2008.01 |
(最新見直し2011.02.17日)
(れんだいこのショートメッセージ) |
ここで、太田龍・氏の時事寸評2008.1月分を確認しておく。れんだいこ文法、作法に基づき編集替えしております。 2011.02.17日 れんだいこ拝 |
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2286回、2008(平成20)年01月1日 |
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2287回、2008(平成20)年01月2日 山蔭神道貴嶺宮の山蔭基央先生の元旦付けのお手紙を頂いたので、一部、 ご紹介させて頂く。 謹賀新年 毎々の健筆心よりお喜び申し上げます。…………… …………… 江本勝氏の「水の波動」は立派。もちろん技術的未熟さはある。 世界は困るでしょうね! すべての指示が狂ってきますからね! 太古神道では「ミ・ヒ・チ・タマ・モノ・カミ」と言ひます。 「ミ」は水のことです。ところが明治以後の本居国学は「ミ」を 接頭語に限定し、「ミ」を代表するすべての神を放棄しましたね! 日本の明治国家はキリスト教化を急ぎすぎましたね! 今ではがんじがらめ動きがとれず神道は根本から殺されました。 「水」の神を見直さないといけません。 「水と意識」の相関関係は言はれてきました。水の清明なところに 神社を建てました。しかし八幡宮は寺ですから[水とは]無関係に 建てられましたからね! …………… …………… 水から離れた神社は「神社」とは言えませんね。幸に我が社は「水」に恵まれています。化学検査では申し分ありません。遠くから貰いに来ます。祖先の教訓は大切。 江本氏の活躍を支援します。「波動誌」を送って下さい。対談を楽しみにしています。 山蔭基央 元旦 太田龍先生 玉案下 この山蔭先生の短い元旦のお手紙には、重要なことが幾つも書かれて居る。 キリスト教化を急いだ明治国家によって神道は根本から殺された、 と言う。 そのことの一つの事例が「水」の問題。 太古神道では、水は神であった。 しかし、イルミナティサタニスト世界権力の命令によって、その走狗と 化した薩長岩倉らが孝明天皇父子を弑逆し、大室寅之祐をスリカエ天皇 にでっち上げたとき、 必然的に日本の神々は殺された。 その代わりに押し付けられたものは、 (1)キリスト教一神教であり、そのキリスト教一神教もどきの 傀儡天皇であり、 (2)唯物主義科学技術である。 このニセモノ日本国家体制下では、 (1)神聖性はイルミナティの傀儡としてのニセモノ天皇に中央集権化され、 その他一切から、神聖性は奪い取られた。 (2)万有宿神のアニミズムは絶対禁止され、従って水の神性は全否定される。 水は、西洋唯物主義科学に従い、単なる物質、とされた。 「水」は、物質の中で、もっとも生物に近い。 この件については、坂元邁著五冊 (『UFOは第二の黒船だ』『マイナスの科学』『地球維新』『世界維新』 『自然科学上の世界観を変えろ』)を参照のこと。 明治以後の本居国学……… …………… この件については、苗代清太郎著「純正古事記」全六巻、及び太田龍著 「苗代清太郎国学入門」参照のこと。 山蔭基央先生は、 太古神道は、「ミ・ヒ・チ・タマ・モノ・カミ」と言うと。 この六つのことばは純粋やまとことばであるが、現在まで奇跡的に生き 残っている。 しかし、この六つの根本やまとことばの本当の意味を、明治国家は、そして そのニセモノ日本国家体制の中核の一つとしてのアカデミズム、学界、学者、 マスコミは、完全に抹殺した。 いかにして、我々は、イルミナティサタニスト世界権力によって、その売国 奴的走狗によって、破壊された太古日本から伝はる日本語のことたまを回復 し得るのか。 (了) |
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2288回、2008(平成20)年01月3日 ベンジャミン・フルフォードさんは、二〇〇八年は、全世界的革命の時代である、またはそうすべきである。と言う趣旨の提言をされている。(一月二日) この問題について、筆者は、次のように整理したい。 (1)なぜ、今、世界革命を実行すべきなのか。 (2)ここでの「革命」とは「蘇生」であり、いのちが革まる(あらたまる) ことを意味する。(3)これに反し、数千年ないしそのはるか以前から地球を排他独占的に 支配している(ドミネイト)イルミナティの云々する「革命」は、「破壊」である。 (4)彼らイルミナティの思想は、破壊原理主義である。 (5)彼らの「革命」に於ける「革」は破壊である。 生命の破壊である。 (6)フルフォードさんは、西洋に巣食う秘密結社が、この破壊原理主義 によって、地球人口の大半を殺処分することを含む。地球と人類に 対する組織的耐久的破壊を展開しつつあることを知った。 (7)かくして彼は人類と地球の蘇生のための世界革命が急務であること を自覚した。 と成るであろう。 日本の歴史上、この種の「世界革命」の理念を始めて提出した人々は、 平田篤胤とその系統の国学者である。この系統は、大東亜戦争時まで、生き延びた。 この人々の我田引水的理念の致命的欠陥と誤謬については、ここでは 説明しない。 (この項つづく) |
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2289回、2008(平成20)年01月4日 |
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2290回、2008(平成20)年01月5日 アメリカの経済的(従って政治的)覇権の崩壊。そんなことは、今やどうでも良い小さな問題に過ぎない。今、本当の問題は、世界恐慌の切迫である。「EIR」誌、二〇〇八年一月八日号(七十二頁)論説は、世界は六カ月以内に恐慌に突入する、と述べる。「世界通貨金融体制は、事実上、今、解体体制に入った。……現行金融体制が崩壊しない可能性は皆無である。……その崩壊過程を止めることは出来ない。……」(ラルーシュ)。突然、現在の国際金融体制の根本的変革がなされない限り、……と。 現行、国際通貨金融体制とは、いかなるものか。それを理解するためには、我々は、ミルトン・フリードマンを頂点とする、いはゆる「シカゴ学派」を俎上に乗せなければならない。「EIR」誌、二〇〇八年一月四日号はまた、ポール・ギャラガーの、ナオミ・クライン著「ショック・ドクトリン―大災害をもたらす資本主義の台頭」(二〇〇七年) The Shock Doctrine: The Rise of Disaster Capitalism . by Naomi Klein についての書評「シカゴ・ホーイズの国民国家に対する戦争」を掲載している。この事件についてのやや詳しい論評は、「週刊日本新聞」(20.1.14)参照のこと。 「シカゴ・ホーイズ」とは、ミルトン・フリードマンを中心とするその系統の経済学派のこと。ミルトン・フリードマンについては、ジョン・コールマン博士が、「三百人委員会のもっとも有能な工作員の一人」と評して居る。しかし、ここでは、フリードマン=シカゴ経済学派についての説明は省略する。カナダのジャーナリスト、ナオミ・クラインの著作「ショック・ドクトリン」の書評者ポール・ギャラガーは、ミルトン・フリードマンに率いられるシカゴ経済学派は、国民国家解体と壊滅、死滅を目的とする戦争を仕掛ける、と言う。これは、一應その通りである。 今、切迫する世界恐慌は、三百人委員会の有能なエージェントとしてのフリードマンとその学派によって、約四十年に亘って仕掛けられた破壊的経済戦争の、当然の結果であることを知らなければならない。イルミナティ三百人委員会によって演出されたこの世界経済の破壊とその結果としての世界恐慌。それによって、発生させられる尨大な破壊のエネルギーを、イルミナティ三百人委員会はどのような方向に誘導せんとするか。その中間目標は、三百人委員会のアジェンダとする、二〇五〇年までに、人類人口の八割を殺処分して、残りの十億人を完璧な世界人間牧場の家畜人間として飼育する、となるであろう。この問題を正確に把握するために、今こそ、日本民族有志はジョン・コールマンの「新版・三百人委員会」(太田龍監訳、成甲書房、二月末刊予定、上下二巻、約七百頁)を熟読すべきであろう。 (了) |
