2008.11 |
(最新見直し2011.02.17日)
(れんだいこのショートメッセージ) |
ここで、太田龍・氏の時事寸評の2008.11月分を確認しておく。れんだいこ文法、作法に基づき編集替えしております。 2011.02.17日 れんだいこ拝 |
【「岡潔、胡蘭成」考】 |
2593回、2008(平成20)年11月01日
高瀬正仁著「岡潔-数学の詩人」(岩波新書、2008/10)が出版される。胡蘭成著「日本及び日本人に寄せる」(昭和五十四年一月刊、日月書房)、百八十八頁。「岡(潔)は数学は創造的だが、物理学は何一つ創造したことがないといって、ご本人も数学上の発見の体験を次のように述べている。『研究主体としての研究者が、自分を無にして、一つの法姿になる。研究の対象である自然も一つの法姿である。それに関心を休まずに持ち続ける。ずっと主体の法姿と客体の法姿が融合して一つになって混沌に入る。そしてふと、宇宙の果てまで一つの大円境智が閃いて、中に第三の法姿(研究の解答)が現れる。その時の喜びの光は、天地万物に満ち溢れる。この第三の法姿は創造されたものである。数学は自然にあるものを発見するのではなく新たにものを生み出すのである』」。 |
【「ウロボロス」考】 |
2594回、2008(平成20)年11月02日
太田龍日本義塾公開講義平成二十年八月二十二日「講義録」。日本の神々は、二度殺された。日本の神々は、三度殺されるのか。この講義録が苦心の末、完成されたので、コピー版を発行した。平成二十年十一月一日刊、領価 二千円(送料含む)。申し込みは日本義塾出版部へ。約三時間の講義のテープ録音を、活字に起こすことは、並たいていの苦労では出来ない。八月二十二日の講義のテーマを語ることは、とりわけ日本では、絶対的タブーの力によって何重にも禁止されている。印刷されたかたちでの講義録としては、今回のものは、始めてのこころみである。 |
【W・G・タープレイ著「オバマ-ポストモダンクーデター」論評】 |
2595回、2008(平成20)年11月03日 |
【デーヴィッド・アイクニューズレターの紹介】 |
2596回、2008(平成20)年11月04日 |
【オバマ当選の政治史的意味考】 |
2597回、2008(平成20)年11月05日 十一月五日の当地の新聞、朝日、讀賣、毎日、東京の各紙夕刊は、十一月四日の米国大統領選挙開票の状況を報道した。オバマが、マケインに対して、圧勝し、民主党は、米国上院下院ともに、制したと言う。十一月六日の朝刊は、この選挙についての確実的な結果を報道するであろう。二〇〇八年一月以来、W・G・タープレイが米国及び全世界の有志に警告して、来た、ブレジンスキーを監督とし、オバマを主役とする米国でのポストモダンファシズムクーデターは、とりあえず、ものの見事に成功した、ように見える。米国の政治権力は、ネオコンから、ブレジンスキー/オバマ体制に移行してゆく。 W・G・タープレイが述べているように、六月上旬、オバマが、米国大統領予備選挙で、民主党の大統領候補としての選挙人獲得数がほぼ過半数に近付いて、ヒラリーの過半数獲得の見込みがほぼ消えた時点で、ブレジンスキー/オバマ陣営は、新たなクーデターに打って出た。つまり、十一月四日の選挙の結果を待つことなく、米国政府の実権をブッシュ/チェイニー陣営から、ロンドン(イルミナティ世界権力)の了解のもとに、ブレジンスキー/オバマ陣営に奪取したのである。このことを、いち早く察知して、それを公然、全世界に警告したのは、W・G・タープレイのみであった。 タープレイによれば、その名称、その呼び方は、どうであっても、事実上、米国の国家権力中枢は、六月上旬以降、ブレジンスキーの指揮下に入った。ブレジンスキーは、ブッシュ政権のゲーツ国防長官、ライス国務長官、ポールソン財務長官、統合国家諜報機関長官、大統領国家安全保障補佐官などをメンバーとするプリンシパル・コミッティーを使って、米国の権力を動かした、と。十一月四日の選挙結果は、より強く、この体制を、公然化し、合法化に正統化することになるであろう。 しかし、もちろんこのことは、イルミナティの道具としてのアメリカの(西側世界の)マスコミによって、完全に隠蔽されて居り、従って、アメリカの市民、西側の支配下にあるすべての国々の市民は、その事実を何も知らない。イルミナティは、ブレジンスキーの指揮下にあるオバマを首尾よく米国の大統領に当選させた。イルミナティによって、このオバマ政権に与えられた任務は、ロシア包囲網の形成であり、ロシアの解体であり、最終的に第三次世界大戦、地球人類の人口のラジカルな大削減へと、人類を巧みに誘導することである。そしてその全過程を、ポストモダンファシズム的手法と国家体制によって、遂行することである。(了) 【註】 ◎W・G・タープレイ著「オバマ-ポストモダンクーデター」(二〇〇八年六月)。日本語版W・G・タープレイ著、太田龍監訳、解説「オバマ-危険な正体」十一月末、刊行予定、成甲書房、約三百五十頁。 【日本義塾十二月公開講義】 ◎日 時 十二月十七日(第三水曜日) 午後六時半~九時(六時開場) ◎会 場 文京シビックセンター 四階シルバーホール(四階B会議室のトナリの部屋) ◎講 師 太田 龍 ◎演 題 次期米国大統領としてのオバマの登場、そしてそのことの意味。二〇〇九年以降の世界情勢の展望。 ◎資料代 千円 ◎予約申し込み、問い合わせは日本義塾出版部へ 電話、はがきで、eメール、申し込みフォームにて。 |
【古森記者のオバマ論説考】 |
2598回、2008(平成20)年11月06日
産経新聞、平成二十年十一月六日、第一面と第二面に古森記者の論説がある。そこで、古森記者は、「オバマ大統領」について、身のすくむような未知の人物、と言った趣旨のことを述べている。日本のマスコミ上に出現した、米国大統領選挙についての大量の記事、論説の中で、なんらかの意味のあるものは、この一件のみ、であったろう。古森記者は、国際情勢の分析の何十年かのキャリアがある。しかし、この人がいくら考えても「オバマ」が本当に米国大統領に当選してしまったそのことが良く分からないようだ。彼のようなベテラン国際記者に分からないことが、普通の日本人は分かるわけがない。 |
