20日 しばらく前のニューズレターの中で、アイクがWMR(ウェイン・マドセン・レポート)を引用した。二〇〇八年四月、アメリカ金融恐慌が爆発したとき、アメリカ(イルミナティ)権力は、米国市民の税金によって、巨大金融企業を救済しようとした。アメリカ共和党議員の多数部分、アメリカ民主党のかなりの部分、彼らは強硬にこの方針に反対した。このとき、出所不明の「R&C」文書なるものが、アメリカの多くの議員の中に配布されたと言う。WMRによれば、アメリカ議会がこの救済案を拒否しなければ、米国に戒厳令が施行される、と脅迫された。「R&C」とはなにか。Rとはレボリューション、つまり革命。Cとはコンフリクト、つまり戦争である。要するに戦争と革命である。アイクのニューズレターは常にその時その時に於ける本質的そして本筋の方向性を人々に明示して来た。我々は、今こそアイク日本版ウェブサイト、これを日本民族有志の指針としなければならないのではないか。(了) |
【タワインティスーユの会(日本)のコジャスーユへ訪問団派遣の歴史的意味】 |
2732回、2009(平成21)年3月21日 コジャスーユ(ボリビア)のワンカール(ラミロ・レイナガ)に第一次訪問団を派遣する。ワンカール(ラミロ・レイナガ)は、彼の代表作、「タワインティスーユの闘い―インカの抵抗五百年史」(一九七九年、一九八一年)の中で、タワインティスーユの歴史は、本書発行以前と、本書発行以後と、この二つの時期に区分されるだろう、と述べた。このラミロのテーゼは正しい。ワンカール(ラミロ・レイナガ)は、この主張において正しかったのみでない、彼はまた、彼の著作の増補第二版(二〇〇五年十二月)の第四章の中で、パチャクチは近づいている。と述べている。パチャクチとは宇宙は回帰すると言う意味である。彼は堂々と宣言する。宇宙に反逆した西洋は、没落し死滅しつつある。アンデス文明は、宇宙が回帰すると共に、再興する。と。その他のことはすべてゴミである。ことに我々は気付かなければならない。 縄文日本文明は、2000年前から2200〜2300年の間に西側から来た邪悪な侵略者によって、人類正統文明の萌芽を摘み取られた。この2000年以上に亘って、埋没させられてきた縄文日本文明の魂とその神々は、まさに今、再生しようとしている。コジャスーユへの第一次訪問団の派遣は、その最初の目覚めである。(了) |
【フリッツ・スプリングマイヤー著小論文公開】 |
2733回、2009(平成21)年3月22日 その他の小論文は、こちらからご覧になれます。 http://www.ohtaryu.jp/springmeier/ 小論文6◆準備中 小論文5◆「人の行動を予測出来なくても、それは仕方がない」 (2009年1月30日) 小論文4◆「生命のつながり」(2009年1月6日) 小論文3◆人類が自然との絆(きづな)をずたずたに切り裂いていることについて(2009年1月3日) 小論文2◆アラスカが米国(USA)から分離する時(2008年10月10日) 小論文1◆【あなたの思考は何時の日か、警察の監視の対象とされるであろう。】[2008年9月) |
【小笠原学説考】 |
2733回、2009(平成21)年3月22日 つぼみのまま摘み取られた人類正統文明の萌芽としての縄文文明とそれ以後の日本の歴史。そこに、日本歴史の明確な断絶をしっかりと認識しなければならない。この事実を明確に認識した日本人は、きわめて少ない。以下に二人の名前を挙げておく(1)苗代清太郎 (2)小笠原孝次 苗代清太郎学説については既に筆者(時事寸評)では、色々なかたちで、数十回、数百回に亘って説明した。小笠原学説については、竹内文書的誤謬、皇国史観的悪影響、その他多くの歴史的見解が存在する。にも拘わらず、歴史的限界性に注意すれば、小笠原学説の要点は、次のところに存在する。 