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2291回、2008(平成20)年01月6日 リンドン・ラルーシュ(EIR誌)は、現在進行中の国際通貨金融体制瓦解の危機に対して、英米ヨーロッパの政府と金融寡頭権力体制が取りつつある政策は、一九二三年ドイツワイマール共和国が取らされたハイパーインフレーションと同種のものであろう。しかし、この方針は、危機を更に、深刻化するのみであろう。(『EIR』、二〇〇八年一月四日、七十二頁)と述べて居る。 一九二三年のドイツインフレ。これは、歴史上、はなはだ有名である。窮地に追い詰められた敗戦国ドイツ政府は、一九二三年夏から秋にかけて、インフレ(つまり通貨増発)政策を取る他ない。このためにそのピークの一九二三年の十一月には、パン一個に、トランク一杯の紙幣、と言った状況と成り、ドイツの主要資産はすべてドルを持った内外ユダヤの手中に落ちたと言われた。しかし、今回は、そのドルも紙クズ。 ジョン・コールマン博士の「凶事の予兆」(太田龍監訳、成甲書房)の中で、世界経済の緊急危機の対策について、三百人委員会の経済専門家が立てた計画を引用して居るので、それを参照して頂きたい。問題はロシアであり、産油国であり、とりわけ、サウジアラビア、イラク、イランである。と、言ったことを常識的には思うであろう。しかし、三百人委員会のアジェンダに於いては、世界恐慌は、彼らの破壊作戦の序幕にすぎない。彼らのイデオロギーが、根本的に異質なのである。それにしても、この期に及んで、長谷川慶太郎 増田俊男と、そんな人々の、二〇〇八年超大国日本が再び蘇る。世界を日本がリードする。日本の重厚長大産業大チャンス日本は再び黄金時代に突入する。またもや「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の時代がやってくる。などと言うたぐいの本の巨大な広告がデカデカと新聞に出ている。一体これはなんと言うことであろう。(了) |
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2292回、2008(平成20)年01月7日 東京新聞、平成二十年一月十七日夕刊、ここに、浜矩子(同志社大学教授)、と言う「学者」の、少々、気の利いた論説がある。その要点は、現在進行中の世界経済危機は、一九二九年でもない、一九八七年でもない。それはもっと深刻である。その行き着く先は、世界単一中央銀行、世界単一中央通貨の出現、ではないか、と。たまには、日本のマスコミも、多少はまともな意見を掲載する。ジョン・コールマン博士は、一九七〇年代、一九八〇年代からニューズレター、そして古典的著作「三百人委員会」、「凶事の予兆」などの中で、「三百人委員会」(イルミナティ世界権力)の目標は、世界国家、世界軍、世界警察、世界通貨、世界宗教 ………… ……………………の実現である、と繰り返し力説して来た。 デーヴィッド・アイクも 「真実はあなたを自由にする」(一九九五年) 「大いなる秘密」(一九九九年) 「マトリックスの子供たち」(二〇〇一年) 「グローバル・コンスピラシー」(二〇〇七年)などの中で、イルミナティの主要アジェンダの一つが、世界通貨の実現である、と警告して居る。まさしくミルトン・フリードマンの「ショック・ドクトリン」である。巨大なショック(衝撃)によって、世界経済を完全に瓦解させ、崩壊させる!!そしてそれから、イルミナティ世界権力は、世界単一通貨をアジェンダに乗せる、と。このことについては、ジョン・コールマン著、太田龍監訳「凶事の予兆」(成甲書房)の中の、キャッシュレス社会についての章。ここに、経済崩壊緊急事態のための、三百人委員会の「経済専門家」の報告書(英国女王と英国政府あて)、なるものが引用されてある。この報告書については、筆者はこれまで、何十回となく、色々なところで紹介したので、ここでは省略する。「オーダー・アウト・オブ・カオス」 これこそ、フリーメーソン第三十二階級、第三十三階級の秘教であると言う。そしてそれこそ、フィリップ・ロスチャイルドのミストレス、アイン・ランドが、フィリップの指示によってイルミナティのアジェンダを小説の暗号の形で書いた「肩をすくめるアトラス」によって、語られるところのものである。(了) |
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2293回、2008(平成20)年01月8日