【コジャスーユ(スペイン占領者の名称では、ボリビア)のワンカール(ラミロ・レイナガ)からのeメール紹介】 |
2599回、2008(平成20)年11月07日 以下にワンカール(ラミロ・レイナガ)の英文の全文を掲載するとともに、後日このラミロの文章の完全な日本語訳を公開したい。更に、この文章に、若干の説明を付けて、デーヴィッド・アイクに知らせたい。(了) 【註】 ◎ワンカール(ラミロ)は、今後、毎週一回くらい、当週刊日本新聞=時事寸評のホームページに、日本人へのメッセージを送りたいがどうか、と言っている。もちろん、我々は大歓迎である。(以下、転載) laugh in the global world wankar reynaga laugh is a serious matter. and very useful. for the body, for the soul, for the mind better a hearty laughter of the dumb than the gloom of the wise.when people is smiling, laughing is free. nobody can twist their opinion. nobody can divide them.the ugliest face when laughing gains grace, beauty, shine.laugh is connected with youth, in any age. sorrow is connected with senectud, at any age.but laugh is changing, as everything else. and not for the better.the forces trying to own the whole world know that laugh must be annihilated in order to break the communities. in order to convert the peoples in the masses.that is why laugh is changing.inside natural peoples humans laugh with humans. it is joy, spark of genius, grace.inside manufactured masses humans laugh of other humans. is a weapon, aggressive, ironic, sardonic sneer. it does not unite, it divides.the misfortunes of other humans does not provoke anymore compassion, desire to help, sorrow. it produces happiness, laughs.time ago was a famine in bangladesh, thousands of human were dying of hunger. i us this thin comic raised his shirt exclaiming : "¢®do not feed bangladesh, feed me!". the laugh of the public was explosive.the opposite of laugh is not rage. both are energy, power, movement.the opposite of laugh is fear. fear is not energy, movement. it is the lack of both. fear paralyze, freeze.peoples paralyze with fear became inert masses, easy to handle, to manipulate.that is why the present owners of the media always are creating phantoms, global warming, ozone holes, pandemics, shortage of water, armagedons, apocalypsis, famine, etc.that is why they manufactured 9/11, since the atemorizador terrorist al qaeda does not exist. thus they created panic, need and demand of a strong government, even the will to voluntarily to accept cuts in human rights.afraid people do not laugh, do not communicate, associate, fight back.afraid people is sullen, isolate themselves, do not fight back, accept oppression lamely bigger and bigger state. delegate to it vital decisions about housing, food, education, health, rest, needs.when laughing people is relaxed, fluid, alive.afraid becomes stressed, rigid, death.that is why the popular saying: "laugh, the best medicine". love, tenderness, patience, generosity, and so
on are also disappearing. but of course that belongs to other articles,
next ones.