人類の正統文明の萌芽としての日本縄文文明は、小笠原歴史観では、(1)高天原時代と名付けられる。(2)日本皇統としての初代神武天皇 かむやまといわれひこに始まる皇朝これは非日本的なもの。反日本的なるもの。ユダヤ的なるもの。日本のユダヤ化。唯物主義的ななるもの。そのような時代の始まり。小笠原学説の要点をずばりと表現すればこうなるであろう。これまでの日本のいわゆる神道家、このように明確に表現しえたのは、小笠原孝次先生唯一人であった。したがって、「世界維新への進発」、「言霊百神」その他数冊の小笠原著作を、その歴史的限界を否定し、その歴史的限界を批判して現代的に昇華発展させるべきこと。日本民族有志にとって緊急の重要課題となっているのである。(了) |
【日本的維新観と「ニューワールドオーダー」の差異考】 |
2734回、2009(平成21)年3月23日 坂元邁さんには、「世界維新」と言う著作がある。坂元さんにはまた、「地球維新」と言う著作もある。小笠原孝次先生には、「世界維新への進発」と言う著作がある。しかし、「ニューワールドオーダー」と言う著作を出版した人は存在しない。これは偶然であろうか。いやそんなことはない。日本人は、明治維新を成し遂げた、今度は「世界維新」だ。と言うわけである。坂元さんの考えによれば、「世界維新」とは、現世界の政権を天に奉還することである。奉還さるべき天朝とは何か、天朝とはお天道様のことである。お天道様は、公平に全世界全宇宙を照らしている。太陽の光は全世界をあまねく照らしている。そういうイメージである。「ニューワールドオーダー」とは何か、それはピラミッドである。頂点がいっさいの富と権力と情報を独占する。それ以外は完ぺきな魂のない奴隷。これがニューワールドオーダーの本質である。(了) |
【ニュージーランド在住の日本人有志からの日本ウォッチング】 |
2735回番外編、2009(平成21)年3月24日 ご無沙汰しております。いつも熱の入った有意義な内容の情報を有り難うございます。さて私は日本にてアイクやコールマン博士やシオン長老の議定書やらに挑戦し続けています。先日ふらりと東京タワーから虎ノ門界隈へと散策していて、ヘンテコな彫り物のビルに行き当たりました。これがなにかは全く分かりませんが、関係ないとはとても思えない物でしたので一応見て頂きたいと思います。続きはこちら。 |
【小笠原孝次著「日本皇統は存続し得るか―神倭(カムヤマトイワレヒコ)皇朝の没落」考】 |
2735回、2009(平成21)年3月24日 この小冊子は、これまで日本の神道家の莫大な数の著作物の中で、もっとも重要な著作である。この小笠原孝次著の結論は、(1)日本皇統は存続し得ない。(2)カムヤマトイワレヒコ皇朝は没落した。と言うことである。今の平成時代の天皇は、神武天皇から数えて、125代。つまり日本の現在の皇統は、カムヤマトイワレヒコと言われた神武天皇を初代としている。日本の国家の正統性を保証する「皇統記」と言うものが存在する。この「皇統記」は、初代神武天皇以降第2代、第3代と継承して、現代の125代に至るとされている。 小笠原孝次著によれば、このカムヤマトイワレヒコ皇統は、124代昭和天皇で断絶した。昭和天皇で断絶した、とする理由は、この小笠原孝次著の中に詳しく説明されている。しかしこれは、小笠原孝次神道説にとっては、現象論でしかない。本質論は、小笠原孝次言霊学説である。日本民族が縄文日本文明を再生できるかどうか、それは、言霊を回復させることが出来るかどうか。そこにかかっている。 縄文日本文明の生命は言霊である。言霊は、万葉集の前期時代に最後の花を咲かせた。このことは、苗代清太郎によって、全面展開された。太田龍著「苗代清太郎国学入門」(未公刊)コピー本は日本義塾出版部で取扱中。