DAVID ICKE IN TOKYO 平成二十年二月十一日 デーヴィッド・アイク第二回東京講演会案内。 (お席はまだたくさん余裕があります) ◎日時 二月十一日(月曜、祝日) 午後一時~午後九時 受付開始 午後一時 開演 午後一時半 休憩 二回 講演終了 午後八時半 午後九時まで、アイクによる本のサイン、その他。 ◎会場 東京芸術センター 21階天空劇場 足立区千住一-四-一(もと足立区役所跡地) 最寄り駅 北千住駅西口下車 5分 (JR常磐線、地下鉄日比谷線、地下鉄千代田線、 つくばエクスプレス) ◎入場料 五千円(予約制) 予約申し込みは、eメール(注文フォーム)、電話、はがき、手紙で、 日本義塾出版部へ。 送金は、:郵便振替 口座番号……00160―6―594323 加入者名……日本義塾出版部 :銀行振込 銀行名………三菱東京UFJ 支店名………雷門支店(店番:369 カミナリモン) 科目…………普通預金 口座番号……0963393 口座名義……日本義塾(ニホンギジユク) ◎送金して頂いた方に、入場券とチラシを郵送いたします。 ◎外国在住の方、その他で、送金が難しい方は、予約をして頂き、 入場券は、当日受付でお支払い頂くことも可能です。 ◎当日のアイクの講演は、正式にDVDを製作して市販します。 DVD六時間分四枚一組一万二千円です。 予約を受け付けています。 ◎紹介、問い合わせ、予約申し込みは、 日本義塾出版部 112-0001 東京都文京区白山5-35-12 電話:03(3813)7825 デーヴィッド・アイクにアプローチするために、多くの方法、入り口がもちろん存在する。しかし、そのうちの二つをここでは取り上げる。 その一つは「映画」マトリックス、である。 アイクは、このマトリックスを媒介として 「マトリックスの子供たち」(二〇〇一年)と言う大著出した。 この英文原著は、二〇〇七年八月末、徳間書店から邦訳本(上下二巻 『竜であり蛇であるわれらが神々』)が出て、日本語で読むことが出来る。 もう一つは、 ?THE SHOCK DOCTRINE " By NAOMI KLEIN 二〇〇七年、五五八頁。 である。 この本については、「時事寸評」(20.1.5)で、「EIR」誌(2008.1.4) のポール・ギャラガーの書評を紹介した。 ここで、ナオミ・クラインは、 かの悪名高き三百人委員会の主要工作人の一人、れっきとしたサタニスト、 ミルトン・フリードマンに、完膚なきまでに筆謀を加えた。アイクの思想は、この現代資本主義の主流イデオロギーを、片付けることが 出来るか。 もちろん、アイクは出来る。 アイクは、単なる、いはゆる「陰謀論者」ではない。 アイクは、一九九〇年以降、精力的集中的徹底的根源的に、イルミナティの 陰謀を調査研究曝露した。 そして彼は、ひとつの明確な結論に達した。 即ち、これまでの西洋世界に於ける陰謀論では、出口がない。 この限界を突破しなければならない。 彼はそこで、「グローバル・コンスピラシー、いかにしてそれを終わらせるか」(二〇〇七年 十一月、六百頁超)、と言う大著を出した。 いかにしてイルミナティのグローバルな、そして更に宇宙的なコンスピラシーを 終わらせることが出来るのか、と。 二月十一日、デーヴィッド・アイク東京講演会を、 熱い感動と目覚め、共感、覚醒の場に!! (了) |
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2294回、2008(平成20)年01月9日 |
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2295回、2008(平成20)年01月10日 |
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2296回、2008(平成20)年01月11日 ミルトン・フリードマン(一九一二~二〇〇六年)問題を評価する場合、日本人が殆んど全く意識しない、二つの領域を指摘して置く。 第一は、ケインズとフリードマンの関係であり、 第二は、第二次世界大戦後、シカゴ大学が、 ネオコン(ネオコンサバティブ=新保守派)と、 ネオリベラリズム(新自由主義)と、 この二つの思想潮流を生み出した、 と言う事実である。 ケインズは、ジョン・コールマン著「三百人委員会」によれば、れっきとした三百人委員会正会員である。 つまり、ケインズ経済学は、 一九二九年の世界経済大恐慌後の三百人委員会の綱領的路線として登場した のである。 しかし、第二次世界大戦が終了すると、三百人委員会は、その戦略を変更した。 その変更が、 ケインズからフリードマンへの経済戦略の変更として現象したのだ。 ミルトン・フリードマンとシカゴ学派にとって、マルクス主義、共産主義、 社会主義は、主敵ではない。 シカゴ学派の主敵は、 ケインズ学派であった。 と、ナオミ・クラインは引用する。 しかし、このナオミ・クラインの言及は現象論である。 フリードマンは、ニクソン米大統領を徹底的に憎み、敵視した、と。これは、ニクソンが、F・D・ルーズベルト時代のケインズ主義を死守 しようとしたからであろう。 