2007.02 |
(最新見直し2011.02.17日)
(れんだいこのショートメッセージ) |
ここで、太田龍・氏の時事寸評の2007.02月分を確認しておく。れんだいこ文法、作法に基づき編集替えしております。 2011.02.17日 れんだいこ拝 |
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1943回 2007(平成19)年2月1日 フアシズムが燎原の火のやうに廣がる日本の現情勢、と云ふ説(日刊ゲンダイ)の致命的誤まり。 「日刊ゲンダイ」平成十九年一月三十一日號。ここに、「いよゝゝフアシストが登場しさうな異樣」(な日本の現状)、と云ふ特集記事がある。これは、宮崎縣知事に、もとタレントの「そのまんま東」氏が當選したこと、そして、最近の世論調査は、どの政黨も支持しない層が、四十九パーセントに達してゐることに引つかけてゐる。ヒトラーのやうな扇動政治家が出てくればフアシズムは燎原の火のやうに廣がる」と。 「日刊ゲンダイ」の編集首腦部の政治的立場は、きはめて明確に、イルミナテイサタニスト世界權力の手先として育成された、いはゆる、「左翼」である。從つて、同紙のフアシズム觀、ヒトラー觀は、イルミナテイサタニストのフアシズム規定、ヒトラー規定の丸呑みである。今の日本には、同紙が云ふやうな、「ヒトラーのやうな扇動政治家」が出現する條件は存在しないし、「フアシズムが燎原の火のやうに廣がる」可能性もない。更に日本には、幕末の「尊王攘夷運動」のやうなものが生まれる可能性も、昭和初年の、「昭和維新運動」が再現する可能性も全く存在しない。現在と近未來の日本の情勢を、日本の歴史の延長として見ること自體が致命的な誤謬である。日本は既に、四次に亘るユダヤイルミナテイ世界權力の侵略戰爭に敗れて居る。そして今、第五次の對日侵略戰爭が進行中である。 一九八五年、田中角榮の病氣によつて角榮が一切の政治的力を失い、田中派が消滅してから、ユダヤイルミナテイの第五次對日侵略戰爭が開始された。今や、日本の國家權力、日本のマスコミ、日本の學者、日本の宗教界、日本の藝能界、その他日本のすべての領域は、ユダヤイルミナテイサタニスト世界權力とその手先たちの手中に落ちた。今、我々日本民族有志がなし得ること、なすべきことは、なにか。それは、即ち、日本民族太古の文明のさとりへの復歸である。古事記冒頭に示されて居るやうなものとしての高天原(たかあまのはら)としての大自然であり、天然であり、大宇宙への復歸である。日本民族は、今こそ、苗代國學を發見せねばならぬのである。(了) |
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1945回 2007(平成19)年2月2日 |
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1946回 2007(平成19)年2月3日 |
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1947回 2007(平成19)年2月4日 |
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1948回 2007(平成19)年2月5日 |
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1949回 2007(平成19)年2月6日 |
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1950回 2007(平成19)年2月7日 |
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1951回 2007(平成19)年2月8日 |
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1951回 2007(平成19)年2月9日 原田武夫著「仕掛け、壞し、奪い去る米國の論理」(ブツクマン社、二〇〇七年一月) この本の著者は、東大から外務省キヤリア官僚へ、そして、外務省北朝鮮班長で退職、三十六歳。このひとには私心はない。こういふ人物が今、出現するとは、かなりの驚きである。この本は、東大教養學部での講義の記録だと言ふ。ここでは、「米國の奧の院」が記述されて居る。これは、淺薄である。このひとは、知つて居るのか知らぬのか、分らぬが、米國FRBとその意味について、何も述べてぬ。本當に知らぬとすれば、どうしようもない無學なひとだが、無知、と言ふこともあり得るだらう。米國の歴史についてのこの人の知識。これは、問題外の淺學である。米國の國璽(ザ・グレートシール)の紋章はどうしたのか。それは一九三五年末、米國一ドル紙幣に印刷されて居る。このひとは米國の國家權力構造について、色々、説明して居る。それは、一言で表現すれば、金權寡頭權力體制(プルート・オリガルキー)である。更に、この「金權寡頭權力體制(プルート・オリガルキー)」の原型は、「ヴエネチアの黒い貴族」である。しかし、多分、このひとは、「ヴエネチアの黒い貴族」、と言ふことばを聞いたこともないのであらう。筆者は、「ロスチヤイルドの密謀」(成甲書房)の中で、デイズレイリーの「コニングスビー」について説明した。デイズレイリーは、その中でハノーバー王朝以後の英國の國家體制は、ヴエネチアのそれと同一である、として居る。つまり、ハノーバー王朝以後の英國は、ヴエネチア型の金權寡頭權力國家であると言ふ。米國も、一九一三年FRBの成立と共に、英國=ヴエネチア型の金權寡頭權力國家と化して居るわけである。更にこの本では、ロンドン・シテイーについて一言もない。こんなことでは、お話にならぬ。今後の眞劍な精進を期待して置く。(了) |