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【タープレイ著「オバマ-ポストモダンクーデター」考】 |
2600回、2008(平成20)年11月08日
「月刊日本」の最近号で、「ファシズムは甦るか」と言う趣旨で、佐藤優氏とヴルビッタ氏(イタリア人の学者、ムッソリーニ研究家、と言うよりはムッソリーニのファシズム思想支持者)の対談がなされたことについては、既に筆者は、別なところで論評した。日本で、ファシズムは甦るか?どころの話ではない。今、まさに、我々の目の前で、そして全世界の人々の前で、アメリカに於いて、オバマを主役として、ポストモダンファシズムが登場しつつあるのだ。そのことも、アメリカの反体制的政治批評の尖端を疾走する、W・G・タープレイは、我々に教えてくれる。 |
【W・G・タープレイ著「オバマ―ポストモダンクーデター」考】 |
2601回、2008(平成20)年11月09日 |
【「ドイツの反ユダヤ愛国者マンフレッド・レーダー」考】 |
2602回、2008(平成20)年11月10日 |
【「ドイツの反ユダヤ愛国者マンフレッド・レーダー」考】 |
2603回、2008(平成20)年11月11日
西暦二〇〇九年は、西暦九年、ライン河畔のトイトブルグ teutoburg の森の戦役二千年記念の年である。二〇〇七年、我々は、ドイツの反ユダヤ愛国者マンフレッド・レーダーさんを日本に招待して会議し、共同宣言に署名した。この会議の中で、私は、レーダーさんに、西暦九年、トイトブルグの戦役での、ゲルマン連合軍のローマ軍に対する大戦役と、そこでのゲルマン軍の勝利を、ドイツ建国記念日とすべきではないか、との趣旨のことを述べた。マンフレッド・レーダーさんは、私の提案を真剣に検討すると言はれた。 |
【「ソール・D・アリンスキー理論とオバマの関係」考】 |
2604回、2008(平成20)年11月12日
週刊日本新聞、五六二号(20.11.17)から、「ミッドナイト・メッセンジャー」(デス・グリフィン発行)、二〇〇八年九、十月号、ベリト・ショス(berit.kjos)「オバマ 世界奉仕軍」の日本語訳を連載する。ベリト・ショス、と言う人については、何も分からないが、この名前は北欧系であるようだ。この論文は、きはめて重要である、と判断するので、全文を翻訳して、「週刊日本新聞」(562号以降)に連載することとした。この論説の中で、ショスは、saul d. alinsky(ソール・D・アリンスキー)理論とオバマの関係を述べている。この「アリンスキー」と言う人物については、私は何も知らない。日本でこれまでこの「アリンスキー」が研究され、論評され、翻訳されているのかどうか、それはいまだ調べていない。 アリンスキー(一九〇九~一九七二年)の主著の一つ、reveille for radicals by saul d. alinsky 一九四六年(初版)、一九六九年、一九八九年。日本語訳「市民運動の組織論」、長沼 秀世訳、未来社(一九七二年)。巻末に、アリンスキーの略歴が記述されている。しかし、ここでは省略する。W・G・タープレイの「バラク・H・オバマ-非公認伝記」(二〇〇六年九月、第一版、四三〇頁)。この本の五十九頁~六十三頁に、アリンスキーとオバマについて述べられてあり、これは重要である。 オバマは、シカゴで、何年間か「地域活動」に従事した、と言はれる。この「地域活動」とは、実は、アリンスキー理論にもとづくものであった、と。二〇〇八年十一月の大統領選挙で、何人も予想もしなかったような見事な成功をオバマが収めた理由は、このアリンスキー理論の実践であった、と。アリンスキーの「ラジカル(日本風に言えば、過激派)の正体を明らかにする」の初版は、一九四六年、つまり、六十年以上前の事である。しかし、彼の死の十七年後の一九八九年に、ヴィンテージ(これは、米国の大手出版社、ランダムの系列会社として設立された出版社)から復刻版が出ている。このヴィンテージ版(一九八九年)巻頭の序文十頁、巻末のあとがき約三十頁が増補されている。W・G・タープレイによれば、オバマは、アリンスキー理論を受け入れ、ヒラリー・クリントンは、それを拒否した、とある。これは、きはめて重要な問題のようだが、ここでは省略し、後日、とり上げたい。(了) |
