2008.04

 (最新見直し2011.02.17日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、太田龍・氏の時事寸評2008.4月分を確認しておく。れんだいこ文法、作法に基づき編集替えしております。

 2011.02.17日 れんだいこ拝


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 2377回、2008(平成20)年04月1日


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 2378回、2008(平成20)年04月2日


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 2379回、2008(平成20)年04月3日


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 2380回、2008(平成20)年04月4日


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 2381回、2008(平成20)年04月5日


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 2382回、2008(平成20)年04月6日


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 2383回、2008(平成20)年04月7日


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 2384回、2008(平成20)年04月8日


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 2385回、2008(平成20)年04月9日


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 2386回、2008(平成20)年04月10日


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 2387回、2008(平成20)年04月11日


【「第三次世界大戦は既に開始された!」とは本当か?その第三次世界大戦を始めたのは何者か?! 】

 2388回、2008(平成20)年04月12日

 「EIR」誌、二〇〇八年四月十一日、五十六頁。論説「第三次世界大戦は開始された!」 これはきわめて重要な記事である。筆者(太田)は、ラルーシュ派(EIR誌)と、多くの点で意見を異にするが、にも拘わらず彼らの世界情勢の分析を参考にすることは必須である。以下に、前記「論説」を要約する。

 (1)「ブリティッシュ・エンパイヤーは、既に世界大戦を開始した」

 (2)ブリテンとそのコマ(ポーンズ)は、アフリカ 中東 中国を標的とし、それらの国々の完璧な破壊を狙っている。

 (3)ブリテンとNATOは、ロシアに対して戦争を仕かけつつある。

 (4)イラク戦争によって、西洋とイスラムの間の文明間衝突が加速されつつある。

 (5)彼らは世界戦争を遂行中である。

 (6)それを阻止しなければ、全人類は壊滅させられる。

 (7)NATOの侵略に対して、ロシアは反撃する。

 (8)ブリテン帝国主義の世界戦争のその中心的作戦目標は、米国の完全な破壊である!!

 (9)米国民は立ち上がって、ブリテン帝国主義を粉砕せよ!!

○ラルーシュ(EIR)の世界情勢分析は、いくつかの批判と修正を加えれば、ほぼ正確である。では、今、開始された第三次世界大戦の中で、日本はどうなのか。ラルーシュ(EIR)は、日本について何も語らない。語る価値もない、と言うのであろう。この論説は、より詳細なかたちで後日「週刊日本新聞」紙上に紹介したい。(了)


【ブリテンから独立している唯一つの国家はプーチンのロシアで、中共中国の打倒と吸収も計画】

 2389回、2008(平成20)年04月13日

 デーヴィット・アイクによれば、イルミナティ世界権力は、ワンワールド・ニューワールドオーダー、世界国家の実現のために中共中国にも戦争を仕掛けて崩壊せしめるであろう、と。アイクとはその立場を異にするけれどもリンドン・ラルーシュ(EIR)も、ブリテンは、彼らが開始した第三次世界大戦の中で、中共中国をも倒壊させるつもりである、と述べて居る。ラルーシュ(EIR)が「ブリテン」と言うとき、その実体は、コールマンの「三百人委員会」とあまり変わらない。それは、アイクの、ブリテンを本拠とする「イルミナティ」とも、大部分重なるであろう。

 英国ブリテン=三百人委員会=イルミナティ=世界権力。中共を育成して、中共政権を作らせたのは、このブリテン=世界権力である。このブリテン世界権力が、中共中国を崩壊せしめるとは。英国(人口六千万人)が、中共に戦争を仕掛けるとは、正気の沙汰か。現在の英国は、十万人の陸軍兵力を中共中国侵略のために派兵することすら出来ない。しかし、既に、ブリテンは、第三次世界大戦の主戦場を、諜報戦、として設定して居る。そのことについては、既に、筆者(太田)は何回か論じて居る。

 この場合の「諜報戦」は、(1)狭義の諜報戦争 (2)宣伝戦争 (3)金融・経済戦争 (4)文化・思想戦争 (5)宗教・オカルト戦争 その他、などを含む。このような陣型の前で、日本の白痴的エリート権力階級など赤ん坊以下。単なるネズミ。実験用の檻の中のネズミの群れ、でしかない。

 現在の世界情勢下で、ブリテン=三百人委員会=イルミナティ世界権力の支配から独立して居る唯一つの国家はプーチンのロシアである、と、コールマン博士は、言う。そして、既にこの二、三年来、ロシアとブリテンは、戦争状態に入って居ると、コールマン博士は見る。