縄文日本文明は、言霊と密接不可分である。縄文日本文明が人類正統文明の萌芽として出現した。と、言うとき、それは言霊を意味した。日本は、日本の歴史は、二つの特徴を持っている。第一は、言霊学を生み出したこと。第二は、千二百年の間殺生肉食禁断令を守ったこと。 殺生肉食禁断令は、天武天皇から孝明天皇まで、約千二百年堅持された。しかし、言霊は一万数千年の縄文時代から、現在に至るまで、約一万数千年維持されている。縄文時代が表面から消えたあと、縄文人の言霊を復活した。最大の詩人は、松尾芭蕉である。松尾芭蕉が日本人の心の中に生きていることは自明である。つまり、芭蕉を理解し得る限りにおいて、現代日本人が縄文人であることは自明である。「カムヤマトイワレヒコ=神武天皇」これは縄文とは別物であり、異物であり、反縄文である。このことを日本人が自覚すれば、縄文日本は再生する。縄文日本人の埋没させられた魂が復活する。このように我々は、前出の小笠原孝次著を理解しなければならない。(了) 【参考文献】 ◎小笠原孝次著「日本皇統は存続し得るか―神倭(カムヤマト)皇朝の没落」<皇学第三十三号>昭和三十五年、手書きガリ版、26頁。コピー、五百円+送料 ◎太田龍著「苗代清太郎国学入門」学習参考コピー本 二千円+送料。 ◎お申し込みお問い合わせは、日本義塾出版部へ。 |
【電子的IDカードの危険な本質考】 |
2736回、2009(平成21)年3月25日 イルミナティサタニスト権力の世界通貨発行の焦点がキャッシュレス(現金なし)システムへの強行突入であることについて。コールマン博士は、過去「凶事の予兆」において、キャッシュレス社会は、原始的奴隷制度である。と述べている。イルミナティのアジェンダは、地球の人類一人一人すべてについて、電子的IDカードを強制的に持たせることである。この電子的IDカードには、個人のすべての情報が、電子的に記録されることになる。そしてこの電子的データーは、ニューワールドオーダーの管理する中央コンピューターに接続される。 問題の焦点はここにある。つまり、この電子的IDカードは、ドルでもなければ、ポンドでもなければ、ユーロでもなければ、ドイツマルクでもなく、円でもなければ 中国元でもなければ、いかなる国の通貨単位でもない。つまりこの、電子的IDカードは、二百前後の地球上のすべての国家、民族を超越した、世界国家、ニューワールドオーダー、超世界政府の、世界通貨を超えた存在、のようなものなのだ。このことは、すでに、ジョン・コールマン博士が、「300人委員会」(成甲書房刊、上下二巻)の中で詳細に説明している。 三百人委員会は、このシステムを実現するために、全世界に、革命と、戦争と、世界金融経済大恐慌と、地球上の人類の八〇パーセントを殺処分するアジェンダと、生物兵器戦争と、大パンデミックと、食糧飢饉と、水飢饉と、などなどを用意している。このようにして人類を脅迫して、全人類に一個ずつ電子的IDカードを所有させようとしているのである。これが問題の本質である。(了) |
【】 |
273*回、2009(平成21)年3月2*日 202968 小笠原孝次著「日本皇統は存続し得るか―神倭(カムヤマトイワレヒコ)皇朝の没落」。 猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/03/26 PM11 『小笠原孝次著「日本皇統は存続し得るか―神倭(カムヤマトイワレヒコ)皇朝の没落」。 』(太田龍の時事寸評)リンクより転載します。 ---------------------------------------------------------------- この小冊子は、これまで日本の神道家の莫大な数の著作物の中で、もっとも重要な著作である。