【サヴィトリ・デヴィの著作「インピーチメント・オブ・マン(人類を弾劾する)」考】 |
2605回、2008(平成20)年11月13日
サヴィトリ・デヴィの著作「インピーチメント・オブ・マン(人類を弾劾する)」は、第二次世界大戦直後の一九四五、六年に執筆されたが、それが出版されたのは、一九五九年(カルカッタ)である。日本中に、そして世界中にゴマンとうごめいている、イルミナティサタニスト世界権力のイヌ、走狗としての売文業者、毒文業者とは、二十世紀最高の思想家であるかも知れないサヴィトリ・デヴィの著作は、本質的、根本的に異質である。 |
【佐藤優「米国はオバマ氏勝利でファッショ国家になるか」考】 |
2606回、2008(平成20)年11月14日 |
【「オバマのイルミナティ権力ヒモ付き左翼性」考】 |
2607回、2008(平成20)年11月15日 |
【J・コルシ著「オバマ・ネーション」推薦】 |
2608回、2008(平成20)年11月16日
the obama nation by jerome r. corsi,ph.d.二〇〇八年八月刊。昨日の時事寸評(20.11.15)で、J・コルシの「オバマ・ネーション」(今、アメリカのベストセラー)について触れた。この本が、今日届いたので目を通している。この著者コルシは、米国共和党系のジャーナリストだと言う。ブレジンスキーについては、一ヶ所(263~264頁)。しかしこれは、数行。ほんのことのついで、と言った記述である。つまり、「おていさい」である。「ジョージ・ソロス」については何もない。「フォード財団」については記述はない。「世界奉仕軍」もなし。しかし、「アリンスキー」については、詳述されてある。「ウェザー・アンダーグランド(ウェザーマン)」については或る程度の記述あり。ビル・エイヤーズは「ウェザー・アンダーグランド」と一緒に記述される。B・ドーン(dohrn)についても。若干。エレミア(jeremih)・ライト牧師についてはきわめて詳しい。ミシェル・オバマについてもある程度の記述あり。 |
【ベリト・ショス著「オバマの世界奉仕軍」推薦】 |
2609回、2008(平成20)年11月17日 ベリト・ショス〝オバマの「世界奉仕」軍〟「ミッドナイト・メッセンジャー」二〇〇八年九、十月号。この重要論文の日本語は「週刊日本新聞」五六二号(20.11.17)、五六三号(20.11.24)に連載されて居る。この論文の中で、デビット・ロックフェラーの発言が引用されてある。曰く。「我々に最も必要なものは時宜に適った重大な危機である......」(『週刊日本新聞』、五六二号、7頁)。そもそもデビット・ロックフェラーのことばは、誰に対して発信されたのであろうが。このことを、良く考えて見なければならない。ロックフェラー曰く。「我々は全世界的規模の変革にまさに直面せんとしている」と。 「変革」とは「チェンジ」である。そして、この「チェンジ」は、オバマの選挙スローガンであったし、オバマ政権の中心的スローガンであるだろう。デビット・ロックフェラーの言う、「全世界的変革」とはなんのことか、現在のアメリカ発の金融恐慌は、「我々(ロックフェラーとその一味)」が作りだした「時宜に適った重大な危機」である。そしてこの危機は、ロックフェラーとその一味(イルミナティ)によって、どのやうに利用されるか。 それを知るために我々は、ジョン・コールマン著、太田龍監訳「凶事の予兆」(成甲書房、絶版、古本も入手は困難であり、たまたま目にする古本は、一冊七千円、などとなる。今のような時期に、このコールマン著が絶版とは、これ以上に悲惨で残酷、悲劇的状況は考えられない)を読まなければならない。この本の中で、コールマン博士は、三百人委員会の経済専門家によって、英国女王及び、英国議会首脳部に対して提出される、経済的緊急事態に対して、取るべき政策についての文章を引用している。 ここで問題とされている「経済的緊急事態」は、未だ、本の初期段階にある。イルミナティにとって、現在の世界金融恐慌は序の口であるに過ぎない。タープレイは、デリヴァティブの残高は、一千五百兆ドル、と言う。この一千五百兆ドルが爆発すれば、人類は全滅する、と警告する。