しかし、三百人委員会にとって、第二次世界大戦後、ケインズ主義の役割は 既に終わったのである。 第二の領域は、ネオコン派と、ネオリベラリズムの密接な関係である。 シカゴ大学は、第二次世界大戦期に、ヨーロッパから亡命した二人の学者を 迎え入れた。 一人は、政治哲学のレオ・シュトラウスであり、 シュトラウスは、長期に亘ってシカゴ大学政治学(政治哲学)の正教授の地位 にあり、そしてそこから、ネオコン派が生まれた。 この件については、拙著「ネオコンの正体」(雷韻出版、絶版)に詳述した。 もう一人は、経済学のハイエクである。ハイエクは、フリードマンの「グル」である、と。 ハイエク=フリードマンのネオリベラリズムと、 レオ・シュトラウスの「ネオコン」とは、まるでひとつの潮流であるかのように さえ見える。 フリードマンは、レーガン大統領は、副大統領として、ラムズフェルドを指名すべきであった。 しかるにレーガンは、ブッシュ(父)を指名した。 これは重大な誤謬であった。と述べたと言う(ナオミ・クライン、二八九頁) ブッシュ(息子)政権は、まさしく、ネオコンとネオリベラリズムの合体である。 しかし、コールマン博士は、 ネオコンもネオリベラリズムも、三百人委員会のエージェントによって生み出され、 育成されたと言う。この方向へ、我々は調査研究をすすめなければならない。 (了) |
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2297回、2008(平成20)年01月12日 八百長お芝居を本物の政治であるらしく、三百人委員会によってたくみに演出されつつある米国大統領選挙戦。その背後で進行するイルミナティのアジェンダ。 近刊予告。ジョン・コールマン博士著、太田龍監訳「新版、三百人委員会」 (二〇〇八年二月末刊行予定。上下二巻、約七百頁。成甲書房) この中で、コールマン博士は、米国大統領の選出過程についても述べて居る。米国大統領選挙は、目に見えるようなかたちは、幻想、お芝居、作り話に過ぎない。三百人委員会が、そのすべてを決定し、管理し、演出して居る、と。今、進行中の米国大統領選挙に対しても、右の説明は適用される。誰が、次の米国大統領に当選しようと、その米政権は、「三百人委員会」によって、与えられた政策を実行するだけである。 筆者(太田)は、「イマココ」(第2号)『真世界史II』の中で、三百人委員会が決定した、次期米政権に与えた筈のアジェンダ(計画)を 記述した。そのアジェンダは、北米連合の中に米国を吸収すること、つまり、主権国家としての米国の死。それから始まる。つまり、世界国家(世界人間牧場)に向っての大きな飛躍である。これは、「米国の国内政治」の問題ではない。それは、デーヴィッド・アイクの言うところの、 「グローバル・コンスピラシー」の問題である。 今、米国の「選挙民」は、次の大統領として、女性大統領か、それとも黒人大統領か、 そのどちらかを選択するのか、 と、迫られて居る。 この「かたち」そのものが、 驚くべき異例であり、異様である。 この「かたち」は、暗黙のうちに、象徴的に、米国は決定的に変質するぞ。 と言うメッセージを、米国国民の意識の中に刷り込むのである。 女性と黒人の二人で、正副大統領の席を占めるようなことがあれば、 米国変質のメッセージは完全であろう。 日本人は全く意識していないが、 米国と同様にブリテンに於ても、政権変更の動きが進行している(『EIR』、 二〇〇八年一月十一月号、四、五頁、ジェフリー・スタインバーグ)と。 つまり、労働党政権(ブラウン)よサヨウナラ。保守党政権(キャメロン)よ、今日は、と。 アンドリュー・ヒッチコック (『サタンのシナゴーク ― ロスチャイルド家年代記』)が指摘して居るように。 四十才代の若さで保守党党首と成ったキャメロンは、 オックスフォード大学生の頃から、ロスチャイルド家のお気に入り、手八丁口八丁 の「イケメン」のやり手である。(了) 【注】 ◎「イマココ」2号(二〇〇七年冬期)の申し込みは、 〒849-0200 佐賀市久保田町徳万268の1 イマココ編集室 電話 0952(68)4892 一部三百円、送料クロネコメール便八十円 ミルトン・フリードマン=シカゴ学派=人類に対する犯罪者。その背後で、彼等を操作する三百人委員会=イルミナティ世界権力。 |