 パトリック・ブキャナンは、最新の著作「総決算」の中で、パックス・アメリカーナは終焉した、そのあとは、米、ロシア、中国、イスラム急進派、この四極のヘゲモニー争奪戦と成ると言う。ブキャナンの視野には、ブリテン(三百人委員会、イルミナティ世界権力)が存在しない。彼は、「英国」しか見えない。ブキャナンとラルーシュの間。この「間」が問題である。(了)


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 2390回、2008(平成20)年04月14日


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 2391回、2008(平成20)年04月15日


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 2392回、2008(平成20)年04月16日


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 2393回、2008(平成20)年04月17日


「九評共産党」の要旨

 2394回、2008(平成20)年04月18日 

 「九評共産党」の要旨は以下の如し。

(1)  清朝中期から中国は、西洋帝国主義の侵略の対象となり刻々とその侵略は強化された。
(2)  中共の中国支配は、この西洋帝国主義の中国侵略の最終版、究極の段階として位置付けなければならない。
(3)  中共は、コミンテルン(共産主義インターナショナル)の中国支部として作られた。
(4)  中共の任務は、西洋帝国主義の先兵として、中国文明の歴史的伝統の完全な破壊である。

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 2395回、2008(平成20)年04月19日


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 2396回、2008(平成20)年04月20日

 デーヴィット・アイクの英文ニュースレター、二〇〇八年四月二十号。「中華人民共和国 ― グローバル国家のための青写真」。アイクはここで中共中国、中共権力、中共政権の正体を完膚なきまでに暴露している。その日本語訳文は、Davidicke.jp(デーヴィット・アイク日本語版)のウェブサイト上に、公開されるであろう。この文章は、すべての日本民族有志にとって、必読の参考文献であるが、とりわけ、ほぼ明確な中共擁護の立場から法輪功を米英秘密結社のエージェントである、とか、事実上、チベットに対する中共の民族抹殺犯罪を支持するような文章を公開したベンジャミン・フルフォードさんには、是非、読んで批評してもらいたい。

 アイクは、この文章の冒頭で、次のように述べて居る。 「一九九六年、若干名の〝インサイダー〟と話し合ったのち、私は、中国は地球的独裁権力樹立のアジェンダに於て、中枢的役割を果たすべく、決定付けられて居る、と発言し始めた。十二年後の今日、ドラゴンは立ち上がり、そしてその影響は、きわめて多くの領域に於て全世界的に、急速に強化されつつある。」と。一九四九年十月、毛沢東が中国の権力を簒奪したとき、中共中国は、オーウェルの「一九八四年」をはるかに上回るような超々独裁国家、監獄国家、大虐殺国家へと、「進化」した。(大紀元社説グループ著『九評共産党』参照)

 筆者は、一九五二年以来、五十年以上に亘って、終始一貫、中共をこのように定義して来た。一九九一、二年以後は、中共が、イルミナティサタニスト世界権力によって育成され、宣伝されていることを批判した。一九六八年頃、日本の毛沢東万歳主義陣営のインテリ代表、新島淳良早稲田大学教授(当時)と話したとき、私がチベットなどの少数民族に対する大量殺戮大弾圧の理由で毛沢東中共権力を批判すると、新島淳良早大教授はホントに頭から湯気を出すと言う表現そのまま顔を真っ赤にして激怒したことを、今でも、記憶して居る。このタイプの「純情」な中共万歳主義イデオロギーに取り憑かれた日本人は、今では殆んど目立たなくなったが、しかし、中共の手先、中共に日本を売ることの出来る権力を有する危険な売国奴は、政府与党、自民党の中枢に巣食って居る。最悪の場合は、日本は、そんなに遠くない将来、チベット化される!!つまり日本人一億三千万人は、イルミナティのエージェントとしての中共権力のドレイとされる!!のである。(了)

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 2397回、2008(平成20)年04月21日


【グローバリゼーションとは】

 2398回、2008(平成20)年04月22日

 
グローバリゼーションとは、ジェノサイド(民族絶滅政策)のことである、と。これはその通り。

 「EIR]二〇〇八年四月十八日号。三十八、九頁。ジョン・ホーフル。「グローバリゼーションはジェノサイド(大量虐殺、大量殺戮)である」。この論説は、とりわけて現在、すべての日本人に、知られるべき文章であろう。以下にそのいくつかの要点を列記する。