「危機」を、ABCDEと、「A」が一番最低で「E」が最高段階とする五段階に分けるとすれば、今の危機は、「A」の手前、程度である。イルミナティは、順次、危機を、「A」にそして次に「B」に......とエスカレートさせる。そうして、イルミナティは、全人類に対して、全面無條件降伏することを要求している。三百人委員会の「経済専門家」の用意した前出の政策は、「C」又は「D」の段階にかなり近いところを想定して居るであろう。ロックフェラーとその一味(イルミナティ)の要求する「全世界的変革」とは、全人類の家畜化と、そしてその家畜を収監する、世界人間牧場の構築である。(了) 【註】ベリト・ショス〝オバマの「世界奉仕」軍〟「週刊日本新聞編集部訳」による日本語版(1)「週刊日本新聞」五六二号(20.11.17) ベリト・ショス〝オバマの「世界奉仕」軍〟「週刊日本新聞編集部訳」による日本語版(2)「週刊日本新聞」五六二号(20.11.24) |
【W・G・タープレイ著「オバマ-危険な正体」、ユースタス・マリンズ著、太田龍監訳「カナンの呪い」推薦】 |
2610回、2008(平成20)年11月18日
W・G・タープレイ著「オバマ-ポストモダンクーデター」(二〇〇八年四月刊)の日本語版が、十二月初め成甲書房から、「オバマ-危険な正体」、として出版される。タープレイは、オバマのファシズム運動が一九二〇年代~三〇年代のヨーロッパファシズムの単なる模倣ではない、と言う。両者は、共通性もあるが、重要な相異もある、と。タープレイは、オバマ政権の未来を予測する。「オバマ大統領」が三極委員会=CFRの金融家の指示通りの政策を実施するパターン。その結果、新たな戦争、未曾有の大不況、全国民的な困窮、金融経済の崩壊、社会全体の分裂が起こる。オバマは、信用を失い、オバマの裏切りに対して群衆が蜂起する。そしてそこから、完全なファシズム運動が生まれる、と。オバマは、三極委員会最終走者ではないかも知れない、と。タープレイはここで、重要な問題を提出して居る。オバマ政権が、蜂起するアメリカの群衆によって打倒されて、本格的な完全なファシズム運動がアメリカに登場するかも知れない、と。 |
【ジョン・コールマン博士の「コールマン博士は知っていた-的中してしまった<世界経済>戦慄予言-」推薦】 |
2611回、2008(平成20)年11月19日 |
【ウェブスター・G・タープレイ著「オバマ、危険な正体」」刊行のお知らせ】 |
2612回、2008(平成20)年11月20日 |
【ジョン・コールマン博士の「コールマン博士は知っていた-的中してしまった<世界経済>戦慄予言-」刊行のお知らせ】 |
2613回、2008(平成20)年11月21日 日本に於いて、この二、三年、とりわけこの一年来、体制内マスコミ上で、世界恐慌襲来に関する著作、新聞、雑誌上の論文の数は、激増している。日本以外の国々についてはよく知らない。しかし、これらの体制内マスコミ上での御用ジャーナリスト、御用学者、御用エコノミスト、御用評論家などの、世界経済恐慌、世界経済崩壊などに関するすべての情報は、イルミナティによる人工的なディスインフォメーション(情報撹乱工作、ペテン、ウソ、ニセ)であるか、もしくは、ノイズ(雑音)である。ノイズ(雑音)は、諜報の世界では、重要な役割を果たしている。それは、(1)全く無意味なノイズであるが、(2)そのノイズが、民衆の意識を占領することによって、まともな情報が入る余地をなくしてしまう。 アイクは、しばらく前のニューズレターで、◎イルミナティは、人類(我々)を、どこに導こうとしているか?◎どのようにして? この二つの要点を常に思索すべきである。と言う趣旨のことを述べた。これは全くその通りである。イルミナティは、(1)ディスインフォーメーション工作によって、(2)そして、ノイズ工作によって、民衆が、前出の如き本筋に向かわないように、尨大な(破壊的)エネルギーを発射する。経済恐慌は、イルミナティサタニスト世界権力によって、意図的に演出される。これが、経済恐慌問題についての、第一テーゼ、とされなければならない。この基本テーゼをまず明示しなければならない。この第一テーゼを公々然と明示しているジャーナリスト、エコノミスト、学者、評論家......など、こうした人々は、一応、最初のテストに合格である。