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2298回、2008(平成20)年01月13日 大ぺテン師、イルミナティサタニスト世界権力の走狗としての小林よしのりの正体。 「小林よしのり」とは何者か。 以下に、筆者(太田)による、「小林よしのり」に対する定義を記述する。 (1)小林よしのりは、イルミナティサタニスト世界権力の設定する精神的牢獄の枠内の存在である。 (2)あらゆるタブーを打破する勇気あるマンガ家、であるかのように演じる小林よしのりが、絶対に挑戦しないイルミナティタブーは無数にあるが、ここではそのうちの幾つかを列記する。 2.1 小林よしのりは、イルミナティ、シオニストユダヤの、NWO=新世界権力=世界人間牧場構築のための決定的物語=作り話としての、ナチス・ドイツのユダヤ人六百万人ホロコ ーストのデマゴギーを丸呑みにし、絶対にそれを批判せず、それに、疑問を提起することすらしない。 2.2 小林よしのりは、 ナチス・ドイツのユダヤ人六百万人ホロコーストと言う、ニュルンベルグ裁判史観を無条件に肯定することによって、イルミナティサタニスト世界権力の有能なエージェントとしてご奉公する。 2.3 小林よしのりは、イルミナティユダヤフリーメーソン三百人委員会のグローバリズコンスピラシーの存在を否定する。そのことによって、日本人をイルミナティサタニスト世界権力のドレイ=家畜人間として売り渡しつつある。 2.4 小林よしのりは、 昭和初年以降のイルミナティの傀儡としての昭和天皇の陰謀を暴露しない。 2.5 小林よしのりは、英国(イルミナティ)とその手先、売国奴薩長岩倉三條らによる孝明天皇父子弑逆事件を暴露せず、そのことによって、イルミナティのエージェントとしての役割を果たしつつある。 小林よしのりの正体を天下に暴露させるためのリトマス試験紙の一枚は、かの「南京事件」である。小林よしのりをして、「南京事件」を描しめよ。さすれば、否応なしに、彼は、その醜悪なイルミナティの走狗としての正体を暴露するであろう。 「南京事件論争」は、一九七二年、日中国交回復以後、日本国内で、本格的に再生した。 そしてその直前、一九七一年に、バーガミニの「天皇の陰謀」(英文)が出版され、 一九七三年、日本語訳(いいだもも訳)も刊行された。 つまり、延々、三十五年に亘って「南京事件論争」は継続している。継続しているのみならず、それは、ますます、世界中に燃え広がっている。 小林よしのりが、今までこの問題をマンガ描いたことがあるのかどうか厳密には調べて居ない。しかし、筆者(太田)は知らない。「南京事件」の真相に迫って行くと、忽ち、ひとは、バーガミニが全面展開した「昭和天皇の陰謀」に突き当たる筈である。日本民族派の大スターマンガ家として育成されたペテン師小林よしのりは、 意識的にせよ無意識的にせよ、「南京事件」と言うこの危険地帯の深相から逃げないわけには行かないであろう。 (了) |
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2299回、2008(平成20)年01月14日 |
【人類に対する犯罪者、ミルトン・フリードマンを支持し、ほめたたえたすべての日本人を同じく人類に対する犯罪者として、告発すべきこと】 |
2300回 2008(平成20)年1月15日 ミルトン・フリードマンを持ち上げ、ほめたたえ、崇拝し、現代世界のすばらしい偉大な学者、思想家、……として公然、高く評価した、すべての日本の学者、ジャーナリスト、評論家……。それらの人々の名前を歴史に記録し、記憶しなければならない。 二〇〇五年秋、あの有名な、ニューオリンズを襲ったハリケーン、カトリーナ。この大ハリケーンに対するブッシュ政権の対応が遅い!!と、米国内外の世論は批判した。しかし、ナオミ・クラインの「ショック・ドクトリン」は、要約、次のように述べて居る。 (1)二〇〇五年秋、ハリケーン、カトリーナによってニューオリンズ市は壊滅した。 ナオミ・クラインは、ミルトン・フリードマンとその一味が、一九七三年のチリ、ピノチェット軍クーデター政権を皮切りに、全世界で展開した、そして今も展開しつつある国民国家破壊のための戦争を詳細に記述している。ミルトン・フリードマンが人類に敵対する犯罪者である。と言う、ナオミ・クラインのテーゼは、空言ではない。これまでの三十年間、日本で、ミルトン・フリードマンとその一味のネオリベラリストを公然ほめたたえ、支持したすべての人間のリスト。このリストを作成して、広く、全日本人に知らせる必要がある。 これらの日本人学者、ジャーナリスト、評論家、インテリ、マスコミ人、官僚、政治界……これらもまた、フリードマンと共に、人類に対する犯罪者として、特筆大書さるべきであろう。 |