(1)グローバリゼーションは、ジェノサイドである。(『ジェノサイド』は、国民、文化、宗教、人種などに対する計画的絶滅を意味する)

(2)グローバリゼーションの推進主体はロンドンに本拠を置く国際金融寡頭権力(オリルガルキー)である。

(3)彼らの原則は、すべては、消耗品である、すべては使い捨てさるべきものである、と。

(4)グローバリゼーションの核心的政策の一つは、国民国家の破壊である。

(5)グローバリゼーションの主要な利点は、生産基地をもっとも安い労働賃金で労働者を雇用できる場所に移すこと。(引用注:下記リンク参照)

(6)彼らの目標は、地球上の人口のドラマティックな大削減である(つまり地球人口の大量殺処分)。

(7)この地球人口大量殺処分の主要な方法は、餓え、病気、戦争、そして金融戦争である。  以下省略。 

 ジョン・コールマン博士「300人委員会」、その他の著作(とりわけ『凶事の予兆』)の読者は、もちろんこうしたことは常識であろう。しかし、日本を占領して居るイルミナティサタニスト世界権力と、そして、日本人のその走狗たちは、コールマンの著作の新聞その他での有料商業広告を絶対的に禁止して居る。日本人一億三千万人の中で、そうした情報と知識を知るものは二千人に一人にも成らない。二千人に一人以下!!イルミナティサタニスト世界権力は、日本人のエージェント、走狗、売国奴……を通じて、○国民皆保険制度の壊滅!!を命令して行る。この枠組みの中で、七十五歳以上の日本人を「後期高齢者医療保険」の中に収監した。要するに七十五歳以上の貧乏人は一刻も早く死ね!! と、日本を支配して居るイルミナティのご主人さまは命令するのである。


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 2399回、2008(平成20)年04月23日


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 2400回、2008(平成20)年04月24日


【「二〇〇八年のビルダーバーグ年次総会」考】
 2401回、2008(平成20)年04月25日

 「アメリカン・フリープレス」紙の情報によれば、二〇〇八年のビルダーバーグ年次総会は、北海道、洞爺湖でG8サミット会議の一、二週間前に開催されると。更に、北海道の主なリゾートホテルは、すべてこの時期、一般客の予約を受け付けていない、と。これは、ビルダーバーグ・クラブの総会の秘密を保持するための予防措置、と見ることも出来るであろう。この三十年近く、ビルダーバーグ総会の取材を続けている、アメリカン・フリープレス紙(前身はスポットライト紙)のJ・P・タッカー記者は北海道でのビルダーバーグ取材のために来日すべく、準備中であると。我々は、今のところ、この件についてのなんの情報にも接していない。「日刊ゲンダイ」紙が、今、G8サミットの会場とされた「ザ・ウィンザー・ホテル洞爺の重大な疑惑」について連載中である。この記事によれば、このホテルは、日本の警察庁と密接に関係する、警備会社が、深く関与していると。この件は、G8サミットの警備のみならず、北海道で開催されると言はれる、ビルダーバーグ総会のための警備とも結び付く情報であろう。

 今年のビルダーバーグ会議の議題の一つは、中国問題であるだろう。中国と関連して、日本問題も。しかし、そこには、中国人も日本人も招待されることはないであろう。ビルダーバーグは、イルミナティの中枢機関ではないが、中核体のそのまた下くらいには位置する重要機関である。この組織が、一九五四年の第一回会議後、初めてNATO加盟国の外、アジアの日本で開催される。ビルダーバーグが、何の意味もなしに、気まぐれに日本に来ることはあり得ない。我々は、今年初頭、イエズス会の総会が、次期新総長として、イエズス会士としてのキャリアの大半を日本とそしてアジアで、勤めたニコラスを選出した、ことを知って居る。明らかにイルミナティは東アジア(更には東南アジア)に、大きな仕掛けをしようとして居るのである。(了)


【「長野市内で行はれた北京オリンピック聖火リレー」考】

 2402回、2008(平成20)年04月26日  

 四月二十六日午前、長野市内で行はれた北京オリンピック聖火リレー。この事件について、夕刊フジ(平成二十年四月二十七日号)は、これはまるで「戦争」のようであった、と言う目撃者の感想を記事にした。この感想は非常に鋭い。早朝から、リレーの沿道は、中共一味が埋め尽くした、と。この中共の動きからして、軍隊!!の如きものに見えた、と。この圧倒的な中共一味によって、チベットの人たちも、日本の反中共、チベット支援者は、スミの方へ追いやられる。この情況を見た人々は、これは戦争だ、戦争みたいだ、と直観したのであろう。