しかし最初のテストのあとに、何十、何百と言う、より困難なテストが待っている。そうでない論者たち、この第一テーゼをまず明示しない論者たち。こうした人々は全員、「イルミナティの走狗」、と言うレッテルを張るべきである。 経済恐慌は、イルミナティ世界権力によって演出される、と言う第一テーゼをたてて、そしてそれを展開して行く論者。その代表的典型的な著作は、ジョン・コールマン博士の「コールマン博士は知っていた-的中してしまった<世界経済>戦慄予言-」(成甲書房、二〇〇八年十二月中旬刊行予定)である。この著作は、二〇〇〇年から二〇〇一年にかけて、成甲書房から出版された三冊のコールマン著(『凶事の予兆』『迫る破局』『バビロンの淫婦』)の中の六篇を収録したものである。「アメリカ経済、完全崩壊の序曲が聴こえる」。これは、前出、六篇の中の一篇である。これは、一九九九年に刊行されたコールマン博士のモノグラフである。「現在(一九九九年)から、崩壊が予想される二〇〇七年の間の数年間にどのようになるだろうか?」.............................................。この文章を今、熟読することは、日本民族有志にとって有益であろう。(了) 【近刊予告】ジョン・コールマン博士著、太田龍監訳「コールマン博士は知っていた」-的中してしまった<世界経済>戦慄予言-株価暴落、デリバティブ崩壊。◇巨大金融機関の崩壊。◇警告のすべてが現実と成ってしまった.........◇なぜコールマン予測は正確なのか? ◇300人委員会の黒い野望を解析すれば、◇国際マネーの未来など、◇たやすく見通せるのだ!二〇〇八年十二月十二日、成甲書房より刊行予定。定価一六〇〇円プラス税金。日本義塾出版部でも予約受付ます。 |
【サヴィトリ・デヴィ著「ヒンドゥーに対する警告」考】 |
2614回、2008(平成20)年11月22日
a warning to the hindus by savitri devi calcutta 1939(『ヒンドゥーに対する警告』サヴィトリ・デヴィ著、一九三九年、カルカッタ)。これは、サヴィトリ・デヴィが一九三二年、インドに移住して、ナチス的ヒンドゥー教徒になった時期、その最初期の著作(百五十頁)である。一九三九年のこの小著は、サヴィトリ・デヴィの思想のその後の展開を正しく位置づけするために重要である。これは、ヒンドゥーへの「警告」、と題される。 |
【「オバマ」考】 |
2615回、2008(平成20)年11月23日 アイクの十一月二十三日のニューズレターは、「オバマ」を取り上げた。世界中で多くの人々が、イルミナティの傀儡としてのオバマによってだまされた、と、アイクは言う。オバマはファシズムの再版である、と。アイクは、ウェブスター・タープレイを引用して、ファシズムは、単なる警察国家のようなものではない。それは下からの大衆動員として始まる、と。「オバマは、ブッシュよりもはるかに危険である」、と。オバマをコントロールして居るものたちの主要な標的は、若者をだますこと。アイクは、world net daily のウェブサイトを引用する。オバマ次期大統領の公式ウェブサイトに、オバマ政権はアメリカの青少年、アメリカの市民を世界奉仕軍に動員する計画が公表された、と。この件は、「ミッドナイトメッセンジャー」二〇〇八年九、十月号ベリト・ショスの記事で詳しく説明されてあり、我々はそれを日本語に翻訳して、週刊日本新聞、十一月十七日号、二十四日号に掲載した。 アイクは、オバマのコントローラーは、ブレジンスキー(ユダヤ人)である、と強調する。「オバマの政策は、まっすぐにブレジンスキーの著作から来る」、と。アイクは、一九七〇年に出版された、ブレジンスキーの「二つの時代の間で-テクネトロニックイーラ(時代)に於けるアメリカの役割」から引用する。オバマ次期大統領は今、次々に新政権の主要人事を公表している。まっさきに決定されたのは、オバマ大統領の主席補佐官、エマニュエル下院議員(シカゴ)である。この人物はユダヤ人。悪名高きシオニスト。イスラエル第一主義者である。そしてその父親は、イスラエル建国当時、有名なテロリストであった、と。オバマの振り付け師、オバマのハンドラーはこれもユダヤ人、シオニストのデーヴィット・アクセルロードである、と。オバマは、国務長官に、ヒラリー・クリントンを任命すると伝えられて居る。ヒラリー・クリントンは何者か。アイクは、二〇〇六年のニューズレターの中で、ヒラリーについて詳細な暴露記事を発表した。我々は、davidicke.jp に、この二年前のアイクの論説の日本語訳を、後日公表するであろう。(了) |