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2301回、2008(平成20)年01月16日 |
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2302回、2008(平成20)年01月17日 |
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2303回、2008(平成20)年01月18日 |
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2304回、2008(平成20)年01月19日 一月十二日、十三日、「NHKスペシャル」が、二夜連続で「新型インフルエンザの恐怖」を特集して、大反響を呼んでいる(『週刊ポスト』二月一日号、四十七頁以下)と。「週刊ポスト」(2/1)その他の週刊誌は、日本政府、厚生労働省、その他の関係当局に、「危機意識がない」、と、告発する。それはその通りであろう。しかし、週刊誌、その他の日本のマスコミ。彼らの本質も同じである。筆者は、一九九四年、ジョン・コールマン博士の「三百人委員会」(徳間書店)以来、必死の思いで、「三百人委員会」、イルミナティサタニスト世界権力が、地球人口の八割大量殺処分を計画しており、そして、この人口殺処分の有力な手段の一つが、生物兵器である。とのコールマン博士の警告を広く、日本国民同胞に伝えようと努力して来た。ところがなんと、日本政府、とりわけ日本外務省は、米国(ユダヤ)の命令一下、筆者(太田)の言論活動を完全封殺せよ!!との大号令を、日本の全マスコミ界に対して発した。かくして、一九九五年以後、日本の全マスコミは、筆者(太田)のすべての本(著作、監訳本)の有料広告を厳重禁止しつづけている。今、問題とされて居る、鳥インフルエンザのヒト、ヒト感染は、コールマン博士が、これは、三百人委員会の米国の生物兵器である!!と警告している。日本のマスコミは、イルミナティの命令に従って、この貴重な重要情報が、日本国民同胞に伝わることを、現に妨害しつづけているではないか!!一体これは何のことだ。これこそ、日本の全マスコミが、イルミナティサタニスト世界権力の共犯者として、日本人数百万人またはそれ以上のイルミナティ=米国製の生物兵器による大量殺戮を推進しつつある。そのことを意味するのではないか!!(了) |
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2305回、2008(平成20)年01月20日 |
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2306回、2008(平成20)年01月21日 |
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2307回、2008(平成20)年01月22日 |
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2308回、2008(平成20)年01月23日 |
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2309回、2008(平成20)年01月24日 |
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2310回 2008(平成20)年1月25日 「EIR」誌、二〇〇八年一月二十五日号、五十頁。ポール・ギャラガー 「次のドミノは、もっとも大きな、デリヴァティブ(ドミノ)である」 と。「次の」とは、 今進行中の「低所得者向け住宅ローンバブル破裂のドミノ」の次。その「次」とは、デリヴァティブバブル破裂のドミノ、を意味する。米国のデリヴァティブバブルの脅威については、筆者(太田)は、既に十年以上前から、何度も警告した。十年以上前から「EIR」誌は、デリヴァティブの総額が三百兆ドルないし四百兆ドル、とした。今、米国のマスコミ上で報道されているところでは、五十兆ドルのデリヴァティブバブル崩壊、が言はれている。五十兆ドルは、五千兆円。しかし、このような一見狂気の沙汰と見えるお話は、実は、イルミナティ三百人委員会によって、長期に亘って、入念に準備され演出されたものである。彼等のアジェンダの目標は、ニューワールドオーダーと言う美名の下、世界人間牧場に、全人類を家畜人として狩り立てることである。 今、開始された「世界恐慌」は、一九二九年の世界恐慌など、たのしいピクニックに見えるほどに、前代未聞の大惨事の中に、全人類を突き落とすべく、イルミナティ三百人委員会にセットされている。 |