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1953回 2007(平成19)年2月10日 |
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1954回 2007(平成19)年2月11日 |
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1955回 2007(平成19)年2月12日 平成四年(一九九二年)以後現在まで、十五年に亘って、筆者(太田)が日本民族に、なんらかのかたちで紹介した、欧米西洋の反ユダヤ 反フリーメーソン 反イルミナティ反NWO陣営の思想家、著述家の数はきはめて多い。二百人以上かも知れない。その中の、主なる人物のみを、以下に列記する。(人物名下の◎じるしは、その著述の日本語訳に筆者が関与したことを示す) (1)ジョン・コールマン博士 ◎ (2)ユースタス・マリンズ ◎ (3)フリッツ・スプリングマイヤー ◎ (4)マイケル・ホフマン ◎ (5)ジョン・ダニエル (6)デーヴィッド・アイク ◎ (7)マイケル・コリンズ・パイパー ◎ (8)R・P・オリヴァー (9)リンドン・ラルーシュ〈EIR誌〉◎ (10)ジェームズ・P・タッカー ◎ (11)ヘンリー・メイコウ ◎ (12)テックス・マーズ ◎ (13)デス・グリフィン ◎ (14)デーヴィッド・メイヤー ◎ (15)ウィリス・カート ◎ (16)スチーブン・ナイト ◎ 〈切り裂きジャック最終判決〉 (17)アントニー・サットン (18)F・P・ヨッキー (19)ジューリ・リナ ◎ (20)ジョン・グレイ (21)ヴィクター・ソーン ◎ 以下省略。 反ユダヤ 反フリーメーソン 反イルミナティ陣営とは言えないけれども、筆者が紹介した重要な著述家、学者、思想家の一人として、ラビ、M・S・アンテルマン。この人物を挙げなければならない。更に、言うまでもないことだが、米国史上最大の詩人、と称されるエズラ・パウンド。普通の日本人の学者の場合、西洋の思想家、学者のうちの一人を、ライフ・ワークの対象として選び、その研究を一生、やって居る。そんな風なスタイルの学風から見れば、筆者のこの十五年来の仕事は、全く評価の枠組に収まらない。筆者は、平成四年以後、ジョン・コールマン博士の著述の日本語訳書、十数冊を監訳した。これを、普通の日本人の研究者、学者として見れば、筆者(太田)を、「ジョン・コールマン専門家」、と位置付けたいところであろうが、そんなことはない。コールマン研究は、筆者のこの十数年の仕事のごく一部である。しかし、こうした欧米の思想家、著述家の研究、評価、翻訳などの仕事の前に、「国際政経学会(昭和十一~二十年)」の伝統と業績の継承。こそ、根本問題である。 敗戦後六十年余。日本に、反ユダヤ 反フリーメーソン 反イルミナティ系の(又はそれらしき)言論、著述、活動が、多少なりとも出現した。これらの動きには、筆者の見るところ、二つの根本的に異なる系列が存在する。即ち、 第一。本物。これは「国際政経学会」の伝統を継承する系統である。 第二。ニセモノ。又は、遅かれ早かれ、売国奴へと転落していく可能性のある系統。これは「国際政経学会」を継承しない勢力である。 筆者は、平成三年一月末、国際政経学会生き残りの桝谷友厚氏と出会ってから、ただちに、「国際政経学会」の業績の消化研究に全力を集中し、「国際政経学会」の伝統学統道統を現代的に継承することを内外に公然、宣明した。「国際政経学会」関係の文献に関心のあるお方は、日本義塾出版部に照会して頂きたい。(了) |
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1956回 2007(平成19)年2月13日 |
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1957回 2007(平成19)年2月14日 |
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1958回 2007(平成19)年2月15日 「ニューズウィーク日本版」二〇〇七年二月二十一日号、特集は、「格差社会はいいことだ」、と、ヌケヌケと、公然と、言ってのけた。「ニューズウィーク」誌は、イルミナティサタニスト世界権力の奥の院に直結した、マスコミである。「クーリエ・ジャポン」、二〇〇七年三月一日号(講談社、これは、フランス系のようだ)の特集は、世界に拡がる〝新・格差社会〟「中流(オレたち)」に明日はない! しかし、こうした記事は、断片的な現象を記述するに過ぎない。 ジョン・コールマン博士は、 「300人委員会」(KKベストセラーズ)、 「ワンワールド」(雷韻出版、絶版)、 「300人委員会 凶事の予兆」「バビロンの淫婦」(成甲書房)などによって、イルミナティサタニスト世界権力の奥の院たる三百人委員会が、実現しようとするニューワールドオーダーの青写真を刻明に曝露している。原田武夫著「仕掛け、破壊し、奪い去る、アメリカの論理」 (ブックマン社)によれば、アメリカ(そしてその奥の院)は、日本を最終的には、何から何まで金融資本主義化され尽した社会、として作り変えるであろう、などと言う。 この見方は、どうしようもなく甘い。「ファイナンス」の翻訳語としての「金融」と言う日本語に、問題があるだろう。しかし、それはここでは説明を省略する。「金融」が成立する前に、「貨幣」が登場していなければならない。「貨幣(マネー)」が問題である。「沈黙の兵器」は、何度も熟読しなければならない。「沈黙の兵器」は、(初代)ロスチャイルドの説を、基本テーゼとして居る。(初代)ロスチャイルドは、貨幣の魔術的、オカルト的、又は端的に言えば、詐欺的本質をテーゼとする。 