この小笠原孝次著の結論は、(1)日本皇統は存続し得ない。(2)カムヤマトイワレヒコ皇朝は没落した。と言うことである。今の平成時代の天皇は、神武天皇から数えて、125代。つまり日本の現在の皇統は、カムヤマトイワレヒコと言われた神武天皇を初代としている。日本の国家の正統性を保証する「皇統記」と言うものが存在する。この「皇統記」は、初代神武天皇以降第2代、第3代と継承して、現代の125代に至るとされている。 小笠原孝次著によれば、このカムヤマトイワレヒコ皇統は、124代昭和天皇で断絶した。昭和天皇で断絶した、とする理由は、この小笠原孝次著の中に詳しく説明されている。しかしこれは、小笠原孝次神道説にとっては、現象論でしかない。本質論は、小笠原孝次言霊学説である。日本民族が縄文日本文明を再生できるかどうか、それは、言霊を回復させることが出来るかどうか。そこにかかっている。縄文日本文明の生命は言霊である。言霊は、万葉集の前期時代に最後の花を咲かせた。このことは、苗代清太郎によって、全面展開された。太田龍著「苗代清太郎国学入門」(未公刊)コピー本は日本義塾出版部で取扱中。縄文日本文明は、言霊と密接不可分である。縄文日本文明が人類正統文明の萌芽として出現した。と、言うとき、それは言霊を意味した。 日本は、日本の歴史は、二つの特徴を持っている。 第一は、言霊学を生み出したこと。第二は、千二百年の間殺生肉食禁断令を守ったこと。殺生肉食禁断令は、天武天皇から孝明天皇まで、約千二百年堅持された。しかし、言霊は一万数千年の縄文時代から、現在に至るまで、約一万数千年維持されている。縄文時代が表面から消えたあと、縄文人の言霊を復活した。最大の詩人は、松尾芭蕉である。松尾芭蕉が日本人の心の中に生きていることは自明である。つまり、芭蕉を理解し得る限りにおいて、現代日本人が縄文人であることは自明である。「カムヤマトイワレヒコ=神武天皇」これは縄文とは別物であり、異物であり、反縄文である。このことを日本人が自覚すれば、縄文日本は再生する。縄文日本人の埋没させられた魂が復活する。このように我々は、前出の小笠原孝次著を理解しなければならない。(了) |
【五月の公開講義「モロクの神々考」のお知らせ】 |
2737回、2009(平成21)年3月27日 〇日本義塾 五月公開講義予定 ◆日 時 平成二十一年五月二十七日(水曜日)午後六時半〜九時(開場、午後六時) ◆会 場 文京シビックセンター四階シルバーホール(四階B会議室のトナリの部屋) ◆講 師 太田 龍 ◆演 題 R・D・ウィリング著「マネー:第十二番目の究極の宗教」太田龍解説、平成二十一年五月上旬、徳間書店刊行予定。についての解説と批評。 ◆資料代 千円 ◎お申し込みは、日本義塾出版部へ。電話、はがき、メールで。 責任者:太田龍 所在地:〒112-0001 東京都文京區白山5-35-12 電 話 :03-3813-7825 マネーが宗教である。と言う風な学説は、未だかつて、この世界に出現したことはない。しかし、そもそも宗教とは何を意味するか。胡蘭成先生によれば、人類正統文明は、宗教なるものは持たない。人類正統文明は、中国と日本のみである。そしてこの中国と日本には、宗教は存在しない。これはきわめて意味深長な説である。宗教とは、人間を精神的監獄の中に監禁することを意味する。あらゆる宗教がこの定義に合致する。一神教とは、この監獄宗教の究極の形態である。(『監獄宗教としての完成体としての一神教の正体』太田龍著、未公刊、学習参考コピー本、日本義塾出版部で取扱中) つまり、宗教=監獄である。従って、「マネー」ウィリングによれば、「マネー」=監獄である。つまり、マネーを通じて、人々は、監獄の中に、誘導されるわけである。マネーによって、人々が、誘導される監獄とは、いかなるしろものか。