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2311回、2008(平成20)年01月26日 |
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2312回、2008(平成20)年01月27日 |
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2313回、2008(平成20)年01月28日 |
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2314回、2008(平成20)年01月29日 EIR」誌、二〇〇八年一月二十五日号、五十頁。ポール・ギャラガー「次のドミノは、もっとも大きな、デリヴァティブ(ドミノ)である」 と。「次の」とは、今進行中の「低所得者向け住宅ローンバブル破裂のドミノ」の次。その「次」とは、デリヴァティブバブル破裂のドミノ、を意味する。米国のデリヴァティブバブルの脅威については、筆者(太田)は、既に十年以上前から、何度も警告した。十年以上前から「EIR」誌は、デリヴァティブの総額が三百兆ドルないし四百兆ドル、とした。今、米国のマスコミ上で報道されているところでは、五十兆ドルのデリヴァティブバブル崩壊、が言はれている。五十兆ドルは、五千兆円。 しかし、このような一見狂気の沙汰と見えるお話は、実は、イルミナティ三百人委員会によって、長期に亘って、入念に準備され演出されたものである。彼等のアジェンダの目標は、ニューワールドオーダーと言う美名の下、世界人間牧場に、全人類を家畜人として狩り立てることである。今、開始された「世界恐慌」は、一九二九年の世界恐慌など、たのしいピクニックに見えるほどに、前代未聞の大惨事の中に、全人類を突き落とすべく、イルミナティ三百人委員会にセットされている。 |
【「山口富永(ひさなが)」考】 |
2315回、2008(平成20)年01月30日 当「時事寸評」(20.1.25)で、山口富永(ひさなが)、と言うお方について、突然、知られた方が多いであろう。筆者(太田)は、いはゆる日本の現代「右翼」「民族派」の状況を知るために、月刊「國民新聞」を、購読している。この「國民新聞」を通じて、山口富永、と言う名前は、ほんの少し、視野にあった。しかし、より明確にこのひとの存在を認識したのは、平成十九年一月、同氏が「國民新聞」紙上に、連載し始めた「近衛上奏文と二・二六、皇道派」に関する連載を読み始めてからである。 最近、縁があって、このお方と連絡が取れ、同氏の著作三冊(『二・二六事件の偽史を撃つ』『昭和史の証言―真崎甚三郎人その思想』『山口富永〝そうもう〟のうた―解説、人脈を追う、昭和史のなかに』)を読む機会を得て、絶大な思想的衝撃を受けた。かくして、日本義塾三月公開講座に、山口富永先生を講師としてお迎えし、講演をお願いすることと成ったのである。 山口富永先生は、大正十三年(一九二四年)、長野県の生まれ。長野県大町中学の生徒の時代に、真崎甚三郎大将の知遇を得て、それから今日まで七十年近く、終始一貫して、志は、真崎大将と共にある。そもそも山口富永先生と真崎大将の交流が始まったのは、一九四〇年前後、つまり、真崎大将が、一九三六年七月、二・二六事件に関して陸軍憲兵隊に逮捕され、宮中を含むありとあらゆる勢力から圧迫され、迫害され、誹謗中傷されて、以降のことである。 このような立場の人物としての真崎大将を支持し、共鳴し、親近することは、○並大抵の心理、意志では不可能である。日本国中で、しかしながら、真崎大将が支持され、尊敬され続けている唯一の例外的土地が、存在する。それは、真崎大将の故郷の佐賀県であるだろう。佐賀県は周知の如く、幕末維新派の「薩長土肥」四藩の一つである。この場合の「肥」は、「肥前」である。「肥後」は熊本である。筆者は今、前出、三冊の山口富永著を熟読し、研究し思索して居る。ここから、きわめて多くのものが生まれて来るであろう。(了) |
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2316回、2008(平成20)年01月31日 |
(私論.私見)