 この日の長野市での出来事は、無視出来る小さなエピソード、などではない。しかし、同時にこの日、善光寺は明らかにチベット人を支持する立場から立派な法要を行なった。善光寺がこれをなし得たのは、善光寺が無宗派であり、巨大仏教教団の組織の支配下にない、そのためであろう。イルミナティ世界権力は、全世界の経済システムの計画的大崩壊を演出しつつある。これは、日本人のすべての体制内エコノミスト、体制内エリートが妄想して居るような単純なアメリカ一国の経済崩壊ではない。それは中共をも直撃する。いうまでもなくイルミナティ三百人委員会は、演出されつつある世界経済金融通貨体制の崩壊を、中共体制の瓦解に向けて誘導する。そしてそれから。それから彼らイルミナティは、中共中国に対して、巨大でドラスティックな、イルミナティにとって有利な方向への変化と用意しつつある。イルミナティ世界権力のこうした大陰謀について、リンドン・ラルーシュ(EIR)、デーヴィッド・アイク、 ジョン・コールマン、こうした西洋世界の反イルミナティ陣営の最高水準の思想家、理論家は、既に、その真相を見抜いて居る。これは、日本民族、全日本人にとって、きわめて深刻に重要な差し迫った問題である。引きつづき、当「時事寸評」は、これを検証して行く。(了)


【「進藤義晴先生」考】
 2403回、2008(平成20)年04月27日

 六月の日本義塾公開講座は既報の通り、進藤義晴先生についての解説である。単行本として、書店で入手出来る入門的な四冊の本(海竜社三冊、農山漁村文化協会一冊)については、ここで改めて紹介しない。入門書を或る程度読み、なんらかの程度で共感し、共鳴して進藤先生の説を実行しつつあるひと、又は実行しなくても、実行することに関心をもったひと、そうした人々の必読の参考文献としての、進藤先生の「講演録」(筆者の知る限り二十数点)を紹介することは有益であろう。進藤義晴先生の経歴を要約すると、次のように成るだろう。

 第一期 西洋医学を学び西洋医学の医師へ。
 第二期 西洋医学は病気を治す上で無能である、と見切りをつけ、東洋医学を学んで、実行する。かたちとしては、西洋医学と東洋医学の二本立て。転 機 東洋医学では儲からないと言う理由で病院をクビになる。
 第三期 自宅で、東洋医学専門医院を開業する。
 第四期 東洋医学も乗り越えた「冷えとり」で万病を治す医学を実行し始める。
 第五期 病気は、各自、ひとりひとりが、生活を正しくすることによって治るようにとの説によって、自宅の医院も閉院する(平成三年=一九九一年)。
 第六期 神霊医学=神霊医療へ。
 現在に至る

 つまり、進藤先生の最先端、最新の境地は、「神霊医療」である。この領域については、市販されて居る単行本には、詳しく述べられていない。この問題についての文献は次の二冊。

 (1)進藤義晴著「神霊医療」一九九九年一月刊 発行元 麻の葉の会 定価 1,000円プラス税 百二十五頁
 (2)進藤義晴著「宇宙の根本法則―波動」一九九六年十月刊 発行元 麻の葉の会 定価 七百円 七十九頁

 以上の二冊は、いずれも、日本義塾出版部でも取り扱って居る。

 進藤義晴先生。このひとは、宇宙の真理、宇宙の大道、宇宙の真実を探求してどこまでも、求道し、精進し、修行する。従って、年を取ると共に、ますますラジカル(根源的)に成長し進化する。そのような種類の人間の一人である。このようなタイプの人間は、きわめて少ないけれども、皆無と言うわけでもない。その実例の一人が、デーヴィット・アイクであることは言うまでも無い。(了)


【日本義塾 平成二十年六月公開講座案内】

◎日時 平成二十年六月二十七日(金)午後六時半~九時(六時開場)
◎会場 文京シビックセンター 四階シルバーホール(四階B会議室のトナリの部屋)
◎講師 太田 龍
◎資料代 千円
◎予約申し込みは、eメール、電話、はがきで、日本義塾出版部へ


【「懐疑論」考】

 2404回、2008(平成20)年04月28日

 デーヴィッド・アイクは、二〇〇七年四月二十九日付けの英文ニューズレターで、ノー・コンスピラシー・テオリー(陰謀否定論)をていねいに検証している。この論説は、日本の有志にとって、有益で価値あるものであるので、日本語に翻訳して我々のデービッド・アイク日本版(davidicke.jp)に公開することにした。今から、一週間以内、或いは、今週中に我々のウェブサイト(davidicke.jp)に掲載されるであろう。