【「オバマ」考】 |
2616回、2008(平成20)年11月24日 |
【「ヘンリー・メイコウ」考】 |
2617回、2008(平成20)年11月25日 |
【「元厚生次官二人が襲撃」考】 |
2618回、2008(平成20)年11月26日
しばらく前から、今の日本の時代が、昭和初期のテロリズムの時代に似て来ている、と、色んな人によって、話され、予測されて来た。最近、何者かによって、元厚生次官二人が襲撃されたとき、マスコミは、先走りしてそれを、「年金テロ」と名付けている。ところが、犯人が警察に出頭して、これは、少年時代、飼犬を保健所によって殺された、そのことに対する仇討ちである、と自供した、と言う。これはすべての日本人の意表を突いた。しかし筆者(太田)はそうではない。筆者は、ただちに、二つのことを連想した。◎一つは、天武天皇の殺生肉食禁断の詔勅であり、◎二番目にサヴィトリ・デヴィの「人類を弾劾する」である。もちろん、この事件の犯人は、天武天皇の殺生肉食禁断の詔勅も、サヴィトリ・デヴィの「人類を弾劾する」も、何にも知らないであろう。まして、現在の日本人一億二千万人に於いておや。ここでは、この問題に立ち入ることはしない。 |
【ウェブスター・G・タープレイ著「オバマ、危険な正体」の紹介】 |
2619回、2008(平成20)年11月27日 |
【「世界のイルミナティ研究家」考】 |
2620回、2008(平成20)年11月28日
平成二十一年(二〇〇九年)一月の日本義塾公開講座の日時会場、そして演題も決定されたので、ここに、皆さんに案内する。 |
【「ウェブスター・タープレイ」考】 |
2621回、2008(平成20)年11月29日 ウェブスター・タープレイの「オバマ、危険な正体」(英語原著は、『オバマ―ポストモダンクーデター』)が、十一月二十八日、出版(配本)された。東京では既に書店に出て居る。東京から遠い地方では、十二月一日か二日。このタープレイの本は、オバマについての日本のマスコミ上、その他のすべての言説の水準の、はるか上に位置する。タープレイは、この本のあと、二〇〇八年九月に「オバマ―非公認伝記」(第一版、大判四百三十頁)を出した。そして、二〇〇八年十一月末〜十二月上旬、増補第二版(大判、五百九十五頁)が、まもなく出版される予定である。この本も、既に、或る出版社が日本語版の版権を取得していると聞いており、その内、上梓の運びとなるであろう。 ウェブスター・タープレイは、筆者の見るところ、現代アメリカで、もっとも優れた政治批評家(クリティーク)兼ジャーナリストである。筆者は、一九九五年以降、ラルーシュの「EIR」誌を通じて、タープレイについて熟知しているが、二〇〇八年一月以後、「オバマ現象」に対する評価と分析では、タープレイはラルーシュを抜き去った。タープレイはラルーシュを超えた、のである。今のところ、全アメリカで、彼に匹敵する政治クリティークは存在しない。筆者は、このような認識に基づき、今、タープレイを日本民族有志に紹介することに、精力を集中しつつある。いずれ、時機が来れば、彼の日本講演招待も必要となるであろう。 ブレジンスキーは、「中国をシベリアに侵攻させることで、中露の大戦争を引き起こし、その結果として、両国を消滅させ、最終的には世界のアングロ・アメリカン支配を持続させようと目論んでいる。オバマの救世主的、啓発的なメッセージの裏には、こうした思惑が隠されているのだ」(前掲書、百三十頁)。タープレイの著作を出版している「プログレッシブ・プレス」社は、「太田さん、ブリテンの諜報機関による、対日本謀略工作の歴史の本を英語で書いてください。我々は是非それをアメリカで出版したい。」と言って来ている。このような申し出は、タープレイサイドの高度なセンスを実証する。日本民族有志にとって、タープレイのこの本は必読である。(了) |
【デーヴィット・アイクと太田龍の邂逅考】 |
2622回、2008(平成20)年11月30日 |
(私論.私見)