ウィリングによれば、マネーと言う監獄は、人々を モロクの神に犠牲として、殺されていくのである。それこそまさにこの数千年間、人々をくだんの戦争によって、殺戮してゆくプロセスである。 二十世紀、モロクの神々は、数億人を戦争と革命と動乱と飢饉とパンデミックと。それらの事件によって、人々を殺害した。しかしながら、モロクの神々は、これからニューワールドオーダーと言う名のもとに、キャッシュレス電子IDカード世界通貨によって、無数の人々をホロコーストしてゆくだろう。我々はこのようにウィリングの「マネー」の意味を理解しなければならない。五月の公開講義では、これらの問題について説明するであろう。(了) |
【イルミナティの世界を乗っ取るモロクの神信仰】 |
2738回、2009(平成21)年3月28日 ヘンリー・メイコウは、「イルミナティ:世界を這い邪悪したカルト」(未邦訳)と言う本を出版した。世界を乗っ取った。とはどういうことか。世界を乗っ取ると言うことは、世界の外部、世界の外、世界の外に存在することを意味する。世界の外に存在するとは奇々怪々なお話だ。世界の外に存在すると言うことは、モロクの神とよく似ている。モロクの神は、世界の外に存在するのか、世界の内に存在するのか。モロクの神は、宇宙の中に存在するのか。宇宙の外に存在するのか。どっちなんだ。モロクの神は、どっちでもない。どっちでもないとは何者だ。大自然に「利子」などと言うものは存在しない。存在しないものを取り立てるとはおまえは何者だ。モロクの神よ!世界の外にいて、世界を乗っ取るとはおまえは何者か。イルミナティよ!おまえは何者でもない。イルミナティよ!おまえは消え去るしかない。(了) |
【ロシア大使館をめぐる奇妙な動き考】 |
2739回、2009(平成21)年3月29日 北朝鮮が、ミサイル発射態勢をとったと言う。日本政府は、この北のミサイル発射に対抗する、作戦命令を出した、という。北朝鮮がこのミサイルに核兵器を装備しているのかいないのか、それは分からない。この件には、日本人が知らされていない、或る種の重大な国際政治上の秘密が隠されているかもしれない。 それを端的に言えば、イルミナティ三百人委員会による日本を丸裸にする脅迫である。ロシア大使館をめぐる、奇妙な動き。投稿文参照。(『時事寸評』第2738回) それは、このような方向性を示唆しているのではないか。コールマン博士が、警告しているように、三百人委員会は、ロシアに対する第三次世界大戦を仕掛けている。これは、日本にとって深刻な状況であるが、日本人は全部、あっけらかんと阿呆面をかいている。(了) |
【ドルが暴落しないのは何故か?】 |
2740回、2009(平成21)年3月30日 ドルが暴落しないのは何故か? それは、米国がロシア解体に向けて、大手を突き付けているからである。以上終り。 |
【モンゴル人種にもっとも近い人種はスラブ人種であるとの仮説】 |
2741回、2009(平成21)年3月31日 モンゴル人種は、ユーラシア大陸を、アジアとヨーロッパ半島に分ける、ウラル山脈以西のロシア領で形成された。モンゴル人種ともっとも近い人種は、スラブ人種である。時事寸評子はこの仮説をたてた。アフリカの黒人は、スラブに変身して、モンゴル人種に変化した。それからモンゴル人種は、まっしぐらに東進し、ベーリング海峡を越えて、北米、中南米に移住した。南廻りのモンゴル人種は、ペルシャ湾から、海流に乗って、インド洋、マレー、東南アジア、沖縄、日本列島、鹿島香取で、北廻り、南廻りが合流する。これがモンゴル人種=黄色人種の本質である。このように見てくると、アダムの三人の息子なる者が、モンゴル人種を含まないのみならず、スラブ人種をも排除することの意味が、よく理解できる。(了) |
(私論.私見)