 アイクは、この文章の中で、「懐疑論者」を俎上に乗せている。日本は、西洋欧米から「懐疑論」「懐疑派」「懐疑主義」「懐疑主義者」と言ふイデオロギー、イズムを本格的には輸入して居ない。アイクは、イルミナティ体制派が、陰謀否定論を大衆(ドレイ)の中に注入させるに当って、懐疑主義が重要な、又は決定的な武器とされる、と言う趣旨のことを述べて居る。 「懐疑的になったり、英国でこの言葉の意味どおりに懐疑的であることはよいことだと一般に言われるが、そうではない。疑問を持つことや何かを研究するならよいのだが、それは懐疑的というのとは少し違う。懐疑論者というのは、確固たる地位にあり、すべての証拠を逆にフィルターにかけて除いてしまって、常にどこからでも、荒唐無稽でもいいから平気で何か別の説明を思いついて論じる人々のことだ。………」。

 英国では、「懐疑論者」には、高い評価と名誉が与えられて居ると。それは何故か? 十六、七世紀、イルミナティがブリテンをイルミナティの新しい世界センターとして構築し始めたとき、彼らイルミナティは、思想戦争、イデオロギー戦争、世界観戦争、プロパガンダ戦争、要するに言語戦争に、優先順位第一位、を与えた、イルミナティは、ブリテンを根拠地として、全人類の言語、精神、魂をドレイ化するのである。そのための主たる任務は、「世界的スタンダード」「グローバル・スタンダード」を捏っち上げることである。彼らイルミナティがグローバルスタンダードとして押し出した言語、イデオロギー。そのイデオロギーに反するイデオロギー、その説に反する説、それらの異論を執念深く反論し、否定し、おとしめ、排除していく。まさに、この仕事の主力軍隊として、ブリテン(イルミナティ)は、懐疑派、懐疑主義者を育成しているのである。(了)


【「アントニー・サットン」考】
 2405回、2008(平成20)年04月29日

 アントニー・サットンは、ソ連共産政権なるものが、終始一貫、米英に巣食うイルミナティサタニスト世界権力によって捏っち上げられ、育成され、保護されて来たことを論証した。彼は、米国などで公開されたデータを集大成して、ソ連共産政権、とりわけその経済力、軍事力の殆んど全部が、米英(イルミナティ)の金融的、経済的、科学技術的、文化的支援によって作られたことを、全三巻の大著によって、白日のもとにさらけ出した。この仕事をサットンは、スタンフォード大学の研究所で、純然たる学術的アカデミズム的なものとして、又はそのつもりでなしとげた。

 サットンは、これが、当然のことながら西側世界の体制と体制内的アカデミズムによって正当に評価されて、自分が学者としての実績を確立した、と思ったであろう。ところがとんでもない。彼はそのあと、スタンフォード大学から追放された、のみならず、全西洋世界の体制内アカデミズムは、サットンを「学者」としては、完全に抹殺したのである。彼はその後、二、三十年に亘る研鑽を通じて、彼が受けたその仕打ちの理由を了解した。彼は、スカル・アンド・ボーンズ研究序論 ウォール街とF・D・ルーズベルト ウォール街とボルシェビキ革命 ヒトラーの抬頭(とウォール街)。この四冊の古典的著作を出版して居る。しかし、サットンもそしてその他の欧米の反イルミナティ、反NWO陣営の思想家、理論家も、同じようなレベルで、中共体制についての全面的研究をなし得て居ない。

 三月二十六日の長野。三月二十七日のソウル。この二日に亘る中共の行動は、遠くない未来に於て、最悪の場合 中共による日本のチベット化、中共による韓国のチベット化、その実現の兆候として見なければならないだろう(もちろんチベットと日本の歴史的條件はまったく異なるが)。サットンが、ソ連共産革命政権の正体を完膚なきまでに曝露したと、同じようにして、我々は、中共の正体を全日本民族有志に、開示しなければならない。(了)

【参考文献】我々は、今の時点で参考にし得る最良の参考書として、大紀元時報 社説グループ著日本語版「九評共産党(中国共産党に対する九つの評論)」博大書店刊。この本を日本人有志に推薦する。


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 2406回、2008(平成20)年04月30日




(私論.私見)