ロスチャイルド・トリビューナルの世界支配の五つの領域の中に、「オカルト/宗 繊徂 腓 あることを忘れてはならない。イルミナティの枠組に於ては、貨幣もまた「オカルト/宗 繊 br />的に機能する、のである。そしてそのように定義されたものとしての貨幣について、その発行権の独占、を、イルミナティは追及する。彼らは、イングランド銀行、米FRBによって、英国、米国の通貨の発行権を独占した。彼らの次のアジェンダ(日程)は、ワンワールド=世界監獄国家=世界人間牧場の実現であり。その世界国家の中での単一世界通貨の発行権の完全独占である。このことは、 コールマン著「300人委員会 凶事の予兆」の中で、キャシュレス(現金なし)社会、についての記述に詳しく説明されて居る。そこでは、現金(通貨)は廃止される。また厳重に禁止される。電子化されたカードの所有を、すべての人間(家畜人)は義務付けられる。その結果どう成るか。それはここでは説明しない。 「ワンワールド」の実現。これは、秘密にされたアジェンダではない。この二百年、何千回となく、イルミナティサタニスト世界権力の工作員、エージェントなどによって、公言されて居る。しかし、イルミナティのドレイ、家畜人としての日本の白痴化された自称エリートインテリ権力者階級には、それが見えないのである。(了) |
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1959回 2007(平成19)年2月16日 |
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1960回 2007(平成19)年2月17日 |
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1961回 2007(平成19)年2月18日 |
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1962回 2007(平成19)年2月19日 |
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1963回 2007(平成19)年2月20日 |
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1964回 2007(平成19)年2月21日 |
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1965回 2007(平成19)年2月22日 |
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1966回 2007(平成19)年2月23日 |
【「古代史サロン」が主催する「鹿島史学勉強会」のお知らせ】 |
1967回 2007(平成19)年2月24日 「古代史サロン」が主催する「鹿島史学勉強会」の、三月、四月の日程が発表され、筆者は、講師として招聘された。要項は次の通り。 三月勉強会 日 時 三月二十一日(水曜、春分の日)午後一時〜六時 場 所 前回と同じ 東京都調布市国領町2丁目5番15 調布市民プラザあくろす2F 市民活動センター(京王線国領駅北口歩一分) 講 師 太田龍 テーマ 幕末、維新と財閥、立法、司法、行政、とのしがらみ概略 鹿島史観と八切史観について 参加方法 事前にTEL/FAX 042(484)9191(携帯電話は 090・6049・3468) 参加費 千円(当日受付で) 四月勉強会 日 時 四月二十九日(日曜、昭和の日)午後一時〜六時 場 所 前回に同じ 講 師 太田龍 参加方法 前回に同じ 参加費 千円(当日受付で) テーマ (1)古代は奴隷化(現代奴隷強化論?)――鹿島史観 (2)現代は家畜化(奴隷進化論?) ―――太田龍史観 (3)明治維新とはなんであったのか。 (4)現代の権力構造と財閥 「鹿島史学の唯一の拠点、新国民出版社(事務所は東京都調布市内)を支援する会」は、一月二十七日付「時事寸評」で提唱され、一月二十九日、その結成趣意書を公表した。二月十一日の鹿島史学勉強会については、極力、その開催に協力し、六十五名の熱心な参加者を得て、盛況裡に行はれている。筆者と、「・・・・・・新国民出版社を支援する会」は、引き続き三月二十一日、四月二十九日の勉強会にも、全力を挙げて、その成功のために協力して行きたい。 参加申し込みは、042(484)9191(TEL/FAX)及び携帯電話 090(6049)3468 へ。 週刊日本新聞=日本義塾の電話 03(3813)7825でも受け付けます。 「鹿島史学ぬきに歴史を語ることは、空理空論に等しい」と、「古代史サロン」のホームページ上の案内にある。これはその通り。孝明天皇父子弑逆事件の隠蔽、大室寅之祐スリカエ明治天皇事件の隠蔽。この世界史上極悪の歴史捏造をタナ上げにして、何千万言、何百億言を費やしても、それは、すべて空理空論か、又は、売国奴的亡国的言動であるに過ぎない。日本民族有志の前出三月、四月の鹿島史学への参加を呼びかける。(了) |
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1968回 2007(平成19)年2月25日 |
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1969回 2007(平成19)年2月26日 |
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1970回 2007(平成19)年2月27日 |
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1971回 2007(平成19)年2月28日 |
(私論.私見)